GANG PARADE:【ライブレポート】ワンマンライブツアーBREAKING THE ROAD TOUR FINAL『MAKING THE ROAD』〜現体制最後の大熱狂ワンマンライブ〜

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GANG PARADE:【ライブレポート】ワンマンライブツアーBREAKING THE ROAD TOUR FINAL『MAKING THE ROAD』〜現体制最後の大熱狂ワンマンライブ〜

2018年1月20日仙台 CLUB JUNKBOX公演を皮切りに、全国8箇所で開催されたワンマンライブツアー「BREAKING THE ROAD」が、2018年2月23日(金)のマイナビBLITZ赤坂公演でラストを迎えた。当会場はGANG PARADEにとって史上最大規模であること、そしてGANG PARADEの現7人では最後のワンマンライブとなった(GANG PARADE アヤ・エイトプリンスとBiS カミヤサキのレンタルトレードが終了となるため)。
2018年2月20日(水)に発売された新曲「BREAKING THE ROAD」はオリコンデイリーランキング1位に輝き、GANG PARADEは大きな勢いに乗っている。今回の公演ではそんな勢いを象徴するかの如く熱い熱いライブとなった。その様子をレポートしていきたい。

2018年2月20日。少しずつ暖かい日が顔を見せる中、前日には大きく冷え込み霙が降るなど、まだまだ冬の名残が残っていた。この日も朝は雨が降り、少し寒さを感じさせられる気温だったが、マイナビBLITZでは多くの遊び人(=GANG PARADEのファンの呼び名)が詰めかけ、開演前から寒さに負けないほど熱量が見られた。

18:30過ぎ、GANG PARADEお馴染みの強い電子音が鳴るSEが流れ、ステージ中央からメンバーが登場。観客は「この時を待っていた」と言わんばかりの大きな歓声と拍手で7人を迎え入れた。

登場すると早速、「私たち、エンジョイプレイ、みんなの遊び場GANG PARADEです。宜しくお願いします。」と挨拶をした。
1曲目に披露されたのは「Beyond the Mountain」。クールな表情をしながらも力強いダンスは非常に見応え抜群。ユメノユアの感情の篭ったパワフルな歌声にスタートから大きく心を打たれた。大きなクラップが鳴り響く中で当楽曲のエモーショナルさを存分に魅せていた。

2曲目は特徴的な歌詞とゆらゆらとするダンスでダークな雰囲気を醸し出す「イミナイウタ」を披露した。個性が際立つダンスに見ている者は目を奪われてしまっただろう。特にココ・パーティン・ココは側転や大きなターンを魅せ、躍動感を存分に出していた。
また一人一人がキレキレのダンスソロを魅せたシーンでは大きな歓声が上がった。満員の会場の熱量が高くなっていく。

3曲目は大きな話題となったSUSHI SONGの「とろいくらうに食べたい」を披露。タイトルと良い意味でギャップがあるサウンドと躍動感あるダンスがこの楽曲の特徴ではあるが、面白かったのが、メンバー1人が丸くうずくまり、もう一人が上にのしかかる、まるでお寿司を体現しているような演出と、サビで箸で口に運ぶ振り付けが見られたことだ。まさしく『SUSHI SONG』。斬新な演出はギャンパレの一つの魅力と言えるだろう。

4曲目では疾走感があり、掛け声を一緒にすることで大きな盛り上がりを魅せた「Are you kidding?」を披露した。

その後MCとなった。一人一人の自己紹介を終えると、「今日は遊び人のみんな、隅から隅までみーーーんな笑顔で、楽しんで遊びましょう!踊る準備できてますか?声出す準備できてますか?それではライブは楽しんだ者が勝ちなので、最後まで一緒に楽しみましょう!」
とコメント。

セルフタイトルである「GANG PARADE」がコールされた。激しいロック調のサウンドに合わせてクールなダンスと激しいシャウトで会場を更に熱くさせた。アヤ・エイトプリンスのソロでは現7人の最後に対して気合いが入るかの如く力強い歌声を披露した。遊び人もバイクのハンドルを切るフリに合わせて「ブンブンブン」と掛け声し、一体感を高めた。

その後、綺麗な歌声とメンバーの笑顔が印象深かった「 I need you I love you I want you」、電子音とドラム音が強く感じられる、胸にズシンと響く「ペニンシュラ」、スピード感があり少しキュートでポップな楽曲に合わせて、大きなコールで盛り上がりを助長した「Happy Lucky Kirakira Lucky」、ゆったりとした曲調、歌詞に合わせたラフなダンスの「普通の日常」、スタートに横断幕「G」のロゴがカラフルに点灯し、7色の照明を象徴するような7人の歌声のハーモニーが綺麗だった「Barely Last」と続いた。

ここまでの楽曲において、これは筆者の感じたことであるため、正しいかは分からないが、”同じジャンル”の楽曲を数曲連続で披露ということはなかった。疾走感溢れる楽曲、しっとりした楽曲、ダークな雰囲気の楽曲、ロック調の激しい楽曲・・・と違うジャンルの楽曲を交互に披露していた印象があった。GANG PARADEは様々なジャンルの楽曲を持っているが、セットリストにうまく当てはめ構成していた。これにより見ている側に飽きさせず、常に新鮮な気持ちで楽曲を感じることができたのだろう。この工夫の仕方はライブに定評があるGANG PARADEの強みの一つだろうと思った。

ここでまたMCを挟んだ。キャン・マイカが「盛り上がっているかー!?」と声かけしようとするとテラシマユウカがそれを止めた。

テラシマユウカ「なぁ、お金欲しくない?」
キャン・マイカ以外のメンバー「欲しい!」
テラシマユウカ「今日なんかステージ上、お金の匂いがしない?」
ユイ・ガ・ドクソン「わかる。お金の匂いするよなぁ」
テラシマユウカ「アヤ?アヤちゃーん?ちょっとおいで。アヤちゃんさ、お金持ってるやろ?」
アヤ・エイトプリンス「持ってない」
テラシマユウカ「持ってる」
繰り返し
テラシマユウカ「知ってるで。八王子出身やん。八王子に大きい山一個持ってるやろ。」
アヤ・エイトプリンス「持ってない」
テラシマユウカ「(食い気味で)持ってる」
繰り返し
・・・・
テラシマユウカ「山持ってるから、タワーレコード八王子買収してさ」
アヤ・エイトプリンス「してない!」
テラシマユウカ「八王子駅も持ってるんやろ?山も持ってるしさ!」
アヤ・エイトプリンス「持ってない!!!」
テラシマユウカ「お金頂戴!」

ここでユイ・ガ・ドクソンの説明が入る。「アヤ・エイトプリンスの本名は徳川あや。江戸時代を築いた徳川家康の末裔。264年続いた徳川家康の財産をアヤが引き継いでるんやでぇ〜」
テラシマユウカ「ほらお金いっぱい持ってるんやろ?」
ここでキャン・マイカが割って入る。
「ライブなんだからさ、お金どうでもいいよね?」とメンバーに聞くが、ほぼ全員が「お金が欲しい」と回答。キャン・マイカは「ライブってさ、きてくれてるみんなの笑顔があればそれだけでいいじゃん!」と言うと「それは優等生アイドルだよ」とツッコミを受ける。
ユイ・ガ・ドクソンが「無理してるやろ!?」というと、キャン・マイカは「無理してないもん!マイカ、アイドルだもん〜!」と話すとアヤは「アヤプリはマイカに賛成だな〜!」と同意。
ここでマネージャーが登場。「マイカさんはアイドルです。優等生のアイドルです。どんな格好をしようともお金がなくとも、お客さんのことを考え、お客さんの笑顔が栄養のアイドルです。例えどんな格好をしようとも例えどんな辱めを受けようともマイカさんはアイドルです。」
キャンマイカ「はい。私はアイドルです。」
マネージャー「そうですよね。ではこちらをお被りください」
と会話をするとマネージャーからパンストが渡された。そしてここのまま「WE ARE the IDOL」のイントロが流れ始めた。これはギャンパレ恒例となっているコントである。

大きな笑いを挟んだ当MCのあとは、キャン・マイカが顔にパンストを被ったまま「WE ARE the IDOL」を披露した。

しっとりとしたバラードをなんの変哲もなく綺麗な歌声で歌い上げた。楽曲の披露を終えるとパンストを脱ぎ、「こんなことされてもマイカはギャンパレが大好きだーーー!!」とギャンパレへの愛を叫んだ。そのままファンと一緒に歌う「UNIT」を披露した。

その後、歌詞を振り付けで表現する「3rd FLOOR BOYFRIEND」、リズミカルなサウンドに合わせた美しいダンスの「sugar」、激しいダンスで遊び人を魅了した「QUEEN OF POP」、手を天に突き上げ、より一体感が増した「WINTER SONG」と続いた。

キャン・マイカが大きな煽りを行い、17曲目のTIEを披露した。サビでは大きなジャンプのフリで観客も同様にジャンプで応えた。本編もラストスパートになった。

18曲目では、サビで疾走感溢れた勢いのあるサウンドに合わせて、体全体を目一杯使った激しいダンスの「pretty pretty good」、19曲目では、一人一人の歌唱が綺麗だった「CAR RADIO」を披露した。

そしてステージ全体を使い、サークルになって大きく回るという迫力のあるダンスと、曲中の『BODY&7SOUL』を合唱した「FOUL」を魅せ、本編は終了した。

メンバーがステージを後にすると、すぐにアンコールがかかった。アンコールは「まだ足りなーい!!」とコールされ、数分後、メンバーが再登場した。ここでお知らせを挟んだ。

4/17にZepp Diver City公演が行われること、5/29に新曲「GANG 2」がリリースされることが発表され、遊び人からは大きな歓声が飛んだ。詳細はHP等で発表されるとのことだ。

ユメノユアから「新曲やります。」とアナウンスされると、2/20にリリースされ、現7人最後のシングルとなった「BREAKING THE ROAD」を披露した。メロコア調の楽曲に力強い歌声、ターンやフォーメーション変更を多く行う、圧巻のパフォーマンスで観客を虜にした。そして歌詞の「Looking for・・・」では一緒に歌唱も行い、盛り上がりはまだまだ続く。

そして当公演最後の1曲はGANG PARADEの代表曲とも言える「Plastic 2 Mercy」。この曲名がコールされると遊び人は待ちわびてたように大きな歓声が沸いた。
Bメロではメンバー、メンバー観客共に肩を組み、左右に移動。超満員の会場の観客全員が左右に移動したため、観客が波を打ち、会場が揺れているようだった。サビでは大きく手を天へ振り上げ、この日最高潮の盛り上がりを見せた。最高の熱量と盛り上がりと共に当公演は幕を閉じた。1秒たりとも目を外せなかった今回のライブは、遊び人も満足そうな顔を浮かべており、それが結果の全てを物語っているのではないだろうか。

GANG PARADEは楽曲の豊富さ、パフォーマンス力の高さ、メンバーのチームワークが随所に見られる。一回ライブを見てしまえば、その魅力に取り込まれてしまうこと間違いない。

この7人での最後のワンマンライブは大成功を収めた。アヤ・エイトプリンスはBiSに戻ってしまうが、彼女がGANG PARADEとして一緒に積み上げた物は大きなプラスになっただろう。この経験はBiSでも活かしてもらいたい。そしてBiSから戻ってくるカミヤサキが再び加入することでどんな化学反応をもたらすのか、非常に期待が持てる。GANG PARADEの勢いは本物だ。今後、彼女たちがどのように『MAKING THE ROAD』していくか遊び人は楽しみでならないだろう。彼女たちの今後の動向に目が離せないーー。

(文:セカイベ編集部 石山 喜将 / 写真:名和 洋助

【セットリスト】

1. Beyond the Mountain
2. イミナイウタ
3. とろいくらうに食べたい
4. Are you kidding?
MC
5. GANG PARADE
6. I need you I love you I want you
7. ペニンシュラ
8. Happy Lucky Kirakira Lucky
9. 普通の日常
10. Barely Last
MC
11. WE ARE the IDOL
12. UNIT
13. 3rd FLOOR BOYFRIEND
14. sugar
15. QUEEN OF POP
16. WINTER SONG
MC
17. TIE
18. pretty pretty good
19. CAR RADIO
20. FOUL
-en-
MC
21. BREAKING THE ROAD
22. Plastic 2 Mercy

【フォトギャラリ(全23枚)】

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2018-02-26T18:51:14+00:002018年 2月 26日|Categories: GANG PARADE, ライブ・イベント情報|