芸能・音楽業界が注目を集めている、里咲りさ。4/5にリリースした「S!NG」は大きく話題となり、MVはyoutube公開2日で6万再生を記録。
そんなのりに乗っている彼女に、新曲について改めて聞いてみた。
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里咲りさ プロフィール

里咲りさ『S!NG』

里咲りさ(以下:里)

ー このサイトから初めて里咲りさを知る人もいると思います。知ってる方にはおさらいも含めまして、改めまして、当サイトの閲覧者に向けて、簡単な自己紹介をお願い致します。

里:サイトオープンおめでとうございます!!
アイドルシンガーソングライター、レーベル代表しています!CD-Rでオリコン入ったりぼったくり物販芸でテレビ出たり色々お騒がせしがちですが、音楽大好きで、ひとりのままでどこまでいけるのか!?に挑戦してます。愛称は「しゃちょー」です!

ー それでは楽曲の「S!NG」についてお話をお聞かせ頂きたいのですが、すでにyoutubeのMV公開から、2日間で6万再生ほどされ、私、個人の印象としまして、”大変化球”のような楽曲だと思ったのですが、この曲のコンセプトをお教え頂けますでしょうか?

里:今までリリースしてきた曲は、作詞作曲をし続けているんですが、ジャンルがバラバラだったんです。
そのとき書きたいものを書く!という感じで。ザ!アイドル!な曲だったりアコギ鳴らす曲だったり、英語の曲だったりウィスパー曲だったり、、、いろんな音楽がある中で、「このジャンルが優れてる」っていうマウンティングとか、「こうじゃなきゃいけない!」とか、それを全部肯定したかったんです。個人的な部分でいうと自分がしてきた活動への肯定のつもりでも作りました。極論、「音楽大好き!!音楽っていいよ!!」っていう。私の音楽が大好きな気持ちと各ジャンルへの尊敬の気持ちで作りました。

ー なるほど。確かに里咲さんの楽曲にこういうテーマでやってます!みたいなものはなく、オールマイティーであるような気がします。音楽に対して常に前のめりというか、ネガティブな印象を持たれていないのですね。ただ、今回の楽曲は6分ほどで、それを全て詰め込んじゃおう!みたいな発想はなかなか持つことはなかなかできないと思います。この発想を考えついた理由というか、起因みたいな物はあるのですか?

里:音楽は私にとって常にポジティブなものだと思います。どうして思いついたのかはよく覚えてないですが、昨年くらいから構想がありました。前運営してたグループでプログレっぽい曲をやったりしてて、それもほんのちょっとベースにあるかもしれないです。

ー 昨年9月発売の「売れるまで待てない」から、約7か月ほど経ちましたが、その間、今日に至るまで、心境の変化や、考え方など変わった部分はありますか?

里:振り切ってやるぞ!!!なりましたね!
勝負に出る私をみんなにみせたい、となりました。
常にホームランを打ちたいんです、観てる人が「えええ」ってなるような。何年か積み重ねてきたものに陽の目をみせる準備はバッチリになった、という感覚があります。逆に、今やらないと次は来ないぞ、という。

ー なるほど。常にフルスイングをされている訳ですね。考え方がアスリートですよね(笑)今全力出さないと次は出場できないぞ的な。
そんな里咲さんはアイドル・アーティストというみんなを笑顔・元気にする仕事をやられた経験もありながら、現在フローエンターテイメントで代表を務めるなど、アーティステックな観点、経営的観点のどちらもお持ちであると思います。現時点での里咲さんのホームランはどのようなことですか?もちろん売り上げ枚数、youtubeの再生回数のような数字でもいいと思いますし、みんなの記憶に残りたいなど、具体的なことでなくても大丈夫です。お聞かせ頂けますか?

里:ホームランは9/22に予定してるZeppワンマンが埋まることですかね…
あと、今、急に周りの状況が変わって、出たかったテレビに出れたり雑誌の取材も増えたり、CDもインディーズでは売上が立っていて、やりたかった仕事ができていてものすごく勉強になって刺激的な毎日で。自分的に、「がんばってきてよかったなー」ってなれる状況なんです。
でも、お茶の間レベルで多くの人に知られて私の音楽聴いてもらえてるかといったら、まだまだすぎて。誰も知らないよ!って。わたしがホームラン打ったと感じられるのはきっとそこだと思います。
1番作りたい音楽を作ってテレビやラジオで流れるようになったらホームラン打った!ってなるんだと思います、そのためにはまた別の出方を考えていかなきゃですね。それでも、知名度は別として、ほとんどのやりたいことが出来ているのは恵まれてます、ホームランかは別として1番は書きたい音楽を書いて歌えることだから。応援してくれる方々がいるおかげです。

ー 今回のMVについて、七変化されており、視聴者を飽きさせないような工夫をされていますが、何か苦労された点、撮影時のエピソード等ございますか?

里:構想は何ヶ月も前からだったし、実際の準備日数もものすごくかかったし、4日間の撮影はとにかく大変でした。衣装と小道具、メイクにも結構な時間をかけました。「これ!」っていう答えはないから、音楽詳しい人にもいい意味でこいつおかしい!という感覚になってもらえて、一般的にもなんとなく伝わる「ぽさ」のギリギリを抑えるのがすごく慎重な作業だったと思います。

ー もう何ヶ月も前からお考えはあり、準備・撮影もやはり拘りも持たれたのですね。答えはない分、「良い意味での違和感」みたいなことを追求されたってことですかね。
もう既にMVがかなり反響があり、再生回数も里咲りささんのchannelの中でも群を抜いていますが、完成して初めてご覧になった時はどのようなご感想でしたか?また、それも含めて、ここを見て欲しいなどようなポイントがありましたら、教えて下さい。

里:違和感はないほうがいいと思って作ってます、おもしろい、とか、今までのわたしの活動知ってる人にとっては文脈とか歌詞で今のわたしが伝えたいこととか、そういう、一本取られたな!という曲にしたいと思って作りました。
完成した時は、涙が止まらなくてずっと泣いてました。
いろんな仕掛けがあって、何回も観て欲しいです。衣装やメイク違うのは普通におもしろいと思うのでぜひ!

ー 2曲目の「410」ですが、”中毒”という言葉が何度も使われていたり、等身大の女の子を表現されていますが、ご自身の体験など含まれているのですか?

里:色々焦った気持ちのときにガーッと書いた曲なので、例えば「アイドル」とか「スマホ」とか「エゴサ」とか、自分がやめられないものに対しての焦りと不安、それでも流されていく感覚、でも達観してふわふわしたところでぼんやりそれを事実として淡々と眺めてる私、って曲です。等身大の女の子なのかはわからないですけど(笑)、曲を書くときの主人公は自分の年齢より少し下の女の子をイメージして書いてるかもしれません。感情がたんたんとしてる女の子を書くのが好きです。

ーそうなんですね。里咲さん自身のことを書かれているという意味合いも含まれているのですね。等身大というのは違ったかもしれません(笑)
里咲さんの感情の細かい部分を詞にできるのは素晴らしいと思いますし、音楽が感情を代弁すると心理学でも言われているので、共感される方も多いかもしれないですね。「410」という曲のタイトルの意味、また曲中のテーマみたいなものを改めて教えて頂けますか?

里:410は東京のタクシーの初乗り運賃が410円になったので。焦る気持ちと冷たい感情のイメージが、夜の高速道路とかタクシーから見える東京の夜景とか、そういうのに合致するのでタクシー関連のタイトルがよかったんです。

ー 特にメロディーが綺麗で、ギターサウンドが特徴的だと思ったのですが、作曲、特に今回は初めて編曲もされてるとのことでしたが、何かこだわりみたいなものはあるのでしょうか?

里:歌メロは私が好きな、自分の声域で1番無理のない音で作りました。ぼそぼそ呟いてるAメロBメロから、渦巻いてる中にのまれてくサビ、ってイメージで作りました、でもあんまり考えてないんです、さらさらーって書ける時は、本当に最初から最後まで迷わず書けるんです、書いたあと、どうやって書いたんだ???ってなるくらい。書けないときは本当に書けない。
編曲は灘藍さんと一緒にさせてもらいました、編曲はひとりじゃできないです。作詞作曲したときに編曲のイメージも完全にあったので、それを共有して形にしました。

ー 確かに、AメロBメロでぼそぼそ呟いてるからの振り幅聞いたサビは緩急がついていて、かなり聴き心地が良いと思いました。このお話を聞かせて頂いた時に、改めて、里咲さんは天才なんだなと思いました。曲を作詞作曲する時、どこで思いつくことが多いのですか?
何か思いつく”トリガー”的なものがあるのではないかと思いまして。

里:歩いてる時、お風呂に入ってる時、とか、とにかく血行がいいときにばーって書けることが多いかもしれないです。
でもゴロゴロしてるときに書ける時もあるし、んー、決まりみたいなのはないです…

ー 次に3曲目の「小年小女」についてお聞かせ頂きたいのですが、歌詞が第三者視点ように感じたのですが、作詞についてどのようにお考えされたのですか?

里:第三者的視点で書くの好きなんだと思います、
主人公と、それを他者的に見てる主人公、って構造です。

ーこちらもバンドサウンドが特徴的だと思ったのですが、全体を通して、何をイメージされて作られたのですか?

里:この編曲は前述した編曲の灘藍さんです、
ギターが特にやばいですよね、デモが上がってきたとき、ビックリしました。生バンドで演奏すると最高にかっこいいですよ!!
作詞作曲は、ウィスパー曲で、編曲はバンドで、ってイメージから。作詞は迷っちゃって結構考えて作った気がします。

ー 小年小女は確かにギターがすごいかっこいいです。
この曲がバンドとしてのライブが本当に映えそうですね。
このイメージでの作り方は何でも器用にこなしてしまう里咲さんの真骨頂なのかもしれないですね。作詞は迷ってしまったということですが、具体的にどこらへんが難しかったのですか?

普段はメロディと歌詞が同時に完成するんです。メロディを書くときには同時に歌詞も浮かんでて。
でもこの曲はメロディしか浮かんでなくてぼんやりした設定しかなかったから、意識的に書く、って感じだったので頭使ったんです。そういうときはなかなか出てこないんです。

ー 今後の目標を教えてください。

里:より良いライブと音楽制作、メディアへの露出です。

里咲りさという人がどういう人なのか、どうやって構想を考えているか、曲の聴きどころ、MVの聴きどころなどを聞いた。
戦略を立てるのがうまく、非常にスマートな印象を受ける。
それでいて、アーティステックな部分もある、ハイブリットな印象を受ける。

そんな彼女は売れるまでもうすぐのところまで来ているだろう。
階段をものすごい勢いで上がっている。
そんな彼女を注目しないなんてもったいない。

今後の彼女の動向に目が離せないーー。

(second innovation編集部)