Tokyo Candoll:2017.4.12 準決勝2日目 振り返りレポート

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Tokyo Candoll:2017.4.12 準決勝2日目 振り返りレポート

今回の振り返りレポートは準決勝2日目である。激戦の様子をご覧頂きたい。

準決勝1日目の様子は以下へ。
Tokyo Candoll:2017.4.10 準決勝1日目

2017.4.12 準決勝2日目。
パフォーマンスを行ったグループは以下の通りである。

・空野青空
・WiLL
・little more.
・notall
・桃色革命
・まねきケチャ
(出演順)

各グループが15分のパフォーマンスを行った。

1組目:空野青空

ソロのアイドルである。ニックネームは「あおにゃん」。キャッチフレーズは「北陸の”蒼い彗星”あおにゃんこと空野青空」「オタクという名の戦士たちに愛と癒しを届けます」。本人は「北陸の青の彗星」と名乗っている。
すらっとして、綺麗な顔立ちをしている。若干20歳ながら非常に大人っぽい印象が特徴的だ。

会場に登場し、ステージに立つと、ガトリングを持ち、お客さんに発砲。(もちろん本物ではない。)
いきなりインパクトを与えられた。被弾すると良いことがあるらしい…。

ライブは「恋のガトリングシールド」から始まった。メロディラインがボカロ調で非常に乗りやすい、打ち込み要素の強い楽曲である。
そして甘さがあり中毒性を感じさせる歌声をしている。このルックスで、この声ならファンはメロメロだろう。
ダンスもキュートだが、その中にキレを感じる。特徴的だが真似もしやすい。男女問わず愛されそうな楽曲が特徴である。

トップバッターだが緊張を感じさせず、表情も柔らかかった。
ファンの盛り上げ方もわかっており、コールアンドレスポンスも充実している。「それそれそれそれ!」、「やったれやったれ!」など、合いの手がとても楽しそうだった。彼女もそれを全力に楽しんでいる印象を受けた。会場のことを「戦場」と呼ぶのも特徴的だ。

「推しのアイドルを投票して頂き、最後の枠が余ったら、あおにゃんに投票して下さい!」と最後にコメントし、謙虚な一面もまた可愛らしく感じた。

トップバッターにも拘らず、会場を一体にする勢いのあるパフォーマンスを披露したあおにゃん。
力強いパフォーマンスや曲の疾走感、ファンとの熱い掛け合いなどで、会場は完全に”あおにゃんワールド”に染まっていた。
今後さらに成長し、より驚きのステージを披露するだろう。更なる飛躍への期待が高まったステージだった。
気になった方は是非ともライブに足を運んでみて頂きたい。

2組目:WiLL

ダンスミュージックをメインに、cool&beautyをコンセプトとした5人組のダンス&ボーカルグループ。
正統派な見た目と、まとまったダンス、そして高い歌唱力でファンを虜にしている。

この日の衣装は白を基調としており、清楚な印象を受け、照明も相まってとても綺麗だった。

登場からファンの掛け声に凄まじい熱量があり、「これは盛り上がるに違いない・・・」と感じた。
楽曲はノリが良く、今っぽさを持ち合わせた現代的なイメージだ。疾走感に加えドラムが特徴的で、体が勝手に動きだしそうな楽しさを感じた。
そして爽やかなメロディーと透き通るようなメンバーの歌声も印象深い。

曲中は正統派の見た目とは裏腹に、「声出していこう!!!」と力強く会場を煽る。その煽りが楽曲の一部と思えてしまうほど、とてもライブ映えする印象を受けた。ソロ部分は歌唱力を最大限に活かしたパフォーマンス。この見た目との力強いギャップも、ファンの心を掴んでいる要因の一つだろう。
他のアイドル目当てできた人も、”地蔵”せず、盛り上がれたのではないかと思う。

ダンスに関しても、ステージをうまく使い、4人全員が個性を発揮していた。グループとしてもまとまっており、全体を見ても、一人を注目しても、どちらも楽しむことができるだろう。

最後に「15分で表現できないほどの熱い気持ちを持っています!」とアピール。
本当に15分しかなかったのがもったいなく感じるほどで、もっと長い時間パフォーマンスを見ていたかった。

彼女たちの成長速度には目を見張るものがあり、デビューから1年経たずして、既に東名阪ツアーを開催することが決定している。
「売れたい!」と言葉があったが、売れる可能性と素質は十分兼ね備えていると感じている。

まずは一度ライブを見て頂きたい。音源では伝わない魅力がある。今後ステージを重ねて成長していく彼女達の姿は要チェックである。

3組目:little more.

little more. の意味は「もう少しだけ」。「もう少しだけ大好きな人と一緒にいたい」「もう少しだけかわいくなりたい」など、女の子なら誰もがもっている「もう少し」という気持ちを体現するような、甘くて切なく、そして可愛らしいイメージを持つグループ。
白を基調とした衣装に、所々に水色が入っている、清楚な印象の衣装で登場した。全身白に包まれた彼女たちは、可憐さと可愛さ、そして美しさを体現しているようだった。

ライブは、TOKIOの「LOVE YOU ONLY」のカバーから始まった。この曲は片思いの心情を描いており、爽やかなメロディー、ストレートな歌詞が特徴である。この”爽やかさ”が、彼女たちにぴったりだった。
コールがばっちり揃い、会場は一体感に包まれていた。ファンも非常に気持ち良さそうだった。彼女たちにも笑顔が見られ、とても楽しそうだった。

最終曲は「ピリオドを抱きしめて」。この曲は、「little more.」初のオリジナル楽曲だ。グループ名に.(ピリオド)がついていることから、作られた楽曲。疾走感溢れるメロディーやベース音がかっこよく、聞き惚れてしまった。リズム隊がしっかりしているので、聴き応えがあった。もり上がりは必至の楽曲だ。

歌詞も彼女たちにぴったりで、「夢を走れ」、「前だけを向いて」など、ポジティブで諦めないことをテーマに歌っている。
振りもシンプルで、真似しやすいだろう。特に最後のサビの勢いは圧巻であった。

パフォーマンスを終えた彼女たちは、持てる力を余すところなく発揮したような、非常にすっきりとした表情をしていた
ストレートな歌声、綺麗に息の揃ったダンス、会場のボルテージ。どれをとっても”熱いパフォーマンス”だった。グループ名の通り、「もう少し」見たいと感じさせるパフォーマンスだった。

4組:notall

「世界のみんなと一緒に育てる、次世代型のソーシャルアイドル」をコンセプトに活動している、4人組グループ。
「not all(=全てではない)」からの造語だ。メンバーには限界を見つけないで、有名になっても満足せず、いつまでも前を向いて上を目指して頑張ってほしいと言う願いが込められている。
実際に、notallのグループ名や楽曲、歌詞などは募集を行い、そこから採用している。ファンやクリエーターにとっても、自分の思いついたアイデアが楽曲やCDジャケットなどに採用されれば、たまらなく嬉しいだろう。まさに次世代型のアイドルと言えるだろう。

当サイトでもnotallのニュース、インタビューを掲載しているので、まだ見ていない方は是非ともチェックしてもらいたい。

overtureが流れ、ドラムの音、打ち込みチックな音が流れる。メンバーとファンの一体感溢れる力強い掛け合いは圧巻だった。
「Candollを全力で楽しむ」、そんな心意気がスタートから感じられた。

1曲目は「お肉Deナイト☆センセーション」。
この曲は本格的なバンドサウンドに乗ったメロディーや、こぶしのような力強く歌いあげるフレーズなど、ハイレベルな技術が詰め込まれた楽曲となっている。
そして圧巻のステージパフォーマンスは、3年間ファンと築き上げてきた賜物だ。

そして特徴的なのは、ガチ恋口上ならぬ、notallオリジナルの口上である「お肉口上」だ。
面白みのある歌詞に、本格的な楽曲。そして独特のコール。やはり彼女たちのステージは面白い。初めて見た方もそう思ったのではないだろうか。

2曲目は彼女たちを代表するナンバーと言える、「my baby, my lover」。
ピコピコとなったメロディーに加えて、力強いドラム音。好きな気持ちを相手から表して欲しいと思う乙女心を歌った楽曲。ファンは大盛り上がりで、会場は熱を帯びていた。
ダンスは、現代的なアイドルらしい振りもあれば、メンバーが円になって足をゆっくり移動させる振りなど、新しさを感じさせる部分もあった。
白、青、赤、緑のスパンコールのついた派手な衣装だったが、それに負けないほどメンバー各々の個性が輝いていた。

3曲目は「きらめけ☆tweet girl!!」。
こちらもドラム音が強く感じられる、スピード感のある楽曲。歌詞中には「途切れそうにないくらい@に溺れさせて」など斬新なフレーズが多くある。ギターソロも激しく、ノリがかっこ良い。

総称すると、現代の”鉄板”と言えるような楽曲もあれば、「お肉Deナイト☆センセーション」や動物についての歌など、真新しい楽曲もある。ダンスについても、息の合ったアイドルらしいダンスもあれば、新鮮さを感じることができるダンスも取り入れている。

現代的な表現と、次世代的な感覚を盛り込んだ、まさに”近未来型”アイドルだ。
そんな斬新さと、熱い盛り上がりを肌で実感させてくれるのも「notallらしさ」ではないだろうか。

全てのステージにおいて、彼女たちは常に全力投球だ。彼女たちのモットーである、「楽しむ気持ち」が全面に押し出されていた。そしてそれが観客にも伝わったのだろう。大盛況の末、notallのステージは幕を閉じた。

彼女たちは3年目に入り、「notall、3年目も、本気だ。」をテーマに掲げている。

個人的な感想だが、一番会場が盛り上がっていたのは「notall」ではないかと感じた。
彼女たちの”本気”を見せつけられた、見事なステージであった。

5組目:桃色革命

桃色革命はメンバーの小桃音まいがソロ活動を終了し、ユニット活動に移行して結成されたグループで、約700人からの応募から選ばれたメンバーが在籍している。テーマは「美脚&萌ボイスでアイドル界をひっくり返す!桃色革命!!」。通称「桃レボ」。
桃色革命自体は4人組であるが、この日は桃色革命WEST,EASTも含め最多の9人でのステージとなった。

この日の衣装はノースリーブの制服で、白のふわふわしたスカート姿で登場した。アイドル好きにとってはたまらない衣装であろう。
キラキラしたファンファーレの後に、アイドルらしいイントロが流れ、「Winkが止まらない」が始まる。
小桃音まいがソロの頃から歌われている同曲は、片思いの乙女心が描かれており、アイドル感が全面に味わえる一曲になっている。メロディーも現代アイドルにぴったりで、アイドル好きの彼女たちの想いが宿っているようだ。
ダンスもしっかりと纏まっており、全体から上品さが伝わる、魅了されるようなダンスだった。

全4曲披露したが、徹底している”アイドル感”が感じられた。ストレートなアイドルらしさは見ていて楽しいし、輝くものがあると思う。それを体現しているのが彼女たちだ。そして萌え声と言われているが、萌え声をしっかりと残しつつ、心地よい綺麗な歌声を披露する。歌手としての側面も強く感じさせた。

溢れ出る乙女感が特徴的な彼女たちであるが、ライブの熱量は目を見張るものがある。小柄で可愛らしいルックスとは裏腹に、パワフルなステージで観客を魅了する。また彼女たち自身もアイドルが大好きで、その王道のアイドルらしさが全面に出ているグループである。
まだ結成して間もない彼女たちだが、アイドルとしてのアイデンティティをしっかりと確立しているグループの一つではないだろうか。

「キュートなキュートな革命子」。アイドルとしてのポテンシャルが高い彼女たちが、これからアイドル界にどのような革命を起こしてくれるのか、今後がとても楽しみである。是非とも足を運んで頂きたい。

6組目:まねきケチャ

まねきケチャは2015年に結成されたグループで、日本ツインテール協会プロデュースの第二弾アーティスト。「多角化するアイドルシーンに、既存の“萌え”を超えた “福”の世界を届けたい」をテーマに結成された。
この世界に「福」を招くために人間界に降り立った見習い天使、まねきケチャの5人。立派なまねき天使になるために、歌と踊りと笑顔で世界中の人を幸せにすることが彼女たちに課された使命である。

メンバーにはそれぞれ、属性とまねき獣、担当カラーが決まっていて、コンセプトがしっかりしているグループである。週刊プレイボーイでは2016年度に最も活躍が予想されるグループの1組に選出されている。2016年4月には異例の早さでメジャーデビューし、「きみわずらい」はデイリーチャート1位を獲得するなど、スマッシュヒットを起こしている。今後更なるブレイクは間違いない、大注目のグループなのである。

この日は珍しくセーラー服姿の衣装で登場した。スカーフはメンバーによって色が異なる。

1曲目は「冗談じゃないね」。この曲はライブでは定番になっており、MIXがとても打ちやすい曲になっている。メンバーのダンスもとても特徴的で、見ていてとても楽しい。思わず歌いたくなるようなメロディーと歌詞が頭から離れず、再度聞きたくなる中毒性のある楽曲だ。「うりゃおい」が歌詞にも入っており、オタク心をくすぐるようなパートもある。ボーカル部分では藤川千愛のような実力派の歌声や、中川美優の萌え声など、個性たっぷりの歌声が詰まった一曲になっている。さらにガチ恋口上など、ファンが叫べる部分もあり、”旨味”が沢山詰まっている。

会場の盛り上がり方も尋常ではなく、ファンが円になり渦のように回っており、非常に楽しそうだった。注目度の高いグループなだけあって、圧巻のライブパフォーマンスを披露していた。

そして迎える最終曲は、「ありきたりな言葉で」。
爽やかなで綺麗なメロディーラインが特徴的な楽曲だ。相手を思う気持ちをストレートに表現する歌詞も気持ちが良い。
藤川千愛はやはり評判通り、歌唱力が高く、リードボーカルとしてメンバーを引っ張っていく。

この日は2曲と少な目の曲数だったが、全てにおいてクオリティが高い印象だった。メンバーもそれを自負するかのように、オーラ溢れるパフォーマンスを披露していた。今後更にブレイクしていくに違いないだろう。
世界の人々に「福」が届く日も近いかもしれない――。

全てのグループのパフォーマンス終了後、全グループがステージに再登場。
ここで1組ずつ1分間のアピールタイムが与えられる。そ

アピールタイム終了後、物販タイムに移った。
結果発表の前で緊張は高まっていたと思うが、ファンとの会話で少し緊張が和らいだのではないだろうか。
ファンも今日の感想や、労いの言葉をメンバーにかけていたことだろう。皆、非常に楽しそうに物販を行っていた。

集計が終わり、いよいよ運命の結果発表となる。
ステージには、出演した全グループが、アピールタイムのように集まった。

決勝に行けるのは2組のみ。
発表は2位から。勝ち進んだグループの曲が流れ、結果発表となる。

2位:Little more.
コメント
「ありがとうございます。ここまま決勝も頑張りたいと思いますので、皆さん応援宜しくお願いします。本当にありがとうございまーす!」

1位:notall
「イェーイ!!私たち、みんなでプロデュースできるソーシャルアイドルnotallです!今日本当に、平日に来てくれて、たくさんたくさんたくさんの応援をありがとうございます!私たち、決勝へ絶対に絶対に1位をとってフランスに行きますので、これからもnotallの応援宜しくお願いしまーーす!!」

こうして、Tokyo Candoll準決勝2日目は幕を閉じた。

1日目にも書いたが、本当にどのグループもレベルが高いと感じた。どのグループが決勝に進んでもおかしくないパフォーマンスを行っていた。
まさに”激闘”の準決勝だったと言えるだろう。緊張やプレッシャーの中、出場したアイドルグループは一人一人が輝いていた。
決勝ではどのグループが優勝し、フランス・パリ行きのチケットを手にするのだろうか。
今後もTokyo Candollから目が離せないーー。

この続き、3日目も是非ともご覧頂きたい。

(Second Innovation編集部 石山喜将)

Tokyo Candoll準決勝3日目 振り返りレポート

【Tokyo Candoll振り返りレポート目次】

2017-05-18T01:41:22+09:00