アイドルを広告塔に活用しませんか?アイドルによるPRサービス「セカイべ・プロモーション」はこちら!
2022.02.13
【ライブレポート】単独公演『KissFes!!!!!!!』|2022.01.27開催:Parasite.Kiss
新年を迎え早1ヶ月が経過しようとしている1月の末。今年は都内でも積雪があり、寒さが本格化していた頃も必死にビラ配りなど精力的に活動してきたアイドルグループ『Parasite.Kiss』の単独公演が渋谷asiaにて行われた。
上述したようにこのグループは、実際にどの程度行ってきていたのかは把握出来ていないが毎日のようにメンバーが渋谷を始めとした都心地にてビラ配りをし、この日をより盛り上げていくための活動をしていることは、筆者自身がTwitterを開くたびに目にしていた。そんなメンバーや運営の熱い想いを是非レポートとして残せたらという経緯で今回取材をさせていただくこととなった。
【メンバー】
熊山 みゆ
黒木 結愛(ゆあ)
瀬名 あすか
船丘 くるみ
美山 玲愛(れいあ)
柊木 もも
恋空 夢苺(ゆめ)
この日は開場のおよそ2時間前に筆者も会場入りし、リハーサルの模様を撮影した。マイクのチェックや返しのボリュームの調整、映像を確認しての出の確認など入念に行っていたが、特に注力していたのがこの日も披露することになる『Declaration』という楽曲。後程ライブレポ内にも記していくが、『Declaration+』として2/1(火)よりサブスク配信が開始となった。
聞き馴染みがあるファンの方ならご存じかもしれないが、『Declaration』とは音程キーが異なる曲となっている。レコーディングも済ませ、メンバー個々の頭では認識しているのだがライブで披露するとなると、誰か一人が元のキーに引っ張られると全員が連鎖して釣られてしまう。リハーサル時もそんな状況があったようで、熊山主導の元、円陣を組んで全員で歌唱し、入念に確認作業を行っているところにこの楽曲へのメンバーの想いが強く伝わってきた。
開演直前の当メディアが行ったメンバーへのインタビューでは、各々がこの日のライブへの意気込みや準備してきたものを語ってくれた。
詳しくはセカイべのYouTubeチャンネル、『セカイべチャンネル』にて公開するのでそちらをご確認いただきたい。
開場の時間を迎え、続々とこの日をメンバーと同じように心待ちにしていたファンがフロアへ集まっていく。
チケットの特典で配布される【パラキスロンティー】を早速着用しているファンも多く、デザインもお洒落なこのロンティーがこの日だけでなく今後のパラキスのライブ会場でも多く目にすることを期待したい。
18:00、お馴染みのブザー音のSEが流れ始め、スクリーンには『非常事態』・『警報』の文字が映し出される。そして柊木の『asia、ぶちあげていくぞぉー!』の煽りが入る。視覚と聴覚による演出で一気に会場のボルテージを高めていく。
メンバーの表情を見ても、日々のライブ以上に気持ちが入り混んでいるのが見て取れた。
一曲目に披露したのが、パラキスの代表曲、『Declaration』。
イントロで瀬名による煽りが入る。『来ましたasia単独公演!声は出せないけどみんなサイリウムぶん回す準備出来てますかー?!』
メンバーの中でも特に”盛り上げる”ということに強い自信を持っているように感じる瀬名による煽りが節々に入ることで、ファンももちろんのことメンバーに向けても送っている ”メッセージ” のようにライブを見ることが出来、それに応えるファンやメンバーといった構図にも捉えることが出来、この日は瀬名の【パフォーマンス」やファンに対しての【気付き】といった点が非常に際立っていたように私は感じた。
この曲を始めとして瀬名はステージ袖のファンの元まで煽りにいく姿が見え、私自身カメラを回しながらも追ってしまうということは、ファンの方も同様の感想を抱いた方は少なくないのではないか?
一見センターにいるメンバーが一番目立つ華やかなポジションのようで、ステージを広く使うといった演出や【気付き】が出来るパフォーマンスにファンの心も動かされることもあるように感じる。
演出として付けられたものだったのかもしれないが、前回の取材時には気付けなかった瀬名の魅力をこの日は強く感じることが出来たライブだった。
二曲目には『ユメトキ』を披露。
12月に加入した船丘もお披露目時に感じた緊張感も抜けたように見え、長い腕を目一杯に伸ばして踊る姿には華があった。
恋空による間奏の煽りは、盛り上げつつもハキハキとファンへ感謝の想いを伝える。こういった曲の煽りではただ盛り上げるだけを意識した意図で何を発しているのかわからないようなものも多い印象だが、きちんとファンへ感謝の言葉を届けていた。
私自身が舞台などに立ってきた経験があるからか、こうした点が好意的に感じた。
曲中にメンバーがステージを下手→上手へと大移動していく箇所があるのだが、会場での制限がなくなっていった際には是非私もファンの方に混じって一緒に大移動したいなと、この文を書きながら感じた(笑)
続いては『デジタルビリーバー』。
パラキスの中では可愛らしい楽曲となっており、振付も他の激しいものではなく、女の子らしさが見えるポイントが多い曲となっている。
サビでも『君に会いに行くよ』などファンに向けて指さしのレスを送る箇所が多く散りばめられており、是非ファンの方もサイリウムで応えてほしい一曲だ。
柊木・恋空による落ちサビの歌唱は歌声に透明感もあり見どころの一つとも言えるポイントとなっている。
若干、前の二曲と続けてであったため、疲れも見えていたメンバーもいたが、この日のライブをスタートから全力で駆け抜けていくというメンバーの覚悟とも言える。
それだけの想いは全ての曲で十二分に伝わったのではないか。
続いてMCにて、瀬名と柊木の二人が自身の自己紹介を行った後に即座に給水に入り、
熊山に『大丈夫ですか?挨拶するので置いてください』と指摘され笑いを誘う一コマがあった。
その後美山から『もう疲れてませんか?』と振られた柊木は、『冷房ってもうちょっと下げることって・・・?』とPAブースに訴えかけ更に会場内を笑わせる。
普段のライブ以上にメンバー個人毎のキャラクター性が見え、熊山から『パラキスはMCが下手なので~』とあったが決してそんなこともない魅力の詰まったMCのように感じた。
インタビューの際も皆一歩引いて受け応えをしているように感じ
今後更に個人としてもグループとしても自信をつけ、前のめりに受け応えが出来るグループになって欲しいと期待したい。
続いては新メンバーの船丘を除く6人による『10曲連続メドレー』。
ショートver.での歌唱ではあったが、かなりのエネルギーが必要とされる内容となっていた。
一曲目の『未完成の恋』の際に黒木が歌詞を飛ばしてしまうハプニングがありながらも
『好きだよー』と繋ぐ一コマも。ハプニング時の対応としても非常に正解に近いものを咄嗟に選択出来ていたのではないかと感じた。
もうこの頃にはレンズ越しにもメンバーに額には大量の汗も見て取れ、ファンの熱気もあり、体感でも暑い会場になっていたのを記憶している。
三曲目の『消えた足跡』の際、私の中でパフォーマンスの安定度はグループの中でも随一だと感じていた柊木の動きに違和感を覚えたのをカメラ越しに感じたのを記憶している。実際のところは足がつってしまったとTwitterに記載していたように思う。
メンバーにとってもレッスンなどで繰り返しリハーサルはしていたであろうが、想像以上に過酷さもあったメドレーになったのだろうと映像で確認し改めて感じた。
この『10曲連続メドレー』は時間にして29分40秒のパフォーマンスだった。
普段の対バンイベントでは、15~20分といったライブ時間で途中にMCを挟む内容が通例であり(例外もあり)ノンストップで続いていくこのメドレーは見応えがあったがメンバーにとっては給水も出来ない過酷さもあるあったように思う。
メドレー五曲目では再び『ユメトキ』を披露し、折り返しとなるこの曲の間奏で『へいへいへい!ちょっと盛り上がり少ないんじゃないですかー?!』と恋空が客席を更に煽る。
『前のみんなも後ろのみんなも身体動かしていきましょー!』とライブならではの楽しみ方を改めてファンへ向けて語りかける熊山。
メドレー六曲目には『Some like it HOT』。序盤から感じていたのだが、このとき特に黒木の小さな身体がステージ上では大きく感じて見えた。
体力的にもしんどくなっても一つ一つの動きがおざなりになることなく、非常に体力があるのだろうと思う。メドレーが終わってからもどこか余力を残している余裕も見受けられ、パフォーマンスでは細かな指先の振付まで注目して見ていただきたい。
10曲を終え、映像フリをして捌けるメンバー。いつも以上に気持ちで乗り切っていったように見えた熊山。MCでも暑さを訴えかけ、身体的にもキツかったようにも思うが、それでも安定して確実にファンへレスを届けて、何より自身も楽しんでパフォーマンスしていた柊木。瀬名と黒木は先述した通り、両者ともに小さな身体が一段と大きく見え、無邪気さと可憐さを併せ持ったかのような姿で10曲を表現した。
特に美山と恋空は言うことがないくらいに安定感もあり、今後もっと大きなステージに立った際などどのように表現し、ファンへ届けていくのか個人的にも気になる二人だった。
その後ステージ背後のスクリーンに映像が映し出される。本番20分前に撮影されたトークで、柊木より『私たちに5分の休憩をくださーい!』と休憩を意味する映像だということが告げられ、
映像はメンバーのオフショットをまとめた内容のものに切り替わった。
様々なメンバーの素顔に近い姿が見れ、ファンの方からも笑いが起きる素敵な映像だった。
個人的には【腕相撲が強い美山】と、ライブでのアクシデントをおさえていた【流石に4コマ漫画】、【階段に一人座り込む柊木】が笑ってしまった。
メンバーがステージに戻ってきてここから後半戦となる。
セトリ番号としては五曲目に披露する曲は、先ほどのメドレー内でも歌唱した『ドラマ』。タイトルの通り、自身の人生をストーリーに仕立てたような歌詞にもなっており、”エンドロールを迎えるまで前を向いて駆け抜けていこう” というような前向きにさせてくれるような楽曲となっている。
私自身のTwitterでもツイートしたのだが、このレポートや動画の編集をする際に、同じ曲を少なくとも20回は聞くため大抵の曲は覚えるのだが、その中でも非常に耳に残るメロディーと歌詞で、数日間脳内でリピートしていたお気に入りの楽曲だ。(本記事記載時で3日目)
次に披露したのが『初恋ヴァンパイア』。こちらは前回のライブレポで、『ドラマ』同様に脳内でリピートした楽曲で、パラキスの楽曲の素晴らしさを改めて感じた。ライブでも多く披露される曲でもあるので、メンバーのパフォーマンスの中にも遊び心が垣間見えたり余裕を感じられる成熟した楽曲という印象を受けた。
続いてはこちらも先ほどのメドレーの中でも披露した『Some like it HOT』。とにかくかっこよく歌い上げる楽曲で、熊山・美山を始めとしたメンバーのクールな表情とノリやすいテンポ感で、あっという間に終わってしまうかのような曲だ。
この曲終わりでメンバーは挨拶をして捌け、【重大発表】と題された映像がスクリーンに映し出される。
【2022年2月1日 サブスク配信決定 Declaration+】
【2022年3月17日 恋空ゆめ 生誕祭開催決定】
【2022年5月 5周年ワンマンライブ 開催決定】
と3つの発表がされた。サブスクに関しては上記でも触れたが現時点でもメンバーやファンの間でも多く聴かれているため、是非この記事をご覧いただいた方にもチェックしていただきたい。
映像が終わるとロンティーを着用してメンバーが再登場し、アンコール一曲目の『消えた足跡』を披露した。赤を基調とした照明で演出されたこの楽曲は、節々にファンに対しクラップを煽ったりなど、一番パラキスらしい楽曲といっても過言ではないと私は思う。
この楽曲の後半で恋空のデスボイスのような奇声を聴くことが出来た。事前のインタビューでも見どころの一つとして語ってくれていたのだが、かなりのクオリティーであったので今後もそれを活かしたパフォーマンスを期待したい。
最後にサブスク配信が決定した『Declaration+』。メンバーを始めとしてファンの方々にとっても思い入れの強い楽曲の一つになっていくのではないか。落ちサビの熊山の歌唱も注目ポイントであり、イントロ~最後までとにかく盛り上がっていくパラキスの熱さが一番表現された曲だ。
最後のMCで改めて先ほど動画にて発表された【サブスク配信】、【恋空ゆめ生誕祭】、【5周年ワンマンライブ】について熊山を中心に触れていく。
『絶対に空けて来いよー?ヨロシク!』とらしさを出してファンへ告知する恋空。
この日に初めてパラキスを見たというファンも多く会場内にいたようで、今後も続いていくライブや恋空生誕祭、そして5周年ワンマンライブではもっと多くのファンと盛り上がり、その頃には声出しも出来るようになった最高の環境で迎えられることを私も願う。
終演後メンバー、一人一人に本ライブの感想を聞くことが出来、【充実感に満ちたメンバー】や【悔しさを見せるメンバー】など七通りの感想が並べられた。約三ヶ月後に控える次のワンマンライブも必ず見届けて、彼女たちの物語を紡いでいきたい。
単独公演 『KissFes!!!!!!!』
2022.01.27(Thu). at 渋谷asia
【セットリスト】
01.Declaration
02.ユメトキ
03.デジタルビリーバー
04.メドレー
M1.未完成の恋
M2.ドラマ
M3.消えた足跡
M4.初恋ヴァンパイア
M5.ユメトキ
M6.Some like it HOT
M7.デジタルビリーバー
M8.空のスピカ
M9.Declaration
M10.ポジティブミラクルヒーロー
05.ドラマ
06.初恋ヴァンパイア
07.Some like it HOT
08.消えた足跡
09.Declaration+
■Parasite.Kiss
Twitter:@parasite__kiss
Instagram:@parasite_kiss
■メンバーSNS
熊山 みゆ
Twitter:@parakiss_MIYU
Instagram:@miyu__bot
瀬名 あすか
Twitter:@parakiss_ASUKA
Instagram:@_sen1.stagram
恋空 夢苺
Twitter:@parakiss_YUME
Instagram:@yumedoll_pink
柊木 もも
Twitter:@parakiss_MOMO
Instagram:@momo_parakiss
美山 玲愛
Twitter:@parakiss_REIA
Instagram:@parakiss_reia
黒木 結愛
Twitter:@parakiss_YUA
Instagram:@yua_kuroki7
船丘 くるみ
Twitter:@parakiss_KURUMI
Instagram:@funaoka_kurumi
お問合せ
-
メールでお問合せ
掲載依頼や記事に関するご意見やご相談はメールにて直接ご連絡ください。
お問合せページ -
お電話でお問合せ
お電話にて直接のお話をご希望の方はこちら。
050-5362-3319
※諸事情によりお電話に出にくい場合がございます。その際はお手数ですがフォームより再度ご連絡ください。