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【ライブレポート】CUPIDOLIC 2ND ONEMAN LIVE -1mm ahead-|22.03.27開催:クピドリック

【ライブレポート】CUPIDOLIC 2ND ONEMAN LIVE -1mm ahead-|22.03.27開催:クピドリック

メンバーが語る【覚悟】。だが会場はなぜか爆笑に?!

そしてYURIから「先ほどね、1mm ahead、ライブタイトルは【覚悟】の意味でもあるとお話したんですけれども、3人それぞれ覚悟を持って取り組んできました!そんな想いだったりを含め挨拶をさせていただきます!」とワンマンライブならではのメンバー毎のコメントのコーナーへ。クピドリアンズは一度座って彼女達の言葉をじっくり聞きこんでいく。

まずYURIから、「まずは今日という日をここで一緒に過ごしてくれて、この場を選んでくれて本当にありがとうございます!私の【覚悟】は、なんだろーって考えたけど、やっぱりCUPIDOLICが私の全てだっていう答えが出ました。私はCUPIDOLICを守り、私の全てを賭けてCUPIDOLICを背負って、これからもCUPIDOLICとして駆け抜けていきたいなって思っていて。とにかくこの二人(MOMOKO・ASKA)が大好きなんですよね!本当にCUPIDOLICが大好きで。昨日のことのように覚えてるんですけど、1周年ライブだった日の夜にお酒飲んでたのもあるんだけど、3人で手繋ぎながら泣いたんですよ。『ずっと一緒にいようね』って言って。私とMOMOKOはすぐ泣くからわかるんだけど」と感動のエピソードを語っている最中にASKAが「あったっけ?」と覚えてない様子。YURIが「あったよ!」と返すと会場は爆笑へと包まれる。こうしたASKAの天然さにお姉さん的立場でもあるYURIとMOMOKOは癒され、そして高め合っていけるのだろう。

続けてYURIは、「泣き虫さんとは言え、うちらの前でなかなか涙を見せないASKAが一緒に泣いてくれて、私はこの二人を絶対守っていきたいし、傍にいたいって思ったんですよ。覚えてない?悲しい」と、それでもASKAは笑いながら思い出せないようだ。

「そんなこともあってずっと一緒にいて、私思うんですけど、この3人が同じクラスにいたらここまで仲良くなってないんですよね。性格が微妙に違うんですよ。ここ(YURI・MOMOKO)がめっちゃ適当なところがあって、ASKAは真面目な子だからうちらは嫌われるよね」と語っているときも大きく頷くMOMOKOとASKA。

「そんな友達にはならなかったかもしれない3人が集まって、同じグループで同じ方向を向いてやっていけていることが凄く幸せなことだなって思っていて。私たちはアイドルとしてグループとして、描いている理想とかが同じなんですね。だから性格が違くても、お互いのことをわかっているし、相手のことを理解してフォローしてあげたりだとか、成長出来るところは伸ばしてあげたりだとか、お互いのことを凄く考えるんですよ。・・・・・全然台本にないこと言ってる私(笑)」と少し脱線してしまったようだが、MOMOKOが「好きなように」とフォローし、今YURIが言っていた通りに、きっと気持ちが高ぶって予定よりも多く喋っているYURIの熱い想いを聞くために優しく声が掛けられた。

続けてYURIは、「そんな想いがありまして、私の【覚悟】はCUPIDOLICは私の全てだなって思うんですけど。私たちは普段から “カッコイイ” も “カワイイ” も見せるって言ってるんですけど、これってなかなか難しいことだなって思って。こんなに顔のカワイイ私たちがね、バチバチなロックもしっかり見せるし、はたまた王道アイドルソングもしっかり見せるし。だから私は、 “CUPIDOLIC” っていうジャンルのアイドルとして、そのジャンルを確立していきたいなって思います。これが私の【覚悟】であり、【目標】だなって思います!そして今日はみんな来てくれてありがとうございます!これからも笑うときも泣きたいときも、辛いときも幸せなときも、全部一緒に同じ景色を見ていけたらなと思います。みんなが辛いときに寄り添える曲を、そして背中を押してもらいたいときには元気が出る、そんな曲をこれからも披露していけるように目いっぱい頑張っていきます!今日は本当にありがとうございました!」と語り深々とお辞儀をする彼女に、会場からは大きな拍手が送られた。グループやメンバー、今いる環境に感謝の気持ちを人一倍持ち、その環境を守りつつ、更なる高みを目指すんだという彼女の強い【覚悟】を感じたコメントだった。

続いてASKAが語る。「今日は集まってくれてありがとうございます!今まで一人ずつのMCで『何話そう?』って考えたことなかったんですけど、今日は初めて長文のメモを書いたんですけど全部忘れました」と出だしからASKAらしさのあるコメントで再び会場は大爆笑に包まれる。

「思い出しながら話します。私は大学生との両立があって1月~3月って凄い忙しい時期だったんですよ。クピドのことに全力で集中したいけど、やらなければいけないことが1日に4つあるって日々がずーっと続いてて。頑張りたいのに頑張りきれない、全力を注ぎきれないことにもどかしさを感じてました。だけど全部のことに全力を注ぐことが大事なことかなって思ってます。学業や少しコロナにかかって休んじゃったときに『このままいなくなっちゃうんじゃないか』って憶測が飛び交うことが正直悔しかったです。私の【覚悟】は、この芸能界、アーティストとかアイドル、女優とか自分が輝けるところで活躍して、ご飯を食べていきたいっていうことが私の人生において一番の目標です。だから生半可な気持ちでCUPIDOLICをやっているわけじゃない、ということをここで、もう一回みんなに【覚悟】として伝えたいなと思いました。これからも本気で、全力で【覚悟】を持ったCUPIDOLICと一緒に進化していきましょうっていうことを伝えたかったです」と忘れていたとは思えないほど、彼女の強い意思が伝わる言葉だった。アイドルはこうして応援してくれるファンがついてきてくれ、その場の一瞬一瞬で輝きを放ち人々を魅了していく華やかな世界である反面、終わるときはとても儚くあっという間に記憶からも薄れていく存在だと思う。彼女は、今の活動の更に先を常に見据え、学業も全力で取り組むことで、自分自身の成長やその強い意思がブレないように負荷をかけてまで、「目標」のために突き進もうとしているのだろう。笑顔で語る彼女だが、言葉の一つ一つには重みもあり、現場にいたクピドリアンズの心も大きく動いたのではないだろうか。とても長く、エールを送るように拍手が鳴り響いた。

最後にMOMOKOも今日来場してくれてクピドリアンズへ深々とお辞儀をし、お礼の言葉を伝える。「CUPIDOLICに入って初めてお休みをしてしまった期間がありまして。あのときはご心配をおかけしてすいませんでした。んーと・・・自分のことをコントロール出来なくなってしまったんですよ。そのときに織田澤さん(プロデューサー)といっぱいお話をして、復帰する日の前日にお話したときには、2nd ワンマンライブのタイトルが決まったとおっしゃってて、【覚悟】にすると。それで外山さんが私たちの “想い” とか “言葉” を曲にしてくださって「1mm ahead」が生まれました。そのときに凄いご心配とご迷惑をかけてしまったし、傍にいてくれる人たちがたくさんいるのにも関わらず、なんでこうなってしまったんやろうと自分でもわからなくなっちゃってたんですよ。そのときに織田澤さんがかけてくれた言葉が、『これまでMOMOKOが長年やってきたことが無駄になっちゃうんじゃないの?』って言って下さったときに、『これじゃダメだ』って戻ってこれたんですよ、気持ち的に。そのときに『このままじゃダメだ』と自分を奮い立たせることが出来ました。自分のために頑張れないなってときは、周りの人たちのために頑張れば進んでいけるのかなって思ったし、一緒に頑張りたいと思える仲間にも出会えたし、スタッフやみんなもそうだし。こんなにも応援してくれる人たちがいるから、まだまだ止まってちゃダメだなって思って。今はそういう気持ちです。」と言葉を慎重に選びながらも、彼女らしく丁寧に今の想いを伝えていく。続けて、「1mmって良いよね(笑)大きい目標を目指していくと思うんですけど、”今” を大事にしていきたいなって、CUPIDOLICらしいなって思ったんですよ。『3歩進むけど、2歩下がる』みたいな、でもそれって『1歩』進んでて。みんなでちょっとずつ、ちょっとずつで良いから、自分たちのペースで走っていきたいなって思ってます。さっき映像でも出たと思うんですけど、ZAWA FESのメインステージも決まってますし、@JAMに向けても、一つ一つの目標を頑張っていけば次に繋がっていくと思ってますので、これからもCUPIDOLICをどうぞ宜しくお願いします!」と、最後に改めてお辞儀をして感謝を伝えた。地道な前進は、「アイドル」という華やかな世界において、時に辛く寂しくなるときもあると思う。日々多くのアイドルが誕生と消滅を繰り返し、周りを見てしまうと自分たちも本当に前進しているのかわからなくなるときもきっとあるだろう。それでも休養期間にたくさん悩み、自分なりの答えを見つけたMOMOKOは、1年後には365歩進んでいるだろうし、それを追ってYURIとASKAも前へと進んでいることだろう。彼女の言葉はアイドルとして活動する彼女達だけでなく、私たちの人生においても置き換えて考えることが出来る言葉で、この記事を通して考える機会になる人もいるだろう。

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筆者のプロフィール

山本 智貴

初めまして、山本智貴です。私自身も芸能活動をしながら「セカイベ」にて様々な芸能関連事業に携わっています。代表より「お前も記事を書け」とお達しがあったため、不慣れではありますが頑張って執筆していきます。是非記事を読んで頂き、感想を頂けたら嬉しいです。

今後現場に足を運ぶ機会増えると思いますので、お気軽にお声がけください!

Twitter:@tomotakakuuun11

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