【詳細ライブレポート】GANG PARADE:REBUILD TOUR FINAL『再構築(=REBUILD)した先の続きはもっと大勢で見たいな』【ハルナ、ユユ、ミキ、月ノMC、コントシーン全文掲載】

【詳細ライブレポート】GANG PARADE:REBUILD TOUR FINAL『再構築(=REBUILD)した先の続きはもっと大勢で見たいな』【ハルナ、ユユ、ミキ、月ノMC、コントシーン全文掲載】

『みんなの遊び場』のキャッチフレーズで活動している、WACK所属のグループ「GANG PARADE」は、4/17 Zepp Diver City(Tokyo)公演で9人の新体制をお披露目し、そこから全国9カ所を巡る『REBUILD TOUR』を7月からスタートさせた。新体制によるGANG PARADEの「REBUILD(=再構築)」を目的とした当ツアーは、各地で大きな盛り上がりを見せた。またGANG PARADEは9/11には最新シングル『CAN’T STOP』をリリースし、オリコンデイリー1位に輝くなど、再構築をしながら、着実に勢いをつけている。そして、約3ヶ月の当ツアーは9/20、ZEPP TOKYOでの公演にてファイナルを迎えた。そんなギャンパレがこの公演どのように「REBUILD」をクロージングしたのか。今回はその様子をレポートしていく。

開演に先立ち、GANG PARADEの所属事務所、株式会社WACKの代表、渡辺淳之介が登壇。ライブの諸注意と共に、「GANG PARADE REBUILD TOUR FINAL楽しんで行ってください!」と話すと客席から大きな歓声が飛んだ。

いよいよ開演となった。メンバー登場の前にステージのモニターからメンバーのファイナルに掛ける意気込み、GANG PARADEのこれからについて語ったムービーが流れた。
そしていつもの通り、OPSEが流れると、観客から大きなクラップが。温かい歓声、手拍子に迎えられ、9人のメンバーが登場した。登場して早々、「エンジョイプレイ、みんなの遊び場、GANG PARADEです!」と挨拶すると、楽曲披露となった。

1曲目は「FOUL」。スタートから9人のメンバーの笑顔、楽しそうな様子が光っていた。そしてサビでは腕を大きく上にあげ、左右に揺らすフリを観客も同様にフリコピし、大きな盛り上がりを見せた。この曲のポイントの一つである「BODY & 9SOUL」もメンバー、遊び人(=GANG PARADEのファンの呼称)と一緒に歌い、すでに一体感が生まれていた。

2曲目は迫力のあるダンス、特にサビのえび反りが特徴の「pretty pretty good」、ダンスや歌い方に中国テイストが存分に取り入れられ、力強いパフォーマンスを魅せる「来了」と続いた。

1回目でのMCでは自己紹介を行った。特にユイ・ガ・ドクソンは「ユイ・ガぁぁぁぁぁ〜〜〜・ドクソンです!」と間を大きく伸ばし、特徴のある自己紹介を行っていた。またハルナ・バッ・チーンが改めて「本日は、REBUILD TOUR ZEPP TOKYOにお越し頂き、ありがとうございます!」と感謝の意を述べた。そして続けて「今日、お仕事終わりに来てくださった人?」、「学校終わって来てくれたって人?」、「地方から来てくださったって人?」、と観客へ質問攻めをしながらも、更に盛り立てていた。そして「たくさんたくさんありがとうございます。では、今日、ZEPP TOKYOの会場、GANG PARADEを楽しみにしてきたよってっていうみんなー!9/20の今日、ここではGANG PARADEとみなさんで遊ぶ時間です。最高の遊び場をみなさんと私たちで作り上げましょう!・・・3rd FLOOR BOYFRIEND」と、意気込みと次の曲がアナウンスされた。

猫耳を頭の上で再現したり、前かがみになったりと可愛い振り付けを魅せ、それに合わせ観客も『にゃー』とコールする「3rd FLOOR BOYFRIEND」、最新シングルのc/w曲で、ミュージカルショーを彷彿とさせるようなダンスが楽曲にマッチしている「RATE SHOW」、スピード感あふれるサウンドに合わせメンバーが全身を大きく広げるフリを行い、負けじと観客も大きくフリコピをしていた、盛り上がり必至の「Happy Lucky Kirakira Lucky」、こちらも疾走感溢れるサウンドに表現豊かなメンバーの歌唱が輝いた「QUEEN OF POP」と続いた。

連続でパフォーマンスした後、テラシマユウカが話し始めた。

テラシマユウカ「本日はZEPP TOKYOにお越し頂き、ありがとうございます。私たちにとって、あなたはずっと一番の支えであり、これからも大きな希望です。今日この瞬間が明日からの希望になれたら。そしていつか人生を振り返った時に、心に残る日になれたら・・・I need you I love you I want you」

思いを語ったと共に、次の曲「I need you I love you I want you」の披露となった。
「I need you I love you I want you」では、全員がユメノユアを手で囲ってスタートした。ユメノユアが感情の篭った歌唱を見せると、月ノウサギもクールな表情で強く歌い上げる。
テラシマユウカが代弁したGANG PARADEの皆の気持ちがこの楽曲に乗って観客へと届く。そんなメッセージに心が打たれた。

次の「sugar」では、ハルナ・バッ・チーンが楽しそうにノリノリで歌い、踊る。
スタートからそうだったが、ハルナ、月ノの新たに加入した二人が成長した姿を存分に見せていた。二人の存在感に負けじと、先輩のカミヤサキも圧倒的なパフォーマンスを魅せ、全員を引っ張っていった。このツアーを通して、新旧メンバーを融合させ、9人として更に成長したGANG PARADEを見せていた。

「走る!!」では9人の歌声のハーモニーが響き渡り、会場を更に熱くさせた。その後、GANG PARADEの恒例のコントコーナーとなった。

<コントコーナー>

ユイ・ガ・ドクソンが「モテたく無い?」というと、テラシマユウカとココ・パーティン・ココが共感し始めた。
するとユイ・ガ・ドクソンが更に「めっちゃ、モテたーい!」と願望を話す。メンバー全員もモテたいと言い出し、駄々をこね、「モテたい」コールまで起こる状態に。
そんな状況を見かねたハルナ・バッ・チーンが、「ZEPP TOKYOを埋められないくらいだから、モテるのにはまだ早いかもしれないよね。」というと、会場がざわつき、拍手が起こった。

カミヤサキが冷静になり、「私たちの実力不足だよね。これから頑張ろうよ。私たちは止まらない。」と言い聞かせる。するとここで、どこからか悪口が聞こえる・・・・。そして気がつくと、月ノウサギがいない。みんなで探し始めると、「ちょっとほっといてもらっていいですか?」と拗ねた月ノウサギの声が聞こえた。
「どーせまたパンスト被せられるんでしょ。本当に嫌なの。」
※以前のツアーまではキャン・GP・ウンチがパンストを被っていたが、REBUILDツアーから月ノウサギが被ることになった。

それをパンストの先輩のキャン・GP・ウンチが宥める。メンバーも「ZEPP TOKYOの舞台で被せたりしないよ!」
キャン・GP・ウンチ「それだったら、ウンチが被るから!」
ハルナ・バッ・チーンが月ノウサギを連れてくると、改めて、ウンチが被ると説得する。
月ノはあっさりと「いいんですか?」と代わってもらうように頼む。その後、強烈な一言を月ノが言い捨てる。

月ノウサギ「私、ウンチさんみたいに女捨てて無いんで。」
ウンチは唖然とした表情。会場は湧き上がる。するとハルナが怒り、強烈なビンタを月ノにする。
ハルナ・バッ・チーン「ウンチさんの気持ち考えたことあるの!?ウンチさんがどんな気持ちで、パンスト被るって言ってくれたのか!」
・・・・
「ウンチさんはね、ウンチさんはね!パンストを被るのが好きなの!!普段から被ってるの!パンスト大好き芸人なの!」

月ノウサギはその言葉に申し訳なさを感じ謝罪する。
月ノウサギ「ウンチさんがパンスト被るの好きって知らなくてすみません!女捨ててたと思ったのに違くてすみません!パンスト芸人ってこと知らなくてすみません!」

ウンチはこれに対して全部否定。月ノウサギはずっと謝りっぱなし。そして遂にはウンチが大激怒。「おい。月ノにパンスト被せっぞ。マネージャーパンスト持ってこーい!」

結局、月ノウサギがパンストを被ることになり、コント終わりに行う曲、「WE ARE the IDOL」のイントロが流れ始めた。こんな自虐あり、いじりありの展開の読めない、笑いを誘うコントはGANG PARADEのライブの魅力の一つだ。

そしてパフォーマンスに戻った。
「WE ARE the IDOL」では、みんながしっとりと気持ちが篭った歌唱を見せながら、月ノウサギがパンストを頭に被った状態で歌うのが面白く感じた。尚、月ノウサギは次の曲でもパンストを被ってパフォーマンスした。

「BREAKING THE ROAD」、「イミナイウタ」、「GANG PARADE」と高い熱量を発するナンバーを連続して披露していく。
そして再度、MCとなった。ここでヤママチミキが話し始めた。

ヤママチミキ「今日ですね、7月から回ってきたこのREBUILD TOURのFINALをこんなにたくさんの遊び人のみんなと迎えられたことが本当に嬉しいです。ありがとうございます。ここまでくるのにとても時間がかかってしまったんですけど、やっとこのZEPP TOKYOというこんなに大きなステージに立たせてもらえるくらいの存在になれたのはみんなのおかげです。本当にありがとう。でも私たちが目指している場所はもっと先で、まだ見たこと無い景色をもっと、もっと沢山の遊び人のみんなと見ることです。そのためにはあなた達の力が必要です。今日、ここに来てくれた誰か一人でも欠けてしまう未来は絶対に嫌だし、そんな未来は絶対に想像したく無いです。みんながいるおかげで私たちはこうして、ステージに立つことができています。そんなみんなに私たちができることは、GANG PARADEの楽しくて、カッコよくて、可愛くて綺麗で。そんな素敵な曲達を届けることだと思います。それをみんなに届けて、みんなの活力になったり、みんなが笑顔になってくれたり元気になってくれてりすることが私たちのできることだと思います。だから、私たちはみんなに最後まで届くように歌います。」

GANG PARADEとしてみんなにどのように還元できるか、よく考えたことをヤママチミキが代表して話すと、観客から大きな拍手が起こった。そんな気持ちを持って、「Beyond the Mountain」を披露した。この曲の歌詞「この旅を続けたのなら 何がしたい ずっと きっと もっと笑顔見せられるから この歌をつづけていられたのなら 今よりも誰よりも高く」は山は一人では超えられない、だからみんなと一緒に高みを目指せば、その先できっと笑顔を見ることができるはず、というメッセージをパフォーマンスを通して表していた。これはヤママチミキの話した言葉をそのまま示しているようだった。

そんな素敵な気持ちの篭った曲を披露し終えると、こちらも今の「GANG PARADE」を表す、新アンセム曲になりつつある「GANG 2」を披露。メンバーの高みを目指すという意気込みを拳に乗せ、天へと突き上げる。遊び人も同意するかのように同様に行う。全員が「GANG PARADE」を作りあげているのだと痛感した。

その後は「UNIT」、GANG PARADEの昔から代表曲の「Plastic 2 Mercy」と続いていった。「Plastic 2 Mercy」はメンバー、遊び人同士が肩を組み、左右に揺れる様子は変わらず圧巻だった。

本編最後は、「Barely Last」で締めた。

すぐに「まだ足りない」とアンコールが起こると、再びメンバーが登場。ここで告知が入った。
告知内容は2つ。

①12/11、この日行われた「REBUILD TOUR FINAL@ZEPP TOKYO」がブルーレイで発売
(GANG PARADEとして、映像作品のリリースは初)
②2019/1/8 アルバムリリース決定。タイトル「LAST GANG PARADE」
(9人として初のアルバムリリース)

アルバムタイトルの「LAST GANG PARADE」と発表された時、観客から驚きと少し不安な声で会場がざわついたが、この詳細に関してはまだ明かされていない。どういう意味を持つのかは、発表があるまで待とうではないか。

そして最後に月ノウサギが一人で話し始めた。

月ノウサギ「改めてこのZEPP TOKYOにお越し頂いてありがとうございます。4/17に私とハルナはZepp Diver City(Tokyo)でギャンパレに加入させて頂いたんですけど、私はそこで7人のGANG PARADEを壊したと思っています。壊すことは全部悪いことではなくて、私たちの入る意味でもあったと思うんですけど私は壊したくなかったものも壊しました。GANG PARADEを壊したように感じて、自分の入った意味を見失いそうになった時もありました。だからこのツアーのタイトルの言葉通り、『REBUILD』。7人が、今までGANG PARADEに携わってくれた人が築きあげてくれた物を取り戻しながら、9人の新しい最高のGANG PARADEを作る、それがこのツアーの、私にとっての『REBUILD』でした。そして今日が最後の『REBUILD』です。このツアーを経て、私は一つ確かな思いを抱くことができました。全部投げ出したくなったり、普通とはほど遠い日常に苦しんだり、正直、パンストを被ることは怖くて、本当に嫌だった時もあるんですけど、それには全部意味があって、その意味に気付かされたのは紛れもなくメンバーのみんなのおかげでした。その意味に気付かせてくれた、この9人のGANG PARADEが本当に大好きです。だから9人のGANG PARADEと今ここにいる遊び人のみなさん、そして未来のもっと大勢の遊び人のみなさんと一緒に、私は永遠に『BODY & 9SOUL』を叫んで居たいです!自分と同じくらい大事になってくれたGANG PARADEのために私はずっと永遠を願い続けたいです。最後にありきたりだけど、くさい言葉を言わせてください。こんなに愛しい場所を一緒に作りあげてくれて今日は本当に本当にありがとうございます!続きはもっと大勢で零れ落ちそうなほどの幸せを手にできますように。」

新たにグループに加入するということは、個人にとっても、グループにとっても0からのスタートだ。そして特に新たに入った側にとっては今まで不安な要素は多く、それが重荷になってしまうこともある。しかし、月ノ及びハルナはその重荷を、このツアーを通して、GANG PARADEへの愛へと変化させた。この変化によって、”それ”は確固たる物となり、強い思いへ昇華させた。そんな思いを胸に、REBUILDの最後へと移った。

この公演の最後の曲は9/11にリリースされた「CAN’T STOP」。GANG PARADEとしての更なる高みは、携わる全ての人と一緒に見たい。そんな気持ちが込められたこの楽曲は「REBUILD」を経た、GANG PARADEの出した答えなのかもしれない。メンバー全員が団結してこの曲を丁寧に歌っていく。スクリーンにはメンバーの子供の頃の写真が映し出されなんともエモい風景となった。ファンもサビで左右の人と手をつなぎ、フリをする。最後の最後まで団結し、素晴らしい景色となり、ツアーファイナルは幕を閉じた。

4/17の新体制お披露目から約5ヶ月、GANG PARADEは再構築を試みた。そしてこのファイナルを持って、再構築に成功した。それだけでなく、今まで以上に良い物を掴んだ。これはかけがえのないものだろう。「CAN’T STOP」で歌うようにこれからもこの歩んでいく道の”続き”をGANG PARADEは見せてくれるだろう。そしてそれはもっともっと多くの人と一緒に見たい。GANG PARADEのドラマはまだまだ終わらない。この先の”続き”はもっともっと素晴らしいものだろう。

【セットリスト】

1.FOUL
2.pretty pretty good
3.来了
MC
4.3rd FLOOR BOYFRIEND
5.RATE SHOW
6.Happy Lucky Kirakira Lucky
7.QUEEN OF POP
MC
8.I need you I love you I want you
9.sugar
10.走る!!
MC(コントコーナー)
11.WE ARE the IDOL
12.BREAKING THE ROAD
13.イミナイウタ
14.GANG PARADE
MC
15.Beyond the Mountain
16.GANG 2
17.UNIT
18.Plastic 2 Mercy
19.Barely Last

-アンコール-
MC
20.CAN’T STOP

(取材・文:セカイベ編集部 石山 喜将 / 写真:名和 洋助

2018-09-27T20:14:17+00:002018年 9月 27日|Categories: GANG PARADE, ライブ・イベント情報, リリース情報|