2022.09.13

• ライブレポート

▼プリンセス物語 ライブレポート目次

1. デビューから約1年、プリストの新たな “物語” が始まる!!8人のプリンセスがNAGOYA ReNY limitedを華やかに彩る!!
2. 1年間の様々な “想い” をこの曲に・・・サプライズで披露!!涙なしでは聴けない新曲、『forward』
3. これからも紡いでいくプリストの “物語” ラストにはビッグサプライズの発表で、2年目に突入したプリンセス物語の勢いは更に加速していく!!

1年間の様々な “想い” をこの曲に・・・サプライズで披露!!涙なしでは聴けない新曲、『forward』

先輩メンバーであるプリストが衣装チェンジして再び登場し、中盤戦のスタートは『wish』から始まった。新城の歌い出しから始まり、それぞれのメンバーのソロパートでの歌唱力の高さも見られ、特に七瀬の歌声には人並み以上のビブラートが加わっていたことで、どことなくミュージカル調にも感じられる芸術性の高い一曲となっていた。黒崎も感情的なダンスを披露し曲に新たな色を加えていく。様々な曲調の楽曲を、表現力の高さで魅せていく彼女たちのレベルの高さを感じられた。

続いては桜空のオリジナル曲を新城が振付を考案したという『がんばるきみへ』。桜空のソロとはまた異なる見え方が出来、8人の力が集約することでより力強く歌詞が胸に突き刺さってくる。可愛らしさも存分に見られる彼女たちだが、一人一人のパフォーマンスからはしっかりと色んな想いが溢れ出ており、一段と魅力的な姿でステージに立っていた。

8曲目は私自身、”プリストと言えば” という印象もあった『Flowers bloom』で、更に会場を華やかに染めていく。大井も眩いほどの笑顔であちこちのプリスターにレスを届け、視線を釘付けにしていく。サビでは多くのプリスターも振りコピで彼女たちを後押しし、メンバーも最高のパフォーマンスで笑顔を届ける。間奏では得意のダンスで満開の花びらを咲かせるように煌びやかに舞い踊っていく七瀬と黒崎。ラストのサビでは物語のような流れを感じさせるかのように、ピンクを中心としたライトによって華やかに照らされ、少し切なさも感じるが、人の温かさに触れたようなぬくもりを感じられる一曲となっていた。

続けて桜空が「プリストと言えばこの曲だと思います！」と言うように、先ほどgemのメンバーたちが歌った『Bitter&Sweet』を披露。多くの “愛” を届けていく一曲を、江戸川はフロアに入りきれなかったであろうプリスターに多くレスを届け、この日駆けつけた全ての人々に、8人はありったけの愛を送った。黒崎を始めとして、メンバーが節々に「フュー！」など合いの手を交えるなど、8人のメンバーが同じ想いを持ってこのワンマンライブを心から楽しんでいることがわかる。ラストはメンバーたちとプリスターがハートを作って更に愛を深め合った。

曲が終わりメンバーが捌けていくと、オルゴール調のメロディーが流れ始め、すかさず開演時と同様にメンバーたちによる袖でのMCが始まる。やっほー！やっほーやっほっほー！という声が聞こえ、一斉にその声にプリスターたちも耳を傾ける。

プリンセス物語初めてのワンマンライブ、アニバーサリーだね！もう既に泣いてる人もいるかもしれないし、緊張がまだ解けてなくてお腹が痛い人もいるかもしれないし、燃え尽きるくらいジャンプしてくれてる人もいるかもしれないし、色んな人がいると思いますが、皆さまお楽しみいただけましたか？

袖にいるメンバーたちに聞こえるように大きな拍手で応えるプリスターたち。

ステージからの最高の景色、そして皆さんのニコニコ・キラキラ素敵な笑顔、ぜーんぶ見えてるよ！ほんっとうにほんとにほんとにほんとーうにありがとうございます！

あれ、最後だと思ったでしょ？思った？思ったでしょ？絶対思ったでしょ！わかるよ！思ったよね！思ってくれてると思うんですけど今日は特別です！

今まで歌とダンスで様々なステージをお届けしてきた私たち。そんな私たちからサプライズです。最後に皆様へ、新しい曲をお届けしたいと思います。私たちの1年間の想いが詰まった新曲、聴いてください。『forward』

と話すと、オリジナルTシャツへと着替えたメンバーたちが現れ、新曲『forward』へ。8人が横並びに一人ずつしっとりと歌い上げていく。先ほどの言葉の通り、1年間様々なことを経験してきた彼女たちのストーリーを書き上げた一曲を、多くのメンバーが涙を流しながら歌った。プリストにとっては珍しくも感じるバラード曲は、多くの時間を共にしてきたスタッフやプリスターたちにも響いたのではないだろうか。

黒崎の背中をそっとさする瀬月、そして全員の顔を見てホッとするように大井に顔を寄せる桜空など、メンバーの固い絆も見え心が揺さぶられた。この曲も今後、新たな “想い” を上乗せしながら更に魅力的な曲へと成長させていくだろう。

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