ゑんら:【詳細ライブレポート】滝口ひかり生誕祭〜リベンジ〜「我儘なわたしを許して2」『ひかりちゃんの我儘許しちゃう!!魅力的なゑんら、ひかりの姿。』

ゑんら:【詳細ライブレポート】滝口ひかり生誕祭〜リベンジ〜「我儘なわたしを許して2」『ひかりちゃんの我儘許しちゃう!!魅力的なゑんら、ひかりの姿。』

木乃伊みさと、滝口ひかり、滝口きららの3人組の完全セルフプロデュースユニット「ゑんら」が1/27に渋谷スターラウンジにて滝口ひかり生誕祭を実施。滝口ひかりは9月20日生まれであり、生誕祭も本当は2018年の9/30に開催される予定であったが、昨年のその日は残念ながら強い台風により中止、生誕祭は延期となってしまった。その約2ヶ月後の吉祥寺CLUB SEATAでの完全無銭イベントにて再度、生誕祭が開催されることを発表。そしてこの日に開催された。タイトル通り、リベンジとなったこのライブではゑんらがずっとやりたいと話ていた、本編バンドセットでのライブ披露、そして滝口ひかりの作詞によるソロ曲を披露した。この日のライブはチケットSOLD OUT。渋谷スターラウンジは会場後方の入り口まで観客が埋まるほど大盛況の様子で、滝口ひかりを盛大にお祝いした。なかなかないバンドセットでのライブ、そしてゑんらの魅せる、熱量の高いライブの様子を今回レポートにてお伝えする。

前述の通り、滝口ひかりの24歳の誕生日を改めてお祝いしようと、開催された渋谷スターラウンジには多くの観客が駆けつけた。ゑんらの熱く楽しいライブをしてくれるという期待感で心が満たされていた。

開演時間の19:00になるとバンドメンバー及びゑんらメンバーが登場。早速一曲目、「心中ミッドナイト遊園」を披露した。3人はファルセットをうまく使い、美しい歌声が会場に響き渡っていた。流動的でかつ躍動的なターンやジャンプなどのダンスで、三位一体のぴったりとしたパフォーマンス。ファンも大きくコール、クラップと3人のパフォーマンスをアシストしていった。3人に力強い歌声と共に、生バンドセットということもあり、この日のライブはゑんらの魅惑のサウンドがかなり強調されて、響いていた。この日も熱いライブを見せてくれる、そんな確信を持つことができた。

2曲目は「アンバランス」。疾走感溢れるサウンド、ビートを刻むことができるドラム音がバンドセットにより更に迫力が出ていた。そんな、心でビートを刻めるメロディーに、伸びのある歌声。聴き応え抜群のサウンド。クールな表情。ジャンプなど大きく盛り上げるフリ。全てが魅力的に感じた。そんな様子を見て、木乃伊みさとが観客を煽り、盛り立てていく。ファンも大きなコールを送り、時にフリコピをして大きな盛り上がりを見せた。滝口ひかりは曲中に「我儘でごめんねー!」と大きく叫んだ。これにも大きな歓声が起こった。会場には既に熱気を帯びていた。

2曲を披露すると、MCとなった。まずは一人一人、自己紹介を行った後、生バンドでの演奏ということでバンドメンバーの紹介を行った。紹介では、大きな拍手と、大きな歓声が沸き起こった。

そしてライブに再度戻った。3曲目は「ぐるぐる〜」という歌詞に合わせて文字通り、メンバーがぐるぐる回り、ファン、メンバー共にジャンプをするフリが特徴の、サビでは盛り上がりが一気に加速していく「ゑんらにおまかせよ」、キラキラとしたサウンドがこの日は特に際立ち、ダンスでは全員が手を上げて一体感を高めた「呪いの飴」、ビブラートの効いた歌声、サビの「カランコロン」というサビが非常にキャッチーな楽曲「迷い地縛霊」、『幽霊!呪わないで!』と観客と一緒に歌い、一緒にフリを行うのが一つの盛り上がりポイントの盛り上がり必至のナンバー「のっぺらぼう」を連続で楽曲を披露した。特に最後の「のっぺらぼう」はイントロから曲中の全部、バンドによるアレンジが加わっていた。このレアなサウンドはいつもとまた違った良さがあり、非常に聴き応えがあった。イカしたギターサウンドとゑんらの素晴らしい歌声が会場に大きく響き渡った。そんなサウンドを聴き惚れるように観客もこの日のライブに酔いしれていたに違いない。

そして連続で楽曲を披露すると、MCとなった。メンバーが開口一番「熱いね」と話す。その通り、超満員の会場はかなり熱気を帯びていた。
そして今回、無事開催できたことを安心しつつ、以下のことを話はじめた。

木乃伊みさと「今回、リベンジじゃん?(前回が台風で中止されたので)そのリベンジを果たすべく、今日にして、雪もみなさんのおかげで降らなかった!おめでとう!」
滝口ひかり「やったー!良かった。いやでもバンドで全曲やってみたかったから、実現できて嬉しいです。ずっと言ってたから。」
木乃伊みさと「でもまだまだこれからなんですけどね。」

そして次の曲は滝口ひかりの作詞のソロ曲を披露することになった。

滝口ひかり「次なんですけど、私がね、作詞を披露してきた曲をやろうと思います!」

これには大きな歓声が沸いた。

滝口きらら「聞くところによるとめっちゃブリブリな、ぶりっ子曲ということを聞いたので。」
木乃伊みさと「結構アイドルだったね。」
滝口ひかり「コールとか『オォー!』とか入れやすくしたんですよ、一応。」
木乃伊みさと「ひかりちゃん、緊張していて、できないかもしれない。なんか今日、ひかりちゃん、何も焦ることないのに、すごく焦っていた。『えっ!?』みたいなの言ってて、『あと5分だよ?』、『えっ!?』みたいな。いや5分だし。そりゃ5分は5分じゃん、みたいな。ずっと何かにびっくりしていて。」
滝口ひかり「ちょっと何かに緊張していて。」
木乃伊みさと「バンドのメンバー紹介で、『そしてゑんらです!』だけ言って欲しいって言われて(笑)」
滝口ひかり「なんか裏での私おかしかった。」

滝口きらら「てかみんなアンバランスでさ、聞こえた?ひかりちゃんが『我儘でごめんねー!』で言ったんですよ」
木乃伊みさと「ね!なんかひかりちゃん前いるなって思った。」
滝口ひかり「なんか我儘出ちゃった。」
木乃伊みさと「いい感じだったね。」

そして滝口ひかりのソロ曲となった。ひかりの希望により、舞台袖に一旦捌け、ステージに登場して楽曲を披露することに。

滝口ひかりのソロ曲名は「ヘラってねーし」。自身が公言している(?)「メンヘラキャラ」をテーマに、「その恋愛価値観ちょっとおかしいよ?」と言われても「好きな人なんだから、全てを知りたいじゃん!おかくないよ!少し嫉妬深いだけだよ!」と反論するように歌われている。ゑんらではなかなかない、王道ポップに近いサウンドに合わせて、滝口ひかりが気持ちを込めて歌唱していった。でも最後は「ちょっとそうかも」と自覚してしまうところがまた面白い。非常に滝口ひかりらしい歌詞の楽曲だ。そして前述のMCの通り、コールを入れるポイントが多々あり、観客もしっかりとコールをして盛り上がっていった。そして滝口ひかりの担当カラー、「天色(青色)」のサイリウムがいっぱい見られ、会場は青く光っていた。

その後、木乃伊みさと、滝口きららが再度登場。誕生日の歌を歌いながら戻ってきた。2人はケーキを持っていた。ケーキはゑんらのマークプリントされ、滝口ひかり(2体)がお菓子で作られデコレーションされていた。
またプレゼントも渡された。リップ、アイシャドー、魔除けの鈴、青い石鹸の薔薇、名刺入れ、ビジネス書、ペン、ペンケース、メッセージカードとたくさんのプレゼントがされた。魔除けの鈴は滝口ひかりが振ることになったが、振るとファンが「お誕生日おめでとう!!」と言って、青のバラを一斉に上にあげた。
実用的なプレゼントの数々に滝口ひかりはテンションが上がっていた。

その後、木乃伊みさとから24歳になってからやりたいこと、意気込みを聞かれた。

滝口ひかり「ゑんらが去年、結成して、ゑんら3人で営業?してきて、私に仕事が来てもゑんら3人でどうかできませんか?みたいに聞いてたんですけど、今年はちょっとずつ、個々にも力を入れていきたいと思っています。せっかく、『2000年に一人の美少女』とかそういうキャッチフレーズがあるんだから、なんならキャッチフレーズが先行してるから、それを使って、売り出していきたいなって思っています。」
木乃伊みさと「良いことだ。ひかりちゃんも成長したよね。前はね、すごい嫌だって言ってたんだよ。『2000年に一度』って言われるの。気持ちは分かるけどね。そんなんじゃないし、私なんかが・・・って言ってたのに。でもそれを利用して成長しているところが素晴らしいと思います。」
滝口ひかり「今年はゑんらも自分こと頑張っていこうって言ってたもんね。」
木乃伊みさと「きららもひかりちゃんに何か文句あったら・・・」
滝口ひかり「文句!?なんなの〜」

滝口きらら「じゃあ正直に言うと、年を重ねて来ているので、ちゃんと人の話を聞いてください(笑)」
滝口ひかり「うぜぇ(笑)」
木乃伊みさと「めっちゃ面白いんだけど!」
滝口きらら「今年からはちゃんと話を聞いてください(笑)」
木乃伊みさと「ひかりちゃんって一つのことに集中してるとプツンって何も聞いてなんだよね。透明のイヤホンしているみたいになる。
滝口ひかり「多分、女脳じゃないんだよね。そういう人って男脳なんだって。』
木乃伊みさと「言い訳だよ?(笑)」
滝口ひかり「なぁ〜。分かった頑張る。話聞きます。」

そしてここからはシングルとしてリリースされた、「さよならを教えて」のMVを見ることとなった。アニメーションを駆使したこのMVはそれぞれの3人の街での様子が映し出されている。楽曲にぴったりとマッチしているMVであり、以下に貼っているのでぜひ見ていただきたい。

このMVに対して3人は、

木乃伊みさと「(ゑんらとしては)今回3本目のMVだね。」
滝口きらら「1年間で3本はやばいよ。」
木乃伊みさと「頑張った・・・。このMVのストーリーは考えさせる感じで作っているんですけど、アニメーションを駆使して作りました。得体のしれないモヤモヤから逃げているMVになっていて、それぞれが携帯を見て、きららがね、最終的にそれになってしまうっていう、”それ”であるというストーリーになっています。みんなに見て欲しいと思っているMVです。宜しくお願いします。」

滝口ひかり「きらら、鼻めっちゃ赤くなかったですか?」
木乃伊みさと「ね!めっちゃ赤かった。」
滝口きらら「寒くなるとめっちゃ赤くなっちゃうんだよね。」
木乃伊みさと「可愛いよね。制服着てたからすごい(JK)っぽかった。冬の女子高生って感じ!」
滝口ひかり「あれ夜遅くまでやってたから。」
木乃伊みさと「あれ一番寒いよね。」
滝口きらら「あれは夜の1時〜1時半くらいまでやってて。渋谷のスクランブル交差点を走るところがあったんですけど、終点がないからもうみんな人がいないから、スクランブル交差点を見て、『こんなの見たことない』ってなった。人がいなくて。これからも人がいなくなって欲しいなって思った(笑)」
滝口ひかり「なんちゅー毒舌(笑)」
滝口きらら「普段は人が多すぎるから(笑)で、撮影の日が決まっていたんですけど、その時、私インフルエンザになっていて、二人が最初に撮って、私が別日になってしまったんですけど。編集してくれた人も4,5日間?とかで仕上げてくれて本当に申し訳なかった。ひかりちゃんにも移しちゃったし。」
滝口ひかり「そう。きらのせい。」
滝口きらら「ごめんしか言えない。」
木乃伊みさと「喧嘩しないで。」

木乃伊みさと「で、私が秋葉原で撮影して、結構人が多くて、きららは夜だったらかそんなにいなかったかもしれないけど、私は20時とかだったから、すっごい見られた。街角とかに行ったんだけど、側にエロ本ショップがあって(笑)そこをずっと行き止まりで撮影してて、『おお!エロ本ショップだー!』って。入っていく人とか見て『おお!』って思ってて(笑)見てたっていうね(笑)」
滝口ひかり「うちは神楽坂というところで撮って。すっごいおしゃれだったんですよ。私も人が多すぎて、何テイクもやらなくちゃいけなくて、『ここだけ撮りたい』ってやってたら、私も4時間くらい外で走ってて。冬のMV撮影って辛すぎだよね。」
木乃伊みさと「でも『心中ミッドナイト遊園』が一番辛かった。」
滝口ひかり「あぁ〜心中のMVに勝てるのはないね。」
木乃伊みさと「壊死するかと思った。シャツ1枚で、本当に心中するかと思った。」
滝口ひかり「2時間木の下で座って撮影して。」
木乃伊みさと「カタカタ震えながらやってたね。それがあるから今強くなれるね。」
滝口ひかり「今は服着てるからね(笑)」

このように解説しているので、それも含めてぜひご覧頂きたい。

そしてライブ披露へと戻った。

和風のメロディーに合わせ、艶っぽい表情を魅せながら力強く歌っていき、滝口きららが「ヨイヨイヨイヨイ・・・ぐるぐるぐる・・・ぽんぽぽん!」と一緒にフリを行う掛け声で観客の一体感を高める「キミノセイ」、鈴の音、「ぽんぽん」という音と3人のファルセットを使う歌声で、静寂なイントロで、ダークさがありつつも、それとは相反する、曲が進むとディスコのようにノリノリで一緒になって踊るという面白い、うさぎ跳びのフリも特徴の一つの「妖怪ディスコ」、『ポンポン』と歌い、サビではタオルをファンと一緒に振り回す、楽しみが高い楽曲「ONORE」、最近リリースされた、強弱の付け方が非常に面白く、頭に非常に残る楽曲「さよならを教えて」を連続で披露した。

本編の最後は「リンネ転生」で締めた。本編はゑんららしく、熱量の高いパワフルなステージを魅せ、ファンも負けないほど熱さを醸し出していた。これがゑんらのステージ。本当に楽曲の面白さ、盛り上がり、ファンの熱量。どんなアイドルにも引けを取らない。

そしてアンコールでは、生誕委員から「今日、9/30での台風の中止を乗り越えて、滝口ひかりさんの生誕祭を盛り上げてありがとうございました!でも待ちにまった生誕祭はまだまだ終わらせたくないですよね!もっともっと歌って踊って輝いているひかりさんを見たくないですか?生誕祭のタイトルですが、『我儘な私を許して』に合わせて『我儘を許しちゃう』とコールお願いします!」

これには大きな歓声が沸いた。そして「ひかりの我儘を許しちゃおう!」とアンコールされた。そしてメンバーが再登場。

滝口ひかり「我儘許してくれちゃうの?でも許してくれた人たちがここにいるんだよね。」
とアンコールに答えた。

そしてアンコールは再度、「アンバランス」を披露した。最後の最後まで熱いパフォーマンスを行い、ファンも強くコールしていた。滝口ひかりは再度『我儘でごめんねー!』と叫び、オーディエンスを魅了した。もう会場は温度が上昇。非常に暑かった。それくらい熱いステージだった。

楽曲を終えるとメンバーからも「楽しかった!」と話していた。滝口ひかりは「幸せな生誕祭でした。」
木乃伊みさとより「最後になんかある?」と言われれると、滝口ひかりはこう答えた。

滝口ひかり「最近は結構、素の自分を出しすぎて本当に自分なのかな、作りすぎてるかなって思う時があるんですよ。だから、ちょっとたまにはみんなに甘えてみようかな。甘えてもきっと許してくれるよね。みんな許してくれるもんね。」
木乃伊みさと「ひかりちゃん、めちゃくちゃね、根はピュアでね、少女のような心を持っているんだよ。頑張りすぎちゃう時もあるんだけど。」
滝口ひかり「やめてよ。泣いちゃう。みんなありがとうね。」

この言葉にひかりは涙を流していた。感極まっていた。
木乃伊みさと「完璧な人なんていないもんね。」
滝口きらら「Twitterでいきりすぎないように(笑)」
滝口ひかり「うぜぇ(笑)妹に言われるとうざいわ。」

これには会場も爆笑。最後に姉妹のやりとりでオチを付け、このライブは終了した。

この日もゑんらは素晴らしい、熱量の高いライブを魅せていた。前述の通り、ゑんらは結成して1年だが、楽曲の良さ、ライブの素晴らしさは折り紙付きだ。様々なアイドルがいるが、そこに負けないほどの実力を持っている。これがどこまで伸びるのか。本当に楽しみだ。

そして滝口ひかり。『2000年に一度の美少女』とキャッチフレーズが付けられ、本人は当時は嫌がっていたようで、それに悩むことはあっただろうが、それほど美しい美貌の持ち主ということは間違いなく、本当に魅力的だと思う。
ただ、滝口ひかりの本当の魅力はその内面だと思っている。謙虚でありながら前向きな姿勢。真剣に取り組む姿。メンヘラキャラと言っちゃうくらいの人間味。全てが滝口ひかりの魅力であると思っている。
現在、主にゑんらのマネジメント業務を行なっている、滝口ひかり。今後このゑんらの活動を通したら、外見も内面も完璧超人になってしまうのではないかと思う。ただ、そうなって欲しい。そんな”パーフェクトな”滝口ひかりになってくれるまで、我々はぜひ見守っていきたい。滝口ひかりの24歳が素晴らしい一年になることを願っている。

(文:セカイベ編集部 石山喜将、写真:名和洋助

【セットリスト】

1.心中ミッドナイト遊園
2.アンバランス
MC
3.ゑんらにおまかせよ
4.呪いの飴
5.迷い地縛霊
6.のっぺらぼう
MC
7.ヘラってねーし(ひかりソロ曲)
MC
8.キミノセイ
9.妖怪ディスコ
10.ONORE
11.さよならを教えて
12.リンネ転生
ーアンコールー
13.アンバランス