ゑんら:【ライブレポート】クリスマスイベント「黒いクリスマス」〜ゑんらサンタが魅せた熱量の高いライブ〜

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ゑんら:【ライブレポート】クリスマスイベント「黒いクリスマス」〜ゑんらサンタが魅せた熱量の高いライブ〜

木乃伊みさと、滝口ひかり、滝口きららの3人組、完全セルフプロデュースユニット「ゑんら」がクリスマス・イヴの12/24に単独イベントを渋谷ATOMにて開催した。昼公演では「黒いクリスマス」と題されたライブ、夜公演では木乃伊みさと、滝口ひかりの二人による「大人の会」という名のトークイベント行った。クリスマス・イヴならではの衣装にとなり観客を沸かせ、ライブでは”さすがゑんら”と言わんばりの、終始、熱量の高いライブを魅せていた。今回は昼公演に行われた3人でのライブイベントの様子をレポートしていく。

会場の渋谷ATOMにはクリスマスイベントということもあり、サンタの格好をしているファンも見られた。そして、時刻は14:30。ゑんらのライブがスタートした。

3人が同時に登場。この日、ゑんらは新衣装を身に纏っていた。以前の衣装では黒がメインカラーであったが、新衣装ではホワイト×グレーの配色でところどころにチェーンなど装飾が付いている。スタイリッシュな衣装もゑんらの特徴の一つだ。

そしてすぐに楽曲がスタート。一曲目は「のっぺらぼう」を披露した。「のっぺらぼう」は『幽霊!呪わないで!』と観客と一緒に歌い、一緒にフリを行うのが一つの盛り上がりポイントとなっている。この日もファンが大きく歌い、スタートから既に一体感が見られた。サビになるとそれまで優しめに歌っていたのと異なり、一気にエンジンが入り、力強くかつリズムよく歌っていく。そしてサビの最後は会場に歌声が響き渡るほどパワフルな歌声を魅せた。ダンスでは手で顔を覆ったり、人形のように腕の力を抜いたりと強弱のあるダンスを魅せていた。間奏ではロックなメロディーに合わせて力強くダンスを魅せていた。合わせて高い熱量で大きくコール、クラップを送っていた。
ラスサビでは滝口きららが「飛ぶよ!」と言い、メンバー、ファン共にジャンプした。

メンバー、ファン共にエンジン全開のスタートで1曲目を終えると、早速MCとなった。
「クリスマス始まりました!」と高らかに宣言すると、観客から大きな声援が。そして話題は新衣装のことへ。滝口ひかりが「前回は、真っ黒の衣装だったんですよ。ホワイトとグレーっぽい感じ?」と話し、
そこに木乃伊みさとが「すごく質が良いの!」と付け加える。
続けて滝口ひかりが「何を意識したの?」と聞くと、木乃伊みさとが「最初、陰陽師みたいなやつにしたいって言ったんだよね。あとね、ポイントがあって、ここ(スカート部分)が透けてるんよ。(観客のフゥーと言う声が入る)前回はスリットが強めに入っていたんです。」
滝口ひかり「これね、回るとすごいの。」
回転すると、観客から「オォー」との声が沸いていた。
木乃伊みさと「でもさ、なんか折り紙っぽいよね。折り紙で作っているイメージ。すごく和風でよろしいと思います!」
これには観客から大きな拍手が沸いた。新衣装がどのようかものかは実際にライブに足を運んで頂き、見て頂くのが一番良い。ぜひ、この衣装を見るためにもゑんらのライブに行って頂きたい。

ここからはクリスマスの話になった。

木乃伊みさと「クリスマス・イブですね。何かしましたか?ケーキとか食べた?」
と観客に聞くと、「プレゼント!」と回答があった。

ここで一旦、滝口ひかりはステージからいなくなり、木乃伊みさと、滝口きららの二人でトークすることに。

木乃伊みさと「きらら、昔サンタさん信じてた?」

滝口きらら「めっちゃ信じてたんだけど、ひかりちゃんと5歳離れているから、昔、『いないよ』って言われて。」

木乃伊みさと「サイテー!それまで信じてたの?」

滝口きらら「めっちゃ信じてたんだけど、(ひかりちゃんに)『いないよ。車の後ろ見てみ。』って言われた。本当に昔、ひかりちゃん性格悪かったんだよ。」

ここまでの一連の話で観客が爆笑していた。

木乃伊みさと「本当、(滝口家の)兄妹の話めっちゃ面白くて。楽屋でこういう話しているんですけど、昨日、小さい頃の兄妹喧嘩の話聞いたんです。弟とひかりちゃんが喧嘩していて、次女が謎にそこに入ってきて、弟と次女の喧嘩になってしまったらしく、ひかりちゃんが『あれ?なんで私が発端なのに二人が喧嘩してるんだろ。』ってなって。コンビニのトイレに閉じこもってバンバンバンバンって扉叩いてたらしいんですよ。」

滝口きらら「ローソンのトイレに次女のお姉ちゃんが隠れて、弟がめっちゃ扉を叩いてたんだよ。それでコンビニの店員さん困ってて。『大丈夫ですか?』みたいに声かけられたんです。そしたらひかりちゃんが『ちょっと警察呼んでもらってもいいですか?』って言ったんだって。ただの兄妹喧嘩じゃ無くなった(笑)」

木乃伊みさと「やばいよね!」

滝口きらら「ひかりちゃん中学1年生なのに、警察呼ぶってやばいよね。」

木乃伊みさと「なかなか強烈な人だよね。」

滝口きらら「ひかりちゃんがやばい。」

ここで、滝口ひかりがステージに戻ってきた。

滝口ひかり「なになに?悪口?」

木乃伊みさと「昨日の警察事件の話。」

ここで滝口ひかりがさらに付け加える。

滝口ひかり「その時まだ中学生くらいだったんですけど、バイトしてた人が高校生くらいで、大人に見えるんじゃん。だから警察呼んでくださいって言ったら対応して頂けるのかなと思って。でも困っちゃうみたいな顔された。」

兄妹のリアルな話を聞けるのもゑんらならではだろう。観客はずっと笑っていた。
そんな面白いMCを終えた後、再びライブへと戻った。

2曲目は「心中ミッドナイト遊園」。3人がファルセットをうまく使いながら歌い、美し歌声が響き渡って楽曲がスタートした。ステージをうまく使った流動的なダンス、ターンなど躍動的なダンスで、三位一体のぴったりとしたパフォーマンスを魅せた。サビで激しいサウンドも盛り上がり必至である。終盤では縦1列になり、一人一人前に出てパワフルな歌声を披露していった。この力強さはゑんらのパフォーマンスの大きな特徴の一つだ。ファンも大きくコール、クラップと3人のパフォーマンスをアシストしていった。最後はクールにポーズを決め、この楽曲を締めた。

その後は、3人が交互に歌っていき、個性が輝く「ゑんらにおまかせよ」を披露。「ぐるぐる〜」という歌詞に合わせてメンバーがぐるぐる回るダンスと、サビではジャンプを行い、ファンも合わせてジャンプフリが特徴である。Aメロ、Bメロとクラップが入りながら、ゆっくりと進行していき、サビで盛り上がりが爆発していくのもこの楽曲の特徴だ。転調などリズムの変化も非常に良い。ゑんらの楽曲はどの曲もメロディーの作りや構成が非常に面白く、聴き応えがあって魅力的だ。

4曲目は和風のメロディーに合わせ、艶っぽい表情でありながら力強く歌っていく「キミノセイ」を披露した。滝口きららが「ヨイヨイヨイヨイ・・・ぐるぐるぐる・・・ぽんぽぽん!」と一緒にフリを行う掛け声をし、観客の一体感を高めた。

3曲を披露すると改めて自己紹介を行い、そのまま間髪入れずに楽曲を披露していった。キラキラとしたサウンドに合わせ、綺麗な歌声を出していく「呪いの飴」、複雑な一連なダンスを見事にこなしていきつつ非常にパワフルな歌唱を見せる、ハロウィンぽさもあるナンバー「迷い地縛霊」、『ポンポン』と歌っていき、サビではタオルをファンと一緒に振り回して、更に一体感が増した「ONORE」と連続して楽曲を披露した。ライブも終盤に行くにつれて、会場が熱くなっていくのが分かった。それほどメンバー、ファン共に熱量が高いということが分かった。

そして再びMCとなった。

ここで滝口ひかり、きららが衣装を変えるためにステージから去り、木乃伊みさとのソロでのMCとなった。

テーマは木乃伊みさとのクリスマスの話に。

木乃伊みさと「(小さい頃)サンタさんが親というのをなんとなく察していたんです。親が玄関にプレゼントを置いていて、『サンタさん来たよ!』って言われて、『あぁ〜サンタさんだ!』って分かってても言ってたんですよ。だってさ、プレゼントって親が選ぶじゃん。『何が欲しいの?サンタさんに何お願いするの?』って聞かれるから。それで買ってくれるだなって思ってたんですよね。そんな思い出がありましたね。」

とクリスマスの思い出を感慨深く語っていた。

その後は、木乃伊みさとが家族の話をした。

木乃伊みさと「お父さんが80歳くらいになるんですよ。年が正確には分からないんですけど。電話来て『パパ、80歳になるんだよ』って言われて。多分、みんな80歳くらいの方っておじいちゃんとかだよね?でも(お父さんは)バリバリ働いていて。だから私も80歳になっても頑張らないといけないなって思います。」

この話に観客から拍手が起こった。

その後、滝口ひかりが戻ってきた。黒いサンタの衣装になり、観客から大きな歓声が飛んだ。ライブタイトルが「黒いクリスマス」ということで黒いサンタ衣装になったのである。

まだこの時、滝口きららは着替え中であったが、滝口ひかりから「こういう時ってさ、急がないといけないのに、髪型直そうとしているの。ちょっと喧嘩してきた(笑)」
と話すとまた会場から笑いが起こった。
滝口きららがようやく戻ってくるも、二人から「髪ボサボサじゃん!直して来たの?」とツッコミが入った。そしてここまで一人で話してきた木乃伊みさとが着替えをしに楽屋に戻り、滝口姉妹、二人のトークとなった。

先ほど話したサンタの話の続きを話した。

滝口きらら「1曲目が終わった後に『きらら、サンタ信じたのにひかりちゃんにサンタいないよ』って言われた話をしたよ。」

滝口ひかり「私のお家、団地なんですけど、なんか分からないけど倉庫あるんだよね。大きめの倉庫で一世帯に一個みたいな。お母さんがちょっとバカなんですけど、そこにプレゼントを隠してたんですよ。そこに私たちが小さい頃に遊んでたおもちゃとかもあったから、そこで見つけちゃうじゃん。サーフボードみたいなやつにポンと置いてあって。『これ、うちが欲しいって言ってたやつだ。』ってなって分かっちゃったんですよね。」

滝口きらら「でもさ〜普通いるよって言ってあげるよね。」

滝口ひかり「でも5個年齢違うから。私が小2の時に2歳とか3歳でしょ。私も中学生とかだったら隠してあげたんですけど、そういう年齢だから。」

滝口きらら「でも本当にショックだった。」

滝口ひかり「でも信じられるの?サンタがいるよって言われて。」

滝口きらら「思ってたから(親に)言われたんだよ。」

滝口ひかり「あれ?私、最悪かもしれない。」

滝口姉妹トークをしていると、木乃伊みさとも黒サンタとなり、ステージに戻ってきた。
ここからは黒サンタの衣装でライブを行うこととなった。

8曲目では「アンバランス」を披露した。滝口きららの美しい歌からこの楽曲はスタート。疾走感溢れるサウンドに合わせ、伸びのある歌声を披露していった。時に木乃伊みさとが観客を煽り、盛り立てていく。ファンもそんなパフォーマンスに合わせて変わらず大きなコールを送り、時にフリコピをしていた。ラスサビでジャンプし、更に最後まで煽り続け、この楽曲を終えた。

9曲目は12/9にシングルリリースされた「さよならを教えて」。手を上手に、綺麗に使い、楽曲の世界観を表現していく。「ハローハローハロー」という歌詞では横に揺れるフリを魅せる。そして3人の歌声が重なり合っていき、綺麗なハーモニーを生んでいった。最後までクラップが続き、このライブ中、盛り上がりが落ちることはなく、熱量はずっと保たれていた。このクリスマスライブ最後は「リンネ転生」を披露し、幕を閉じた。

最後のMCでは告知を行い、このクリスマスライブは終了した。

約60分間、会場の熱量が落ちることは一切なく、ずっと盛り上がっていた状態だった。そして改めてゑんらの楽曲の良さ、ライブの素晴らしさを実感したファンは多いことだろう。
今後もゑんらはワンマンライブ、舞台など様々な活動を続けていく。これからどのようにグループが進化していくのか、非常に期待が持てる。今後もゑんらには注目だ。

(文:セカイベ編集部 石山喜将、写真:菊島明梨平田桂樹

【セットリスト】

1.のっぺらぼう
MC
2.心中ミッドナイト遊園
3.ゑんらにおまかせよ
4.キミノセイ
MC(自己紹介)
5.呪いの飴
6.迷い地縛霊
7.ONORE
MC
8.アンバランス
9.さよならを教えて
10.リンネ転生
MC