2022.05.17

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▼ROSSARIO+CROSS インタビュー＆ライブレポート目次

1. 新アルバム「Winning Run」の注目ポイントやワンマンへの思いを語る！
2. アイドル界トップクラスの歌唱力で魅せる「ROSARIO+CROSS」圧巻のパフォーマンス！
3. 6月11日ワンマン情報 & ROSARIO+CROSS Information

アイドル界トップクラスの歌唱力で魅せる「ROSARIO+CROSS」圧巻のパフォーマンス！

オンタイムで「ROSARIO+CROSS」の出演時間を迎える。EDM系の力強いSEと共にメンバーが登場しダンスを披露する。音に合ったフラッシュのような証明がよりクールさを際立たせる。

1曲目は新アルバムに収録されている「ズルいよ、そんなの」を披露。歌詞から想像するに、長く一緒にいることができない理由がある関係性なのか、現状の歯痒さともっと一緒にいたいという気持ちが交差する、切ない恋心を女性目線で歌った一曲だ。サビ部分で永井が「泣いてなんかないもん」「泣いてなんかないもん」と繰り返すパートが印象的で、力強くも切ない歌唱で、楽曲の雰囲気をうまく作り上げていた。

2曲目は「ショートヘア」。勇気を出して髪を切ったが「長い方がよかった」と言われてしまったという衝撃的な曲始まりから展開される楽曲で、その心情を「幸せはLong× 4 Hair　悲しみは Very Very Short」という歌詞に乗せ、耳心地の良いメロディーでポップに可愛らしく歌い上げる。麻倉と永井を中心とする綺麗なハモりパートも豊富で、非常に聴いていて気持ちが良い。

ここでMCを挟む。自己紹介をし、「ROSARIO+CROSS」としては2年以上ぶり、そしてこの5人では今日が初めての東京遠征となることを伝え、ファンも大きな拍手で応えていた。

3曲目は「最初はGOOD!!」。こちらも新アルバムに収録されており、アルバムの1曲目を飾る、2ndアルバム「Winning Run」の名刺代わりとも言える楽曲だ。アップテンポでとにかく明るい印象の一曲で、聴いていて元気がもらえる。全員が高い歌唱力を持つ中で特に一段抜けて美しい歌声を持つ麻倉と永井。インタビュー時の印象とは良い意味で異なり、最年少らしい元気でパワフルな印象の星野。キレと精巧なダンスで魅せる年長組の白嵜と七々瀬が脇を固める。5人がバランスよく混ざり合った、現体制の「ROSARIO+CROSS」の特徴が凝縮されたパフォーマンスだった。

4曲目は「大どんでん返し」。こちらも新アルバムに収録されている楽曲で、ポップで疾走感のある「ROSARIO+CROSS」の可愛らしさが凝縮された一曲だ。サビ部分で大きく手を回すフリをファンも一緒にフリコピし、最高潮の盛り上がりをみせパフォーマンスを終了する。

最後のMCでは特典会が初めての方は無料で撮れること、6月11日のチケットが発売していることを告知し、ステージを後にする。

先ほども触れたが全員歌が非常に上手く、絶妙にハモりも織り交ぜるパフォーマンスは圧巻だった。グループ単位ではお世辞抜きでアイドル界１、２位を争うレベルの歌唱力だったと感じた。ダンスもクオリティが高く、パフォーマンス力を重視する方にはぴったりのグループだろう。「ROSARIO+CROSS」のステージを見たことがない方は、是非一度ライブへ足を運んで頂きたい。

ライブ終わりにも麻倉に感想を伺った。

ーーライブを終えた感想を教えてください。

ゆわ：思った以上に静岡からもたくさんファンの方が一緒に遠征してくださって嬉しかったです。また数年ぶりに会えた東京のファンの方もいらっしゃったので、今の5人で久しぶりに東京に来れて、パフォーマンスができて良かったなと思います。これからも東京に来たいと思いますのでもっと頑張りたいなと思います。本当に楽しかったです！

ゲーテは「誠実さと信念だけが人間を価値あるものにする。」と述べたそうだが、まさに人の持つ価値の真理を明示しており、「ROSARIO+CROSS」の魅力を体現しているような言葉のようだ。誠実で真っ直ぐな彼女たちだからこそ、人を惹きつけることができるのだろう。セカイべでも今後の「ROSARIO+CROSS」の飛躍に注目していきたい。

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筆者のプロフィール

森部 竜也