ゑんら:【インタビュー】ゑんらの結成1年で生まれた2018年の課題と改善策、そしてこれからの戦略について〜ゑんらの凄さがここにある〜

ゑんら:【インタビュー】ゑんらの結成1年で生まれた2018年の課題と改善策、そしてこれからの戦略について〜ゑんらの凄さがここにある〜

滝口ひかり、木乃伊みさと、滝口きららの3人組の完全セルフプロデュースアイドルのゑんらは”完全自己プロデュース”という言葉通り、全ての活動においてほぼ3人で進めている。ただでさえ、活動するだけでも忙しい毎日を送っているアイドルがほとんどだが、ゑんらは更にマネジメント業務も行っているから驚きである。その中で妥協を許さず、1年間でアイドル業界にとっても大きな印象を残している。そんなゑんらは1/14に結成1周年を迎えた。そこでセカイベでは自分たちで全てを行っているゑんらにこの1年間を自己評価ならぬ、グループ評価をしてもらった。そしてそこから出た課題における改善策を考え、ゑんら2年目の方針、戦略、考えを存分に話して頂いた。少し踏み込んだ難しい議題であったが、このインタビューを通して、ゑんらの3人がどのように考えているか、そしてどのように活動しているかを感じ頂けたらありがたい。3人の考えるこの内容はきっと実現し、更にゑんらの活動は更にブーストがかかるに違いない。

(取材・文:セカイベ編集部 石山喜将

ゑんらの2018年の振り返りとそこで生じた課題、そして改善する策とは何か?

木乃伊みさと

滝口きらら

滝口ひかり

ーーインタビュー取材は初となります。自己紹介と2019年の目標を教えて頂けますか?

滝口きらら(以下、きらら):滝口きららです。2019年の目標は、個人的にダンスとか歌とかの技術をアップすることと、そして今、(木乃伊みさとと滝口ひかりの)2人で主にセルフプロデュースでやってくれている部分が多いので、私ももっと手伝えるようにできたら良いと思っています。

木乃伊みさと(以下、みさと):木乃伊みさとです。2019年の目標は、2018年では結構バタバタしてしまったので、もっと余裕を持って物作りをできるようにしたいです。そしてもっと幅広い、色んなゑんらの側面を見せていきたいと思います。

滝口ひかり(以下、ひかり):滝口ひかりです。2019年の目標としては、今の時代、SNSが進化していき、グループを知るきっかけがSNSが多くなってきているので、SNSなどで面白い仕掛けがゑんらでできたら良いし、していきたいなと思っています。

ーー結成してから1年間経ちましたが、当初の計画の通りに物事はうまく運びましたか?

ひかりみさと:結構うまくいったよね。

みさと:予定通りにいって、進んでいったと思います。

ーー2月のデビューライブの時点で、新曲を4曲も発表、披露しましたが、大変だったのではないですか?

みさと:結構バタバタして制作しましたね。4曲をパフォーマンスするというはそもそも大変でしたが、やっぱり4曲を”作る”というのがかなり大変でした。普通、1曲でも制作期間って結構かかると思います。作る側に曲をあげて、レコーディングして・・・と、トータルで1ヶ月にぎゅっと凝縮して行いました。それが大変でしたし、自分で言うのも変な話ですけどめっちゃ攻めたなって思いました。

きらら:作詞が全部みさみさだから、考えたのは大変そう。

みさと:本当にそうだったね。

ーー2018年を振り返り、自分たちに点数をつけるとすると何点と評価しますか?

みさと:私的には正直に言うと、90点をあげたいですね。何も分からないまま全力で一年間やった結果が今なんで、良いこと、悪いことあったとしてもその努力は自分たちでは認めてあげたいなって。でも90点としても、残りの10点が相当高いハードルになるんじゃないかなっ思いますけどね。

ーー良くなかった10点は何でしょうか?

みさと:悪かった点を言うと分担ができなかったのかなと思います。誰が何をやるかというのをしっかりと分担してやれば、多分もっと良かったのかなと思います。

ーー実際に、誰が一番負担がかかっていますか?

ひかり:時期によって変わりますが、大事なライブの前ではみさとが大変で絵を書いたりとか曲の制作をしたりとかしなくちゃいけないので、結構負担がかかりますが、普段は私が結構忙しいと思います。

ーーなるほど。それではみさとさんが考える、今の課題を解決する策は何かありますか?

みさと:私たち自身で結構やっていることが多くいので、例えばバイトさんとかをしっかり雇って、その人にもきちんと役割を与えることをやっていくのが理想だなと思いますね。

ーー楽曲制作面で言えば、きららさんも帰りの電車で歌詞を書いているとお話されていましたもんね。そういうところでも分担できればっていう感じですね。

きらら:そうですね。

ーーそんなきららさんの点数はどれくらいでしょうか?

きらら:私の点数を言えば、正直、60点くらいなのかなと思います。自分たちがやりたいことをこの一年でやってきたんですけど、本当はもっとファンのことを考えて行動できるところもあったんじゃないかなと心残りが自分の中であって。やりたいことをやるだけではやっぱりダメなのかなと思います。今も作戦などを3人で話し合ってはいるんですけど、話し合い不足というか、足りない部分も結構あって。最初の頃はツアーなどやろうと作戦を立てていたんですけど、下半期ではバタバタしてしまい、その時期になってからその場で考えてしまうということが結構あったので、そこはもうちょっと直していかないといけないと思いますね。

ーーなるほど。それに対してきららさんなりにどう改善していきますか?

きらら:なんか・・・もっと喧嘩した方が良いかなって思います(笑)
セルフプロデュースだからこそ、もっと自分の意見を言い合って試行錯誤した方が良いかなと思います。私、SNSとかでファンの方の意見をよく見るんですよ。それだけに惑わされちゃダメだなとは思うんですけど、そのSNSの内容を二人に伝えて、作戦練っていけたらもっと良くなるんじゃないかなと思います。

ーー意見交換やSNSの内容のシェアができでないというのは何が原因になってしまっているんでしょうか?

きらら:これを決めようってなるんですけど、だんだん話がずれていっちゃって、決めるべきテーマを決められないまま終わっちゃうんですよね。直前になって「あれ決めてない!」ってなって急いで決めるみたいな事が増えちゃったんですよね。

ーーなるほど。SNSでの内容を伝えつつ、会議などでも内容がブレないように心掛けていくといことですかね。ひかりさんは何点付けますか?

ひかり:私は40点なんです。めちゃめちゃ低い。元々、自分を褒めたりということをしないんですよ、性格的に。褒めたら自分自身が調子に乗っちゃうので、自己評価は低めにしてます。この一年、きららも言っているんですけど、話し合い不足になってきちゃったというのもあるし、私自身の一人の時間が前のグループの時よりも無くなってしまったのでSNSを見ることがすごく減ってしまったんですよ。「ゑんら」って検索したりとか「滝口ひかり」とか検索することは元々する習慣がなかったのに、更に無くなってしまって。意見を聞いてないし、見てないという自覚がありますね。

ーー特にセルフプロデュースでやっている分、自分でやらないと物事は進まないですし、重要なことではあると思うんですけど…どうしても優先順位は低くなってしまいますよね。

ひかり:でもSNSで意見を拾うことって結構重要なことで。例えば、悪口みたいなことを書かれるってわざわざ労力かけて結果的に色々調べて書いてると思うんです。わざわざそんなツイートをするのって実際は意味があるんじゃないかとは思うので、見た方が良いなって思いますが、1年間それが少し足りなかったのかなと思いますね。

ーーデータの取集になりますからね。そこでひかりさんが思う、対策は何でしょうか?

ひかり:ゑんらがどう思われているのかをよく調べないといけないなと思います。ファンの方の意見に耳を傾けないといけないですね。ただ、それをやりすぎてしまうと、言い方はちょっとおかしいかもしれないですけど”媚びる”みたいになちゃうと思うので、だからゑんらのやりたいこととファンのニーズのバランスをうまく考えてやっていきたいと思います。

ーーなるほど。あとひかりさんが冒頭で話して頂いたSNSをもっとうまく活用していきたいということにも繋がってくるんですかね?

ひかり:そうですね。あと例えばなんですが、私がCDショップなどに行って気になるって、ジャケット写真が”良い意味で変なことしている”って結構目に付くんですよ。「なんだこれ?」と思って手に取りたくなるので、そんなインパクトを与えられる物を作りたいなとは思いますね。

みさと:あとMVですね。インパクトのあるものを発信すればSNSとかでも話題になるかもしれないですし。

ーー確かに画像やムービーのショートバージョンとかはTwitterに貼れますからね。そこでバズるというのも手ですよね。

ゑんらが2019年にやりたいと思う、様々な仕掛けについて

ーー今までお話頂いたのって悪いことに対しての”改善策”じゃないですか。では2019年、自分たちが”やりたい”と思うことってなんですか?

きらら:私たちはデビューしてすぐに全国ツアーをやると発表したんです。全国ツアーした時に「できるの?」みたいな声もありましたが、みんなに協力してもらい達成できましたし、ツアーって結構大切なんだなと気付いたんですよ。今でいうと東北の方とかは私たち行けてないので、そのような行けてない地域には行った方が良いと思っています。ツアーってみんなも楽しんできてくれるし、ぜひやった方が良いと思います。

みさと:ツアーで言うのであれば、私、海外ツアーをしたくて。2019年は海外にたくさん行けたら良いなと思いますね。今でいうとタイとかはアイドル文化がすごく盛り上がっているみたいなので、盛り上がっているところに行ってゑんらの名前を知ってもらいつつ、更に盛り上げていきたいです。

ーーみさとさんは楽曲の制作にも携わっていますが、海外に向けた曲作りも考えていきたいと思いますか?

みさと:元々、ゑんらは和風の音楽を入れていますが、その中でも歌詞を英訳にして載せるなどは考えています。Youtubeの字幕にも追加で英語を入れるだけでも違うと思いますし。そういう工夫は考えていますね。

ーー曲を作る上で海外を意識するとなると今までの和音を入れたスタンスで作るのか、海外向けにメロディーにがっつり寄せるのかも考えると思うんです。難しい選択だと思いますが、そこはどのようにお考えですか?

みさと:多分、まだ海外の楽曲に寄せるタイミングではないと思うんです。まず海外にウケそうなジャパニーズ感を出して行き、多くの人に見てもらってから、洋楽に寄せるかどうかを考えた方が良いのと思います。だからまずはゑんらの世界観を知ってもらいつつ、アジア圏などの海外で、盛り上がっている地域に浸透してもらえるように活動はしていきたいです。

ーーなるほど。かなり戦略的に考えられていますね。ひかりさんのやりたいことはなんでしょうか?

ひかり:アニメのタイアップをやりたいと思っています。

ーーどのアニメのタイアップやりたいとかお考えですか?

みさと:ゲゲゲの鬼太郎?

ひかり:ストレートすぎますかね?

ーーそんなことないんじゃないですか?分かりやすいと思います。

みさと:王道のアニメが良いんですよね。誰でも知っているような。

ーー「地獄先生ぬ〜べ〜」とか復活してくれたら、ゑんらさんにぴったりですよね。

ひかり:それだったらめっちゃ良い!やりたいですね。

ーーでもタイアップってどう決まるのかって分からないし、難しいですよね。

みさと:多分、人脈もあるし、流通しているCDの枚数も関係してきますよね。

ーーぜひこの記事を読んでいるアニメ関係者の方、ゑんらさんをタイアップで抜擢してもらえたら嬉しいですね。

ゑんらの世界観を軸に置きながら色々な要素をちょっとずつ食べて作り上げていきたいです。

ーーあとゑんらさん、これからはどのファン層に知って頂きたいですか?

ひかり:若い方にゑんらを知ってもらいたいなというのはあります。

ーー今って結構曲からグループを好きになるという方もいると思うんです。これから新しい年齢層にアプローチしていくにあたって、そこを狙った曲作りなど構想はありますか?

みさと:今のゑんらは、ダークな曲とそうでない曲があるんですけど、J-POP好きの方の心に引っかかるような曲も作っていけたらとは思います。ただ、やりすぎてしまうと今のゑんらの世界が崩れることになってしまって、今のその世界観が好きな方にとっては残念になってしまうと思うので、今の世界観を軸に置きながら色んな要素をちょっとずつ掻い摘み、ちょっとずつ食べながら作っていきたいと思います。あとはそろそろバラードをやりたいなって思っていますね。

ーー確かにバラードみたいなメリハリがあると良いかもしれないですね。また話を戻しますし、話を複雑にしてしまい申し訳ないんですが、年齢層によってSNSもアプローチの仕方も少しずつ変わっていくと思うんです。

みさと:そうですよね。10代とかならライブに行くというよりも携帯で曲やMVを聴けて見れるとかが多いかもしれないですもんね。例えば今10代を中心に流行っているTikTokもそんな感じだと思いますし。

ひかり:ゑんらにとって10代のファンは結構欲していて、実は私もTikTokとかをやるの考えたんですよ。あと17Liveとか。その方が10代の目には留まりやすいかなとは思ったんですけど、でもそれを活用していくとなると、ゑんらの世界観とは少し異なってしまうのかなと思ったんです。がっつりTikTokをやるのは違うなというのがあるんですよね。でもやった方が良いんですかね?

ーーそもそもゑんらの世界観とはちょっと違うなというのと、普段でもみなさん、おそらくやるようなタイプではないじゃないですか。それに(ゑんらの)みなさんの世代で流行ったサービスって現在なくなっている物も多いですし、今からTikTokやるのというのは得策ではない気がします。かなり難しい話だと思いますけど、次に来るサービスを探す方が賢明な気がします。

みさと:現在、流行っているものというよりはその先、か。確かに次に流行るサービスは探していきたいです。あとファンで言えば、女子のファンが欲しいです。女の子って拡散力があると思うんですよ。だからインスタ映えみたいな何かを作りたいですね。私は絵が書けるので、絵を描いて、インスタ映えのようなスポットを作ろうとは思います。あとはグッズ展開も積極的に行っていきたいです。今は初めに作ったグッズしか売ってないので、どんどん定期的に出していかないと女の子にも反応しないもらえないのかなと思いますね。グッズを定期的に出して行き、トレンドを入れることで女の子は反応してもらえると思うので、グッズもどんどん作っていきたいですね。

ーー今まで話して頂いた通り、SNS、インスタ映え、グッズなどで一歩一歩踏み出して行けきステップを踏んで行けば確かに更にゑんらというグループの名前が広がっていきそうですね。

ゑんらってこんなに凄かったの?って思われるような活動をしていきたいです。

ーー今回は、この取材を通して、2018年の課題から改善策、そしてやりたいことを話して頂きました。最後にこの記事を読んでいる方に向けてメッセージを頂けますか?

きらら:結成してからゑんら、1年が経ちました。1年間で色んな反省を得られたので、これからもっとみんなについて来てもらえるようなことをしていきたいですし、それに見合うような技術、スキルを上げて行けたらと思いますので、これからも宜しくお願いします。

みさと:衝撃のデビューから1年経ちまして、今に至る訳なんですけど、その中で色々大変なこともありました。そしてすごく楽しかったこともたくさんありました。ただこれからはもっと先を見ていき、みんなと一緒に楽しいことをやっていきたいと思っています。そしてこれから出会うファンの方にも「ゑんらってこんなに凄かったの?」とびっくりされるようなグループになりたいです。ぜひ2019年ももっと頑張っていきます。宜しくお願いします。

ひかり:1/14で結成1周年を迎えました。1年間ありがとうございました。これから良いことも悪いことも、まぁ悪いことはそんなに要らないんですけど。。。良いことと楽しいことを皆さんと共有して成長できたら良いなと思います。なんか不満があったら何なりと言ってください(笑)これからも宜しくお願いします。

ーー今回は少し入り組んだ話で、難しかったと思います。その中で色々お話頂きありがとうございました。ゑんらが更なる発展することを願っています。

2019-01-22T17:08:29+09:002019年 1月 22日|Categories: ゑんら, インタビュー記事, グループ情報|Tags: |