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【ライブレポート】夢舞台で躍動し続けた彼女たちのZeppのステージをプレイバック、興奮をもう一度! OGを含めて叶えた夢のステージで輝く彼女たち。ここを新たな夢の出発地点として進んでいく:マジカル・パンチライン

【ライブレポート】夢舞台で躍動し続けた彼女たちのZeppのステージをプレイバック、興奮をもう一度! OGを含めて叶えた夢のステージで輝く彼女たち。ここを新たな夢の出発地点として進んでいく:マジカル・パンチライン

沖口優奈、吉澤悠華、益田珠希、山本花奈、宇佐美空来の5人組アイドルグループ『マジカル・パンチライン』が、2/24(土)にグループの体制問わずにずっと目標に掲げていたZepp Shinjukuでワンマンライブを敢行。セカイベでも数年にわたって、マジカル・パンチラインを追ってきた訳だが、どの時期の取材でも”Zeppでの単独公演をしたい”と語っていた。そして昨年開催された7周年ワンマンライブで発表したこの日のZepp単独公演。マジファンのみんなが歓喜に沸いた。そんな”夢舞台”に立った彼女たちは計22曲を堂々と披露。
さらにはOGメンバーの浅野杏奈、小山璃奈、清水ひまわり、吉田優良里も出演し、前体制、現体制問わずに披露した楽曲もあり。アフタートークでは初代リーダー兼プロデューサーの佐藤麗奈も出演した。つまり、この日のZeppにはマジカル・パンチラインに関わるメンバー全員が集った。熱狂と歓喜の間で最高のライブを展開したマジパンのステージを、数年間取材してきた内容や自分の思いなどを入れながら振り返っていこう。興奮を”もう一度”ということで、ぜひマジパンを応援しているまたはしていた人、マジパンに関わる全ての人に見て欲しい内容に仕上げている。過去も含めながら”今”のマジカル・パンチラインを感じて欲しい。きっと魅力を見つけるはずだ。


夢にまでみたZeppの舞台

2/24、遂にこの日がやってきた。マジカル・パンチラインのZepp Shinjukuのワンマンライブだ。このZeppというステージには強い思いがある。前述の通り、過去のインタビューで何度もZeppについて語ってきた。例えば、2020年12月に公開したインタビューで沖口優奈は「Zeppでのワンマンライブ、1,000人キャパを超えたいという目標は、今でも叶えたいですね。この6人の時にいっぱい、それまでは立てられなかったような目標をたくさん立てるようになりましたし、叶えられた夢ももちろんありました。でも、叶えられなかった夢もいっぱいある中で、この3人の中では、Zeppでワンマンライブをしたいという気持ちが心の中で強くあります。それは、この6人で立てた目標だから。だから、この思いを伝えたいと思います。この気持ちを持つことはすごく大事だと考えているので」と、体制が変わる際に語っていた。その思いは間違いなく、後に加入した益田珠希、山本花奈、宇佐美空来にも継承されて、これまで突っ走ってきた。さらには昨年5月に公開したインタビューでは沖口優奈の苦悩はありつつも、アイドルを、マジパンを続ける理由を自身で問い続け、Zeppからその先のマジパンの可能性も答えてもらった。もちろん、沖口以外のメンバーも気持ちは一緒なはず。だからこそ、2023年は特にライブやコンテンツ、定期公演など、プロデューサーの沖口やメンバー、そして運営を含むチームマジパンがこのZeppへと繋がるように、そしてその先の未来へ進めるようにと新たな試みもしてきた。
そんな万感な思いを胸に、マジファンのみんなの期待を背負って挑んだこのステージ。さらには吉澤悠華にとっては、2/24はステージデビュー5周年というメモリアルなステージでもあった。

開幕を告げ躍動する5人

開演前からこのライブへの期待感が高まるマジファン。開演前の会場は、この日の特別BGMとして、マジラジのZepp特別ver.が流れていた。準備万端。そして開演時間になると、開幕を告げるOvertureが鳴り響く。壮大なサウンドが会場に響き、期待感をさらに高めて、オーディエンスから手拍子が巻き起こる。
まずはメンバーの登場前にキッズダンサーが登場。場を盛り上げる。そして、メンバーが姿を表し、歓声が巻き起こる。

このZeppワンマンを開催する前に、担当カラーの変更がアナウンスされていた。リーダー兼プロデューサーの沖口優奈は白色から紫色に、吉澤悠華はピンク色から以前の水色に再び移した。益田珠希は赤色から黄色に、山本花奈は緑から赤色に、宇佐美空来は青色から緑色に変更。この意図としては初代リーダー兼プロデューサーの佐藤麗奈の担当カラーが紫だったため、その意思を継ぐべく沖口は紫色にしたことと、以前のカラーでは色合い的に衣装デザインがしにくかったためとのこと。そして一番の大きな理由は、マジパンはマジパンらしく、結成時の色合いで前に進んでいくという意思表示だ。そんなカラーチェンジした後の新衣装はそれぞれ新メンバーカラーをキーにして、キラキラとした豪華な物を身に纏っていた。

そして1曲目に選んだのがタオルを振り回して熱狂を創りあげる「ぱーりないと!!」。勢いよく「Zepp、盛り上がっていきましょー!!」と述べたあと、「はいっ! はいっ!」という合図で、観客がMIXを鳴らしていく。全員が快活にパフォーマンスし、サビでは気持ちよくタオルを振り回す。大きくジャンプもするなど、愉しげな雰囲気が早速漂っていた。キッズダンサーも笑顔でダンス。どんな時、どんな場面でも盛り上がりをもたらし、マジパンと楽しさを共有する「ぱーりないと!!」は、この日も開放感たっぷりだった。
<唄おう 騒ごう Happy&joyfulで楽しもう>という歌詞通りに全員が大きくタオルを回し続け、最後には銀テープが発射、このライブの期待をさらに煽った。これからの時間を楽しもうと強く伝えているようだった。

続いて、「Melty Kiss」をドロップ。沖口が「みんなここからもまだまだ盛り上がっていくよ! みんなの声、私たちにたくさん届けてください!」とイントロで煽る。マジカル・パンチラインがドリーミュージックへ移籍した第一弾楽曲である「Melty Kiss」は、いつもメンバーが持つ可愛らしさを増幅させ、個性を輝かせながらキュートさと盛り上がりを共存させる人気曲だ。この日も可愛さ全開で華麗に歌い踊る中で、メンバーに声援を送るようにと強く強くコールをしていくマジファン。サビでは歌詞のように、とろけるほどに可愛さMAXへ到達。改めてマジパンの可愛さに虜になっていく。同時に気合いの入り方もすごかった。”Hey! Hey!”と盛り立てながら、会場がさらに温まっていく。ステージにはCO2が噴射。<ドキドキが止まらない>、その歌詞通りの印象を受ける。

3曲目は自己紹介がてらにそれぞれアピールしていく「マジ☆マジ☆ランデブー」。こちらでもとても盛り上がり、コールが上がっていく。それぞれのメンバーパートでメンバーカラーの照明が当たる。クラップ、歓声が大きく鳴っていた。名刺代わりの一曲で一人ひとりが輝いていた。

3曲を披露して最初のMCヘ。自己紹介にて一人ずつ挨拶をしていく中で、益田珠希は緊張しているとのことが述べられた。吉澤悠華が水色のメンバーカラーに戻ってきたことと、2/24にちょうど加入5周年ということを話すと温かい歓声が起こった。
改めて、「来たぞZepp〜!! 今日は5人のメンバーとZeppのステージに立てること、そしてOGも来てくれて、何よりも今日、この日にマジパンに会いに来てくれたファンのみんなのおかげでなんとチケットがSOLD OUTしました〜!! 今日はここ、Zepp Shinjukuを世界中で一番幸せな場所にするから、みんな最後まで楽しんでいこうね!」と沖口優奈。

次のブロックでも躍動を続けるマジパンの5人。

次は「マジカル・ジャーニー・ツアー」をセレクト。壮大な楽曲に合わせて、ステップしながら横移動を続けていき、呼応するように「オーッ! オーッ!」と声が上がる。5人の歌声が綺麗なハーモニーを生み、奏でる。終始クラップ、合いの手が入り、ボルテージが上がっていった。ダンサブルなナンバー「Spotlight」で再びCO2が上がってフロアの熱量を保ち、歌詞が共感できるロックナンバー「名もなきヒーロー」へと展開。力強い歌声、ダンスで魅了。強度もあるマジパンのポテンシャルの高さをここでも魅せられた。< LA LA LA >と大きく一緒に歌い上げることで心も一つに。感情を乗せた強い曲の次は軽快なナンバー「108煩悩BOMB」をドロップ。手拍子、< Hey! >と盛り立てつつ、勢いを加速させる側面もマジパンの能力の高さ。軽やかに全員が手を振っていく。思いを込めた歌声もこちら側へダイレクトに伝わってくる。曲中に山本、宇佐美が抱きつくという微笑ましいシーンも。最後までノリノリでエンジョイできる時間が流れていた。ペンライトをメンバーも振って会場を彩った「Alright」、爽やかに輝きを放つ「Shiny Shoes」と続いてさらに盛況になっていた。夢舞台のステージで5人が堂々とパフォーマンス、躍動していく姿が見られていた。

至高の新曲初披露から魅惑なパフォーマンスを見せるマジパン

MCを挟み、次は新曲を初披露することに。新曲のタイトルは「マジカル・トキメキハイビーム」。この楽曲はロックバンド『MOSHIMO』のメンバー・岩淵紗貴、一瀬貴之が楽曲提供をしているが故のバンドサウンドがベースとなっている。重厚感がありつつもマジパンらしさを際立たせる盛り上がる一曲。イントロから早速コールが響き、< GO! 魔法! マジカルパンチ! > < GO! 魔法! マジカルビーム! > と印象的なワードを言っていく。ダンスではサークルになったり、ステージ上をぐるぐる回ったり、髪を揺らしたりなど、パワフルな楽曲に対してアクティブさを見せていく。サビでは< 上がれ > < 上がれ >と連呼しながら手を上に上げていく。曲の強さにマッチした力強い振り付けながら、キャッチーさも共存したこの振り付けを手掛けたのは、数々のアイドルグループの振り付けを創り上げている槙田紗子だ。音にピッタリとあったダンス、印象に残る振り付けはさすがの一言。最後までパワフルなシングとダンスでさらに熱を高めていた。全員がドラム、ベースの低音が会場と皆の体に響き、身体を揺らす。そんな魅惑的なナンバーがこの新曲「マジカル・トキメキハイビーム」だ。久々の”魔法”コンセプト楽曲でもあるため、まだ聴いたことのない方はぜひチェックして欲しい。最後にジャンプした後に華麗なポーズでこの曲を終えた。このアッパーな新曲もこれからのマジパンを盛り上げてくれることだろう。

そしてここからはアツさと美麗さを織り交ぜた楽曲を披露。まずは沖口が「いくぞー!!」と気合いを入れ直したクールな楽曲「万理一空 Rising Fire! 」をドロップ。赤い照明の中、ターンなどキレの良いカッコ良い踊りで魅了していく。指を広げた拳を掲げて強く強く。CO2の演出もクールさを増幅させる。メンバー、観客含めて全員が熱くなる。さらに「私が私を燃やす理由」ではアクティブさ全開で感情を解き放つ。シンクロ率の高さで5人の心技を一体とさせていた。もっともっと白熱していく。

そして「ひとかけら」では美しい歌声を届けながらしなやかに手を用いた振りをして、美麗な佇まいを見せていた。ミラーボールが点灯する中で気持ちを込め続けた。

マジパン全員が夢舞台のステージに。鳥肌が立つ選曲

「ひとかけら」を終えると、暗転した中で4人が現れる様子が。そう、卒業したOGである浅野杏奈、小山璃奈、清水ひまわり、吉田優良里4人の登場だ。
そして「もう一度」のイントロが流れる。この選曲だけでも鳥肌が立ちそうになったのだが、ここからより一層、エモい展開となる。

まずはこの曲の始まりで円陣になるところが9人に。全員が< Oh Oh Oh Oh >と声を出していく。そして一緒にマジファンも声を出す。特に鳥肌が立ったポイントで言えばこの楽曲の中での粋な演出だ。曲の1番は前体制である、浅野杏奈、小山璃奈、清水ひまわり、吉田優良里と沖口優奈、吉澤悠華の6人がステージ1階部分にいて歌い上げる(その際、現メンバーは階段上がり2階で踊っている)。それに、覚えている限り、当時の歌割りでこの歌を歌っている。この6人のステージをこの夢舞台でまた見れるという高揚感と感動が同時に心に込み上げる。
過去、卒業した後すぐに行った2020年12月のインタビュー記事では浅野杏奈、小山璃奈、清水ひまわりはZeppでライブをする時はファンとして観にいこうね、と語っていたが、みんなのためにも、マジパンのためにもこのステージに立っている。そういうところがマジパンというグループらしくて素敵だと思う。そんなシーンでも熱く歓声を飛ばしていく観客。
そして、2番では入れ替わり、現体制が前に出て歌い上げていく。OGにも負けない強さを見せる今のマジパンメンバー。感情を乗せてパワフルに歌い上げる。間奏も含めて、CO2が多く噴射される。そして間奏後、「みんなの声を聞かせてください!」の合図に、< Oh Oh Oh Oh >とシンガロング。新旧混じった歌声。みんなで拳を上げる姿。「もっとー!」と変わらず煽る沖口の声。そして落ちサビでは小山璃奈が変わらぬ見事な歌声を披露。さらには宇佐美空来とグータッチする場面も。
過去を振り返っても体制を問わずに「もう一度」は想いが籠った魂の楽曲だ。記事を通して思い返すことは今までたくさんあるのだが、あえてまた振り返ると、初披露の2019年、@JAM EXPOで清水ひまわりがこの曲を歌いながら流した涙、現体制終了した際の4周年記念のワンマンライブでのアンコール、ツアーや定期公演で披露で気合いが引き締まったこと、初期から支えてくれたいた前マネージャー最後のライブだった@JAM EXPO2023のステージなど、思い返せばマジパンの魂を歌うこの楽曲を、重要な局面で歌い、幾多のドラマを生んできた。< 声上げて 枯れるまで 張り裂けそうな 心のまま 手を上げて ここにいるって 証明するんだ 生きていること 何度だって 声を聞かせて さあ もう一度 もう一度 >とサビのフレーズはどんな時代だってマジパンの背景や想いにリンクしてきた。きっと、この記事を読んでいるマジファンの皆さんも、この曲での思い入れや思い出す光景がきっとあるはず。
常にこの楽曲はマジパンに寄り添いながら声を出して、みんなを鼓舞してきた。
この日も今ではプロデューサーを務め、過去から嬉しいこと、楽しいことだけじゃない困難を直に受けていた沖口優奈は曲中、感極まって涙を流していた。それほどこの楽曲も大切だし、重要な曲として位置付けられている。
最後の<もう一度>のフレーズでは小山璃奈、宇佐美空来の新旧マジパンの歌姫と言われる二人の美しくて伸びやかなロングトーンが響きわたり、『Oh Oh Yeah Yeah』と最後まで声を出して終え、大きな歓声が響き渡っていた。

この楽曲のあと、OGメンバーを含めてMCを行った。MCの始まりは「ありがとうございます」と強く感謝を述べた。改めてOGメンバーを紹介すると大きな歓声が起こり、改めて9人全員で「改めて私たち、マジカル・パンチラインです!」と自己紹介するとさらに大きくみんなが沸いた。久々だ、という話になると浅野杏奈から「だいぶ長旅に出てたわ〜」とらしさ溢れるコメント。OGのみんなも緊張していた模様。「ライブができて楽しい」 「ステージに立つことができて、皆さんと会うことができて嬉しいです!」など懐かしそうに述べていた。現メンバーの宇佐美は「『もう一度』の最後のロングトーンが印象深いですね!」と話していた。

そんなステージ上での再会を果たしたあと、この9人でもう一曲披露することに。次の楽曲はマジパンにとってのアンセム曲「ONE」を披露。イントロで強いドラム音が鳴り響き、全員がステージ1階部分でVの字のフォーメーションとなる。その後、全員がフロアに向かって指さしを行う。気持ちを込めながら明るく前向きに歌い上げていった。そしてサビでは< だから今日を越えて未来を掴んで 朝日が見えたらもう迷いは捨てて走り出して きっと夢は逃げたりしないから その手を握るよ 大地を蹴り上げて 明日へ進もう >とこの歌詞のメッセージをそのまま体現するようで、”きっと夢は逃げたりしないからーー”というフレーズは、ずっと目標に掲げていたこの夢舞台に立って叶えてみせたという、まさに夢は逃げたりしないという証明だ。そして全員が”ONE”を表す”1”の指を掲げて心を一つに。オーディエンスも共感するように声を出し、手拍子をする。熱量はMAXに近いくらいに到達していた。そしてこの日で終わりではなく、その先の夢に向かって、グループが大きくなること、さらなる躍進を誓って”明日へと進む”。この9人が気持ちを込めて歌い上げるのがとにかくエモすぎる。「ONE」という曲は、マジカル・パンチラインがドリーミュージックに移籍後、「Melty Kiss」に続いて出た最初の方の曲だ。自分の過去の記事のことを取り上げて恐縮ではあるが、この曲を聴いた当初、「この曲もマジパンにとってはかなり重要な立ち位置の曲になりそう」という思いを込めて”アンセム曲”と表現した。それはこの日の9人の披露を見てもきっと間違いではなかったんだな、と改めて思った。グループとしての様々な経験、時間、成長、そんな変化を経てもこの曲の意味や思いは色褪せることもなく、グループの思いに重なり続ける。どんな時だってこの曲も、マジパンの想いを伝え続けてくれた。それはこの日もそうだった。最後までこの曲の披露で気持ちを”ONE”にして、最後にさらなる明るい未来を示すように、9人が一列になり、後ろ向きで斜め右上に指を上げ、この曲を終えた。

最後のMCでOGメンバーに感想を求めると浅野杏奈は「暑いね! 気持ちもだし、温度もだし、皆さんの熱量がものすごく高くて、実は思わず泣いてました!」と興奮気味に語る。

最後に佐藤麗奈含めて集合写真撮影をして9人でのスペシャルパートは終了した。

ライブも終盤〜熱狂のアンコールへ

スペシャルなステージを経て、マジパンのライブも終盤へ。楽しさ、キュートさ、爽やかさが混じり合った「渚のサーフライダー」を笑顔でアクト。ピンクの照明の中でノリノリで一緒に歌って盛り上がった「あいわなびー」では活力のあるパフォーマンスとキュートさを全面に出す。<アイワナビー>と一緒に歌う。そして本編最後は締めの定番になってきた「これから、私!」をリズムに乗りながら、この曲でも< まだまだまだこれからだから >と一緒に歌って、マジパンはまだまだ前に進んでいくと体現。最後までコールを飛ばし続け、盛況な様子が見られて本編は幕を閉じた。

すぐさまアンコールされ、数分後、綺麗な音色が流れた後、Tシャツ姿のメンバーが再登場。アンコールに応えて「今⽇がまだ蒼くても」を歌い出す。情緒を出しながら伸びやかに、力強く歌い上げて、再び熱量をぐいっと上げる。美麗な佇まい、歌声、一人ひとりが個性を出しながらの笑顔がとても印象的だった。再び強く合いの手が入り、アンコールでもマジパンの繰り出すステージにのめり込んでいく。力強くステップを踏みながら、ここでも感情を解き放っていった。< 今日はまだまだ 蒼くてもきっと ひとつまたひとつ たどり着きたい > < 数えきれない光に きっと 会いにゆくよ >とこの状況、この歌でもこれからの明るい道を歩んで行くと誓っていた。

最後のMCでは沖口優奈が涙ながらに思いの丈をみんなに告げる。

沖口優奈「今日はこうして実際に夢だったZeppのステージに立つことができて、意外とアイドルをやっていても”夢が叶う瞬間”ってそんなに無くて。実際に『ずっと夢だ』と言っていたZeppのステージに立った時に自分がどんな気持ちになるんだろうというのが、きっと私も含めてメンバーみんな想像できてなかったと思うんですけれど、今日実際にステージに立って、みんなの笑顔を見れて、みんなの声を聞けて、達成感よりもマジパンでまだまだ次の景色を見たいなと、そんな気持ちになりました。今日でマジパンにとってZeppのステージは夢の最終地点ではなく、ここからまたマジパンの未来を創り上げていく”始まりの場所”になりました。欲を言えば、椅子が無くてもZeppをSOLD OUTできるようなグループになりたいし、Zeppツアーだってしてみたい。もっともっと色んなステージでみんなの笑顔を見続けたいです。まだまだマジパンにはやりたいこと、見たい景色がたくさんあります。みんなの笑顔がこうして見続けられるように9年目もマジカル・パンチライン、精一杯、この5人で力を合わせて頑張っていくので引き続き、マジカル・パンチラインの応援よろしくお願いします」

そして沖口の口から発表がされた。こちらは既に周知の通り、
6月19日(水) 3rdアルバム「MAGiCAL BOX」のリリース決定。

このアルバムもとても楽しみだ。詳細は追って発表されるので、心待ちにしよう。

そのアルバムに収録される新曲「マジカル・トキメキハイビーム」を再披露。まだまだ元気漲るステージングで盛り立ていった。次は全員をメロメロにする「めろめろーりんぐ」を披露。可愛さでメロメロに、夢中になりながらも勢いある姿で気持ちを高めていった。
このライブの最後は、一番最初に披露した「ぱーりないと!!」のサビだけをキッズダンサーと共に2回行い、ラストまで大熱狂を生み出していた。熱量は最高潮へ。こうして余韻を残しながら最高のZeppでのステージを終えた。

ずっと語り続けた”夢舞台”のマジパンのZeppワンマンライブは大盛り上がりの大成功を収めた。今までのマジパンのストーリーは決して色褪せることもないし、グループにとって必要なもので、それを今の5名にもきっちりと踏襲されている。それはきっと今のマジパンの原動力になっているはずだ。このZeppでのステージをやり遂げたことはきっと自信になるだろうし、沖口が語った通り、新たな夢の出発地点にもなった。次なる夢に向かい、また走り続ける。体制を問わずにマジカル・パンチラインは素敵なグループだし、今の5名体制もぜひとも一度、見て欲しいと切に願う。良さが分かるはずだ。この先、グループが大きくなるために、この先の夢に向かって走り続けるマジカル・パンチラインをこれからも見守り続けよう。きっとまた最高な景色が見られるから。大丈夫、きっと夢は逃げたりしないから 大地を蹴り上げて、明日へ進もう。そんなマジカル・パンチラインの今後にも期待している。


第二部アフタートーク

ワンマンライブの後はアフタートークとして『マジカル・パンチラインのマジラジ』の公開収録が行われた。このアフタートーク兼公開収録では兼ねてよりアナウンスされていた初代リーダー兼プロデューサーの佐藤麗奈が出演。加えてワンマンライブにも出演した小山璃奈、清水ひまわり、吉田優良里も飛び入り出演。公開収録は6年ぶり、現体制では初となった。挨拶をしたのち、トーク内容は『マジトーク』ということで現メンバーからOGのメンバーへ質問。今のマジパンをどう見てるかやライブをしていない時の気の休め方、ライブをする時の好きな曲の話、マジパン時代の大変だった話など。変わらない佐藤麗奈節やOGメンバーとのやりとりはとても面白い。イジリや展開で笑いを誘うのはマジパンらしさ全開といったところ。過去の話に花を咲かせる様子は必聴。さらにはコーナーとして『マジキューション』を行い、ファンの皆さんにいただいた一言を魂を込めて読み上げて、皆さんの元気をチャージする企画もしていた。なお、『マジカル・パンチラインのマジラジ』のこの回は既に放送され、現在、radikoにてタイムフリーで聞けるため、まだ聞いてない方はチェックして欲しい。

https://radiko.jp/#!/ts/JORF/20240310030000

【セットリスト】
Overture
M1.ぱーりないと!!
M2.Melty Kiss
M3. マジ☆マジ☆ランデブー
M4. マジカル・ジャーニー・ツアー
M5. Spotlight
M6. 名もなきヒーロー
M7. 108煩悩BOMB
M8. Alright
M9.Shiny Shoes
M10. マジカル・トキメキハイビーム(新曲)
M11.万理一空 Rising Fire!
M12.私が私を燃やす理由
M13.ひとかけら
M14. もう⼀度(OG参加)
M15. ONE(OG参加)
M16. 渚のサーフライダー
M17.あいわなびー
M18.これから、私!

EN1.今⽇がまだ蒼くても
EN2.マジカル・トキメキハイビーム(新曲)
EN3.めろめろーりんぐ
EN4.ぱーりないと!!

TEXT:石山喜将
Photo:名和洋助


【アルバムリリース情報】
マジカル・パンチライン アルバム「MAGiCAL BOX」
6月19日(水)リリース


■マジカル・パンチライン 公式ホームページ
http://magipun.com/

■マジカル・パンチライン @MAGiPUNofficial

■マジカル・パンチラインInstagram
https://www.instagram.com/magipun_official?igsh=MWRscGJkb2R1MDBpbg==

■マジカル・パンチラインTikTok
https://www.tiktok.com/@magipunofficial?_t=8kdlC3i0TVn&_r=1

■沖口優奈 Twitter @YunaOkiguchiBox

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https://www.instagram.com/yuna_okiguchi_/
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■吉澤悠華 Twitter @Haru_Yoshizawa

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■益田珠希 Twitter @TamakiMasudaBox
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■山本花奈 Twitter @HanaYamamotoBox
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■宇佐美 空来 Twitter @sora_usami_box

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