ゑんら:【ライブレポート】滝口きらら生誕祭2019「滝口きららの一期一会」〜レモンスカッシュのような甘酸っぱく爽快感のある、きららのステージ〜

ゑんら:【ライブレポート】滝口きらら生誕祭2019「滝口きららの一期一会」〜レモンスカッシュのような甘酸っぱく爽快感のある、きららのステージ〜

木乃伊みさと、滝口ひかり、滝口きららの三人組完全セルフプロデュースアイドル『ゑんら』の最年少メンバーである、滝口きららが2019年2月10日に19歳の誕生日を迎えた。そこで、2019年2月16日に滝口きらら生誕祭2019「滝口きららの一期一会」を渋谷DESEO miniにて開催された。この生誕祭では、滝口きららの作詞のソロ曲の披露や、プレゼント贈呈、ファンによるムービーが流れるなど、かなりアットホームで暖かい雰囲気の中、行われた。一方でライブもゑんららしい熱いライブを見せ、会場は大きな盛り上がりを見せた。今回はその生誕祭の様子をレポートしていく。

滝口きららの19回目の誕生日を盛大にお祝いしようと、会場となった渋谷DESEO miniには多くのファンが詰めかけた。そして開演を告げると、一曲目の「のっぺらぼう」のイントロがかかり、ライブスタート。

1曲目は「のっぺらぼう」。イントロから観客のコールが会場に響き渡り、『幽霊!呪わないで!』とメンバーが歌っていく。それに合わせて、ファンも一緒に歌っていき、スタートから大きな盛り上がりを見せた。サビでは「のっぺらとして、のっぺらぼう」と軽快に歌い踊っていく。メンバーも楽しそうな様子がこちらにも伝わってきた。また曲中ではきららが歌う際、ひかりやみさとが屈んできららに手を向け、キラキラとさせたり、ケチャをしたりと目立たせておりこの日の主役を大きく輝かせていた。観客も一曲目から大きな歓声を飛ばしていた。最後は「いくよー!」と煽り、全員でジャンプをしてこの楽曲を終えた。

2曲目は「心中ミッドナイト遊園」。ステージをうまく使って左右に移動し、ターン、ステップ、ジャンプなどアクティブなパフォーマンスを魅せていった。変わらず素晴らしい三位一体のパフォーマンスをこの日も魅せていた。ファンは「きらら!」と強くコールしていき、会場が温まっていく様子が感じられた。きららの担当カラーである、檸檬色(黄色)のサイリウムが多く振られ、檸檬色が広がっていた。最後は3人が指一本を差し出して、中央に寄せ、この楽曲を終えた。

2曲を披露すると、MCとなった。自己紹介と行ったあと、ゑんらを結成してから2回目のきらら生誕祭へ来てもらったことに感謝を述べた。そして生誕祭の記念Tシャツはきららの希望により、ゾンビがモチーフのものだった。これはきららがみさとにお願いしたとのこと。きららから「今日は楽しみたいので、宜しくお願いします。」と語り、再び楽曲の披露へと戻った。

3曲目は「呪いの飴」。疾走感溢れるサウンドに合わせて、時にファルセットを用いた、3人の歌声ハーモニーが響き渡った。サビでは上に手を翳し、ジャンプする。それに合わせてファンもジャンプし、一体感が生まれていた。「3秒ルールで美味しく食べてね」の歌詞通り、”3”を作った手を上に翳していた。そんなゑんらの素晴らしいパフォーマンスにファンも酔いしれていた。

4曲目は「迷い地縛霊」を披露した。大きくクラップがされ、高い盛り上がりが。そしてサビに向かってどんどん勢いがついていく。サビでは「カランコロン」と歌いながら左右にステップを踏んでいった。きららは気合いが入っているように、力強い歌声を出していた。そしてメンバー全員が艶やかな表情でパフォーマンスしているのが非常に印象的だった。

5曲目は「ゑんらにおまかせよ」。人形のように踊る時もあれば、ぐるぐると回ったり、サビで手を上げてジャンプしたりと強弱のあるパフォーマンスを行った。素晴らしいパフォーマンスはこの日も健在だった。観客の大きなコール、クラップも会場に響き渡り、大きな盛り上がりを見せていた。

連続で披露した後はMCとなり、告知を挟んだ。まけんグミでゑんらの3人が「魔剣戦士」としてアニメ画となり、シールとなっている。そして2019年8月にブラウザパチンコゲーム『ななぱち』にてパチンコの実機ゲーム化、その中の魔拳戦士「妖怪軍」の楽曲イメージに「リンネ転生」が起用されている。
これが更に進めば、パチンコの実機化、アニメ化などがあるため、ぜひ応援して頂きたい。これには大きな歓声が沸いた。

また3/2にはゑんらの1周年記念ワンマンライブが行われ、その中で新曲を2曲披露する。1曲はきらら作詞の楽曲、もう一曲はバラードとなっている。ぜひ気になる方は3/2に足を運んで頂きたい。

この後はきららのソロ曲となった。みさとはこの楽曲を絶賛していたそう。

ソロ曲名は「泡のきもち」。綺麗なギターサウンドのイントロから少しゆったりとしたリズムの爽やかなサウンドが流れていく。ファルセットを用いながら、きららの美しい歌声が会場に響き渡った。”僕”を”炭酸の泡”に比喩し、炭酸が抜けるようにここから抜け出したい、夢を叶えられず、葛藤している主人公を表現している。その世界観をきららが感情豊かに力強く歌っていった。この楽曲のスタートから、予め配られた檸檬色のサイリウムが点灯し、会場は檸檬(黄)色の一色で明るく光っていた。そんなうっとりとする楽曲を披露した後、ひかり、みさとがハッピーバースデーソングを歌いながら再登場した。これには観客も一緒になって歌った。

そして誕生日ケーキではなく、バラなども作られうまく切り込みが入った、巨大なスイカが登場した。きららはケーキが苦手ということで、スイカになったそう。きららはこれに非常に喜んでいた。

そしてプレゼントは、ファンからのメッセージカード、花、腕時計がプレゼントされた。19歳ということで、更に大人になっていくために腕時計がチョイスされたそうだ。

ここからはファンの方が用意したムービーが流れることになった。このムービーはきららのゑんらとしての歴代の写真使われたものだった。ゑんらの歩みと共にきららの写真が流れていった。ひかり、みさとの2人はきららの顔つきが変わったと感嘆していた。ずっと一緒にいるから分からないが、改めて写真を見るとどんどん綺麗になっていると。またひかり(姉)はこのムービーを見て、「自分かな」と思っちゃう瞬間があったほど、似てきているという。
それを言うと、みさとはきららに向かって、「ひかりちゃんみたいになっちゃダメだよ」と言うと会場には大きな笑いが起こった。ひかりは「やめて〜。でも2000年になれるよ。じゃあ3000年を目指して。」と抵抗しながらツッコんでいた。

ここからはきららがコメントを残した。

滝口きらら「(このムービーを見て)1年経って、『きららが一番変わった』というか『成長したね』ってよく言ってもらえるんですけど、私、めっちゃネガティブなんですよ。だから『この人、私が可哀想だから言ってんのかな』って思っちゃうんですよ。(泣きながら)私自身は、成長していると思わないし、自分のことが嫌いだから。嫌なところが見えてきちゃうんですけど、活動していて『嫌だな』って思うことが多いし、『なんでやってるんだろうな』とか思う時あるけど、こうやってみんなが(生誕祭など)やってくれるから。嫌だった分、その倍、嬉しいことが返ってくるから、アイドルは辞められないなっていつも思います。ゑんらは2年目になるんですけど、2年目が私たち勝負って言っているんですけど、2年目を本当に頑張らなくちゃいけない年なので、ぜひこれからも見守ってください。ありがとうございました。」

そのコメントに大きな拍手が寄せられた。ひかりはそんな様子を見ながら、みさとを見て「お母さん」みたいな目で見守っていると話した。するとみさとは「仲間だし。頑張っているからね。」と付け加えていた。
ひかりも「きらは努力家だからね。」と更に付け加えた。ひかり、みさとの2人は19歳でここまでできているのはすごいねと話した。するときららは「19歳のひかりちゃんよりはできているかな」と言うと、会場に大きな笑いが起こった。ひかりは「やめてよ〜。なんでよ!」と言ってツッコんでいた。

そんな感動あり、笑いありのMCを終えた後は、ライブに戻り、一気に楽曲を披露していった。

『ドン、ドン』という音に合わせたクラップからスタートし、力強い歌声を出しつつタイトルの通り”ディスコ”のようにリズム良く踊っていった「妖怪ディスコ」、きららの「ヨイヨイヨイヨイ、ぐるぐるぐる、ぽんぽぽん!ドンドン・・・」という掛け声に合わせて観客も一緒にフリを行う「キミノセイ」、強弱をつけたパフォーマンス、美しい一人一人の歌声と3人のハーモニーが際立った「さよならを教えて」、髪が揺れるほどの、激しさと楽しさが同居したパフォーマンスの楽曲「アンバランス」、サビでタオルを振り、終盤でも大きな盛り上がりを見せた「ONORE」と連続で楽曲を披露した。

本編はフリコピや独自コールもされ、最後の最後まで手を振って高い熱量を見せた「リンネ転生」を披露した。最後にみさとから「19歳で何をしたいか?」と聞かれ、きららは悩みながら『始球式』と答えた。また「19歳はもっと自分を出していこうかなと思います。」と付け加えた。こうして本編は終了した。

すぐに観客より『きらら』コールで、アンコール。そしてその後、メンバーが再登場した。生誕Tシャツを着用していた。
アンコールでは再び、「心中ミッドナイト遊園」を披露した。最後の最後まで、観客はコール、クラップ、フリコピがされ、熱さがそこにあった。そして檸檬(黄)色のサイリウムが揺れていた。こうして滝口きらら生誕祭2019「滝口きららの一期一会」は終了した。

ゑんらはこの3人がうまく調和し、グループとして素晴らしい活動をしている。滝口きららもまた、パフォーマンスでも、存在としても欠かせない。滝口きららは爽やかさと優しさに満ち溢れ、たまに吐く毒も全てが愛おしいと思うだろう。そしてパフォーマンス面もゑんらという場所で日に日に成長している。19歳。つまり10代のラストにきららはどのような道を進んでいくのか。そしてどのように大人になっていくのか。この一年間は彼女にとって輝かしく、素晴らしい1年になるだろう。ぜひそのようになるようにずっと見守り、支えてあげて欲しい。滝口きららにとって最高の、忘れられない1年になりますように。

取材・文:石山喜将(@rayiris_yi) / 写真:平田桂樹(@katuragiheita)

【セットリスト】

1.のっぺらぼう
2.心中ミッドナイト遊園
MC
3.呪いの飴
4.迷い地縛霊
5.ゑんらにおまかせよ
MC
6.泡のきもち(きららソロ曲)
MC
7.妖怪ディスコ
8.キミノセイ
9.さよならを教えて
10.アンバランス
11.ONORE
12.リンネ転生
ーアンコールー
13.心中ミッドナイト遊園