アイドルって今どれくらいいるの?

アイドル戦国時代と言われる現在、アイドルの数は1万人以上いると言われています。多種多様なアイドルが出てきていますが、そもそも「アイドル」とはどのような人物のことを言うのでしょうか?この記事を読んでいる皆様は説明できるでしょうか?この記事では、「アイドル」について根本から説明していきます。

「アイドル」と言う言葉の意味とは?

そもそも「アイドル」という言葉の意味はなんでしょうか?

「idol」の言葉の意味は『偶像』です。では「偶像」の意味ですが、『木・石・土・金属などで作った人形で、中でも崇拝の対象になる物」という意味があります。(※世界大百科事典第2版より)
神や仏を型取り、人々が崇めるために使われていた物です。つまり一般庶民からは程遠い存在であり、神秘的で実在しない存在に使われていた言葉です。また「偶像」にはもう一つの意味があります。「あこがれや尊敬・妄信などの対象になっている人や物事」です。今のアイドルのやっていることを考えると、信仰するという程ではありませんが憧れや尊敬の対象になっているという意味では大きく変わっていない点ですね。特に現在では「アイドル」は「熱狂的なファンを持つ人」と定義されています。

「アイドル」という言葉ができ、浸透し始めた時代

語源はお分かり頂けたでしょうか。大きく元を辿るとここに辿り着きます。それでは時代の流れと共に「アイドル(idol)」という言葉がどのように使われるようになったのでしょうか。
芸能界では1960年代まで高い人気を誇る俳優や歌手のことを「スター」と呼ばれていました。「アイドル」と呼ばれるようになったのは1970年代と言われています。アイドルと言われ始めたのが1972年デビューのキャンディーズ、新三人娘(小柳ルミ子・南沙織・天地真理)らがパイオニアとされています。そこかから一気に女性アイドルという言葉が普及していき、1980年代後半で工藤静香、中山美穂、南野陽子、浅香唯の「女性アイドル四天王」の登場によりアイドルの地位が確立されました。

現代のアイドルにつながる2000年代のアイドル事情

時代は流れ、2000年代前半のモーニング娘。のブームからアイドルを目指す女の子が増えるようになりました。そして2000年代後半、AKB48、ももいろクローバーが登場し、アイドルが手の届かない、2.5次元認識から「会えに行けるアイドル」と3次元認識が出来るようになりました。特にアイドルを席巻したAKB48の登場は今のアイドルシーンにとって大きな影響を齎したでしょう。「毎日会えるアイドル」というコンセプトで2005年からスタートし、スタートは集客ができなかったものの、徐々にコンセプトが浸透し始め、2010年10月の発売「Beginner」でミリオン達成。そこからの活躍はみなさんの記憶にあるでしょう。

多角化したアイドルシーンにおけるアイドルの立ち位置とは

この時から様々なアイドルグループが誕生しました。今ベテランとされるアイドルも2011年、2012年に結成のアイドルが多いのもこの頃の影響を受けていることは紛れもない事実でしょう。様々なアイドルが増え、ファンにとってもアイドルが好きということが恥ずかしいことではなくなってきました。本格的楽曲を持ち、バンドにも負けないような楽曲を持つアイドル。ファッショナブルでお洒落さを醸し出すアイドル。このように多くのコンセプトを持つアイドルが増えてきました。現在、一般認知度も非常に高い乃木坂46ではモデルを輩出しています。
様々なシーンに登場するアイドルはもはや既成概念を超え、様々な活動をしています。しかし、昔も今も変わらないことは「手が届きそうで届かない」ということです。それはファンにとってもどかしさもありつつも、憧れを抱く。そんな状況が非常に気持ちが良いのだと思います。アイドルは”会うことでエネルギーを貰える存在”である。今はそんな印象を受けます。

現代アイドルとはどのような存在なのかを説く

多角化したアイドルシーンにとって歌って踊れる人はもちろんの事、様々なメディアやテレビに出ることもアイドルと定義されるのかもしれません。アイドルとは、我々が思う、”光の源”となる存在、そして”見ていて生きる糧”となる人々のことなのかもしれません。定義が難しくなってきた今、幅広い活動が出来るアイドルですが、その可能性は無限大で、「アイドル」かどうかを決めるのは自分次第なのかもしれません。自分にとっての”憧れ”、”愛情を注げる存在”それこそが「アイドルとは何か?」の答えなのかもしれません。

(文:セカイベ編集部)