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2022.04.11
【ライブレポート】ブルーなままで 『1st Anniversary Live』|22.03.26開催:ブルまま
▼ブルーなままで ライブレポート目次
2022年3月。アクセルグローが手掛けるアイドルユニット、「CUPIDOLIC」「ブルーなままで」「未完成リップスパークル」の3グループがそれぞれ渋谷にてワンマンライブを行う。昨年2021年にデビューを果たし、1月に1周年記念ワンマンライブを行う予定だった「ブルーなままで(以降、ブルまま)」。
2ヶ月の延期を経て開催された今回の1周年ワンマンライブは、メンバーそれぞれに様々な想いを抱き、運営、ファンが “支え合って” 開催された想いが凝縮されたような感動的なものだった。
アクセルグロー所属の他グループにも楽曲提供を行うブルままの敏腕プロデューサーとメンバーが創り上げた今回のライブステージの模様を以下に記していきたい。
【メンバー】
蒼野 りかこ
紅空 咲良
安在 さき
真白 みき
早乙女 ひまり(めっちょ先生)
ブルーなままで、「ブルまま」で覚えてください!!ようやく開催出来た記念の “1周年記念ワンマンライブ”
卒業シーズンも終え、新生活の準備真っ只中といった様相を迎える3月下旬。アイドルにとっても “区切り” のときを迎えるグループも多く、全国各地で記念のライブが行われていた。学業と並行してアイドル活動を行うアイドルも多いため、彼女達の心情も大きく揺れ動くようなライブを多く目にすることが出来る。
そんな中で私はSHIBUYA CYCLONEにて行われた、アイドルグループ、〜ブルーなままで 1st Anniversary Live 2022〜へと足を運んだ。私自身ブルまま(「ブルーなままで」の略称)を観ることは恐らく初めてで、今回もあまり事前情報を詰め込みすぎず客観的にレポートを記載出来るよう臨んだ。
この日はちょうどリハーサルが始まる時間に会場へと赴いた。プロデューサー主導の元、この日お披露目となる新曲を中心に確認を進めていく。早乙女が意見を出しながら振付の細かな修正を行うなど、パフォーマンスレベルを上げる努力に余念がない。印象として比較的大人しいメンバーが揃っている中で、リーダーの紅空と共にグループをよくまとめていた。
11:00になるとゆっくりと会場内にファンが入場してくる。冒頭にも記載したが、1月に開催予定だった今回のワンマンライブが2ヶ月間ずれ込んだということで、待ち望んでいたファンからは開演前から、今日のライブへの期待感や高揚感などが伝わり、とにかく午前であったにも関わらずボルテージは高そうに見受けられた。
そして11:30、1周年を記念した今回のワンマンライブが開演の刻を迎える。
SEが流れると、客席からも心地よいリズムの手拍子が起こり、幻想的にスポットライトで照らされたステージにメンバーが現れ、ファンへ挨拶をするように少しの振りをして1曲目となる「未来時計」の立ち位置へと向かう。
イントロから声出しが出来ないもののコールのリズムで手拍子を送り、まずファンからブルままに向けて「おめでとう!」のエールを送る。そして、安在が「ブルーなままで、1周年記念ワンマンライブお越しの方々、本当にありがとうございます!最後まで一緒に盛り上がっていきましょー!」と1曲目からギアを上げていくようファンに向けて、そして自身に向けてメッセージを送る。
ほとんどのファンがサイリウムで会場を照らし、そのサイリウムの多くがフリコピをする動作で同じように揺れ動いていく。他のアイドルの現場だと一つの色に集中したりすることも多いのだが、この楽曲のときにはかなり満遍なくカラフルに照らされていた印象だ。片手で青を4本所持していた方もいたため、そこの一体での青の存在感は強かったが(笑)
身長の高い真白・早乙女が両サイドで蒼野・紅空・安在の三人を挟む格好となるサビのフォーメーションが身長差のバランスもあってか非常に綺麗に映えていた。当然かもしれないがリハーサルのときよりも歌声に力強さを感じ、特に歌い出しの音が低めに感じるこの楽曲でも下から突き上げてくるような歌声を響かせ、一気にブルままの世界に引き込んでいく。
特に紅空の特徴的な声が私の中で印象として残り、以降の曲でもきっと感じることになると思うのだが、「未来時計」という楽曲が紅空の存在感で連想される一曲となっていた。
続いて披露したのが「蒼いインク」。芸術性の高い楽曲と振付で魅了していく。青を基調とした照明に照らされ、ただ【カッコよく】見せるというだけでなく緩急をつけたパフォーマンスで、一人一人がそれぞれに、その楽曲内で「役を演じている」かのようだった。ライブではあるが演劇を観ているかのようにも感じられるほど私自身どこか【ワクワク】させられたのを記憶している。
身体も小さく幼い顔立ちに見える安在からも、見た目からは想像出来ないようなエネルギーに満ちた歌声が響き、そのギャップにも注目してほしい。
一つ一つの振りにもキレがあるブルままのステージは、CYCLONEのステージにギリギリ収まっていると感じるほど大きく煌びやかに見える。曲の最後はステージに倒れていく終わり方を迎え、私の構えるカメラからメンバーがいなくなる(笑)そして少しの沈黙ののち、ファンからは声援とも違った、芸術鑑賞を観た後のニュアンスに近い大きな拍手が起こった。ミュージカルとも似たステージを観た錯覚があり、率直に「すごかった」と感じた一曲だった。
3曲目には「君のことを知らない」を披露した。タイトルのように少し寂し気な表情を浮かべながらパフォーマンスしていくこの楽曲では、ファンもただただ固唾を飲んで見守るといった様子だった。
そんな曲の中でも蒼野の優しい微笑みは私にも安心感を与え、自然と微笑み返してしまうような、人の感情を温かなものにする魅力があった。上述したように「寂しさ」を表現することが楽曲のテーマとしてあると思うが、ファンを決して置いていかない、寂しくさせないといった意思が伝わるようで、彼女の人間的な “優しさ” を感じ取ることが出来た。語弊が生じるかもしれないため補足すると、決して他の4人が “優しくない” と言っているわけではない。それぞれの感性で表現する彼女たちのポテンシャルの高さを、序盤の3曲でひしひしと感じ取っていた。
続いての楽曲もメッセージ性を強く感じそうな「冷たいキスを残して」。別れを書いた一曲でもあるが、まず歌詞の中にもある「愛していた」というフレーズについて触れたい。ライブアイドルの楽曲であまり聴くことがないと感じていたため、凄く印象に残ったのだ。
私自身、日常でその言葉を使うこともなく、正直ドラマや映画の世界の言語だとも思っている(私自身、映画でセリフとしてもらった際、コメディー作品だったため笑いに変換させてなんとか言うことが出来たフレーズである)。ライブアイドルがその歌詞で歌うと、どうしても軽い表現に聞こえてしまう可能性もあるため、「大好き」など日常で使用するフレーズで、彼女たちに自然な意思を乗せて見せていくことがほとんどだと思う。
だが、それぞれの捉え方に若干の差異はあれど、重みのある表現で歌に乗せることが出来ていたブルままのメンバー達。今回直接お話をする機会はなかったが、きっと女性としての魅力や、様々なことへの関心があって常に自身に磨きをかけているのだろう、と感じた。忘れてはならないのが、まだ「1周年」という事実で、もう1年後には更に奥深い表現で魅了していくのだろうと考えると楽しみでしかない。
サビで「君と交わしたキスも」という安在のパートで、キスを届けるような振りがあったが、上手(かみて)に位置していた早乙女の愛らしい表情に注目した。客席に向かって送っていた早乙女だが、きっと照れ笑いにも似たものを見せた。ファンへ向けレスを送ることはきっとすぐに慣れることが出来るのだと思うが、投げキッスのようなものを送るのは、冷静に考えたらとても恥ずかしいことであるのは事実だ。そんな早乙女の “女の子らしい” 一面が見ることが出来る一曲では、是非ファンは上手に移動して注目してみよう。(1番のみだが)
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