マジカル・パンチライン:【ライブレポート】「Trick or Treat!The Spooky Magi-Pumpkins Tour 2019」横浜Bay Hall『付いてきてもらいたいと思える逞しいマジカル・パンチラインをみんなにお届けします』マジパンの描く過去、今、未来のストーリー

マジカル・パンチライン:【ライブレポート】「Trick or Treat!The Spooky Magi-Pumpkins Tour 2019」横浜Bay Hall『付いてきてもらいたいと思える逞しいマジカル・パンチラインをみんなにお届けします』マジパンの描く過去、今、未来のストーリー

清水ひまわり、吉澤悠華、浅野杏奈、小山リーナ、吉田優良里、沖口優奈の6人組アイドルグループ『マジカル・パンチライン』は10/13の名古屋公演を皮切りに、大阪、東京とグループ初となる東名阪ツアーを開催。そのツアーファイナルとして、横浜Bay Hallにてワンマンライブを開催した。
10/9にリリースしたシングル「もう一度」では、自身で掲げていた目標であるオリコンウィークリーランキング7位とグループ最高順位を更新(今までの最高順位はウィークリー10位)。
マジパン(マジカル・パンチラインの略称)の体感で感じていた勢いが、今回のウィークリーランキングで数字として現れ、この勢いを形として残して証明して見せた。
正に今、一番勢いのあるアイドルグループであるマジパンがこのツアーファイナルでどのような公演を行ったのか。また過去の出来事から見る今のマジパンはどのようなものなのか、この記事を通してお伝えしたい。

ついにこの日がやってきた。マジカル・パンチラインにとって最大規模の会場となる、横浜Bay Hallでのライブだ。
開場されると、期待に満ち溢れたマジファン(マジカル・パンチラインのファンの総称)でフロアが埋め尽くされた。オリコンウィークリーランキングで、グループ史上最高順位を取ったマジパンは、この会場でどのようなライブを展開するのか。非常に楽しみであった。

開演に先立ち、メンバーによってライブの注意事項が読み上げられた。ミステリアスなメロディーをバックに魔女が囁くような声でアナウンス。照明も点滅するなどホラーな雰囲気を醸し出す。
これはハロウィンならではの演出だった。

そしてメンバーの6人がゆっくりと登場。名古屋、大阪に続き、こちらもハロウィンということで、仮装で登場した。

清水ひまわりは警察官、吉澤悠華はシスター、浅野杏奈はチャイナ服、小山リーナは擬人化したウサギ姿、吉田優良里はお菓子の城のお姫様、沖口優奈はアラブのお姫様という仮装のラインナップ。

このマジパンの衣装を見て、マジファンから大きな拍手が巻き起こった。
そしてメンバーはミステリアスなOVERTUREに合わせて、スリラーのように踊り始めた。ポーズを決めたところで、このライブは開幕した。

スタート1曲目はメンバー紹介ソング「マジ☆マジ☆ランデブー」から。ポップなメロディーに合わせて、6人がソロで自身の担当をモチーフにした歌を歌っていく。浅野杏奈が情熱を込めて力強く歌い上げると、小山リーナが可愛くキュートに歌い上げる。
そして清水ひまわりがマイペースにのびのびと歌い、踊る。吉田優良里は自身の元気さを前面に表現していく。吉澤悠華は”ゆうかじゃないよ、はるかだよ”と名前の漢字の特徴を歌い上げる。そしてリーダー・沖口優奈は”面白くない関西人代表”と自虐的に申し出る。そんな6人は自身のパートの際、ステージに設置されたお立ち台に立って大きくアピール。マジファンはメンバーのパートの度に担当カラーにサイリウムの色を変更させて振りながら声を出してエールを飛ばしていった。
サビ前では「みんなで!」という掛け声に従い、<全部!>というパートをマジパン、マジファンと一緒に歌い上げていった。
サビでは6人の個性=色が混ざり合い、”私たちがマジカル・パンチラインです!”と表現していく。手を上下に振ったり、ターンをしたりと躍動的なパフォーマンスを魅せていった。中盤では沖口の煽りによって、<マジファン☆イズ☆ばんざーい!>も会場全員が一緒になって歌っていった。ポップなサウンドに、キュートなパフォーマンスで会場にいる全員を魅了。そして強いドラム音に合わせて観客がクラップしていき、スタートから気持ちを一つにした。最後まで気持ちの良いパフォーマンス。最後にメンバーが決めポーズを行い、挨拶代わりの「マジ☆マジ☆ランデブー」を終えた。

2曲目は綺麗なサウンドに合わせて、流動的にステージを動き回りながら勢いのあるパフォーマンスが特徴の「マジック☆ガール」を披露。手と足を華麗に上げ、美しいダンスを魅せる。一人一人が笑顔を浮かべながら、手をくるくる回したり、滑らかなダンスを魅せたりと、とにかく美しさが際立っていた。サビではマジパンポーズ(=ピースに親指を立てる手)を振る。マジファンもフリコピで応え、会場はどんどん高まっていった。中盤では浅野、小山が前に出て手を繋ぐなど相変わらずのチームワークの良さも存分に見られた。最後までマジパンポーズを振っていき、大きく盛り上がる。そしてどんどん会場が熱くなっていく。

更に熱量を上げる為、マジカル・パンチラインの6人は畳み掛けていく。
3曲目に選んだのは、ライブの定番曲「謎から謎めくMystery」。スタートで沖口が「東名阪ツアーファイナル! 最後まで楽しみましょう!」と挨拶を挟んだ。そしてこの旅を想起させる壮大なナンバーをメンバーは綺麗にパフォーマンス。体を横にして揺れていく。そして観客から大きなコール、歓声が飛び、会場に大きく響き渡っていった。そしてサビではこの曲の特徴である”謎謎トレイン”で一つになっていく。”謎謎トレイン”とはメンバーが横一列になり、横のメンバーの肩付近まで手を伸ばし、列(=トレイン)を作って、ステージ左右へ移動する。それに合わせてマジファンも隣の人の肩に手を置いて、トレインを作ってメンバーと同様に左右に移動するフリのことだ。この日の”謎謎トレイン”もかなり大きく、マジファンが左右に移動し、フロアが大きく揺れていた。そんな様子を見てメンバーから笑みが溢れていた。最後まで自由度の高いパフォーマンスで、メンバーもはしゃぎながらこの曲を愉しげにアクトしていた。このように楽しく温かいフロアの雰囲気はマジパンならではであり、特徴の一つである。最後までメンバーは行進のようなステップを踏んで、活気のあるパフォーマンスを見せていた。また6人の連携の高さも存分に魅せていた。この曲でも大いに盛り上がり、会場がどんどん熱気を帯び始めていた。

4曲目はマジパン唯一のタオル曲「ぱーりないと!!」。スタートでメンバーもマジファンもタオルを用意して、タオルを使って全員が高まっていく。スタートから最後までマジファンの咆哮的なコールが会場に響いていた。そしてマジパンはタオルを上下させ、思い切りのあるパフォーマンスを披露していった。サビではメンバー、会場にいるマジファンの全員がタオルを大きく振っていく。タオルを会場の全員が振る光景は圧巻だった。気持ちよくタオルを振って、ストレスを解消させると言わんばかりに勢いよくタオルを振っていった。文字通りの大熱狂。とにかく熱く且つ楽しい雰囲気が会場を覆っていた。パフォーマンスにおいては、メンバー6人のユニゾンが心地よく、ダンスも6人がぴたりと合い、華麗にアクト。
終盤では小山の美しいソロから浅野へバトンタッチ。浅野は「回せー!!」と大きくマジファンを煽り、全員がタオルをぐるぐると回していった。曲の最後に、メンバーが使っていたタオルを客席に投げ込み、大熱狂を見せたこの曲を終えた。

スタートから白熱の4曲を終えるとこの日初めてのMCとなった。改めてグループを紹介。ハロウィンということでお決まりのセリフ「お菓子くれなきゃいたずらするぞ!Trick or Treat!!」と言うと、観客から高まった歓声が上がった。
その後はメンバーの自己紹介へ。まずは清水ひまわりから自己紹介が始まったのだが、清水は「せっかく仮装してきたということで、仮装にぴったりの自己紹介をしたいと思います!」と述べたが、清水の急な思いつきで、他のメンバーは困惑。沖口からは「無茶振り過ぎん?(笑)」と声が上がった。ただ清水は「そう? 宜しく!」と仮装にちなんだ挨拶をするように頼んだ。清水は「ひまわりが何か言ったら『ひまちゃん』と言ってください。最後になんですけど、とあるセリフを言ったら『可愛い!』と言ってください!」と話す。これには観客から大きな声が上がったのだが、メンバーからはツッコミが。マジカル・パンチラインには”可愛い担当”として、小山がおり、いつも自己紹介の時には「可愛い!」とマジファンから言われている。しかし、清水のこの発言があっても小山は何も反応せず、浅野から「ニコニコ止まっているんじゃなく、ちゃんと『ちょっと待って』と言った方が良いよ!」とツッコミを入れるように言われ、更に沖口からは「取られようとしてるから」と言及。そんな2人のアドバイスを受けた小山は「ちょっと待って〜」と笑顔で止める。すると観客から「可愛い〜!!」との声が上がった。清水は「これが本物なのか・・・」と驚いていた。

結果としてハロウィンだから今日は清水もこの掛け声を使って良いとの判断となった。
そして清水は自己紹介をした後、「みんなのこと、逮捕しちゃうぞ♡」とセリフを言うと、「可愛い!」という声が上がっていた。
その後、吉澤の自己紹介でシスター姿に触れ、浅野はチャイナ服姿と言うことで得意な中国語を披露。浅野は「ラグビーW杯(日本戦)などやっている中、このマジパンを選んでくださり、誠にありがとうございます!私たちもすごく強いスクラムを組んで頑張っていきたいと思います」と感謝の意と意気込みを述ていた。
次の小山はいつも通りキュートに自己紹介をした後、うさぎにちなみ、「小山リーナだぴょん♡」と言うと、観客から「可愛い〜!!」と歓声が飛んだ。吉田は「いつも元気でテンションMAX、最年少の優良里! お菓子の国から来ました、吉田優良里です。盛り上がっていきましょう!」と自己紹介に加えて、仮装をテーマにしたコメントにより元気の良さをアピール。沖口は自己紹介を行う前に、浅野から”ヨガインストラクター”と呼ばれてしまう。すると沖口からは「違うでしょ! アラビアのお姫様でしょ!」と訂正をしていた。
そして沖口の自己紹介ではいつもの自己紹介の後に「マジパンのお姫様と言えば〜?」とマジファンに聞くと「優奈〜!」と声が上がっていた。沖口は満足そうな顔を浮かべていたが、他のメンバーは6人がぎゅっと固まり、沖口の顔を見て少し引いたような視線を送る。すると沖口は「ちょっと今、メンバーの顔が見れません。怖いです」と話し、謝罪。しかしメンバーもその後、「いや可愛いよ」とすかさずフォローを入れていた。沖口は「今日だけはお姫様でやりたいと思います!」と話して、メンバー個人の自己紹介を終えた。

そんな楽しい自己紹介の後は再びライブに戻ることに。ここからのライブではマジパンでは初となるユニットでの楽曲披露を行うこととなった。最初のユニットは沖口、清水、吉澤、吉田の4人。ダンスでマジパンを引っ張る4人だ。この時、浅野、小山の2人はステージから去った。

4人で披露した楽曲は「Happy New Kitchen」。こちらも自由度が高い、ハッピーなナンバー。マジファンはスタートからノリノリでクラップを開始。この日の「Happy New Kitchen」はピアノ音が目立つアレンジが施され、リズムが良く且つ綺麗で、いつもと違う曲調だった。そんなメロディーに合わせてメンバーは元気で活発なパフォーマンスを魅せていく。メンバーはハキハキとした歌唱と共に、イキイキとステップを踏みつつ、ピースしたり、手を大きく振ったりと元気にアクトしていた。そして明るい表情が非常に魅力的だった一列になって一人一人時間差で頭を回す、ロールダンスを披露するなど、愉快にパフォーマンス。終盤では吉澤、吉田の吉吉コンビがくるくると回る。その後の清水のソロではキュートな歌声を会場に響かせた。最後までステージを駆け回り、はしゃいだ様子を魅せながらアクトをしていた。ラスサビではこの楽曲の特徴であるリズムがアップ。それに合わせてメンバーも更に勢いを付けてダンスしていった。ファンも手を振ったり、合いの手を入れたりと大きく盛り上がっている様子が見られた。この4人のユニットで楽しいパフォーマンスを観せ、この楽曲を終えた。

次は浅野、小山の2人で楽曲を披露。曲は卒業・旅立ちにエールを送る楽曲「ハルイロ」。
浅野杏奈のアカペラで、ゆっくりと歌い出すところからこの楽曲はスタートした。艶美な様子と美しい歌声が際立つ。小山も綺麗な歌声を奏でていく。その後、2人はハモリを用いた美しすぎる歌声を奏でた。この日の「ハルイロ」はアコースティックVer.での披露となったのだが、そのしっとりとしたサウンドが浅野と小山の素晴らしい歌声を更に際立てていた。2人は気持ちを込めてこの「ハルイロ」を端正に歌い上げていく。歌唱力でマジパンを引っ張っている、2人の素晴らしいパフォーマンス。そして「ハルイロ」にマッチしたピンクのサイリウムが会場一面に点灯し、端麗な風景が広がっていた。マジファンもこの美しいパフォーマンスを見守りながら、手を横に振って雰囲気を作っていく。今までにない、これもまた素晴らしいパフォーマンスだったと言える。

この2つのユニットが終わると、全員が「Melty Kiss」の衣装に着替えた。そして再び6人でのパフォーマンスとなった。

このライブの7曲目は「108煩悩BOMB」。スタートで清水ひまわりがクラップを要求。マジファンはしっかりと応え、大きくクラップをし始めた。ラップ調の歌唱を6人がリズミカルに歌っていく。手を大きく振り、大きくステップしていき、このリズミカルな歌唱にマッチしたダンスを魅せていく。時々、パワフルに変化するアクトは見ていてすごく気持ち良かった。サビでは会場にいる全員が手を振り上げ、ファンもジャンプしながら手を振って、リズムに乗りながらノリノリな様子、一つになっていった。快活なパフォーマンスに、フロアが揺れていった。ライブ中盤でも盛り上がりは高い。最後はキュートにポーズを決めて終了。

次は、メンバー人気の高いシティポップなナンバー「これから、私!」を投下。スタートから手を振り、それに合わせて観客も一緒に手を振って、高まっていく。曲中では綺麗なサウンドに合わせて流動的にポジションを変えたり、体を揺らしながらステップをしていくなど躍動感のあるダンスを魅せていく。
サビでは手を前へ横へと回し、体を揺らしながら、この楽曲を存分に表現していく。
<0時(じゅうにじ)過ぎのシンデレラ>という歌詞に合わせ、時計を模したダンスを取り入れられていることもまた面白い。

女性の共感を集めるようなこの楽曲ではメンバーが笑顔を浮かべながら楽しくパフォーマンスしている姿がすごく微笑ましかった。”大丈夫きっと上手くいくよ” “まだまだまだまだ これからだから”とみんなへエールを送っていた。このポジティブなナンバーは聴いていて非常に前向きになることができる。そんな前向きで気持ちがスッキリする楽曲・パフォーマンスにマジファンもクラップ、コールと更に盛り上げていた。

Cメロでは6人が一列になって、交互に両手を上げ下げするフリを行う。そのあとは<まだまだまだまだこれからだから>とコールアンドレスポンス。メンバーが歌った後にマジファンも同様に歌い上げ、気持ちを一つにしていく。この一体感は心地よく、マジパンのステージにどんどん引き込まれていく。魅力たっぷりのマジパンのパフォーマンスに更に魅了されていった。ラスサビでは更に勢いが加速。歌唱は強くなり、ダンスは更に大きくパワフルなものになっていった。マジファンも大きく盛り上がっていく。そしてマジパンのパフォーマンスに呼応するようにフリコピを行っている様子も見られた。フロアのマジファンが本当に楽しそうにしていたことが非常に印象深い。最後までメンバー、マジファン共にジャンプ、クラップなどをして大盛況の様子が見られた。最後に華麗にポーズを決めて「これから、私!」を終えた。

次はレーベル移籍後、初のシングルとなった「Melty Kiss」を披露。キュートなパフォーマンスと甘い歌詞のこの楽曲はマジパンの可愛さを引き立てるのはもちろんのこと、最近ではライブで高い盛り上がりを見せている。この日もサビのキスを連想した可愛いフリに合わせて、ファンはコールで応えて盛り上がっていく。6人のシンクロ率の高いパフォーマンスも非常に見応えがあり、完成度の高いアクトを魅せていた。サビでは清水ひまわりによる掛け声「HEY!HEY!」に合わせて観客も声を出していく。間奏では吉吉コンビの2人がハイタッチ。ここでもまた連携の高さを見せていた。最後まで拳を振って、気持ちが漲るようなパフォーマンスを魅せる。小山の美しい落ちサビからラスサビへ勢いが高くなる。拳をあげて、全員がマジパンのパフォーマンスを通して熱狂していった。この可愛さと盛り上がり、マジパンの大きな魅力の一つだと強く感じた。ラストは浅野が「君に溶けて、無くなっちゃうわ♡」とセリフを言って、大きな歓声が上がって終了した。

連続で楽曲を披露すると、一旦、メンバーはステージを後に。
再びホラーBGMが流れ、アナウンスが流れた。「メンバーが見当たらない」 「サボっている」とナレーターは話し、呼び戻すと話す。サボっているお仕置きにゲームをしようと提案。その後、メンバーはシングル「もう一度」の衣装に着替え、再度登場した。そして企画コーナーを挟んだ。この企画コーナーは名古屋、大阪でも開催され、この3ヶ所で負け越したチームは罰ゲームを受けることになっていた。

チーム分けは清水、吉田、吉澤の『清水チルドレンチーム』、沖口、浅野、小山の『沖口チルドレンチーム』とした。

名古屋、大阪ではお互いに勝ち、1勝1敗のイーブン状態。トータルの勝敗はこの横浜公演にて決まることになった。ちなみに負けたチームの罰ゲームはこの日初めて明かされることに。罰ゲームは「ダブルダッチ」をマスターすること。これは集中力、持久力、リズム感、想像力、バランス、チームワークを養うために用意された罰ゲームだ。ダブルダッチの説明がされた後、ここ、横浜でのゲームが開催された。

今回のゲームは以心伝心ゲーム。お題が挙げられ、連想される物を答え、全員の答えを一致させる、チームワークが肝になるもの。

まずは沖口チームの回答となった。

Q.1 赤い食べ物と言えば?

浅野、小山の回答は『トマト』だったが、沖口は『りんご』と回答。不一致により得点は入らなかった。

Q.2 玉子料理と言えば?

浅野、沖口は『玉子焼き』と回答。しかし小山は『目玉焼き』と回答し、不一致となった。なぜか小山が『目玉焼き』と書かれたフリップを出すと、観客から「可愛い〜!」との声が上がった。浅野、沖口は「可愛いはおかしいよ!」とツッコミを入れていた。

Q.3 スポーツドリンクと言えば?

これは全員『ポカリスエット』と回答! 全員一致のため、1ポイントゲット!

Q.4 コンビニエンスストアと言えば?

回答前に浅野が「すごいバカなことをした・・・ごめんなさい」と発言。
気になる回答は・・・沖口、小山は『セブンイレブン』、浅野は『ヨーグルト』(!?)

浅野の回答にメンバーもマジファンも騒然とした様子だった。浅野曰く『コンビニと言えばどのコーナー?』と勝手に解釈をしてしまい、このような回答になったとコメント。
ただ沖口はこれでメンバー全員が間違えたから頑張っていこう! とメンバーを鼓舞していた。

Q.5 ジャニーズグループと言えば?

大阪出身の沖口に忖度し、全員が『関ジャニ∞』と回答。見事一致でポイントをゲットした。

沖口チームは2ポイント獲得!

続いて清水チームの番となった。

Q.1 おにぎりの具と言えば?

吉澤、吉田は『梅』と回答。清水は『鮭』と回答し、不一致。ポイントゲットならず。

Q.2 〇〇の秋といえば?

全員が『食欲の秋』と回答。全員一致によりポイントゲット!

Q.3 日本代表が活躍しているスポーツといえば?

全員が『ラグビー』と回答。これまた全員一致によりポイントゲット。

ここで沖口チームとポイントが並んでしまう。

Q.4 コーヒーショップといえば?

これまた全員が『スターバックス』と回答! ポイントゲットとなり、この時点で沖口チームの敗北が決定してしまった・・・。

ただ、最後の問題はみんなに答えてもらいたい問題ということで回答を続けることに。

Q.5 マジカル・パンチラインが6人体制で初めてインストアライブをした場所は?

吉澤は『池袋』、吉田は『duo MUSIC EXCHANGE』、清水『SHIBUYA TSUTAYA O-EAST』と回答。しかし答えは『渋谷マルイ』だった。この答えに吉澤は「浮かんだ!浮かんだ!」と話すも沖口から「いや間違っているから!」と一蹴されてしまった。
その後、沖口からは「改めてここで6人の始まりのリリースイベントの場所を思い出そうということの出題でした!」とコメントしていた。

そして企画コーナーの結果、
清水チーム 3ポイント
沖口チーム 2ポイント
沖口チームの敗北となってしまった。

こうして沖口優奈、浅野杏奈、小山リーナの3人が罰ゲームの『ダブルダッチマスター』をすることになった。
最後に敗北チームの3人が「どんなに辛くても最後までやり遂げます!」と意気込んだ(毎回恒例のコメント)。
その様子は後日、行われ、公開させることだろう。期待しておきたい。

企画コーナーを挟んだ後、再びライブへと戻った。

このライブの後半戦はエモーショナルな描写で、マジパンと重なる部分が多い、思い入れ深い名曲「今日がまだ蒼くても」からスタート。イントロの小山リーナの見事な歌い出しから楽曲が始まった。想いの強い歌声が会場に響き渡る。全員がこの曲の持つ、”今はまだ蒼く、未熟だけれど、輝かしい未来に向かって邁進する”というメッセージを手や指、体の動きを使って、繊細に、華麗に表現していく。そして6人の重なった端正な歌声のハーモニーが響き渡る。サビでは緩急のついたダンスで魅了。全てが綺麗で凛とした形貌だった。会場のマジファンもそんなパフォーマンスに合わせるように、コール、声援でパフォーマンスをアシストしていった。間奏では体全体を使って、メリハリのあるダンス。間奏後は沖口のソロから清水、吉澤、小山、浅野へと歌のバトンを繋いでいく。この時の浅野のソロは力が非常に篭るほどの熱唱を見せていた。力強さと美しさが同居する、圧巻のパフォーマンス。ラスサビでは6人での歌声が更に強くなり、最後まで魅力的なパフォーマンスを展開した。この思い入れのある曲で更にボルテージは上昇していった。

このライブでの11曲目は最新曲「もう一度」のシングルに収録された楽曲、「Alright」。スタートで吉澤から「私たちと一緒に右手あげて、いっぱい踊ってください」と煽る。この「Alright」もシティポップ調のサウンドが特徴で、それに合わせてメンバーはステップを踏みつつ、大きく手を振る、ターンするなどアクティブなダンスをしていく。サビでは、メンバーが手を横に振るのに対し、マジファンも同方向にサイリウムを振っていた。色とりどりのサイリウムがフロア内で大きく揺れ、非常に綺麗な光景が広がっていた。全員がこのダンスミュージックによって気持ち良く踊っていく。マジパンのメンバーと共にこの楽曲を楽しんでいる気持ちが一致し、心地の良い時間が流れた。最後までメンバーはちょっぴり大人っぽく、それでいて大きく盛り上がるように心掛けている姿が見られた。このライブも終盤に差し掛かっていたが、盛り上がり、熱量は全く落ちない。

12曲目はこちらも最新シングル「もう一度」に収録されているロックな楽曲「名もなきヒーロー」をドロップ。心躍るイントロからこの楽曲はスタート。沖口は歌い出しでクールに、吉田は楽曲に合わせて力強く歌う。活気のある、パワフルなダンスを手を中心として行いかつ想いを込めて歌っていく。
サビでは手を前に翳して、ジャンプ。大きなアクションを魅せていく。全員がこの楽曲のメッセージである、”物語の主役になる”という想いを全身全霊のパフォーマンスを通して表現していく。そしてまたこの曲は情景描写もしやすく、曲を聴いて、パフォーマンスを見ることで、この世界観に容易に入り込むことができるし、共感することもできる。誰しもが持つこの想いをマジカル・パンチラインが代弁していく。
その後、キレのあるターン、アクティブに手を上げていく、列を作る美しいフォーメーションを形成、ステージを縦横無尽に駆け回っていくなど、アクティブ且つ力が込められたパフォーマンスを披露。それに合わせ、マジファンも大きくコール、フリコピ、ビートを刻むなどでこの楽曲とパフォーマンスを存分に愉しんでいった。
間奏ではステージ中央で円陣を組んで、真ん中で6人が手を合わせた。そしてサークルになって回った。赤照明が点灯されることで、格好良さが際立ちながら、この6人でのパフォーマンスがどんどん輝いていった。
落ちサビでは小山リーナの熱唱。その後のラスサビでも会場にいる全員が手を大きく振って、ヒートアップする様子が見られた。最後は後ろ向きになり拳を掲げて、この曲を終えた。

そして本編もラスト1曲となった。その前にMCでリーダー・沖口より今、抱いている心情を吐露。

沖口優奈「みなさん、今日は楽しんでくれましたか? ありがとうございます。今回、この東名阪ツアーを無事に開催することができて、本当にホッとしています。わざわざ会場まで足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。この東名阪ツアーが開催された10月で、私たちマジカル・パンチラインがドリーミュージックさんと一緒にお仕事させて頂くようになってからちょうど1年が経ちました。ありがとうございます。1年前は『CHANGE AND EVOLUTION』、 “変化”と”進化”というテーマを掲げて、色んなことにチャレンジして、色んな新しい素敵な楽曲に出会うことができて。そして何よりもマジカル・パンチラインに2人の新メンバーが加入して、今こうやって応援してくださっているファンの皆さんにとっても沢山、変化があった年なんじゃないかなと思います。もちろん、今こうやって、ステージ上に立っている私以外の5人のメンバーも、この自分たちの”変化”に、『期待』と、そして『不安』を抱えながらも、1年間全力で突っ走ってきた年だったのではないのかなという年でした。そんな中でこの1年の間で、マジパンとして今までにないくらい沢山の目標や夢を持つことができました。目標でいうと、この間、10/9に発売したシングル「もう一度」でマジパン史上、オリコン週間ランキングで最高順位を取りたいという目標を掲げていたんですけど、皆さんのおかげで、マジカル・パンチライン、最高順位の第7位を頂くことができました。皆さん本当にありがとうございます(割れんばかりの拍手)。ただこの1年間、色んな夢や目標をみんなにもいっぱい伝えてきたんですけど、このオリコンのランキングみたいに全てが、全ての夢や目標が叶った訳じゃなくて、それ以上に叶わなかった目標、夢が沢山ありました。今回のこの横浜Bay Hallという大きな会場を満員にしたい、埋めたいという目標を掲げていたんですけど、今回この会場どころか、名古屋も大阪もチケットをSOLD OUTさせることはできませんでした。本当に悔しかったし、ただそれ以上に私自身の実力不足も本当に感じました。でもマジカル・パンチラインの夢はまだまだ先にあります。もっと沢山みんなと見たい景色もあるし、まだまだ叶えたい目標もあります。だからこそ来年からの2020年からは、今よりも楽しく、そして熱く、そしてみんなに付いてきてもらいたいと思えるような逞しいマジカル・パンチラインをみんなにお届けします。そしてまたここから”もう一度”私たちの夢に向かって走り出したいと思います」

ここからは筆者である自分が見てきたマジカル・パンチラインの過去を振り返っていこうと思う。事実を述べるだけでなく、筆者の見てきた風景、様子、そして主観的な意見も入ってしまう。もしこの記事を読んでいる方でそのような第三者の意見、これまで見てきたことに興味がなければ、このブロックはスルーないしはブラウザバックしてもらって問題ない。あくまで参考にしてもらいたいし、記録に残しておきたいと思っている。

自分がマジカル・パンチラインを初めてライブで見たのは、約2年前の2017年12月に開催された、2ndワンマンライブ「DANCE DANCE ROMANCE PART1」の時だ。2nd ワンマンライブではTSUTAYA O-westで開催され、ちょうど「DEUS EX MACHINA」というシングルをリリースした時期。当時、MVから制作が始まり、人工知能(AI-CD β)で楽曲を後から作るという新しい試みがされていた。懐かしいと思う方も多いだろう。小話で言えば、2ndワンマンライブ「DANCE DANCE ROMANCE PART1」で序盤に音声トラブルによって止まってしまったが、当時のメンバー5人はそれでも負けずに音が出なくてもパフォーマンスを続けた、なんて話は今でも思い出す笑い話の一つだろう。

そして2018年の4月に当時、偉大なリーダーであり、マジパンのプロデュースを行っていた、佐藤麗奈が卒業。リーダーの襷は佐藤の親友だった沖口に託された。そんな偉大だったリーダー・佐藤は「この4人なら大丈夫。きっとうまく進んでくれる」と話していたことが記憶にある人もいるだろう。
新しいチャレンジとして4人でアイドル界で更なる高みを目指そうと、グループとして更に強くなろうと心に決めたに違いない。

・・・しかし、現実は違った。当時契約していたレーベルの契約が終了。その後、所属レーベルがないまま活動を余儀なくされた。正直に言うと、この時、マジパンの活動はかなり限られていた。出演できるイベントのほとんどが対バンイベント。単独公演を行えない、シングルのリリースができない、何かアクションをすることができない。

この時期のマジパンのホームページのカレンダー(スケジュール欄)は空白が多かった記憶がある。それほど何かしたくてもできない状況であった。そして以前に違う取材で対バンイベントに行かせて頂いたことがあったのだが、その時にマジカル・パンチラインも出演していた。別件で楽屋に行った時、マジパンの4人を見たことがあった。かなりの数のアイドルグループが出演していた合同楽屋だったため、他のグループに気を遣っていたこともあるだろうが・・・どこか暗い表情だった気がした。緊張とも違う、不安があったような気がした。
今でこそ楽屋で楽しそうにはしゃいでいるマジパンの姿をSNSでよく見ることはあったが、そのような様子は見られなかった。もちろんずっと見ていた訳ではないので、その一瞬を切り取ったに違いないが・・・。今のマジパンからしたら、少し考えにくい様子だったと思う。

この期間についてはメンバーの口から多くのエピソードが語られていただろう。事実、浅野は以前のインタビュー取材の際、このように話していた。
「何か聞かれた時は、とにかく明るい事を言わなくてはいけないと思っていた。だから思っている前向きな事をとにかく口に出していた。暗い言葉やネガティブなことを言ってしまうとそれが現実になりそうで怖かった」と。
暗い言葉を言ってしまえばそれが現実になってしまう、つまり言霊になってしまうと話していた。この時の思いや感情は今でも忘れる事はできないだろう。
それでも彼女たちはそんな状況でさえ、ステージ上では全力でパフォーマンスしていた。
それは彼女たちの強さでもあり、それを行なっていたからこそ、今に繋がっているだのだろう。

そして時が進み、2018年10月に3rdワンマンライブぶりの単独公演を開催。約半年という月日を経て、ようやく単独公演を開催することができた。ここで現・レーベルであるドリーミュージックへの所属が発表された。

この単独公演では、メンバーの気持ちが全面に出たライブとなった。それまで”解散”という文字が出るほど、マジパンは追い込まれていた。しかしこの単独公演ではそんな悔しい思いを払拭するような気持ちが強く強く出たライブ。本当にパワフルな、気持ちが出た公演だった。見ていて本当に気持ちが良かった。あの単独公演の記憶は今でも頭に残っている。
ここからマジカル・パンチラインのページは進んでいった。沖口がコメントで話したように『CHANGE AND EVOLUTION』 、”変化”と”改革”が進められた。

そこから3ヶ月連続の怒涛の単独公演、毎月の新曲発表、2019年のワンマンライブ実施の発表。どん底にいたマジパンの快進撃が始まったのだ。

その口火を切ったのが2019年2月にリリースされたシングル「Melty Kiss」。現レーベルからリリースされたこのシングルは、マジパンにすごくマッチした、可愛さいっぱいの楽曲。今でこそライブで盛り上がり必至の、勢いのあるパワーチューンとなった。

このシングルでは「ONE」というアンセム曲、旅立ちの背中を押すナンバー「ハルイロ」を展開し、”変化”と”改革”という文字そのままに、マジパンの新たな一面を見ることができた。

そして初のSOLD OUTを目指した、2019年2月に開催されたduo MUSIC EXCAHGEでのワンマンライブ。当時、4人は必死に宣伝を繰り返した。「今のマジパンを多くの人に見て欲しい」と。チケットをSOLD OUTすることによって、これからのマジパンを更に改革し、アイドルの頂点を目指したいと関わっている全員が誓った。

ワンマンライブ当日の本公演開演前のアナウンスにて、『チケットがSOLD OUTした』という報告が告げられた。これには本当に鳥肌が立った。そして本当に嬉しかった。同じ空間にいた人は同様の気持ちを持ったに違いない。

そしてこのワンマンライブにおいて、4人を追いかけるように、吉澤、吉田が加入。6人体制として新たなマジカル・パンチラインがスタート。

それでも尚、まだまだ夢への壁は高い。2019年3月にはよみうりランドらんらんホールにて無銭大感謝祭を開催。マジパン史上最大キャパの1,000人規模の会場に挑戦した。しかし苦渋を飲む結果となってしまった。ただマジパンの6人は”これがマジパンの現在地なんだ”と実感し、自身に強く言い聞かせた。そして更に上を目指すための努力を続けた。
この無銭大感謝祭で初披露した「今日がまだ蒼くても」は”今の自分は蒼いかもしれないが、地道な努力で夢を叶えることができる”というメッセージ性を描いた楽曲だ。この6人が歌うことで楽曲のエモーショナル度は高くなる、ということは周知の事実だ。
その名曲を提げ、現在地を理解したメンバーはここから更に努力を重ねた。すると勢いは目に見えるように増していった。AKIBAカルチャーズ劇場を主とした単独公演は毎回SOLD OUT。メディアからもマジパンに注目が集まった。特にSPA!さんが愛してくれているのはマジパンにとっても非常に大きいだろう。

2019年6月にはシングル「今日がまだ蒼くても」をリリース。今年の夏に向かうことになった。そして6人の絆はどんどん強くなっていった。6人の夏に向けた気合いの入り方は当時、凄まじいものを感じた。

2019年7月には東京、大阪のワンマンライブを開催。グループとして初の両公演の事前SOLD OUT。”勢いが付いている”という感覚が徐々に形になっていく。このワンマンライブは言うまでもなく、大盛況だったことは記憶に新しい。メドレーなどで新たな試みを行い、マジパンの可能性を更に広げた。

そして8月の夏フェスでは気合いが入ったパフォーマンス。TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)のSMILE GARDENでは8曲を詰め込んだ気合いのSPメドレー。観客は誰も戸惑いを見せなかった。その姿に全員が熱狂した。成長していることをこの大型フェスにより、確信に変えた。また@JAM EXPOでは今回の表題曲「もう一度」を初披露。沖口のMCは今でも心に残っている。前述の通り、佐藤麗奈という絶対的リーダーが卒業してから、最初は悩んだはずだが、今となっては頼り甲斐のある”愛されリーダー”へと成長した。またその「もう一度」での初披露では感極まった清水の涙。今までの出来事が走馬灯のように蘇る。この「もう一度」という曲自体、マジパンの歴史とは大きく重ならないかもしれないが、メンバー個人にとっては本当に思いが篭る楽曲である。この曲で、この6人で”もう一度”アイドル界の頂点を目指す。そんな思いがふつふつと込み上げたに違いない。

この青春パンクサウンドの「もう一度」はメンバーの思いだけを歌ったナンバーではない。マジファンにとっても気持ちが重なるナンバーだろう。
今、メンバーにとっても、ファンにとっても、マジカル・パンチライン=青春 という方程式が成り立つと思う。

メンバーにとっては10代からマジカル・パンチラインとして活動し、少しずつ、少しずつ前に進み、見たことのない景色を見ることができている。それは正に彼女たちにとっての青春。ファンにとって、現在進行形で青春を歩んでいる方はマジパンと共に青春の1ページを描いているし、青春が終わってしまったと思うような人でも、マジパンを知って、応援することで、また改めて青春を感じさせてくれている。
だから青春は終わらない。そしてマジパンが我々の青春を作り出してくれているし、一緒にページを描いている。そんな気持ちにさせられているに違いない。

メンバーにとってはこの経験はきっと代え難い大切な物だし、時間だ。マジファンにとっても現場に行けば仲間がいて、応援したい相手がいる。苦しい時間も楽しい時間も一緒に過ごしてきたからこそ、思い出は鮮明になる。良き思い出になる。

今のマジパンは多くの人にとっても、個人にとっても青春の1ページだ。

マジカル・パンチラインは、今まで紆余曲折があった。悔しい出来事も、遣る瀬無いこともあった。その分、歓喜もあった。楽しいこともあった。沖口の言葉通り、夢や目標を掲げてきたが、達成できなかったこともあった。しかし、彼女たちはそれにめげることがなく、真摯に受け止め、努力を続けてきた。『期待』も『不安』も抱えながらも、1年間全力で突っ走ってきた。
そして目標を達成することができた。全員で掴んだ勝利もあった。直近のオリコンウィークリーランキングのグループ最高順位の獲得はその一つの証拠だ。この1年間は変わったことも、変わらないこともあった。どれもがマジカル・パンチラインが歩んできたストーリーで、どんな出来事も必要なことだった。どの瞬間を切り取ってもみんなにとって青春の1ページ。一緒に描いてきたストーリーだ。何にも変え難い大切な思い出。

そんな過去から今、未来を思い、歌うのが「もう一度」だ。

本編も最後一曲となった。
沖口優奈より「次が最後の曲です。私たちの想い、そしてみんなの想いをこの手に握りしめて歌います。聴いてください、”もう一度”」

このようにタイトルコールされた。色んな人の想いを背負った「もう一度」を披露。
スタートから力を込めて、拳を天へ掲げる。そして<Wow wow Wow wow Yeah yeah Yeah yeah>と力強く歌い始めた。そんな想いが篭った歌唱と、拳を上下に上げ下げしながら想いを全身全霊で表現していく。ファンも気持ちを満身に込めたパフォーマンスに対し、大きくクラップ、声援を送っていく。
サビでは会場にいる全員が拳を上げて一つになっていった。6人のユニゾンの歌声は非常に強く、この日、一番会場に響き渡っていたほどだ。それほど感情が昂り、気持ちが込められていたのだろう。文字通りの”熱唱”だった。
6人は大きくステップを踏み、気持ちを思いっきりぶつけていく。
それは2番でも同様だった。大きく手を仰ぎ、全身でメッセージを表現していく。これが我々が今感じている青春=マジパンと共に過ごした時間、そしてこれからを強く代弁していた。
間奏では6人が綺麗に、見事に揃えられたダンスを披露。間奏後は<Wow wow Wow wow Yeah yeah Yeah yeah>をメンバーとマジファンで一緒に歌い上げる。全員の心が一致した瞬間だ。落ちサビでは小山リーナがファルセットを使いながら、綺麗な歌声を奏でる。最後まで全員のパワーは落ちず、むしろ終盤に行くにつれてどんどん強くなっている印象だった。ファンも大声援を送り、会場を非常に熱くさせ、ボルテージは最高潮。会場が汗で滲むほど、熱さがあった。力を振り絞った「もう一度」は最後までパワフルで、力を存分に出していた。大きな歓声が起こって、このワンマンライブの本編は終了した。

ステージを去る前にリーダー・沖口から「皆さん、本日は最後まで全力で一緒に走り抜けてくれて、本当にありがとうございました!」と挨拶。ステージを去った。
沖口の言葉通り、本編のここまで、マジパンのメンバーはもちろんのこと、マジファンも一緒に駆け抜けたライブだった。一緒に空間を作り、情熱的な雰囲気を作っていた。

メンバーがステージを去るとすぐにマジファンよりアンコールが起こった。
ここでまたホラーチックな、ハロウィンにぴったりのBGMが流れた。マジファンからクラップ、コールが起こる。

するとメンバー6人が再登場。ツアーグッズのロングTシャツを着用していた。そしてアンコールに答えてライブを再開。アンコール一発目はポップなサウンドと活発なダンスが特徴の「小悪魔Lesson1・2・3♪」。スタートでハロウィンにちなんで、メンバーから観客席へお菓子が投げ込まれた。ポップで勢いのあるサウンドに合わせて、観客が手を上げて、ノリノリになっていく。そしてメンバーはステージ上で6人と戯れながら楽しいパフォーマンスを展開。時に3列×2のフォーメーションを組んで、立体的にかつ流動的なパフォーマンスを魅せていた。サビでは楽しげにステップ。そして手を上げていく。時にメンバーは魔女が持つようなスティックでメンバーをつつき合い、仲の良さを見せていた。マジファンも楽しそうに手を上げて、アンコールでも非常にハピネスな雰囲気が流れていた。中盤では全員で”あーーー!!!”と声を出して、お互いに楽しんでいく。この楽曲は歌詞も曲調もハロウィンにぴったりだ。そんなマッチした楽曲を全員が非常に愉しんでいた。終盤では清水の掛け声によりじゃんけんを行う。これもまた楽しい仕掛けの一つだ。
最後までメンバーはとにかく可愛いパフォーマンスを行なっていた。マジファンも負けじと声で対抗していく。そんな関係がすごく心地良かった。最後に手を上げてこの楽曲は終了した。

アンコール2曲目は「パレードは続く」。壮大なサウンドに合わせて、メンバーは手を横に振ったり、拳を振ったりとエネルギッシュなパフォーマンスを魅せる。大きくステップ、ターンなどもバイタリティーに溢れ、観る者を魅了していった。そして本編からずっとヒートアップし続けている。何よりメンバーがずっと楽しそうな表情を浮かべていたのが印象的だった。この笑顔は心の底から楽しいと思わないと出ない表情だ。マジファンもここぞとばかりに大きなコールを響かせていく。
まだ旅は続くよ、と歌うように歩くフリなど、旅を想起させる、期待感が高まるようなパフォーマンスを魅せていた。終盤までマジパンポーズを存分に振っていき、マジファンも同様に振って、再度一体感を作った。

アンコールの2曲を終えると、このライブ最後のMCとなった。

ここで告知を挟んだ。

・清水ひまわり生誕祭を11月、浅野杏奈生誕祭を12月に開催。
・FCイベント第二弾、BBQイベント
・マジカル・パンチライン、クリスマスイベント開催。

その後、最後の1曲を披露する前に、マジカル・パンチラインのマネージャー、Kマネが登場。絵巻を持って、浅野、沖口に開くよう指示をする。

ここにはメンバーの知らないサプライズが書かれていた。

・2020年2月19日、4周年記念ファーストアルバム発売決定!

マジパンにとって初のフルアルバムがマジパンの結成日にリリースされる。この発表にマジファンから大きな歓声、掛け声が起こった。収録曲などの詳細は後日アナウンスされる。

そしてこの東名阪ツアー最後の一曲はマジカル・パンチラインのアンセム的な楽曲「ONE」を披露。浅野杏奈のエネルギー溢れる歌い出しから、メンバーが躍動したパフォーマンスを披露。サビでは全員が人差し指を上に掲げ、文字通り、ONEなっていった。最後の最後までメンバーとファンの心が一つになっていた。最後に後ろ向きで人差し指を斜め上に掲げるポーズを取り、全員が”マジパンファミリー”であることを実感して、楽曲の披露を終えた。

最後に、会場の全員で写真撮影し、余韻を残してこの東名阪ツアーは幕を閉じた。

マジカル・パンチラインの勢いが形になった期間だった。「もう一度」ではオリコン週間ランキング最高位。東名阪ツアーではマジパン史上最高の盛り上がりを魅せていた。マジカル・パンチライン熱はまだまだ高まっていくはずだ。しかし、まだまだ課題は多い。ただ、課題があるからこそ更に上を目指すことができる。そしてもっと一緒に見たい景色が沢山ある。だからこそマジカル・パンチラインを応援することは楽しいのだ。マジカル・パンチラインと共に過ごす”青春”の日々はまだまだ終わらない。マジカル・パンチラインと一緒にまだ見ぬ景色へ。そしてアイドル界の頂点へ。

”いつかはきっと 辿り着けるように”

一緒に高みを目指していこう。

”まだまだこれからだから”

“『『『行けよマジパン!』』』”。

取材・文:石山喜将(@rayiris_yi) / 写真:名和洋助(@yousuke7nawa)

【セットリスト】

Overture
1.マジ☆マジ☆ランデブー
2.マジック☆ガール
3.謎から謎めくMystery
4.ぱーりないと!!
MC
5.Happy New Kitchen
6.ハルイロ
7.108煩悩BOMB
8.これから、私!
9.Melty Kiss
MC(企画コーナー)
10.今日がまだ蒼くても
11.Alright
12.名もなきヒーロー
MC
13.もう一度

アンコール
14.小悪魔Lesson1・2・3♪
15.パレードは続く
MC(告知)
16.ONE