マジカル・パンチライン:【ライブレポート】大感謝祭~ともだち1000人出来るかな?無銭ライブ<夜公演>『エモーショナルな新曲に乗せた、マジカル・パンチラインの現在地、そして想い。』

マジカル・パンチライン:【ライブレポート】大感謝祭~ともだち1000人出来るかな?無銭ライブ<夜公演>『エモーショナルな新曲に乗せた、マジカル・パンチラインの現在地、そして想い。』

昼パートでは、6人の美しく力強いパフォーマンスで観客を圧倒した、マジカル・パンチライン。その熱気をそのままに夜公演も熱いパフォーマンスを披露し、更に高い熱量を発していた。そして昼公演で披露した新曲「今日がまだ蒼くても」は非常にエモーショナルで、マジカル・パンチラインの思いが篭っている。この夜公演に話したリーダー・沖口優奈の言葉。マジカル・パンチラインの想い。それが前面に出たステージとなった。このライブレポートは後編として夜公演の様子をお伝えする。前編の昼公演の部では楽曲の解説を記載しているので、ぜひ前編を読んでから後編を読んでいただけると非常にありがたい。

マジカル・パンチライン 大感謝祭 昼公演レポート

大感謝祭~ともだち1000人出来るかな?の昼公演では、新曲、新衣装などを初披露し、大熱狂のステージをお届けしたマジカル・パンチライン。3/23の16:30〜の公演でも熱いステージを魅せた。

開場された時から、昼公演の熱い雰囲気がそのまま会場に漂っていた。更にともだちを作りたい、そう思っていたメンバー、ファン。その期待感は夜公演にもあった。

メンバーがステージに登場する前にリーダー・沖口優奈から「みんな盛り上がる準備できてるかー?もっと盛り上がっていけるのかー?」とアナウンスし、観客を大きく煽っていった。これには観客も大きく歓声を飛ばした。

そして昼公演で初披露した、新OVERTUREが流れた。神々しく、壮大なサウンドで、マジカル・パンチライン登場への期待感がグッと高まる。
夜公演のスタートは「今日がまだ蒼くても」。エモーショナルで、マジパンの想い、そして全員が共感できる心を打たれるような楽曲を披露。また前編でも述べた通り、力強い歌声、緩急のある難しいダンスを見事に魅せていった。(楽曲の解釈は前編のレポートにて)
これに合わせて観客もコール、クラップをし、体を揺らして、スタートからヒートアップしていった。

2曲目はこの季節にぴったりな、新たな旅立ちへエールを贈る楽曲「ハルイロ」を披露。その高い表現力、気持ちの入ったパフォーマンスを魅せ、観客はそれを見守るという素晴らしい関係性が見られた。それだけなく、観客はピンクのサイリウムを振り、会場は一面がピンク色に染まっていた。サイリウムを持っていない人も手を振り、メンバーのパフォーマンスをアシストしていた。メンバー、観客によってこの楽曲を通して”春”という暖かい季節を存分に感じることができた。

2曲を披露するとMCを挟んだ。昼公演と同様に自己紹介を行った。浅野からは「ハルイロ」で前述の通り、サイリウム、手を振っている姿を見て泣きそうになったと報告。これには沖口も強く同意していた。

再度楽曲の披露へと戻った。

3曲目は2月にリリースされた、「Melty Kiss」。キュートでドキドキさせられるようなパフォーマンスを披露していた。清水ひまわりがサビで『HEY!HEY!せーの、はいはいはいはい!』とコールを煽り、更に盛り上がっていった。

4曲目は新メンバーがステージを去り、4人でのパフォーマンスとなった。

その曲は「小悪魔Lesson 1・2・3♪」。まずはカクカクとしたようなダンスを魅せていく。Lesson1・2・3と進んでいくに連れて、キュートにポーズを決めたり、2人1組でダンスしたりと、メンバーは楽しそうにかつアクティブなダンスを行なっていった。サビでは手を上げて、会場を盛り立てていった。間奏部分の「Ah〜!」とコーラスしていくパートではピースをしてポーズを決め、キュートだった。いつものように清水ひまわりの掛け声により会場のみんなとじゃんけんをし、更に盛り上がっていった。最後まで綺麗にステップし、ハピネスで満ち溢れたこのナンバーを披露していった。観客もそのパフォーマンスに合わせてサイリウム、手を振りながら存分に味わって楽しんでいた。最後に4人がポーズを決め、この楽曲を終えた。

5曲目は「パレードは続く」。ロボットのようなダンスからスタートし、一気に勢いが強くなっていく。体を揺らながら手を大きく回していったり、歩くフリをしたりと活発なダンスを魅せていった。サビではステップを踏みながら、1人ずつ屈んでいき、凹凸を作るようなダンスを魅せた。手を前に出し、観客も同様に手を出して大きく盛り上がっていった。この旅を想起させてくれるようなパフォーマンスはマジパンにとっても特徴的で、楽曲の世界観を忠実に再現していた。クラップしたり、マジパンポーズ(=ピースに親指を立てる手)を振ったりして、会場を更に熱くさせていった。最後は”マジパンポーズ”をしながら笑顔を浮かべ、この楽曲を終えた。

そして再度MCとなった。
沖口、小山がステージから去り、まずは清水と浅野の2人が会話をしていった。浅野は「みんなに色んなこと聞きたいんですよ」と話し始めた。理由は友達になるためには色んなことを知る必要があるからだ。
「男性の方〜?」、「女性の方〜?」、「眼鏡かけている方〜?」、「マジパン好きな人〜?」と色々聞き、観客から大きな歓声が沸いた。
すると、沖口、小山がステージに戻ってきた。沖口は「なんか面白そうなことやってるじゃ〜ん!」とこのやりとりに入った。
その後、沖口は『住んでいる地域』を聞いた。まずは「みなさんどこに住んでいますかー?」と聞くと、当然、バラバラな地域の答えのため、バラバラな声になり、沖口から「全然分からん(笑)おわ〜ってなった(笑)」と笑いながら話した。
そこで「一番遠くから来たぞ!と自信がある方!」と聞くと、ファンの1人から「福岡」と回答があった。その後、沖口は「ここから一番近いぞ!という方!」と聞くと、なんと「読売ランド」と回答があった。これには沖口はすぐに「優勝です!!」とコメントしていた。「お互いに知ることによって友達になれるね」とみんながコメントし、MCを締めた。

そして再度、楽曲の披露へ。

6曲目は「マジカル・ジャーニー・ツアー」。イントロで小山リーナが「皆さん、そんなんじゃ、まだまだ盛り上がり足りてないんじゃないんですかー?もっと声出して、盛り上がっていきましょう!」と大きく煽った。<ア・ラン・ラ マジカルワールド この空の果ては・・・パッ!>と歌った後、小山の要望通り、観客は大きく声を出していった。その後、疾走感溢れるサウンドに合わせて、独特のステップを踏み、横移動するダンスを魅せていく。サビではリズミカルな歌唱を行いながら、軽快なダンスを魅せていき、それに合わせて観客は大きくコールしていった。手を広げ、ステージを駆け回る。そして一列になり、”ジャーニー・ツアー”というタイトルにある通り、何かを探しているかのようなダンスをしていった。サビ終盤の<マジカル 18切符 マジグルマップ きびだんごくれ>と歌う前に清水ひまわりが「みんなでクラップ!」と掛け声をし、クラップをしていった。終始、サークルになって回ったり、自身がターンしたりと躍動的なダンスを魅せ、観客も強く強くコールをして会場の熱気は更に高まっていった。この勢いまだまだ止まらない。

7曲目は「私が私を燃やす理由」。クールな楽曲に激しいダンス、パワフルな歌唱を披露していった。ターンやジャンプなど、カッコ良い表情、雰囲気の中で熱さを更に引き出していった。2番では拳を振り、キックする。そんな力強いパフォーマンスを引き立てるように観客も拳を振っていった。終盤では小山リーナ→清水ひまわり→沖口優奈→浅野杏奈とソロ歌唱を繋げていく。最後まで手を広げ、ターンをし、圧巻のパフォーマンスを魅せていった。

8曲目は「万理一空Rising Fire!」。こちらも激しいサウンドに、力強くクールに歌っていった。サビでは親指+小指を立てた手から、”マジパンポーズ”へ、そして拳に変え、力強く振っていった。このパフォーマンスはフリコピをせざるを得ない。体が勝手に動くくらい、メンバーは観客を盛り立て、ボルテージを上げていった。強いコールが会場に響き、熱狂の渦が生まれていた。最後までメンバーは体いっぱい使ったダンスを行い、それに負けじとファンも大きく盛り立ていく。この関係は本当に素晴らしく、圧倒するような光景だった。

連続で楽曲を魅せると、MCとなった。

ここでリーダー・沖口優奈が今のマジパン、そしてこのライブで思った心の内を赤裸々に語った。

沖口優奈「次の曲はお昼でも披露した『今日がまだ蒼くても』を披露させて頂くんですけど、私たちは2月に6人で活動していくという覚悟を決めて、目標であるZeppのワンマンライブに向けてみんなで一生懸命歩いて行こうと決めたんですけど、やっぱりZeppってめちゃめちゃでかいですし、目標としてはまだまだ私たちが及べない、行けない場所だと思っていて、”現実”として今日も『ともだち1000人出来るかな?』と言ってたんですけど、この会場を満員にすることは出来ませんでした。それでも私、語弊があるかもしれないですけど、別に良いと思っています。それは”これが今のマジパンだ”ということだと思うんです。一曲目から、このステージから見るみんなの笑顔やみんなの姿を見ると、満員に出来なかったことを忘れちゃうくらい、本当に楽しくて。マジパンに入れて良かったなと思いました。これまでは「皆さんに今まで支えられてきてここまで来た」と言ってきたんですけど、今日思ったのは、私たちが皆さんを何としてでもZeppに連れて行きたいなと思いました。ここに来てくれた”友達”のみんな、そして遠くから応援してくれている”友達”のみんなを連れて、絶対にZeppでのワンマンライブを開催したいと思います。今はまだまだ夢の途中ですが、私たちマジカル・パンチラインはこれからもずっとずっと歩き続けて行きたいと思います」

と少し涙ぐみながら今の想い、そして強い決心を話した。

その後、エモーショナルで、強い想いを歌った新曲「今日がまだ蒼くても」を再度披露した。そんな強い決心、夢をメンバー6人が歌に乗せて、会場のみんなへ届けていった。このエモい楽曲を歌いながら、メンバーは涙を流していた。その様子を見てこちらも目頭が熱くなった。

確かに、この日のライブは満員にはならなかった。そして今のマジパンにとってはZeppでのワンマンライブはまだ出来ないかもしれない。だけどそんな現実を受け止めつつ、メンバー、マジファンみんながその目標に向かって全員で一緒に歩いていく。
タイトルの通り”今日がまだ蒼くても”、マジパンは努力を積み重ね、前を向き、邁進していく。<君と描いた理想はまだまだ 手が届きそうもなくて 焦る鼓動>、<今日はまだまだ蒼くてもきっと ひとつひとつ辿り着きたい まだ間に合うはずだから>という歌詞通り、着実に歩を進め、きっとZeppという目標に辿りつけるはずだ。沖口のコメントにもあった通り、マジパンにZeppに連れていってもらおう。その日はきっと近いはず。だからそれまではずっとマジパンを見守りたいと心から思った。そんなことを考えさせられる新曲、そしてこの日のライブだった。

そして昼公演同様にグッドくん、ラッキーちゃんが登場。「可愛い〜」と声が上がり、小山リーナが「お手!」とグッドくんに言うと、グッドくんは小山の手に顎を乗せた。それを見て「可愛い〜」と更に声が上がった。そしてラッキーちゃんと浅野はハイタッチ。楽しそうな様子が伝わった。

ここでサイン入りトートバッグのプレゼント抽選会が行われ、その後、グッドくん、ラッキーちゃんと共に「ONE」を披露した。

この2つのマスコットがキュートに踊りながら、人差し指をあげ(=ONE)として会場は言葉通り一つになっていった。大きく盛り上がり、本編は終了した。

またすぐにアンコールがされ、昼公演同様に観客席後方からメンバーが登場し、再度「Melty Kiss」を披露しつつ、ファンとコンタクトを取った。また吉澤悠華と浅野杏奈がハイタッチして、チームワークの良さも見せていた。更に会場のボルテージが上がり、最高潮となった。

そしてアンコール後のMCでは、吉澤悠華、吉田優良里の2人が4/30に青山Future SEVEN、5/1にAKIBAカルチャーズ劇場と、平成最後、新年号の初日にライブを行うことを告知。沖口から小山が新年号を知っているとみんなに話した。

小山がステージ中央に立つと、スポットライトが当たり、なぜかこの場面が一番目立つことになった。これには笑いが起こった。

小山は「新年号は・・・”小山”でーす!(もちろん嘘です)」

そんな冗談を挟んで最後は三度「今日がまだ蒼くても」を披露し、この大感謝祭を終えた。

マジカル・パンチラインはこのライブを経て更に前に進んだ気がした。前述の通り、まだまだ現在地は自分たちの理想とは違うかもしれない。だけど、今日がまだ蒼くても、感傷的にならず、前だけを見ている。そしてファン一人一人を思い、その思いを胸に明日は更に前へ一歩進んでいる。きっと努力は実る。それをマジカル・パンチラインは証明してくれるだろう。まずはZeppのワンマンライブへ向けて全力で羽ばたいていく。そんな様子を見て、マジパンを支えつつ、我々も自分たちのことを頑張っていきたい。マジカル・パンチラインという存在は我々にとっての”エール”になっていることは間違いない。だから、一緒になって前へ進んで行けたらどれだけ良いことだろう。ぜひマジカル・パンチラインを今まで通り支えつつ、自分のことを頑張り、更なる高みへと目指して行こう。”未来を指差して 今、走り出そう”。

取材・文:石山喜将(@rayiris_yi) / 写真:名和洋助(@yousuke7nawa)

【セットリスト】

OVERTURE
1.今日がまだ蒼くても
2.ハルイロ
MC
3.Melty Kiss
4.小悪魔Lesson 1・2・3♪
5.パレードは続く
MC
6.マジカル・ジャーニー・ツアー
7.私が私を燃やす理由
8.万理一空Rising Fire!
MC
9.今日がまだ蒼くても
MC
10.ONE(グッド&ラッキー混合Ver.)
〜アンコール〜
11.Melty Kiss
MC
12.今日がまだ蒼くても