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全国ツアーのファイナル地となったZepp Shinjukuで、8年間のアイドル人生に終止符を打った藤沢泉美(SAY-LA)。彼女が卒業公演を通して伝えたこと。:SAY-LA
藤沢泉美がSAY-LAの卒業を宣言したのが、2023年4月のことだった。あえて卒業までの期間を長く設けたのも、SAY-LAを通した8年間のアイドル人生を支えてくれた国内外大勢の人たちと、目の前で『さよなら』の挨拶をしたかったから。熱狂的なSAY-LAファンの多いタイや香港でもワンマン公演を行えば、昨秋には、藤沢泉美にとっての卒業作となったシングル『青春イグノランス』をリリース。同作品を手にした全国ツアーを通して、各地のファンとも最後の交流も続けてきた。そして‥。
同ツアーのファイナル公演であり、藤沢泉美のアイドル人生のフィナーレを飾る卒業公演〖SAY-LA ワンマン @ Zepp Shinjuku 青春イグノランス ツアーファイナル 約束の継承 -藤沢泉美卒業SP-〗」が、1月16日にZepp Shinjukuで行われた。場内を埋めつくした人たちが、藤沢泉美との別れを惜しんでいた。その日の模様を、ここへ記したい。
『MARIA』のSEに乗せて新衣装姿に身を包んだメンバーらが舞台へ登場。それぞれが手でハート型のポーズを作ったところで、彼女たちと観客たちとの心と心の距離を一気に縮めるように、『運命マグネット』が流れだした。舞台前へ8人が一斉に駆け出し、ライブはスタート。メンバー同士が互いの顔を見合せ、惹かれあうように歌えば、彼女たち自身が会場に足を運んだ人たちへ向けて「好きだよ、好きだ」と歌いながら、互いの心のS極とN極を一気にくっつけた。この日はとくに、メンバーも観客たちも、互いに0距離で感じていたかったというのが本音だろう。「運命だね」のセリフを椎名ここが発言。その愛らしい言葉と仕種にも、運命を感じた人たちも大勢いた?
メンバーらは『愛呼吸』でも、少し照れた仕種を浮かべ「大好きだよ 大好きだよ」と、今の自分たちを支えてくれる仲間たちへ向けて感謝の想いを伝えていた。いや、この日に限っては、卒業をする藤沢泉美へ向けても、ここまでグループを先頭に立って牽引してきたことへの感謝の気持ちも込めて歌っていた。
SAY-LAがシリーズ化して歌い続けているパスタシリーズ。飛びだしたのが、最新曲の『永遠ナポリタン』。この日にこの曲を聴くと、「程よい距離感で寄り添ってくれる」などの歌詞が、SAY-LAを支えて続けてきた藤沢泉美とメンバーたち、そして、SAY-LAを応援してきた人たちとの関係性にも見えてきた。だからメンバーらも素直な気持ちで「君が好き」と歌えば、「いつまでも大切な人」の歌詞も、この日ばかりは、藤沢泉美自身へ向けて歌っていたとも想像する。
「今日は、ここを日本で一番熱い場所にしましょう」(咲山しほ)の言葉も嬉しい。『YES、肯定ペンギン』も、SAY-LAが未来へ歩み続けるうえでの道標になってきた楽曲だ。けっして起用な歩き方ではない。むしろ、いろんなグループよりも不器用な進み方をしてきた。でも、「僕は小さく弱いけど 共に寒さ耐えられるたくさんの仲間がいる」の歌詞通り、本当に信頼を寄せてくれる仲間たちと一緒に、SAY-LAはここまでの景色を作りあげてきた。その間に、躍進しては躓いてを何度も、本当に何度も繰り返してきた。それでも、必死にピョコピョコと明日へ向かって歩き続ける彼女たちの背中を応援し続ける人たちが途切れずにい続けたことが、今の自分たちを築いている。メンバーと観客たちみんなで満面の笑顔を浮かべ、思いきりタオルを振りながらはしゃぐ姿を見ていると、互いに支え、歩み続けてきたその姿がとても愛おしく見えてきた。
彼女たちは、「3000年に一度の正当派アイドル」を掲げ、今も活動を続けている。何を正統派と捉えるのかは人それぞれだろう。でも、たくさんの苦悩や葛藤、苦労や挫折を味わいながらも、何があっても笑顔で「大好き」な気持ちを届けてゆく。その姿勢こそ、SAY-LAにとっての正当派なスタイル。手を大きく左右に振り『3000年に一度のハピネス』を歌う姿を見ながら、その想いを強く感じていた。ここで、パスタシリーズの『ボロボロ・ボロネーゼ』と『黒歴史イカスミパスタ』を立て続けに歌唱。SAY-LAの持ち歌の中でも人気のシリーズだけに、やはりワンマン公演には欠かせない。切ない想いを吹き飛ばすように力強く歌った『ボロボロ・ボロネーゼ』。ジャジーな演奏に乗せ、大人のムードも漂わせて届けた『黒歴史イカスミパスタ』。このシリーズ、恋心を歌いつつも、1曲ごとに内容も曲調も異なるので、ぜひ全曲味わっていただきたい。
「みんなで一緒に熱くなっていくよ」(藤沢泉美)の言葉を合図に歌ったのが、『正統派の夏が来る』。この場を爽やかな夏景色に染めあげるように、笑顔で歌う8人の姿が眩しい。擦り傷だらけでも突き進んできた彼女たちだからこそ、その眩しさの中からは、強さや根性など、いろんな前向きな想いが光のグラデーションになって見えてくる。だから、彼女たちの歌声という力強い輝きに手を伸ばすたび、一緒に眩しい存在になれる気がする。
出会って間もない頃は、お互い心に距離を感じていたのに、今じゃ最強の親友の咲山しほと沙藤まなか。2人の関係性を歌にした『Salt Sugar』を、『しおもん』として歌唱。2人ともナチュラルな笑顔を浮かべ、ときに顔を見合せ、一緒にこの会場を甘い歌声の香りで包みこんでいった。仲良しどうしが、本気で共に歌うことを楽しむ姿には、見ている側が妬けてしまいそうだ。
歌のバトンを受け取ったのが、藤沢泉美。彼女は,ソロバラード曲『THIS IS ME~心の泉~』を、自身の心の内に秘めていた想いを、この場にいる人たち一人一人へ直接届けようと、温かい声で歌っていた。言葉のひと言ひと言を大切に噛みしめながら、こんな想いを胸の内に抱きながら、わたしは8年間のアイドル人生を歩んできたとみずからの生き方を誇るように、8年間支え続けてくれた人たちへ向けて愛を届けていた。
目標を持つことは、何時だって自分たちを未来へ進めてゆく心の力になってきた。その夢が叶うか叶わないかではない、自分たちがここで歌い続ける意味や理由をメンバーたちはわかっているからこそ、『約束の三年目~今ここから描き出す物語~』の歌も、少しずつ意味や想いが塗り替えられてきた。「まだ夢は遠いけどここで終わりたくない まだ道は続く」と歌う彼女たちが、今、どんな「叶えたい明日」を見ているのか。ときに円陣を組みながら、自信に満ちた笑みを浮かべて歌う彼女たちを見ていると、SAY-LAと共に歩み続ければ、心に笑顔を抱ける日々をずっと一緒に過ごせる気持ちになれる。彼女たちが目指すのはきっと、笑顔や希望を絶やさない場所なのだから。
MCでは、ツアーを振り返っての想いを銘々が語りだす。北海道公演が誕生日当日だった小椋妃奈乃は、オフ会でお祝いしてもらえたことへの感謝の思いを述べれば、同オフ会の中『しおもん5周年』もお祝いしてもらったことへ、咲山しほと沙藤まなかも感謝の言葉を述べていた。
次に披露したのが、オリコンデイリー1位、週間9位を手にした最新シングルの『青春イグノランス』。「みんなと過ごした時間は、まぎれもなくわたしの青春でした」と藤沢泉美が叫ぶ言葉を受けて、楽曲はスタート。メンバーみんなが、青春という言葉をみずから体現するように元気いっぱいに歌っていた。迷いのない、ただ、無心に無垢な気持ちで夢を追いかけるその姿はキラキラ輝きを放っていた。それを受けたフロア中の人たちも、眩しい光に向けて腕やペンライトを大きく振りかざしていた。
『Love Dictionary』は、 解散したタイの姉妹グループSIAM DREAMの楽曲をSAY-LAが引き継いだ曲。こちらも、SAY-LAに似合う、真っ直ぐな思いを歌った青春ソング。言葉や文化は違っても、心と心は通じあえる。SAY-LAが所属するI-GETとタイの事務所との信頼から生まれた関係や楽曲とはいえ、思いは国境を超えて繋がりあえることを、この歌が示していた。
ここからは、SAY-LAの歩みに欠かせないシングル曲たちを連続で歌唱。藤沢泉美の歌から始まった『水色ラフレシア』。メンバーみんなで思いを一つに歌う姿が、とても微笑ましい。滅多に花咲くことのないラフレシアではないが、この日の彼女たちはまさにラフレシアのよう。でも、これからもラフレシアになり続けるのか、それは勘違いだったのかは、これからのメンバーたち次第だ。
何時だって僕らは、SAY-LAのライブへ触れるたび胸熱になれる。この関係を奇跡と呼ぶのか、軌跡を積み重ねてきたというべきか。たとえ一瞬だろうと、この巡り合いに気持ちを動かされ、運命を感じたからこそ、ここにいる人たちは愛おしさに胸を熱くしながら、8人にエールを送っていた。『胸熱アンドロメダ』が、その気持ちを押していた。みんなで「Oi!Oi!Oi!Oi!」と声を交わすこの楽しさ、ほんと胸が熱くなる。
「明日世界が終わっても自分らしくいたい」。本編最後を飾ったのが、SAY-LAのライブに長年熱狂の景色を描き続けてきた『BELIEVE』だ。フロア中からも、ひと際大きな声が上がり続ける。メンバーらと一緒に軽やかにステップを踏み、高く手やペンライトを振り上げ、この楽しさを胸の内にしっかりと焼きつけたい。「いつでも心に輝きを持って 自分の居場所を探していこう」と、藤沢泉美と、ももち もちが顔を見合せて歌う姿に、いろんな想いを重ねて受け止めてしまう。「いつでも心に誇りを持って 未来に向かって踏み出していこう」の歌詞こそ、SAY-LAがずっと心の原動力にしてきた言葉であり、この日は、メンバーや応援してくれる人たちへ向けた藤沢泉美からの卒業の答辞としても胸に届いていた。
アンコールは、SAY-LAのサウンド・プロデューサー石谷光のバンドACMAが歌っていた名バラード曲であり、以前に東江ひかりが卒業公演でも歌った『さよなら』を、頭にティアラをつけ,真紅のドレスを身にまとった藤沢泉美が受け継ぐ形で歌唱。背景に、これまでの歩みを映した様々な写真を投影。「さよなら さよなら もうこれでお別れ」と、彼女は今にも涙零れそうな、少し奮えた声で想いを伝えだした。次第に涙声へなるたびに、つられて気持ちが切なくなる。一緒に瞼を濡らさずに、この景色を受け止められない。暗い場内の中、その闇の中で涙を隠しながら見ていた人たちも多かったろうか。場内中に煌めいた赤いペンライトの光の数々は、どんな想いを持って揺れていたのだろうか‥。
歌い終わり、藤沢泉美が卒業へ向けての想いを語りだした。
「夢を追いかけていく中には楽しいことだけじゃなくて、つらいこと、悲しいこと、苦しいこともたくさんありました。だけど、ネガティブな気持ちになるのも、それだけ頑張っていたからだなと思っています。一番近くで親身になって、どんなときでも味方でいてくれるファンのみんな、つらいとかや悲しいときはわたしの話を聞いてくれるメンバーのみんな、友達とか、ひろみん(牧野広実=READY TO KISS)とか、光さんとか、直樹さんとか、本当にたくさんの人たちに迷惑をかけてきたけど。本当にくだらないことでも楽屋で笑ったり、遠征先でも一緒にふざけあえるメンバーと仲間でいれています。そのメンバーが、大きな目標に向かって一つになってくれていることで、わたしは支えられてきました。わたしは人と人との絆の大切さを、SAY-LAの活動を通して改めて学べたと思っています。それに気づかせてくれたのは、今日ここにいるみんなのおかげです。本当にありがとうございます。
SAY-LAでは、今までの経験を生かせてこれたなとわたしは思っているんですけど。SAY-LAで得た経験は本当にたくさんあったので、これからの自分の未来にも繋げていきたいなと思っているし、こうやってみんなが目の前にいてくれたことが将来の自信に繋がるなと、とても思うし、それに気づかせてくれてありがとうございます。
わたしが卒業を決意してから9ヶ月が本当にあっと言う間に過ぎてしまって。9ヶ月あったら、いろんな人に「ありがとう」と伝えられるんだろうなと思っていたんですけど。伝えきれたのかまだ不安もあります。みなさん、今日までのわたしの気持ちは伝わっていましたか?わたしが卒業した後もSAY-LAは続いていくんですけど。わたしの卒業をきっかけに、わたしは「日本武道館に立つ宣言」を掲げたときのメンバーでもあったし、その当時のメンバーはわたしが最後ということから、わたしが卒業をすることで、また新しいSAY-LAに生まれ変わるんじゃないのかなと思っています。今のSAY-LAのメンバーだったら、絶対に大丈夫だと思えているから、わたしも卒業を決意したわけですけど。
しおまる(咲山しほ)は本当にアイドルの鏡で、本当に意味わかんないくらい面白くて。(沙藤)まなかも、こんなに優しい人がいるんだというくらい優しい人で、でも、本当にドジでヌケてて、遅くて、そういうところが好きです。(小椋)妃奈乃はしっかりもので、一番ちゃんとしている人。だから、いろいろ「よろしくね」。(ももち)ももは、本当に普段からドジな部分など、「大丈夫かよ、この人」というのが漂っているんですけど。ももは本当にまわりの人たちの気持ちをすごく考えられる子で、本当に優しいです。わたしがつらいときも、いっぱい話を聞いてくれた存在でした。(椎名)ここは一番キラキラしています。目がキラキラしていて、アイドルを全力で楽しんでいるんだなという気持ちが伝わってきます。ここのおかげで、わたし自身が入ったばかりの頃の気持ちを思い出せましたし、助けられている存在です。長谷川あきちゃんは、本当にダンスが綺麗なんですよ。SNSの使い方もすごく上手で、そういうメンバーがSAY-LAに入ってくれて頼もしく思っています。あきまる(花園あき)は、香港から日本に来てくれた子。国を跨いで活動をすることはそんな簡単なことじゃない。その覚悟をわたしはリスペクトしています。こんな頼もしいメンバーがいたら、本当にこの先も大丈夫だなと心から思っているし、この先も、わたしがいたSAY-LAをずっと守ってもらいたいなと思っています。これからも一つのチームとして、SAY-LAを繋いでくれたらなと思います。
ただのヲタクだったわたしをアイドルにさせてくれたのは、本当にみんなです。最後まで自分らしく出来たことが自分でも誇りだし、自信に繋がるし、これからもわたしは『自分らしく』生きていきたいと思います。本当に8年間ありがとうございました」
涙ぐむ藤沢泉美を支えるように、メンバーらが舞台へ。歌ったのが、『三年後の約束』。この日の彼女たちは、三年後にどんな景色を見ているだろうか。それがどんな景色でもいい、また、こうやって一緒に笑顔を浮かべ、熱い声を交わしあう変わらぬ関係でいれたら、そんな幸せなことはない。これからのSAY-LAを担う7人は、どんな未来を胸に描きながら歌っていたのだろうか。三年後、12周年を迎えるSAY-LAが変わらず舞台の上で輝き続けていれば、それが僕らとの『終わらない』約束になる?
メンバーそれぞれがこの日の感想を述べだした。花園あきの「あきまるは泉美さんの魂を引き継ぎます」の言葉も、とても頼もしかった。長谷川あきは、以前、自分が率いたグループでは叶えられなかったZepp Hallへ立つ夢をSAY-LAとして叶えられたことに喜びを覚えていた。同時に、日本武道館を目指す気持ちを引き継いでくれたのは、藤沢泉美にとって嬉しいことだったに違いない。椎名ここは、自分が主張できる強さを身につけたことを述べていた。SAY-LAの顔になれるよう頑張ると伝えた言葉も頼もしかった。ももち ももは、しっかり者していることを報告。SAY-LAのエースになるように頑張るとも宣言していた。小椋妃奈乃からは、いろんな出会いへの感謝の気持ちを述べる姿に、素直で真っ直ぐな彼女らしさを実感できた。小椋妃奈乃は、これまで繋いできた藤沢泉美の気持ちを、これからも受け継いでいくとも伝えていた。沙藤まなかは、最初から涙声でSAY-LAとして5年間アイドル活動できたことへの想い。いくつになっても夢を叶えていける環境にあることへ感謝も述べていた。同時に、家族以上のつきあいの藤沢泉美へ感謝の想いも涙混じりで伝えていた。咲山しほは、前世でZepp Hallを経験。それを超えることを目標にしていた夢を越せたことに感謝していた。でも同時に、SAY-LAに加入してからの理想と現実の違いから生まれる悔しさを‥。アイドル活動を10年以上真剣にやってきたのに成果を出せない、その悔しさを素直に言葉にしつつも、改めて「もっと上を目指したい。絶対に夢を追いかける気持ちをあきらめない」と口にしていた。しかも最後に「これからのSAY-LAを引っ張ってゆく」と宣言。これから、どんな風に頼もしい咲山しほになっていくのかが楽しみだ。
ライブもラストスパートへ。「みんな、ありがとー、大好きー」の咲山しほの声も嬉しい。『こじらせ片想い』が始まったとたん、フロア中から、これまで以上に熱い声が飛び交う。お馴染み、「君が好きです」「俺もー!」「君が好きです」「誰よりもー!」のやりとりを味わうたびに、めちゃめちゃ胸が熱くなる。この場にいる誰もが、彼女たちと想いを強く結びあっていた。メンバーと観客たちの関係は、けっしてこじらせても、片思いなんかでもない。本気で求めあっているからこそ、「君が好きです」の声にも、本気で「俺もー!」と想いをぶつけられる。そうしていられることが、たったそれだけのことが、何よりも心を熱く沸かせるのだから。
最後に歌ったのが、『I LOVE YOU』なのもめちゃめちゃ胸熱だ。フロア中かち飛び交う熱情した叫び声を聞くたびに、高まる気持ちを抑えられなくなる。誰もが全力で、けっして悔いを残してなるかと、喉が張り裂け切んばかりの声を上げ、舞台の上に全力で想いをぶつけ続けていた。その熱狂の声こそが、藤沢泉美にとって卒業に向けた最高の贈る言葉になっていたのは間違いない。
この日を持って、藤沢泉美はSAY-LAを卒業した。7人は、彼女の意志を受け継ぎながら新しいSAY-LAの道を作ってゆく。最後に新しい情報を。この日、藤沢泉美がソロで歌った『さよなら』が配信リリースになった。2月には,SAY-LAとREADY TO KISSがバレンタイン楽曲『GET THE VALENTINE』を同時配信リリースすることが決定。さらに、5月14日に1stアルバムの発売と、全国ツアーも開催する。アルバムには、過去にレコーディングをした藤沢泉美の歌声で収録した曲たちも入る。藤沢泉美がSAY-LAに残した意志は、新しいアルバムにもしっかりと受け継がれてゆく。ぜひ、こちらも楽しみに待っていてほしい。
PHOTO:下山春香
TEXT:長澤智典
information
①藤沢泉美「さよなら」音楽配信決定!
各種音楽配サイトにて配信中
https://linkco.re/r9PTX6cE
②2月バレンタイン楽曲を緊急配信リリース決定!
SAY-LAとREADY TO KISSが同一楽曲で同時緊急リリース!!
タイトルは「GET THE VALENTINE」
2月14日(水)池袋リヴォイス発売記念ライブ開催!
③ 2月 SCHEDULE
2月 タイ・バンコク JAPAN EXPO THAILAND
2月8日(木)9日(金)10日(土)札幌遠征
札幌 雪まつり etc
④ 5月14日SAY-LA初のアルバム発売決定!
それに伴い全国ツアー決定!
大阪 4月13日(土) 14日(日)
札幌 4月20日(土) 21日(日)
名古屋 5月11日(土) 12日(日)
東京 5月14日(火)
福岡 5月25日(土) 26日(日)
沖縄 6月15日(土) 16日(日)
詳細は追って発表。
SNS
http://www.say-la.jp/
https://twitter.com/SAY_LA_info
セットリスト
『運命マグネット』
『愛呼吸』
『永遠ナポリタン』
『YES、肯定ペンギン』
『3000年に一度のハピネス』
『ボロボロ・ボロネーゼ』
『黒歴史イカスミパスタ』
『正統派の夏が来る』
『Salt & Sugar』(しおもん)
『THIS IS ME~心の泉~』(藤沢泉美)
『約束の三年目~今ここから描き出す物語~』
『青春イグノランス』
『Love Dictionary』
『水色ラフレシア』
『胸熱アンドロメダ』
『BELIEVE』
-ENCORE-
『さよなら』(藤沢泉美)
『三年後の約束』
『こじらせ片想い』
『I LOVE YOU』
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