【ライブレポート】E TICKET PRODUCTION「ILLNINAL vol.2」発売記念「IDOL NEWSING LIVE 4」

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【ライブレポート】E TICKET PRODUCTION「ILLNINAL vol.2」発売記念「IDOL NEWSING LIVE 4」

11月5日(日)に代官山LOOPでE TICKET PRODUCTION「ILLNINAL vol.2」発売記念「IDOL NEWSING LIVE 4」が開催された。南端まいな&野本ゆめか(アイドルネッサンス)、Summer Rocketによる楽曲のリリースパーティーとして行われた当イベントは、豪華出演陣により大きな盛り上がりを見せた。その様子をレポートしていく。

【出演】
南端まいな&野本ゆめか(アイドルネッサンス)
Summer Rocket
<ゲスト>
アイドルネッサンス
ハコイリムスメ
ハッピーくるくる

ハッピーくるくる

【セットリスト】
1.Hello! my Universe
2.マジカルガール
3.スカイシューター
4.はんぶんこ花火
5.パーフェクトトリッパー

ハッピーくるくるは、ダンスミュージックをベースにした個性的なサウンドと、カワイイポップスが融合された「次世代のカワイイポップサウンド」が特徴の”のの”と”きのこ”の2人組アイドルユニットである。空想・SFの世界をテーマとしており、独創的なファンタジーの世界観が非常に魅力のユニットだ。

テーマの通りダンスミュージック調の”カワイイポップサウンド”が鳴るSEに合わせてメンバーが登場した。”のの”と”きのこ”はポップでカラフルな衣装を身に纏っていた。「ハッピーくるくるです!今日は楽しんでいって下さい!」と声がかかると、「Hello!my Universe」を披露した。ダンスミュージックをベースとした楽しげなサウンドに合わせてリズムカルにダンスを披露。聞いてる側も心が躍るに違いない。ウィスパーな歌声も楽曲の個性的なサウンドを際立たせ、会場は一気にハッピーくるくるの持つファンタジーな雰囲気に染まっていた。2曲目「マジカルガール」ピコピコと鳴るメロディーに合わせて2人のコミカルかつキレのあるダンスで会場を魅了した。「波」や「砂浜」の様子をダンスで表現していたのが楽曲を的確に表現していた。

3曲目の「スカイシューター」、「はんぶんこ花火」でもファンタジー溢れるサウンドや楽曲にマッチした独創的な歌詞はもちろんのこと、間奏で激しいエレクトロニクスサウンドが心に響き、踊りたくなるような感情を掻きたてた。徐々に会場にも熱を帯び始め、クラップが大きくなっていった。最後に「パーフェクトトリッパー」を披露し、盛り上がりを見せたステージは終了した。20分という短い時間の中で彼女たちの唯一無二の世界観を見事に表現した。

MCでも触れていたが、「ハッピーくるくるの楽曲は1つ1つの音が可愛くて聞くとぴょんぴょんした気持ちになります!」の言葉に共感を持つことができる。楽曲やパフォーマンスが国内外で高い評価を得ている理由であるだろう。サウンドクラウドで視聴ができるため、是非とも楽曲を聞き、是非とも彼女たちのステージを見て頂きたい。ステージを見れば彼女たちの魅力に取り込まれるだろう。

Summer Rocket

【セットリスト】
01.サマタイム・キル
02.きりさいて
MC
03.さくらハレーション
04.リズムマジカル
MC
05.乙女座流星群
06.プールサイドのイルカ

Summer Rocketは「Endless Summer Magazine Rocket」発4人組アイドルグループであり、ありそうでなかった「夏」をテーマにしている。永原真夏・工藤歩里楽曲プロデュースを行っている。

夏を想起させてくれるような爽やかな丈の揃った衣装で登場した。
ベース音が強調されたイントロからSEBASTIAN Xのカバーの「サマタイム・キル」がスタートした。抑揚のある歌声を披露し、爽やかなビジュアルからは考えられないキラーチューンを披露。4人の独特のダンスやフォーメーション移動は迫力があり、見ていて非常にワクワクするものだった。繰り返しのサビパートが非常にリズミカルで聞き応え抜群。この楽曲で胸が躍った人は多いだろう。

2曲目では「きりさいて」を披露した。ピアノのイントロから疾走感溢れるメロディーが合わせメンバーの優しい歌唱が際立つナンバーである。スタートは手をつなぎ曲中ではバレエにも見えるような可憐なダンスを披露。オーディエンスを魅了した。

MCでは、自己紹介と当イベントの最後に披露されるSummer Rocket初のラップナンバー「花火」、「ILLNINAL」についてコメントした。「ラップをするのは初めてで、緊張もしましたが、キャップを被りラッパーになりきってレコーディングしました」や「元々ラップをしたかった」など思い思いのコメントをした。
そして楽曲の披露を再び行った。

3曲目の「さくらハレーション」イントロはSummerらしく蝉時雨と風鈴の音が流れ、切なさが溢れるナンバーを披露した。リズムに乗り、体全体を使ったダンスが特徴的で、シンプルながら迫力のあるダンスを行った。また手をヒラヒラとすることで桜が舞い散る様子を表現し、風景を彷彿とさせるダンスも印象的だった。

4曲目新曲「リズムマジカル」では、メルヘンチックなイントロからポップなメロディーに合わせて操り人形のように踊る姿が非常にキュートで楽しそうだった。観客もコールや手拍子で楽曲を後押しし、会場に熱を帯びた。
また5曲目の「乙女座流星群」はSummer Pocketも11/29発売の新曲である。リズミカルなメロディーに合わせて躍動したダンスを披露。曲中にはセリフの「本当はね、すごく不安」、「本当はね、どうしたらいいか分からない」、「でも頑張るって決めたんだ」があり、熱気を帯びた会場に感情がこもったセリフを口にし、意気込みが感じられた。セリフ後のサビでさらに力強さが強調され、セリフを含めて心にぐっときた人もいるに違いない。

Summer Rocketのステージはキュートで乙女心を溢れた「プールサイドのイルカ」で終了した。
力強さや感情のこもったパフォーマンスに心が動いた、そんなステージを披露していた

アイドルネッサンス

【セットリスト】
01.太陽と心臓(東京スカパラダイスオーケストラ)
02.交感ノート(オリジナル)
03.YOU(大江千里)
04.6AM(堂島孝平)
05.恋する感覚(Base Ball Bear−Feat.花澤香菜)
06.金曜日のおはよう(Honey Works)
07.17才(Base Ball Bear)
MC

アイドルネッサンスは、多くのアーティスト、俳優、お笑いタレントが所属するSMA(株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ)が40年目という節目の年に初めて立ち上げたアイドルプロジェクトだ。8人で活動をしている。「名曲ルネッサンス」をテーマに様々なバンドやグループの名曲をルネッサンスとしてカバー、 古今の楽曲をアイドル色に染め上げた歌、ダンスで披露する。パフォーマンスの高さから多くの人を虜にし、人気を博している。カバーのみならず、2017年8月には初のオリジナル楽曲をリリースし、話題を呼んだ。

この日はスケジュールの都合上、メンバーの石野理子が欠席。7人でのパフォーマンスとなった。1曲目は東京スカパラダイスオーケストラの楽曲「太陽と心臓」を披露した。観客からの熱い声援とコールが会場をこだまし、序盤から盛り上がりが高かった。リズムに乗りフォーメーションの移動を器用に行ったダンスが非常に見応えがあった。幾重に重なりパフォーマンスが非常に聞き心地が良く、ポテンシャルの高さを見せていた。

2曲目は前述の通り、今年の夏に発売されたオリジナル楽曲から「交感ノート」を披露した。Base Ball Bear小出祐介の作詞・作曲した当楽曲は小出自身のテイストを盛り込みつつも、メンバーの個性を際立たせている楽曲だ。しっとりと歌い上げる歌唱力の高さ、可憐な表情が当楽曲の世界観を表現しており、気持ちが入り込んでしまいそうだった。楽曲の良さはもちろんの事、見事に表現できる彼女たちの能力の高さには感服してしまう。そのくらいパーフェクトなパフォーマンスだった。

3曲目にはメンバーの弾ける笑顔が眩しい大江千里のカバーの「YOU」を披露した。観客からクラップがされ、会場の熱量が増して行った。4曲目には堂島孝平の楽曲「6AM」を披露。少女の気持ちが表れるような繊細なダンスを魅せ、会場を盛り上げた。どちらも楽曲もフリコピ、一緒に歌うなど、会場が一体となっていた。

5曲目はBase Ball Bearの楽曲「恋する感覚」を披露した。当バンドのBa.関根史織と声優として活躍している花澤香菜が歌った、乙女心の忠実に再現した当楽曲は、アイドルネッサンスに手にかかればカバーと思わせないほど自分たちの物にしていた。大きくステップするダンスは力強く、見ていて非常に楽しそうだった。

6曲目のHoney Worksの「金曜日のおはよう」のイントロがかかると会場からは大きな歓声が上がった。疾走感の溢れるダンスとそれに合わせて揺れる髪が非常に愛おしく見えた。
連続で披露した楽曲も最後となった。再びBase Ball Bearの「17才」のカバーを披露。アイドルネッサンスの始動したきっかけの楽曲で、今の彼女たちの代表曲の一つとなっている。最後まで大きく盛り上がりを魅せ、ステージの最後に相応しかった。

名曲をカバーしていることは難しさが当然あるはずだが、自分の物にしているアイドルネッサンスは素晴らしいグループだ。2018年はオリジナル楽曲第2弾のリリース予定であり、彼女たちの益々の活躍には目が離せない。

ハコイリ♡ムスメ

【セットリスト】
01.星降る夜の招待状
MC
02.恋のチャプターAtoZ
03.犯人はあなたです?
MC
04.ハコいっぱいのプレゼント
05.さよならのプリエール
MC
06.約束のポニーテール

ハコイ♡リムスメは2014年結成された9人組グループだ。平均年齢15歳で非常にフレッシュなメンバーで構成されている。主に1980年代〜1990年代のアイドル楽曲をカバーし、オリジナルの楽曲でもそのテイストが取り入れている。「癒しと安らぎ、トキメキ」を届けることをテーマにしているグループである。

淡くもカラフルなドレスを身に纏った彼女たち。この日は3人が学業のため欠席し、6人でのパフォーマンスとなった。

1曲目は今年の秋冬のオリジナル楽曲「星降る夜の招待状」を披露した。秋冬にぴったりな心地の良くちょっぴりレトロなメロディーが非常に聞きやすく、彼女たちの美しい歌声が会場に響き渡った。お嬢様のような上品なダンスも非常に見応えがあり、天使のような印象だった。まさに癒しと安らぎ、トキメキを感じさせてくれた。

1曲目が終了するとすぐにMCに入った。ハコイリ♡ムスメの紹介と、自己紹介を行い、会場は大きな歓声が上がった。満員の会場で立ち続けるのが大変であるということを労い、「私たちのパフォーマンスで癒しを届けたいと思います!」と伝え、一気に会場をハコイリ♡ムスメの世界に染め上げた。

2曲目の「恋のチャプターAtoZ」は1980年代のテイストを、可愛いらしい歌声でアシストした。笑顔が弾ける表情と気品溢れるダンスが非常に見ていて微笑ましかった。

3曲目の「犯人はあなたです?」でも可愛らしい歌声と体を上手く使ったダンスが特徴的だった。ノリよくパフォーマンスする様子に合わせて観客もノリノリだった。上品な様子は見るものを虜にしてしまうに違いない。

3曲目終了後、再びMCとなり、次に披露される2曲がハコイリ♡ムスメの秋冬のオリジナル楽曲の「ハコいっぱいのプレゼント」、「さよならのプリエール」であることがアナウンスされた。

「ハコいっぱいのプレゼント」は前に行った3曲とは異なり、切なさが表現された楽曲だった。力強くも綺麗な歌声が会場に響き渡り、楽曲の切なさを表現した。「さよならのプリエール」も失恋をテーマにした切ない乙女心が描かれたナンバーであり、この楽曲に出てくる登場人物が彼女たちに憑依したようだった。それくらい表現力に富んだパフォーマンスを行った。どちらも秋冬の寒い季節に聞きたくなるような楽曲だ。

最後のMCで告知を行い、可愛いらしい少女の恋心が描かれた「約束のポニーテール」を披露し、ハコイリ♡ムスメのステージは終了した。ハコイリ♡ムスメはノスタルジーを感じさせてくれる素晴らしいグループだ。今後も是非とも多くの人に「癒しと安らぎ、トキメキ」を届けて欲しい。

南端まいな&野本ゆめか(アイドルネッサンス),Summer Rocket

【セットリスト】
01.BEATS ME feat.南端まいな&野本ゆめか(アイドルネッサンス)
02.花火 feat.Summer Rocket
03.ILLNINAL feat.南端まいな&野本ゆめか(アイドルネッサンス),Summer Rocket
EN01.BEATS ME feat.南端まいな&野本ゆめか(アイドルネッサンス)

当イベントのメインと言えるステージがスタートした。最初に登場したのはアイドルネッサンスの南端まいなと野本ゆめかだった。最初にサビ部分の振り付けを観客と共に練習を行った。そしてそのまま楽曲を披露した。ラップ初挑戦とは思えないほど、リズムにあったラップが会場をノリノリにした。彼女たちのほんわかした個性が消えずも、本格的なEDMが非常に楽しく、大きな盛り上がりを見せた。

そして次はSummer Rocketが登場し、「花火 feat.Summer Rocket」、「ILLNINAL feat.南端まいな&野本ゆめか」を披露した。ラップと共にリズミカルなダンスを披露し、会場は大きく盛り上がりを見せた。楽しそうに無邪気に動く様子が見ている側も楽しくなった。こちらもラップ初挑戦とは思えないほど、完成度の高いパフォーマンスで魅了していた。

ステージを去る時に南端まいなが恒例の「待ってるにゃん」を愛わなびを巻き込んで行った。愛わなびの照れた様子が非常に微笑ましかった。

そしてアンコールでは再び、南端まいなと野本ゆめかが登場し、「BEATS ME」を再び披露し会場は大きな盛り上がりを保ったまま、当イベントが終了した。

アイドルネッサンスとSummer Rocketの新たな一面が見れたのはもちろんの事、グループの垣根を越えて楽曲をリリースすることはなかなかないだろう。是非とも今回の楽曲を購入し聞いて、ライブに足を運んで頂きたい。合わせて普段の彼女たちが所属するグループのライブも見て頂きたい。2つの側面を見ることで、新しい発見がそこにはあるだろう。

文:セカイベ編集部 石山喜将
写真:オフィシャル提供

2017-11-25T19:55:36+00:002017年 11月 23日|Categories: ライブ・イベント情報|