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【ライブレポート】瞬きもせず、「あさひ凛 生誕祭」|22.06.05開催:瞬きもせず

【ライブレポート】瞬きもせず、「あさひ凛 生誕祭」|22.06.05開催:瞬きもせず

『Leap Plane+。』や『pamplepop』、『そあとあめーむ。』などのユニットを輩出するONE5の中でも看板グループとも言えるであろう5人組アイドルユニット、『瞬きもせず』。サウンドプロデューサーでもあるSing-Oも「色んなジャンルの楽曲を揃えている」と口にするように、アイドルソングだけでなく芸術的観点でも見応えのある楽曲が多いと感じる。そんな楽曲達も携えて、『瞬きもせず』のメンバー達は、6月13日に新宿BLAZEにて『2nd ワンマンライブ』を控えている。8日後の特別なライブを前に、この日は6/1に誕生日を迎えた、デビュー当初からグループを支え続ける中心メンバーである【あさひ 凛】の生誕祭が秋葉原 COSMICLABにて行われた。”声出し可能” であった今回のライブの模様を記していきたい。

 

2022年6月5日。日中は天候も良く秋葉原の街はいつも通りの賑わいを見せ、夕方くらいからの雨予報でもデートをする男女や家電を買いに来る人々など多様な目的で足を運ぶ人々で溢れていた。そんな中でも昔と変わらず『アイドル文化』の最先端でもあるこの街では、日曜ということもあり、様々なライブハウス等でライブが行われていた。今日の会場であるCOSMICLABでは、昼の公演で姉妹グループにあたる『pamplepop』の1周年記念ワンマンが行われており、そこでも多くの観客が来場し活気を見せていた。

私は開場の30分ほど前に会場に入ってリハーサルの模様も少し見学し、メンバーの熱量などを肌で感じていた。生誕祭ということもあり主役のあさひのソロが行われ、その後メンバーが揃ってのリハーサルなど1曲通して確認が行われていた。プロデューサーとも意見交換を行い、最後にはメンバー達で場当たりを行うなど、最高のパフォーマンスを披露するための準備に余念がない。そして会場内ではあさひの誕生日を祝う真っ赤に染まった圧倒的存在感のバルーンスタンドも制作され、あさひの表情も自然とにこやかなものとなっていった。

後のライブでのMCでも語っていたが、左上にいる『恐竜』にテンションが上がっていた。

15:30に開場すると一気に多くのファンが晴れやかな表情で会場内へと入場してくる。ほとんどのファンの手には、あさひの誕生日を記念した生誕Tシャツがあり、赤色のようなエンジ色のようなそのTシャツを早速着用し開演の刻を待っていた。来場者全員にサイリウムを配るファンやチラホラと聞こえてくる会話から会場には徐々に一体感が生まれていくのが伝わってくる。

そして16:00にSEが流れ始めると、撮影可能ということで何人かのファンがカメラを構えて彼女達の登場を待ち構え、ステージへと登場したメンバー達と共に手拍子で始まりの合図を鳴らした。

1曲目に披露したのが『ぼんぼんぼんじょび』。イントロでは文字通り、「始まるよ、始まるよ、ぼんぼんぼんじょび始まるよ!!」と力強いコールで幕を開ける。間奏で高花が声高々に煽りを差し込んでいくが、その声をかき消すほどファンのMIXが力強く響き渡る。

そんなファンの熱量に負けじとメンバー達も力強く歌い上げていくが、元々音大にいたというあさひを中心に歌声が一切ブレることなく、ファンの熱を的確に押し返していく。その中でも振付に愛らしさも感じる一曲で、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。

2曲目に披露した『ダックスフンドの回し蹴り』でも勢いは止まらない。向日葵の「逮捕しちゃうぞ」というキュンポイントに多くのファンもハートを撃ち抜かれ、サビでの横揺れしていく振りでは、自然と会場内が一緒に踊ってしまうほどだった。そして何より主役のあさひは、ファンからのコール一つ一つに嬉しそうな笑みをこぼすのが印象的で、その満面の笑顔が会場内を楽しいだけでなく、”幸せな空間” へと彩っていた。

曲が終わると1度目のMCへ。高花が「凄いね!もう真っ赤だね!」とステージからの景色の感想を真っ先に伝えると、Tシャツの話題へと移りあさひ自身が「(Tシャツに)何て書いてあるか知ってる?おつりんザウ」と笑みをこぼしながら話すと、すかさず高花から「なんで【ザウ】で止めたのかめっちゃ気になる!」とツッコまれると、「【ルス】が入るとなんか長いなーって思って省略しました」と裏話を語った。たった2文字かもしれないがこだわりを見せたあさひの生誕Tシャツ、ファンの方の感想はいかがだっただろうか。

そして先ほども触れたバルーンスタンドの話題へと変わり、あさひが「恐竜もいたの!」と無邪気に話す場面も。改めて綺麗なバルーンスタンドを飾ってもらったことに感謝の言葉を語り、「今日は凛のわがままセトリとなっているんですけど、ここからはカバー曲が続きますので、普段見れない私たちを目に焼き付けてくれたら嬉しいです!」と語ると、まだ曲がわからないにも関わらず会場のファンも歓喜の声を上げる人もいた。

「私のLOVEを受け取ってください」とドキドキさせる曲振りから始まったのが『従順LOVE』。あさひのややハスキーな歌声が綺麗に響き渡り、カバーというクオリティーではないほど完成度が非常に高い一曲だった。ファンのコールも更に熱が入り、サビでは会場にいるほぼ全員が右手を高々と掲げる圧巻の光景が広がった。最後に【キュンポーズ】を多くのファンに届けているあさひやメンバー達を見て、心からファンを大事にしているのだろうと感じた。

その後あさひのソロによるカバーメドレーが2曲披露され、一転して多くのファンは微動だにせず、その瞬間を目に焼き付けているようだった。そんな中可憐に且つこの1年の成長を見せるかのように堂々と、楽しくパフォーマンスしていくあさひ。彼女がにっこり笑顔を見せると、どこか心が清らかになるような魅力があり、彼女から優しさを受け取ることが出来る気がした。

その後メンバー達が再登場し最後の曲を終えると、ここで2度目のMCへ。ここでは【プレゼント企画】を行い、【今日の5人の集合チェキ】を巡ってあさひとのじゃんけん大会が行われた。1対ファン全員という構図だったが、1回で多くのファンがあえなく敗北していき、自身のじゃんけんの強さ(?)に驚くあさひ。会場中を巻き込んだ企画ではあったが進行も非常にスムーズに行われ、あさひ・高花を中心に展開されるMCは上手さも感じられた。

そして高花から「今日はとっても素敵な日になるんじゃないかと思うんですけど、これからたくさん辛いこととかあったりするのかなーって思ったりしますが、瞬きのメンバーだったりここにいるみんなで一緒に乗り越えていきたいなって思っております!」と高花らしく明るくコメントし、そのまま次の曲となる『一閃〜時にあたりて〜』へ。

可憐にステージ上を舞っていき、表現の幅も広い芸術性の高い楽曲だが、それぞれのメンバーのキリっとした目力の込められた眼差しや、指先まで神経を尖らせたパフォーマンスは一見の価値がある。特別な日のライブでも決してブレることなく、感動を届けた彼女達にとってもきっと、『こう魅せたい』という共通認識があるのだろう。

ここからはアップテンポで会場が大きく沸いた『強気』『サメ』『地球爆弾』と3曲が続けて披露される。小柄ながら可愛らしさとカッコよさを併せ持ったパフォーマンスで魅了した高花、キリっとした表情に吸い込まれるような魅力がある又又、優しい眼差しで多くのレスを送り会場の空気感を楽しみながらパフォーマンスしていた向日葵、美しく煌びやかに魅せ見るものを惹きつけていく宇佐美、そしてこの日のライブを誰よりも楽しんでいたであろうあさひ。5色の魅力が重なり合い生まれるハーモニーに、ファンも盛り上がると同時に酔いしれていっただろう。

3曲を終えるとあさひを残し4人は袖へと捌けていき、あさひは用意してきた手紙を読んでいく。以下に内容を記していきたい。

あさひ:ちょっと長いんだけどみんな寝ないでね(笑)

会場へお越しの皆さんへ。今日は生誕祭という場を用意して下さり、お越し下さり本当にありがとうございます!アイドルを始めて約3年半が経ちました。最年少としてONE5に所属して、最初の頃は一人で原宿駅で1日5枚とかしかフライヤーを配れないこともありました。思うような活動が出来なくて苦しかったときもあったんですけど、私はライブが本当に大好きで、ファンのみんなが本当に大好きで、この3年半ステージに立つのを辞めようと、諦めようと思ったことは一度もありません。それはスタッフさんやメンバーに恵まれたこの環境と温かいファンの皆さんが傍にいてくれて支えてくれたおかげです。私を産んで育ててくれた父、母。今日も石川から来てくれてありがとう!普段会えない分、会える時間が私の宝物です!とても天然な父と真っすぐな母の娘で良かったです。(父・母に向かって)二人ともありがとう!!

(会場から拍手が起こる)

そして私を芸能界の世界に導いてくれたシンゴさん!シンゴさんと出会っていなかったら私はアイドルをやっていません。たくさんの素敵な楽曲を瞬きにくださりありがとうございます!いつか『Sing-O&あさひ凛』でデュエットがしたいです!
そして乙女心を代弁した曲を書いてくださっている福田さん!今日は福田さんの曲の中でとっても好きなNMB48さんの『ロマンティックなサヨナラ』をカバーさせていただきました。いつもカワイイ曲をありがとうございます!ポテトチップスは健康のためにほどほどにしてください!
そして瞬きに数々のかっこいい振付をしてくださっている友真さん!お母さんのようにメンバーの面倒を見てくださるあかねさん!チェキスタッフの皆さん!いつもありがとうございます!
そしてCOSMICLABのスタッフの皆さん!定期公演が始まったこの1年間、コロナで思うような活動が出来なくて不安だったときもあるんですけど、そんな中会場を使わせていただき、たくさんのライブが出来て本当に感謝でいっぱいです!いつもお世話になっているCOSMICLABさんで生誕ライブが出来てとても嬉しいです!本当にいつもありがとうございます!

そしてメンバーのみんな!今は誰よりも一緒に過ごす時間が多いね。凛が一番先輩なのに頼りなくてごめんね。もっともっと色んな人に瞬きを知ってもらって、大きなステージに立てるようにこれからも頑張ろう!一人一人が素敵なメンバーで大好きです!(舞台袖に向かって)いつもありがとう!

(舞台袖から『ありがとう!』とメンバーの声が返ってくる)

そしてあさひ凛を応援してくださっているファンの皆さん!たくさんのアイドルがいる中で凛と出会ってくれてありがとう!初期の頃から見てくれている方も、最近知ってくれた方も、一人一人と出会っていなかったら今の凛はいません。苦手だったフライヤー配りも配信も「無駄じゃない」「やって良かった」って心から思えています。凛は自慢の推しメンになれてますか?

(温かな拍手を送るファン)

良かった(笑)最初はとりあえずやってみようと始めたアイドルでした。明確な目標もなかった凛に、立ちたいステージややりたいこと、叶えたいことが出来ました。その夢は一人じゃ決して叶えられない夢です。これからも凛や瞬きと「思い出作りたいよ」「一緒にその夢を叶えたいよ」って少しでも思ってくれた方はついてきてください!凛が一人一人の心を照らす “太陽系アイドル” になるので、これからも凛の傍にいてください!

24歳、みんなとたくさんの笑顔を作って、瞬きもせずの赤色として胸を張って頑張るので、これからも凛を宜しくお願いします!あさひ凛より

全文で書き起こした。これまでの感謝を伝えつつも、更にこの先のステージ、夢に向かって突き進んでいく彼女の強い意志を感じた手紙だった。にこやかに手紙を読んでいった彼女は、きっとこの先もファンや私たちを明るく照らし続けてくれるだろう。

手紙を読み終え4人のメンバーを呼び戻すと、生誕Tシャツに身を包んだ4人が戻ってきた。高花が言っていたようにこの手紙はメンバーも知らなかったようで、きっと楽屋にいたメンバーにも想いは届いていたことだろう。

そして始まった次の曲、『○願い×××』ではあさひが大事にしているファンと共にラストスパートをかけるように大きな盛り上がりを見せる。コールをされる度に嬉しそうな笑顔を見せるメンバー達は、サビの「君に」の箇所で指差しのレスを送り、それに応えるように会場のボルテージも最高潮に。

続けての『Travel Diva』はメンバーの虎ポーズに合わせて会場が一体となってフリコピやMIXで盛り上がることが出来る、瞬きもせずの人気曲。あさひのソロパートではこの日一番の「凛ちゃん」コールが湧きおこり、それに呼応するかのように歌にも力がこもる。真っ赤に染まった会場の景色を彼女自身忘れることはないだろう。

最後の曲を前に『ハッピーバースデー』の曲と共に又又と高花が箱に入った『ガラスの靴』と星の王子様を描いた『アルバム』を持って現れる。単純なケーキなどではなく、彼女に合った、素敵な贈り物がされ、またしても恐竜がいることにテンションが上がっていた彼女の愛くるしさに和やかな雰囲気となって、その後全体での集合写真も撮影された。

最後の楽曲となった『まわせ!まわせんせーしょん』。タイトルの通り、サビではとにかくペンライトがぐるんぐるん大きく回っていく。メンバー、ファン、全員が余力を残すことのないほどに駆け抜けていく。そこには色んな “愛” を感じることができ、私自身もライブを見終えて幸福感に満ちていた。運営を始めとして瞬きもせずに関わる全ての人々の温かさや人情が、彼女達やファンを長らく優しく包み込み続けたことによって、形成された空間なのだろうとも思う。

次はいよいよ新宿BLAZEでのワンマンライブ。筆者はもちろんその模様も追っていくつもりだ。この日見せた会場が一体となった素敵な光景、それを越える日になることを期待して、今回のライブレポートを終えたい。

 

文:山本 智貴

 


 

瞬きもせず 「あさひ凛 生誕祭」
2022.06.05(Sun). at 秋葉原 COSMICLAB

【セットリスト】
01.ぼんぼんぼんじょび
02.ダックスフンドの回し蹴り
03.従順LOVE
04.カバー曲メドレー
05.一閃〜時にあたりて〜
06.強気
07.サメ
08.地球爆弾
09.○願い×××
10.Travel Diva
11.まわせ!まわせんせーしょん

■ONE5オフィシャルHP
https://one5.co.jp/

■瞬きもせず
Twitter:https://twitter.com/mabataki_info
ライブ情報 timetr.ee/pc/kurokina
オンラインショップ:http://mabatakimo.base.shop

【メンバーSNS】

あさひ 凛
Twitter:@rinrinringo0601
Instagram:@asahi_rin61

向日葵 ななみ
Twitter:@lpl_nanami
Instagram:@lpl_nanami

高花 もも
Twitter:@momo_tim99
Instagram:@momo_tim99

宇佐美 ましろ
Twitter:@usamimashiro
Instagram:@usamimashiro

又又
Twitter:@yoou__u
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