NEO JAPONISM:【インタビュー】「何かできない中でも何かする」 コロナ禍での活動は決して無駄じゃない。明かされたメンバーの共通意識とネオジャポへの愛。様々な思いを代弁し、”誰かを救うことができる”「Spica」という楽曲

NEO JAPONISM:【インタビュー】「何かできない中でも何かする」 コロナ禍での活動は決して無駄じゃない。明かされたメンバーの共通意識とネオジャポへの愛。様々な思いを代弁し、”誰かを救うことができる”「Spica」という楽曲

“闘う”をコンセプトに、『NEO SOUND,NEO CULTURE』を掲げ、誰が”聴いても観ても踊っても楽しめる”パフォーマンスを展開している5人組アイドルグループ、NEO JAPONISM(通称:ネオジャポ)。NEO JAPONISMは、朝倉あい、瀬戸みるか、滝沢ひなの、辰巳さやか、福田みゆから成る5人組グループ。ロックに昇華させたアイドルソングを、全身全霊のパフォーマンスで表現することで、フロアを熱狂の渦にし、今までに体感できなかった空間を提供している。それでいて”キャッチー”という言葉がぴったりであるほど、楽曲、振り付け、高いアイディア力のプロモーション、見せ方など、かなり完成度の高いグループであり、唯一無二の存在であると言える。
この未曾有のコロナ禍において、当初予定していた活動は中止や延期という選択を取るしかなく、やりたいことも容易にできなくなってしまったアーティストは多く、先の見えない、暗い道を進むことになってしまっている。それは、アイドルシーンにおいても同様で、影響は大きく、苦しい思いをしている人も多い。だが、NEO JAPONISMは違った。コロナ禍になってからすぐに、アイドルグループとしては一番と言えるほどのスピードで、無観客配信ライブを開始した。できない中でもできることは全てする、という思いの元、ネットをうまく活用したプロモーションなど、この期間でも逞しく動き続きた。
今回は、そんなネオジャポの5人にインタビュー取材を敢行。これまでの活動を通して、何を思い、得たか。ネオジャポへ懸ける想いなど、存分に訊いてみた。合わせて、多くの人々が共感できるであろう、8/27に公開された「Spica」について、どのような楽曲であるかも解説していただいた。ぜひこの記事を読んで、ネオジャポへの愛情を更に深めていただいたら幸いだ。NEO JAPONISMが、熱いライブを展開している理由を裏付けるのは、メンバーのネオジャポへの愛からだ。皆さんもネオジャポをもっと愛して欲しいと思う。ネオジャポはまだまだ止まることを知らない。

(取材・文:石山喜将)

朝倉あい

滝沢ひなの

瀬戸みるか

福田みゆ

辰巳さやか

この期間はマイナスではなく、プラスだと思えた。頑張ってこれたのは、悔しい気持ちと皆さんの支えのおかげ

ーーデビューしてからおおよそ半分ほどは、思うような活動ができなくなってしまいました。YouTubeにアップされた個人インタビューでは、この期間に、病んだり、焦ったり、気が落ちたりなど、ネガティブな感情がありました。そんな思いを払拭するために始まった、無料配信ライブやネットをうまく活用したプロモーションなど、できることを存分にやったという印象でした。この期間を通して、ネオジャポとして掴んだことや、それぞれの心境の変化など、何かあれば教えていただけますか?

辰巳さやか(以下、辰巳):コロナ禍になってから、家族、スタッフさん、そして応援してくれているファンの方々に、改めて本当に支えてもらっているなと感じました。配信ライブでは、最初の頃はメンバーが全員、生でのライブとギャップが生まれないように意識はしていました。いつも以上にダンスを固めてみようとか、ちゃんとカメラを1人のお客さんと考えて、しっかりレスを送るように意識してステージに立っていたんですけど、結果的に私たちが楽しんでパフォーマンスすることが一番みなさんに届くという印象が強いですね。今では、徐々にライブができるようになってきて、それまでの活動の効果を実感してきたんです。「家ジャポニズム」を見てから、ネオジャポに興味を持ってくれて、ライブに来ましたと言ってくださる方々がいたんですね。それはメンバーの全員が特典会で聞いているし、そのように声をかけてださる方がいて。だから、このコロナ禍でのこの活動は、本当に無駄ではなかったと思います。「何かできない中でも何かする」ということの大切さに気が付けましたし、それでのプラスは大きいです。あと、私たちができることは、やはりファンのみなさんを、楽曲とかで元気付けることだと、改めて感じました。

ーー”当たり前が、当たり前じゃない”と感謝をしつつ、自分たちの活動に確かな自信と効果を実感できた訳ですね。具体的に、パフォーマンス面、ステージ上がる上での心情など、何かここが変わったと思うポイントは何かありますか?

辰巳:ステージに立てること自体、一回一回が、それこそ当たり前じゃなく、すごく大事なことなんだと思って、ステージに立つようになりましたね。今まで遠方から来てくださっている方には、今まで私たちが遠征をして、出向くことができていたんですけど、それができなくなってしまった状態なので、今では、配信もそうですし、一つ一つのステージを大事にしようと思えるようになりました。やっぱり、NEO JAPONISMは、良い意味で、ライブがやっぱり強みだなと。この期間で再確認できました。これだけでも大きな進歩だと思います。

瀬戸みるか(以下、瀬戸):コロナ禍じゃない時よりも、配信ライブが断然増えて、やっぱり配信ライブって、地域に関わらず、色んな人が見ることができるから、多くの人に見られる自覚を持って、もっと歌を上手くなろう、ダンスを上手くなろうと、より思えるようになりました。もちろん、コロナ禍になる前からも思っていたんですけど、より強く思うようになりました。

ーーそうなんですね。やはりそれは、配信ライブがきっかけでそう思えるようになったんですか?

辰巳:そうですね。毎週日曜日に配信ライブを行っていて、ライブを終えた後、自分たちで映像を見てから特典会を行うという流れになっていたので、配信ライブをきっかけに、振り返ることがかなり多くなりましたね。それまでは、自分たちのパフォーマンスを客観的に見る機会があまりなかったので。今までは映像を見返した時、自分のパートだけを見ることはあっても、カメラワークを見たり、他のメンバーがどこで抜かれてたりとかは無かったです。「この子はこういう場面で、こういうことしている」みたいなことは、すごく勉強になりました。

ーー最初の配信ライブではスマホの定点カメラから始めたそうですね。そこから、メンバー、スタッフが改善していった訳ですね。パフォーマンスでどう抜かれるか、どういう風なパフォーマンスをしたら良いかを学んだ。すごく良いことだと思います。この期間、『コロナ禍と闘うアイドル』と題して活動していましたが、単純な疑問で、皆さんは、どうしてこれほどアクティブになれたのですか?

福田みゆ(以下、福田):私が思うこととして、デビューして3ヶ月ちょっとで、表に出れなくなっちゃったじゃないですか。最悪なタイミングだったんですよ。

辰巳:こうなるなんて、思ってすらなかったもんね。

福田:そう、デビューした時は、これほど活動ができなくなるなんて思ってないじゃないですか。普通に考えて、コロナが落ち着いてからデビューすれば良かったじゃん、ってなっちゃいますよね。でも、こうなることは誰も予測はできないし、もう実際にデビューしてしまった。ただ、私たちとしては、デビューしてから、「こんな状況、最悪じゃん、もうやらないわ」と一度もならなかったんですよ。それは、デビューしてからの3ヶ月間、みんなが本当に全力で頑張ってから。だから、表に出れない期間でもやっていけていたのは、多分、みんなが全力でやっていたからこそ、このような状況になってしまって悔しいという気持ちの表れなんです。それは、NEO JAPONISMのメンバー、スタッフがみんなずっと同じ気持ちだったんですよ。辛くなった時も、頑張ろうと思った時も、みんな全て同じタイミングでしたし。やらなきゃいけないことを全てできてきいたのは、おそらく全て”悔しい”という想いからかなとは思います。これって、ちょっと言い方がおかしいかもしれないですけど、ある意味、コロナ禍のおかげというか、この状況になったからこそ思えたんです。今もこのように、変化し続けても頑張れていると思ったら、全てが運命的に感じるんですよね。
私が思う、頑張れてこれた要因はそこにあると考えています。

ーーなるほど。悔しさ以外に、頑張れた要因は何か他にありそうですか? “悔しい”というのは、強いパワーだと思うのですが、正直、心が折れちゃってもおかしくないじゃないですか。

辰巳:割とナーバスになっちゃう性格の5人なので、多分1人ずつだと難しかったかもしれないです。「私はこの中でも絶対頑張るんだ」とずっと思い続けてたメンバーは多分いないと思うんですよ。だけど、その中で、折れつつ折れつつも、全員が頑張っているから、私も頑張ろうと、全員が思えて、メンバー同士で支え合うことができたことが、大きいと思います。だから、応援してくださる皆さんにはまず感謝をしないといけないですが、もちろんメンバー全員にも感謝していますね。誰か1人が、モチベーションが下がってしまうとか、やる気がなくなってしまうと、アイドル活動も団体行動なので、また違った結果になってしまったかもしれないです。不安はあったとしても、その中で”頑張ろう”という、最終的に気持ちが一緒だったので、それはかなり大きな力だったと思いました。「コロナ禍と闘うアイドル」というコンセプトは、ある意味、”己と闘う”ということでもあると思います。弱い自分に勝ちたい。ここにいる全員が、アイドル人生1回目じゃないですし。もちろん、今のアイドル活動においても、試練はたくさんあるんですけど、その中でもNEO JAPONISMの5人として活動できてこれたことは、メンバー同士、スタッフさんを始めとする様々な方に支えてもらえたからこそだと思いますし、強く慣れました。今、少しずつライブができるようになって、またお客さんの顔を見たら、『やっぱりこれだな』という気持ちに改めてなれました。
配信ライブは、私たちとしても、もちろん重要ですし、楽しいのですが、本来私たちがやりたいことは、生のライブだなと。私たちも、元気をもらえています。ここからまたより一層、一致団結して活動していきたいです。徐々にライブができてきているとはいえ、制限がありますし、油断はできない状況ではありますが、ライブをやっていきたいと強く思えたきっかけでした。

ーー具体的に、メンバーの皆さんで声を掛け合っていたのですか?

辰巳:そうですね。していました。やっぱり不安じゃないと言ったら嘘になりますからね。それぞれのライブのパフォーマンスでもそうですし、SNSに関してもメンバーは「いいね」や「リプ返」ができないので、お客さんに発信することが、どこか一方的な感じがすごくしちゃうことがあったんです。だから、不安というか、モヤモヤした気持ちは全員あったと思うんです。これだけで良いのかな、みたいな。従来だったら、ライブができて、皆さんとしっかりお話できる訳ですし。ただ、そんな様々な気持ちはありつつも、最終的には、「NEOとして頑張ろう」とみんなで話し合い、メンバー同士が支え合ったから、この期間を乗り越えられたのかなと思いますね。

ーーなるほど。一連の流れによって、より一層強くなった訳ですね。すごくドラマ性がありますね。すごく心打たれるお話でした。

「Spica」という曲は、自分たちにも重なる、多くの人を救えるナンバー

ーー8/27に新曲「Spica」が公開されました。この曲は多くの人の想いを代弁したような楽曲だと思います。この曲に懸ける思いを一人一人教えてもらえるとすごく嬉しいです。

滝沢ひなの(以下、滝沢):この曲は、コロナ期間中にレコーディングした曲なんですが、勝手に思っている自分の感覚では、コロナの波が来ても、負けず、めげずにやられないように頑張るぞ! という思いを込めて歌っています。そんな思いを、この曲には込めていただいたので、それを歌やパフォーマンスで表現していますね。

瀬戸:今のこのコロナ期間によって、私たちだけじゃなく、おそらく色んな方も病んでしまっているじゃないですか。だから、この曲を聴いて、少しでも元気を与えられたら嬉しいと思って、歌いました。「うちらも頑張るから、みんなも頑張ろう」という雰囲気の言葉が多く使われているので、ぜひこの曲を聴いて、「俺たちも頑張ろう」と思ってもらえたら嬉しいですね。

滝沢:自分たちが、みんなにとっての活力になる。

瀬戸:そう思います。

朝倉あい:自分の精神面がすごくキツイなと思う時に、「Spica」が初めて送られて来たんです。この曲を聴いてからすごく前向きになれたというか、救われた気がしたんです。だから、自分みたいに、みんなが前向きになれる曲だと思いますので、この曲をできるだけ多くの人に届けたいと思いますし、自分もそのような体験をしたからこそ、この想いを伝えられるように歌っていきたいと思います。

福田:みんなと同じような話になってしまうのですが、歌詞を見ると、すごくて、より心に刺さるんですよ。「Spica」は、星のことで、どのような物なのかを調べてみたら、自分たちに重なると思う部分があって。病んでいるとか、悲しいとか、苦しいとか、そういう気持ちになっていたとしても、頑張って輝こう、元気を取り戻そうと思えるんですよね、この曲を聴くと。それに、「Spica」という楽曲は、暗い空を明るくするという歌詞があるので、コロナのことだけじゃなく、他にも心が苦しい時に聴いてもらったら、より一層頑張ろうと勇気付けられる曲だと感じています。曲だけを聴くとすごく明るめの曲だけど、エモさもある楽曲で、それが歌詞にすごく表れている楽曲なので、よく歌詞に注目していただいて、聴いてもらえたら良いと思いますね。

辰巳:このコロナ期間で、私たちだけじゃなく、世界中の人が苦しい思いをしているはずなんですね。日本で言うと、甲子園ができなくなってしまったし、オリンピックもできなくなってしまった。なんというか、日常に張り合いがない日々が続いてしまっていると思うんですよ。でも、「Spica」という楽曲は、すごく力強くて、メッセージ性を秘めた曲だと思っています。歌詞の冒頭にもあるように、この曲でみんなが未来を導いてくれて、そして皆さんも、この曲で元気をもらってもらえたら嬉しいです。私は、「Subliminal」 「Spica」の両方の曲の振り付けを担当しているので、意味をよく考えるのですが、「Subliminal」はどちらかというと、私たちが魅せることで、多くの人を魅了することがコンセプトだと思っていて。「Spica」は、みんなで一緒に作り上げることがコンセプトだと考えています。「Spica」の振り付けの中には、私たちの挨拶である、「NEO JAPONISMです」といういつもするポーズが入っているんですよ。このポーズを取り入れたことやメンバー同士が絡むフリがあることが、一緒に作り上げることを表現しています。サビでは、お客さんも一緒になって踊っていただけるので、そこに関しても、”みんなで作り上げていく曲”だと思います。全体で言えば、「みんなで頑張っていこう」というメッセージが篭った曲で、多くの人の心に響く楽曲だと思います。ぜひ色んな方に聴いていただきたいと思っています。

ーーすごく分かりますし、本当に心に刺さる曲ですよね。この曲をきっかけに、皆さんにも頑張ろうと思ってもらいたい一曲ですね。「Subliminal」 「Spica」について、自分なりの解釈なのですが、対極になっているのかなと思いました。「Subliminal」は現在の心境や状況を、”潜在意識”という言葉で表現しているのかなと思っていて、一方、「Spica」では、これからの未来についての行動を示していると感じました。

辰巳:そうですね。「Spica」の方は、「根拠はないけどみんなで頑張っていこうよ」という想いが込められていて、「Subliminal」では、思考の奥深さを表していると思いますね。ただこの2曲の根底にあるものとして、「みんなきっと不安だけど、頑張っていこう、挑戦していこう」という想いが、両方の裏テーマとしてあると思います。

ーーそうですよね。本当にこの2曲は素晴らしい楽曲だと思います。

NEO JAPONISMの目指す先は、愛されるグループになること

ーー今後のネオジャポの目指す先はどこだと考えていますか?

辰巳:配信ライブや「ブラックキャンペーン」などの企画は、今後、私たちが横アリに立ちたい、MUSIC STATIONに出演したいなど、夢を叶えるための必要な行動だと思っています。ただ、一番大事なことは、これからも多くの方に愛されるグループになる必要があると思います。そのために、私たちのパフォーマンスを極めることはもちろんですが、その他の部分でも、どんどん追求していき、私たち5人で作ることができるものを、更に磨いていきたいと思いっています。NEO JAPONISMの目指す先は、愛されるグループになることです。

ーー本当に多くの人に愛されて欲しいです。目標を挙げていただくとするならば、大きな会場でワンマンライブなどと言いたいところですが、現状どうなるか分からないですもんね。

辰巳:そうなんです。本当は言いたいですけどね。でも今はまず、いつも通りのライブができるようになることが一番大事だと思います。私たち全員がそう思っているので。

ーーそうですね。先ほど、福田さんもこの期間がプラスに働いた、とお話しされていましたが、これがある意味、良いきっかけになって、より良いものを届けられると良いですね。常に最高のものを届けられる、ネオジャポさんには期待していますので、今後も頑張ってください。

一同:ありがとうございます。頑張ります。

◆NEO JAPONISM YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UC7Lb8xDQLBNHOgeFVX3QbGQ

◆NEO JAPONISM 「Spica」 Music Video

https://www.youtube.com/watch?v=lRZCoxzpztg

◆NEO JAPONISM 公式HP

https://www.neojaponism.tokyo/

◆NEO JAPONISM Twitter

@NEOJAPONISMinfo

◆滝沢ひなの Twitter

@NEOJAPO_hinano

◆辰巳さやか Twitter

@NEOJAPO_sayaka

◆瀬戸みるか Twitter

@NEOJAPO_miruka

◆朝倉あい Twitter

@NEOJAPO_ai

◆福田みゆ Twitter

@NEOJAPO_miyu