マジカル・パンチライン:【ライブレポート】新年幕開け!NPP 2019 『マジカル・パンチライン、飛躍の年を確信させる熱い熱いライブ』

マジカル・パンチライン:【ライブレポート】新年幕開け!NPP 2019 『マジカル・パンチライン、飛躍の年を確信させる熱い熱いライブ』

時は2019年となり、新しい年を迎えた。新年恒例イベントとなった「TOKYO IDOL PROJECT」と「@JAM」が開催する2018年の最も輝いたアイドルたちの「プレミアムな新年会」、「NPP 2019」が1月2日、1月3日にお台場周辺で開催された。豪華出演グループと共に新年を祝うこのイベントでは、ほとんどのアイドルグループは当イベントで”ライブ初め”となった。そして新年を迎えるに相応しく大熱狂、大盛況で幕を閉じた。

新年を祝した豪華イベントに、浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわり、沖口優奈の4人から成るグループ「マジカル・パンチライン」が出演。マジパン(マジカル・パンチラインの略称)にとっても2019年のライブ初めとなった。

マジカル・パンチラインは昨年の4月8日に3rdワンマンライブを開催してから、半年間ほどは大きな動きがなく、モヤモヤとした時間を過ごしていた。特に2018年は過去稀に見るほどアイドル業界にとって激動な一年であり、そんな風潮もあってか、メンバーにとっても、マジパンファンにとっても、不安が大きく募ってしまっていた。事実、リーダーの沖口優奈は「”辛い”というのすら嫌だった」と言うほど沈黙で真っ暗な世界の中にいたことだろう。そんな中、昨年10月に約半年ぶりの単独ライブを行い、そのライブ内で、更に3ヶ月連続単独ライブの開催、新曲リリースと前に進むニュースを発表、暗い深みから脱出したのである。この定期公演でも毎回、ハッピーなニュースを発表しており、ずっと一緒に耐え忍んでいたファンと共に喜びを分かち合いながら新生マジカル・パンチラインとして現在、邁進している。

2019年、大きな波を起こしてくれそうな予感があるマジパンの2019年初めてのライブはメンバー、ファンどちらも笑顔に包まれたライブとなった。マジカル・パンチラインはNPP 2019では1/2のPremium Stage(ZEPP TOKYO)で12:40〜出演。約40分のライブの様子をレポートしていく。2019年、新マジカル・パンチライン元年のとも言うべき、2019年の最初のライブで、最高のスタートを切った様子をぜひ感じて頂きたい。

定刻になると、マジカル・パンチラインの出番となり、彼女たちの2019年が始まった。OPSEが流れたのだが、これはこの日、初披露だった。キラキラとしたサウンドが特徴の新OPSEはメンバーの登場とこれからのステージの楽しみを助長させてくれるような、魅力的なサウンドだ。今後もぜひこのOPSEをいっぱい聴いて、マジパンのステージを沢山楽しんで頂きたい。そしてメンバーが登場。驚くべきことに、OPSEも一新されたが、衣装も新しくなった。新衣装は白×紺をベースのカラーに、フリルがつき、宝石がプリントされている。またスカートにはそれぞれのメンバーカラーのリボンがついているのもポイントだ。非常にキュートで、細部までこだわりのある素晴らしい衣装だ。昨年12月の定期公演でも新衣装がお披露目となったが、この衣装がメインとなる。

1曲目に披露したのは2/20にリリースする、「Melty Kiss」。疾走感のあるサウンドに合わせてスタートからメンバー全員がノリノリでステップしたり、手を合わせたりと、4人のシンクロ率の高いダンスを魅せていく。爽やかなAメロ、Bメロを歌い踊っていくと、ターンを行い、サビでは一気にエンジンがかかった。「Melty Kiss(=溶けるほどのキス)をあげるよ」と言いながら手を口にあて投げキスするフリは非常にキュートだった。実はマジカル・パンチラインにとって初の恋愛ソングであるが、今までやったことがないというのが信じられないほど、恋愛でのドキドキ、幸福感を見事に表現していた。そんなキュートなダンス、歌、表情を見て、観客がドキドキさせられるほどである。間奏では体全体を使った勢いのあるダンスを披露。1曲目から歌声、ダンス共に、新年から気合いの入ったパフォーマンスが見られ圧巻だった。この曲は2/20にリリースされるので、ぜひ手に取って頂きたい。

2曲目は「108 煩悩 BOMB」を披露した。清水ひまわり、沖口優奈が観客へ「クラップしてください!」と要求。そしてラップ調でリズム良く歌い上げていく。歌唱に合わせて手を大きく広げ、大きくステップする。それが見事にマッチし、こちらも素晴らしいパフォーマンスを魅せていた。観客もリズムに合わせて体を揺らし、サイリウムを振って、楽曲を存分に楽しんでいた。

3曲目はライブでの定番曲になっている「謎から謎めくMystery」。ジャンプでスタートする当楽曲は、浅野杏奈が全員を引っ張っていくような力強い歌声を魅せた。清水ひまわりは終始笑顔を見せ、楽しそうにパフォーマンスしていた。サビではこの曲の大きな特徴の一つである”謎謎トレイン”を行う。”謎謎トレイン”とは、メンバーが一列になりステージを左右に移動し、観客もその動きに合わせて一緒に移動する振り付けのことである。これは一体感を高め、更に盛り上がりを上げてくれる素晴らしいダンスだ。沖口優奈がサビ前に「みんなで一緒に”謎謎トレイン”を作りましょう!」と話し、実際にファンも”謎謎トレイン”を作り左右に揺れて大きな盛り上がっていた。メンバー、ファンが一体となっていた。この楽曲でも最後までファン、メンバー共にノリノリだった。3曲続けて大きな盛り上がりが見られた。

そしてこの後、MCとなった。全員で「みなさん!明けましておめでとうございます!」と挨拶し、メンバー自己紹介を行った。メンバーのキャッチコピーでは観客が叫び、ここでも大きな盛り上がりが見られた。その後は新衣装について触れた。
リーダー・沖口優奈から「こちらは2/20にリリースされるシングル「Melty Kiss」のメイン衣装でございます!」と説明された。
清水ひまわりが昨年12月に披露した衣装について「今まで新衣装って言ってたのは?」と聞くと、沖口から「あの衣装にも着せ替えができるので、二刀流みたいに思ってもらって楽しんで頂けたらと思います!」と回答された。

またOPSEも新しくなったと伝え、沖口から「マジカル・パンチライン、2019年、新しい気持ちでやっていきたいと思います!みなさんこれからも応援宜しくお願いします!」と高らかに宣言した。その後は「新年1発目から声出していけますかー!?」と観客に聞くと大きな歓声が飛んだ。そしてライブへと戻った。

4曲目は「マジカル・ジャーニー・ツアー」を披露。スタートから小山リーナから「まだまだ声出していけるんじゃないですか?2019年いくぞーー!!」と大きく叫んだ。スタートから手をクロスさせたり、リズムよくステップしていったりと躍動感溢れるダンスを披露。リズムを刻むように観客が体を揺らし、コールしていく。そしてサビの最後では一緒になってクラップし、会場が熱くなっていった。またステージを目一杯使った2人ずつ前後が入れ替わるフリは立体感があり、見応えのあるダンスだった。マジカル・パンチラインのステージでは時間が経っていくに連れてどんどん会場の温度が上昇していった。そしてマジパンの世界に観客が入り込んでいった。

5曲目はクールでありつつもパワフルな楽曲「万理一空 Rising Fire!」を披露。赤い照明にマッチした手を強く振るフリでカッコ良いマジパンが見られた。小山リーナの声量のある力強い歌声が会場に響き渡り、沖口優奈の普段の優しい表情とは違う、クールで”魅せる”パフォーマンスにはギャップがあって非常に良かった。可愛いだけじゃない、カッコ良いマジカル・パンチラインも素晴らしいということを存分に見せつけていた。サビでは、親指と小指を上げる手→親指、人差し指、中指を立てる手→手をグーという手の形を上に上げる。このフリを覚えて、実践すると更にライブに入り込めるのでオススメだ。観客もジャンプ、コールを積極的に行い、メンバーのパフォーマンスをアシストしていった。

そのまま「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」を披露した。この楽曲ではメロディー、歌詞どちらも面白く、非常に聴き応えのある楽曲である。またメンバーの軽快なダンスも見ていて非常に楽しい。クラップしたり、ジャンプしたり、ダンスしたり・・・盛り上がることができるポイントが多々あるので、この曲を見て聴いて、一緒に踊って欲しいと思う。実際にマジパンのライブに行って頂けたら体感できるはずだ。

ステージも終盤となった。「マジック☆ガール」では、清水ひまわりがメンバーに囲まれながら、キュートな歌声を響かせた。全力の笑顔でパフォーマンスしている様子を見ると、本当にライブを楽しんでいることが伝わる。そんなメンバーの様子を観客は見守りつつも同様に楽しそうな表情を浮かべていたのも印象的だ。マジカル・パンチラインのパフォーマンスの力量、ライブの素晴らしさが十二分に感じられた。そしてとうとう新年最初のステージも最後1曲となってしまった。

その前のMCでは、沖口優奈が「新年早々、お元気ですね!次やる曲は2/20にリリースされるシングルに入っている曲なのですが、2019年、楽しく過ごして頂くために右手で人差し指を作って上に掲げてもらって、振ってください!2019年の楽しい未来に指を上に刺して盛りがっていきましょう!」とフリを指南した。
すかさず清水ひまわりが「お手持ちのサイリウムでも可能でございます」と付け加えた。
そして「それでは聴いてください、ONE」とアナウンスした。

最後に披露された楽曲は新、マジカル・パンチラインにとって、アンセム曲になり得るナンバー「ONE」。浅野杏奈の感情の篭った歌声から始まるこの楽曲は、マジパンが感じてきた気持ちを代弁する、非常にエモーショナルな歌である。足を蹴り上げたり、ターンしたりするダンスはこの強いメッセージを表現していく。サビでは指導があった通り、観客も一緒になって右手人差し指を上に上げ振り、文字通り会場が”ONE”となった。熱量は最高潮。これからのマジカル・パンチラインへの意気込みや気負いを感じるようなパフォーマンスだった。最後はメンバー全員が後ろ向きになり、明るい未来を指し示すように人差し指を上に上げ、マジパンのライブ初めは終了した。

この40分のステージはあっという間で、非常に熱いライブだった。前述の通り、2018年はマジカル・パンチラインにとって少なからず良い年ではなかったかもしれない。しかし、諦めないことで光が見えた。2019年はマジカル・パンチラインにとって飛躍の年になるに違いない。新年のステージからマジカル・パンチラインの明るい一年が見られた。そう、これはきっと現実になるのだ。2019年、マジカル・パンチラインの新たなページはここから開かれた。

(文:セカイベ編集部 石山喜将、写真:名和洋助

【セットリスト】

OPSE(新)
1.Melty Kiss
2.108 煩悩 BOMB
3.謎から謎めくMystery
MC
4.マジカル・ジャーニー・ツアー
5.万理一空 Rising Fire!〜Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン
6.マジック☆ガール
MC
7.ONE