Pimm’s:【ライブレポート】Pimm’s LIVE TOUR 2021 -URBAN WARFARE- 東京公演|21.12.04開催

Pimm’s:【ライブレポート】Pimm’s LIVE TOUR 2021 -URBAN WARFARE- 東京公演|21.12.04開催

小林智絵、川崎優菜、林茜実里、早川渚紗、高橋真由、小山星奈の6名で活動しているPimm’s(ピムス)。ミクスチャー・ロック・アイドルを謳い、ロック調の勢いがある楽曲が特徴的なグループだ。

Pimm’sは11月9日(火)に発売された新体制初のアルバム「URBAN WARFARE」のタイトルを引っさげ、2021年10月に開催された愛知を皮切りに全国4都市(東京、大阪、名古屋、仙台)を周るツアーを開催した。今回はツアーファイナルである東京公演のライブをレポートする。

【メンバー】

小林 智絵

川崎 優菜

林 茜実里

早川 渚紗

高橋 真由

小山 星奈

今回の会場は渋谷にあるライブスペース「Veats SHIBUYA」。駆けつけた多くのファンがツアーファイナルの開幕を心待ちにしていた。

開演時間となり各メンバーの紹介ムービーが流れ、SEと共にブルーのライトを背にメンバーが登場。ファンは大きな拍手でメンバーを迎える。次第に拍手が鳴り止み静寂が訪れた刹那、小山による「CRY BABY AND DREAMER」の歌い出しでツアーファイナルの口火を切った。

2曲目は「HELLO」。前奏や間奏では線状の青いライトがステージを横断し、ストロボのような白いライトがメンバーを激しく照らす。高橋の力強い歌い出しで楽曲がスタートし、ファンも振りコピで楽曲を盛り上げる。特に印象的だったのは「待ってなんかないよ そうさTRY AND FLY」というパートで、小山がこぶしを効かせ強く歌い上げるパフォーマンスがあり、これがまさに鳥肌もの。ライブだからこそ味わえるアレンジだ。

ここで自己紹介を含むMCを挟み、小林がアルバム「URBAN WARFARE」がデイリー2位にランクインしたこと報告し、ファンに感謝を述べた。小山はツアーグッズを思い出に購入して欲しいと伝え、Tシャツは着替え用や保存用に最低3枚買って欲しいと話し、会場の笑いを誘った。

3曲目は「Like a Sunflower」。スタートからファンがクラップで煽り、途中で楽曲のテンポに合わせクラップのリズムが変化する。サビではファンも含めた全員でピースを掲げる。また早川の緩急のある艶やかな動き、小林の弾けるような楽しさが伝わってくる全力のダンスなど、メンバー毎に特徴が異なるパフォーマンスも見所だ。

一旦メンバーがステージからはけ、衣装を変えて再登場する。4曲目は「SKY’S THE LIMIT」。パンクロック調のクールで疾走感のある当楽曲はまさにPimm’sらしい一曲だ。この楽曲では特に川崎のパフォーマンスに目を奪われた。激しいフリの多い楽曲にも関わらず、川崎は体全体を使った躍動感にあふれつつも安定感のあるダンスを披露。そして緩急のしっかりついた表現に加え、指先まで意識された繊細さも持ち合わせている。歌唱ではラップパートと通常パートの歌い分も見事で、まるで別人のようだった。そして激しいパフォーマンスの中で、時折見せる柔和な笑顔が観客の心を掴む。見る人を感動させ幸せにする、まさにそれこそ彼女がアイドルたる所以であろう。

5曲目は「Original War」。こちらの楽曲も各メンバーの特徴が混じり合ったパフォーマンスを披露した。小山の会場を引き込む歌唱でスタートし、小林がはつらつとした歌唱で全体をリードする。そして林の綺麗な歌声でスムーズに滑走路を走り、高橋の歌唱のパワーで空へ飛び立つような感覚だ。そこへ川崎がさらにスパイスを加え、早川も小柄で可愛らしい雰囲気からは想像できないような力強い歌唱で疾走感を後押ししていた。現体制の魅力が詰まった一曲だった。

6曲目は「WE ARE」。林のアカペラから楽曲はスタートし、ファンもサイリウムからオレンジの光を送る。林の高い歌唱力があるからこそできる演出だ。林のパフォーマンスからは終始真摯さとも言えるストレートかつ丁寧な心地良い印象を受けた。そして何より歌唱中の表情が非常にエモーショナルで、まさに彼女の内面にあるパワーや感情が歌唱を通じ外に溢れ出しているようだった。当楽曲はそんな林の魅力を存分に引き出していた。

ここでまたメンバーがはけ、再度衣装を変えて登場する。

7曲目は「99.9」を披露。当楽曲ではPimm’sのラストピース、小山に注目したい。小山は前奏から「オイ!オイ!」とセンターでファンを力強く煽り、圧倒的な存在感を誇る。歌い出しを林と歌唱するシーンではロングトーンを響かせ、繊細な体の動きと絶妙な表情で会場の雰囲気を楽曲の世界観へ一気に引き込んだ。普段のあどけない可愛らしいキャラクターとは一転、ステージ上ではまさにアーティストで、天性のパフォーマーである。当楽曲でも高い歌唱力と表情のあるダンスを披露し、欠かすことのできない唯一無二の存在感を示していた。

8曲目は「Moo !」。当楽曲ではリーダーの小林に注目。前回のインタビューではPimm’sへの熱い想いを語ってくれた彼女だが、言葉通り2021年のコロナ禍で戦ってきた集大成をツアーファイナルに全力でぶつけていた。ダンスや歌唱などの技術面に関する安定感はさすがの一言で、各所でメンバーを支えリードする。そして彼女の魅力はなんと言っても「表現力」にある。小林は歌い出しの直後を歌唱することが多い印象だが、楽曲毎に表現を使い分け世界観を小林が整えて後ろに繋いでいく。そして多彩な表情と勢いのあるダンスで見るものを魅了する。また小林がパフォーマンス中に送る目線などを見ていると、会場の端から端まで楽しんでもらえるように体や顔の角度を微妙に動かしながらパフォーマンスをしていることがわかる。技術面の安定性や表現力、そして各所で見せる細やかな配慮が、小林のアイドルとしての素養を感じさせる。

9曲目は「JUST GO MY WAY」を披露。Pimm’sの楽曲には珍しい曲調で、テンポ良く展開されるダンスも見ていて気持ちが良い。そしてストレートな言葉で弱音を吐きつつもタイトルにもある「JUST GO MY WAY」と繰り返し自ら背中を押す歌詞が、前向きな気持ちにさせてくれる一曲だ。

10曲目は「Damage」。サビでは可愛らしさを感じるが、その他パートはクールである意味Pimm’sらしさを感じるアイドル楽曲だ。可愛らしいパートはまさに早川の本領発揮。そして曲中で見せる小山と高橋の楽しそうな笑顔が印象的だった。

11曲目は「BOY MEETS GIRL」。エモい歌詞とPVが印象的なバラード曲だ。ダンスは他楽曲に比べると激しさというよりも情緒的な表現が多い印象で、当楽曲にはぴったりだ。また実際ライブでパフォーマンスを見るとPVで感じていたエモさだけでなく、どこか決意に満ちた力強い前へ進む意志のようなものを感じた。確かに歌詞の中にはそのような表現も含まれているのだが、PVや音源で感じた印象とライブで感じた印象が異なり、受け取る側の歌詞のフォーカスも必然的に変化したようだった。是非ライブとPVの差を楽しみつつ、受け取る印象の違いを楽しんでみて欲しい。

ここでMCを挟み、高橋が「みんなの最後の力を振り絞って私たちと一緒に遊びましょう!!」とファンを煽る。

12曲目は「GekiヤVacation(Gekiヤver.)」。明るい雰囲気のアップテンポな楽曲で、サビのメロディーが心地よく、脳内ループ必至の一曲だ。楽曲中に早川が何度かファンを煽り、声は出せないもののファンも心の底から盛り上がっているのを感じた。そして最後にサムアップを決めたシーンの各メンバーの清々しい表情が印象的だった。

13曲目は「BE ALL RIGHT」を披露。タイトル通り「BE ALL RIGHT(大丈夫)」という歌詞が繰り返され、気持ちを奮い立たせ前向きな気持ちにさせてくれる。ファンもフリコピをしながら力強いクラップを送り楽曲を盛り上げる。こちらの楽曲は高橋が前回のインタビューで思い入れがあると語った一曲だ。高橋が加入後初めて歌う楽曲で、この楽曲と共に成長し今があると語っていた。高橋はパワーのある歌声が特徴的で、Pimm’sのクールかつ勢いのある楽曲にはなくてはならない存在だ。歌唱力も高い一方で川崎と共にラップを歌うこともあり、器用さも持ち合わせている。恵まれたスタイルを活かしたダイナミックなダンスも注目だ。高橋はライブ中に大きな声でファンを煽ることも多く、Pimm’sのパワーの源と言えるだろう。

14曲は「SUNDAY MORINIG」。こちらは早川が歌い出しを担当しており、早川が前回のインタビューで思い入れのある楽曲に挙げていた。レコーディング以降歌い出しパートの練習を重ね、より意識してライブでは歌いたいと述べていた。是非CD音源とライブでの表現を聴き比べて欲しいとのことだった。注意して聴き比べたが、ライブバージョンではセクシーさと滑らかさ、そして体の底から湧き上がる力強さのような感覚が増しているように感じた。まさに練習の賜物だろう。彼女自身歌には苦手意識があると語っていたが、声量、音程共に安定しており、何より可愛らしさと力強さ双方の表現の使い分けとその振り幅に驚いた。そしてステージ上で見せる満面の笑みや力強いパフォーマンスは圧巻で、まさに「アイドル」だった。

15曲目は「YES」を披露。当楽曲はアルバム「URBAN WARFARE」の表題曲でもあり、番組のエンディングテーマソングでも使われている。前奏で高橋が「Pimm’sと一緒に本気で暴れましょう!!」と煽り、ファンもフリコピで盛り上げる。「永遠なんてないのなら 今を生きろ 僕を生きろ OK!!」という歌詞が前向きな気持ちにさせてくれる一曲で、これから多くの人に愛されていく楽曲に違いない。会場のボルテージも最高潮で、メンバーの歌唱にも力が入る。疾走感があり清々しさも感じさせる楽曲なので、是非とも声出しが解禁された際にライブで聴きたい曲の一つだ。

ここで一旦ライブは終了し、最後のMCでは小林が「URBAN WARFAREツアーファイナル、本当に、本当に最高でした!これからもPimm’sについてきてください!!」と締めた。メンバーがはけた直後、すぐに手拍子のアンコールが起こる。

アンコール1曲目は「うりゃおい。」を歌唱。メンバーが各担当カラーのサイリウムを持ちオタ芸を模したダンスを披露。歌詞にもミックスが入るアイドルオタクであれば歓喜間違い無しの一曲だ。

そして続いて最後の楽曲「Kimi to boku」を披露。Pimm’sを代表する楽曲で、まさにキラーチューンと言えるだろう。各メンバーの「らしさ」が際立つ一方でグループとしての一体感も全面的に感じる、まさに「新しいPimm’s」が凝縮されたパフォーマンスだった。一言で言えば「最高」だ。メンバー全員の気持ちが一体となりPimm’sとして前へ前へ進もうとする気持ちが溢れ出ており、最後の楽曲にも関わらず「始まり」というワードが脳裏をよぎった。

最後にファンと一緒に写真を撮る。MCでは林が「ツアーは終わりですがまだまだPimm’sは続きます。」と述べ、翌日のリリイベや12月14日に開催されるワンマンライブの告知を行った。続いて高橋が「ツアーのアフターパーティー的なノリでやっていきたいと思うのでチケット取って遊びにきてください!」とファンに伝え、小林が「つまりツアーグッズは絶対必要ですよ!」と加える。小林が続けて「10月16日から駆け抜けてきたURBAN WARFAREツアーですが、私たち自身とても成長することができました。皆さんと本当に最高の時間が作れたし、絆もめちゃくちゃ深まったと思います。私たちはPimm’sに人生を懸けています。そしてPimm’sの夢はみんなの夢でもあります。どうかこれからも一緒についてきてください。今日は本当にありがとうございました!」と語り、ツアーファイナルは幕を閉じた。

度重なるメンバー変遷を経て、現体制にたどり着いたPimm’s。計り知れない苦労もあったはずだが、全員が前を向いて、そして同じ方向を向いて進んでいる。新旧混ざり合った現体制は過去と未来がクロスオーバーし、まさに「今」を進化している。

一人でも多くの人に是非ライブに足へ運んで、「今のPimm’s」を肌で感じて欲しい。彼女たちの団結力と未来への強い意志が感動を生み出す場、それがライブだ。

「Pimm’sは終わってなんかいない。これが今のPimm’sだ。」

そして彼女たちはさらなる高みへ進んでいく。

Pimm’s LIVE TOUR 2021 -URBAN WARFARE- 東京公演
2021.12.04(Sat). at Veats SHIBUYA

【セットリスト】
01. CRY BABY AND DREAMER
02. HELLO
03. Like a Sunflower
04. SKY’S THE LIMIT
05. Original War
06. WE ARE
07. 99.9
08. Moo!
09. JUST GO MY WAY
10. Damage
11. BOY MEETS GIRL
12. GekiヤVacation(Gekiヤver.)
13. BE ALL RIGHT
14. SUNDAY MORINIG
15. YES
En01. うりゃおい。
En02. Kimi to boku

■Pimm’s オフィシャルHP
https://pimmsofficial.futureartist.net/

■Pimm’s Twittter
@Pimms_official

■メンバーSNS

小林 智絵
Twitter:@CHIE_Pimms
Instagram:@kobayashichie_1012

川崎 優菜
Twitter:@YUNA_Pimms
Instagram:@yuna_pimms

林 茜実里
Twitter:@AMIRI_Pimms
Instagram:@amirihayashi_pimms

早川 渚紗
Twitter:@NAGISA_Pimms
Instagram:@nagisa_hayakawa_

高橋 真由
Twitter:@MAYU0917_Pimms
Instagram:@takahashi__mayu

小山 星奈
Twitter:@SENA_Pimms
Instagram:@SENA_Pimms

2021-12-20T19:14:15+09:002021年 12月 20日|Categories: Pimm's, ライブ・イベント情報|