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2024.09.02
【インタビュー】1stミニアルバム『BangQuet!』真面目に騒ぐ煽動者たち:UtaGe!
UtaGe!は、憂鬱な日々も忘れられる「宴」のような楽しさを、キャッチーでPOPな歌と踊りで届ける7人組王道アイドルグループ。
2024年9月3日に初めてのミニアルバム『BangQuet!』をリリースした彼女たちに、今回セカイベではロングインタビューを敢行いたしました。
夏フェスに、レコーディング。9月25日(水)に開催する4thワンマンライブに向けて大忙しのなか駆け抜けてきたUtaGe!の夏を振り返ります。
一心不乱に騒ぐ裏側には、真面目にライブと向き合い続ける意外な姿がありました。
取材:ガブリエールまっすー
最後の晩餐で何食べる?
–1stミニアルバム『BangQuet!』のリリースおめでとうございます。最初の宴が『BangQuet!』だとしたら、最後の宴は「最後の晩餐」ですよね。ということで、みなさんが最後の晩餐に食べたいものを教えてください。
伊吹 ウニが食べたいです。この前、お寿司屋さんで4貫もウニを食べました。北海道と東京のウニは全然違うんです。北海道のウニは臭みがあんまりなくて。でも、私は東京のウニの方が好きです。
水瀬 ブルダックポックンミョンを食べたいです。インスタントラーメンです。ラーメンがすごく好きなんですけど、外に食べにいくのは苦手なんですよ。おうでゆっくりしながら手軽に最期を迎えたいので、家でいつもみたいにブルダックを作って、「あぁ辛い!」って痛めつけられながら終えたいですね。辛いの大好きです。
茜音 最後の晩餐は鍋が食べたいです。すき焼きか、しゃぶしゃぶがいいですね。親族一同と鍋を囲んで、深い話でもしながら。1番好きな食べ物ってわけじゃないんですけど、日本食は落ち着くのでいいですよね。他のものを最期に食べたい親族もいるかもしれないですけど、みんな鍋に巻き込みます(笑)。
葉月 タコの刺身が食べたいです。スーパーでタコの足を丸ごと買ってきて、自分でボイルして、切って食べるのが好きです。
月宮 ラーメンと、焼肉と、寿司と、フルーツ。全部をビュッフェにしたいです。お皿にちょっとずつのっけて食べたいです。1個しか食べれないなんてイヤですね。もしどうしても1つ選べって言われたら、全品1つずつのせて丼ぶりにします。
咲乃 私はパスタが食べたいです。普段はりんご飴とかいちご飴が好きってよく言ってるんですけど、最期はパスタがいいですね。味はクリームかトマトで迷います。地元が群馬でパスタが有名なんです。小っちゃいころから家族で食べにいってました。家では朝から1人でパスタを茹でて作ることもありましたね。
羽賀 半熟卵のカツ丼が食べたいです。半熟と生の卵がアレルギーなんです。カツ丼や親子丼は好きなんですけど、「卵はかたく焼いてください」っていつもお願いしてて。とろとろの卵を食べたことがなくて。最近ハマってる食べる辣油をかけて、半熟のカツ丼を食べてみたいです。
緻密にライブと向き合う、煽り職人
–UtaGe!のみなさんは、沸いて盛り上がるライブに定評がありますが、そのライブの雰囲気っていつからあるんですか?
羽賀 最初のころからあったはあったけど、声出しが解禁されてからが顕著な気がします。デビュー当時はコロナ禍の影響でお客さんの声出しはNGも多かったです。
茜音 運営の方針として、声出しをガンガンするグループにしたかったみたいです。声出しが好きなお客さんを積極的に取り込めるようにチケット代の安い公演をいっぱい打ってみたり。
–確かにUtaGe!は無銭のイベントも結構やってるイメージがありますね。ところで、今年の夏は思い出に残るような公演はありましたか?
羽賀 私はSPARK 2024 in KAWASAKIかな。UtaGe!として初めて夏フェスのメインステージに立たせてもらったんですよ。個人的にやっとメインに立てて感慨深かったです。熱くて想像の倍は汗をかきました。ステージが広くて、立ち位置もいつもと違うので考えることがたくさんありました。不安な気持ちもあったんですけど、たくさんの人が観にきてくれて、頑張ってきた自分へのご褒美になったと思います。
月宮 IDOL SUMMER JUNGLEっていうフェスのメインステージに立たせていただいたんですけど、見たこともないぐらいステージが大っきくて。個人的に野外フェスの日差しでバテてしまって、悔しさが残るステージになっちゃったんですよね。ライブは退場したくなくて、最後までギリギリのところで踏ん張りました。スタッフさんが冷却パックをたくさん用意してくれたり、塩分チャージを舐めたりはしたんですけど、日々の体力づくりが課題だなって明確に感じました。
–TIF2023ではメインステージ争奪戦で悔しい結果だったと思いますが、今年のTIFは成長を感じた部分はありましたか?
茜音 去年と同じステージに何箇所か立たせていただいたんですけど、去年と比べてセトリに幅をもたせられるようになりました。UtaGe!って夏フェスの大勝負では騒ぐ曲だけを一生やり続けがちなんです。ビルの屋上でジャンプのできないSKY STAGEでも、去年はお客さんがジャンプしたくなっちゃうような曲をやってたんですよ。今年はエモ曲をそこで持ってきたり、場に合わせたセトリを組めるようになりました。
–SMILE GARDENの手ごたえはいかがでしたか?
茜音 去年のSMILE GARDENは必死に立つだけだったんですけど、今回は周りを見ながら踊れるようになったかなって私は思います。
–お客さん主導ではなく、自分たちでフロアを巻き込めるグループを目指していると伺ったんですが、今年のTIFはいかがだったでしょうか。
羽賀 自分的には、去年よりは巻き込めたのではないかと思っています。私、「ここもっと煽りたいな!」ってときにアドレナリンに任せて煽っちゃって。その分ちゃんと場が盛り上がった気がして、状況に合った煽りができるようになったのかなって自分で思いました。自分の煽りでお客さんの表情が変わったり、雰囲気が変わるのを感じるようになりました。
–煽りのセリフっていうのは毎回アドリブなんですか?
羽賀 恒例みたいなものはあるんですけど、自分の判断で柔軟にできるようになってきました。
–ほかにTIFの思い出がある方はいますか?
月宮 去年のTIFはパフォーマンスするのに精いっぱいすぎて、ステージを端から端まで使うっていう概念があんまりなかったんです。最初に振り入れをしたときに決めたフォーメーションのままでやってたんですけど、今年はステージを最大限に使うことを心掛けました。メンバーが真ん中に密集してると、やっぱりフロアの真ん中にしか熱量が届かなかったりするんです。みんなで相談して、立ち位置を広げることで去年より全体を巻き込めるようになったと思います。曲によってどういう盛り上げ方をするか、話し合いの場を設けるようなりました。
己と闘ったレコーディング
–それでは、今回リリースする1stミニアルバム『BangQuet!』はどのような作品になっていますか?
茜音 UtaGe!にとって初のCDリリースになります。持ち曲は結構あるんですけど、そのうちだいたいの曲は収録されています。
葉月 3タイプあって、各10曲ずつ入っています。
羽賀 それぞれのタイプにしか入ってない曲もありますし、今までサブスクにもなかった曲を新たに収録したりもしたので、楽しんでいただけるのではないでしょうか。これを聴けばUtaGe!のほとんどがわかる、そんなCDになっております。
–ではアルバムのなかからオススメをいくつか聞いていきます。まずは初めてUtaGe!を知る人に薦めたい最初の1曲はありますか?
葉月 私は新メンバーなんですけど、UtaGe!に加入するときにいろいろ曲を聴いてたなかで、『さわげ!うたげーしょん!』は他のアイドルさんとは違う曲調で耳に残りましたね。「UtaGe!ってこういう雰囲気のグループなのかな?」って想像を膨らませることができると思います。
–それでは続いて、レコーディングで歌うのが大変だった楽曲はありますか?
月宮 『SHINING STARS』はずっと高音が続いてるんですよ。あとは歌割りの分け方が、1人あたり長いのかな? 2組に分かれてサビを入れ替えて歌ってるんですけど、1組の担当する部分が長くてテンポも速いので、息継ぎができないんです。
羽賀 私は『SHINING STARS』に思い入れがありすぎて、歌うときに無駄に力んじゃうんですよ。気持ちが歌詞にこもりすぎて。そしたら高音が全くでなくなっちゃって、歌うのが難しいです。
咲乃 私は『最狂乱クレイジー』っていう曲です。早口言葉が苦手なので、サビの早口が大変で。同じ言葉が4回並んでるんですけど、それがなかなかレコーディングで言えなくて何回もやり直しました。めっっっちゃやり直したんですけど、もうバッチリです。慣れました。
茜音 私はまた別の曲なんですけど、『アオイハル』っていう初期からの曲があって。落ちサビのパートを1番最初に録ったとき、「めちゃくちゃ全力で歌ってください」って言われて、次の日声が出なくなるくらい張って歌ったんです。アレはほとんど叫んでましたね。今回新体制になって『アオイハル』の録り直しをしたときに、ちゃんと以前と同じ気持ちで歌ってるはずなのに、慣れてきたからなのか自分の一生懸命さがなくなっている気がして不安になってきたんです。
羽賀 あの時の100%が今の80%のパワーで出せるようになったんじゃないかな?
葉月 うん、成長してるんだと思う。
–ほかに大変だった曲がある人はいますか?
水瀬 私はエモい曲が難しいなっていつも苦戦するんです。UtaGe!って基本的にワーッって騒いで盛り上がる曲が多いからガムシャラに歌うことが多いんですけど、しっとりした曲をそのテンションで歌うと世界観を壊してしまうので、「聴かせる歌い方」をする必要があるんですね。エモ曲は周りの風景とか、お客さんの顔を見ないと気持ちがどうしても入らなくてレコーディングだと単調になってしまいがちでした。狭い個室で1人で録るのですごい緊張するし、周りにメンバーもファンの方もいないのがすごく不安で。お客さんの前だと感情がよく入って、寧ろ泣いちゃうこともあるんですけどね。
伊吹 私が大変だったのは『BangQuet!』です。音源が下りてきて2日くらいしか練習する期間がなくて、それですぐレコーディングだったんです。歌詞を覚えるのと、リズムとピッチを合わせるのがすごい苦手で、何回も録り直しをしましたね。どれくらい経ったのか覚えてないくらい、とんでもない時間が掛かりました。
–みなさんレコーディングは、それぞれ自分との戦いなんですね。
羽賀 「もっと楽しそうに歌って!」って言われて、私、エアーで肩組みながら歌ったことあります。
茜音 レコーディングブースは個室だから、誰にも見られてない感じで踊りながら歌ったりするんですけどカメラがだいたい付いてて。「楽しそうだね」って言われてハッとしますね(笑)。
羽賀 私も「肩組みながらそのまま歌って!」って言われて。バレてましたね。
緊急討論!
なぜ『にゅーげーむ!!』は刺さるのか?
–ところで、ネットの口コミでは『にゅーげーむ!!』の音源化に対する喜びの声が多かったようですが、どのような楽曲なんでしょうか?
水瀬 私と咲乃さんのWセンター曲として作ってもらって、初披露した当時は飛びぬけて盛り上がっていた記憶はあんまりなくて。最近の新体制になって再度お披露目するってなってからめちゃくちゃ盛り上がったので、正直何が理由かあんまりわかってなくて。なんなんだろう?
羽賀 突如バズッた曲(笑)。
水瀬 私個人を推してくれてる人が特に喜んでいるっていうわけでもなく、均等にみんなのファンの人が好きって言ってくれてます。昔より盛り上がってくれて楽しいんですけど、すごく謎な気持ちになってます。
咲乃 『にゅーげーむ!!』は歌詞に実話が入ってるんですよ。
羽賀 私も歌詞なんじゃないかと勝手に思っています。UtaGe!のファンの方はメンバーの仲の良さを愛してくれている人が多くて。ラジオで「UtaGe!のメンバーのこと、家族だと思ってる」っていう発言をしたら、SNSで多くの反応があったんです。『にゅーげーむ!!』にはそういう熱い歌詞が多いので、そこが響いてるんじゃないかなって。
葉月 私が加入するかどうかまだ迷っているときに、新宿BLAZEで行われた3rdワンマンを観にいかせてもらったんですけど、そこで私が1番好きだったのが『にゅーげーむ!!』だったんですよ。まだ当時はこの曲のサブスクはなかったので歌詞もあまりわかってなかったはずなんですけど、『にゅーげーむ!!』が1番楽しくて。後日の夢に出てくるくらいだったんです。
一同 えー!
葉月 なんかわかないけど…。なんなんだろう。何かが刺さるんだと思います。
水瀬 全てが合致してるのかもしれないですね。初見で聴いたときのメロディーの入り方とか、振付けがピタッと合わさって、人間の脳が「良い!」と感じるような仕組みになっているのかもしれないです。そういう成分が含まれているのかも。
この夏の集大成、九月へ
–それでは、9月で卒業を迎える水瀬さんから、夏の終わりにむけて意気込みを聞かせてください。
水瀬 9月にいろんな大事なイベントがたくさん詰まっているので、正直自分でもどう整理をつけたらいいのかわからないんですけど、新メンバー2人が入ってきてくれて勢いがついてるタイミングだから、私は自分の卒業を悲しいものにはしたくなくて。私の卒業のニュースでもっとUtaGe!が注目されて、一緒に頑張ってきてくれた6人の背中を押すような存在になれたらいいなと思っています。悔いのないように、感謝の気持ちで走り抜けたいです。
–最後にアイドル好きの読者に向けて、メッセージをお願いします。
羽賀 この夏を通してたくさんのフェスにも出させていただいて、初めてのCDアルバムもリリースさせていただいて、去年の夏よりもグループとして勢いが増してる実感があります。この夏の勢いを落とさずに7人体制のワンマンライブもしっかり成功させて、秋冬につなげていきたいと思っています。この夏にUtaGe!の名前を知ってくださったみなさんに、ライブや特典会の楽しさをもっともっと感じてもらえるように、新体制になっても頑張っていくのでよろしくお願いいたします!
<1stミニアルバム『BangQuet!』トレーラー映像>
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