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【ライブレポート】村田万葉卒業公演『dela 25th Live 「Time Capsule ~隣に居られなくても~ 』|22.08.15開催:dela

【ライブレポート】村田万葉卒業公演『dela 25th Live 「Time Capsule ~隣に居られなくても~ 』|22.08.15開催:dela

中盤戦はディープな “大人dela” で?!曲ごと異なるメンバーに釘付けに!!

メンバーが捌け再びスクリーンには動画が映し出され、質問に各メンバーが答えていっていた。それぞれ語っていた内容を以下にまとめていく。

delaに入ってから変わったことはありますか

人見:今までヤンキーっぽかったんですけど、割と女の子っぽくなったと思います

河村:身体を動かすようになりました

山川:delaの “オタク” からdelaの “メンバー” になったことです

森本: “ぴよりん” って名前の通り、たくさん “ぴよぴよ” できたなって思って、実際たくさん友達もできたので、これからもたくさん “ぴよぴよ” していきたいと思います

今後、グループで挑戦してみたいことはなんですか

今田:たくさんあるんですけど、【dela大運動会】をやりたいです!10種目くらい作って、最後は紅白対抗のリレーとか。【パン食い競争】には是非とも渡邉さん(delaスタッフ)に参加してほしくて(笑)他もいかにも運動会って種目をみんなでガチで本気でやりたい!

滝沢:delaで色んなポスターに載って、街中に貼り出されることです!

後藤:dela単独で “全国ツアー” や “海外ツアー” に行きたいです!

松浦:来年こそはTIFに行けるように、全国的にももっと知名度を上げていけるように頑張りたいです!

delaをどういうグループにしていきたいですか

早川:”世界一” にしちゃうくらいの存在になっちゃうんでよろしくお願いします!こんな【よっちゃん】を持っていますが、人生頑張って生きてます!皆さんdelaについてきてください!いぇーい!

松島:みんな、ななはんのこと大好きな、ななはんピンクに染まったグループにします!いぇい!(笑)

藤本:メンバーも力を合わせて頑張っていって、ライブやそれ以外のお仕事でもたくさん活躍して、delaを全国の皆さんに知ってもらって有名なグループにしたいです!

delaでの一番の思い出はなんですか

橋本:2月に行われた私の【プロデュースライブ】ですね!むっちゃくちゃむっちゃくちゃ、今までにないくらいむっちゃくちゃ色んな企画を考えてやったんですよ!それでね、りおにゃんくじと言うのをやったんですけど、社長さんが気に入ったみたいで何回もやるって言われて、ふわぁぁぁぁあ!ってなってます(笑)いぇーい!

山吹:高校1年生のときの山吹の【生誕祭】で、名古屋港で生誕祭をさせていただいたんですけど、山吹は野外でのライブがめちゃめちゃ大好きなんですよ!それプラス自分の生誕祭でみんな山吹色のサイリウムを振ってくださって、それが山吹的に脳に焼き付くというか(笑)ずーっと頭に残っていて凄い楽しかったなーっていう印象があります!

若松:【dela 22nd LIVE dela Sincerity】です!初めてZepp Nagoyaでdelaが単独ライブをさせていただいたということもありますし、やっぱりこれまでdelaをキャプテンとして引っ張ってくれていた、(沢井)さわーの卒業ライブということもあって、私たちdelaにとっても大きな変化となるライブになったので印象に残ってます!

あなたにとってのdelaとはどんな存在ですか

村田:なりたい自分になれた場所だなって思ってます!

沢井:自分自身を成長させてくれた場所です!そしてdelaになれたから出会えたファンの皆さん、メンバー、スタッフさん、一つ一つのステージとか素敵な景色をたくさん見させていただいて、【何にも代えがたい大切で特別な存在】です!


リズミカルな手拍子と共に始まったこの日12曲目となる『薔薇薔薇’n Girl』。このライブのためにイントロのクラップ部分が長いバージョンを作者の近藤薫が作り直した、初披露となる特別バージョンだ。作り直しの依頼に際し、村田の才能を当初から高く評価していた近藤薫も快諾したという逸話がある。

そんな長めのクラップも相まって、オーディエンスのクラップがあって完成される一曲という印象が強く残った。赤を基調とした照明で演出されるステージは、先ほどまでの爽やかさとは一転、 “女性の強さ” を前面に押し出した力強いものとなっていた。大人メンバーでもある後藤や今田、藤本など見応えのあるダンスで魅了していくが、やはり村田の存在感が一層際立っていた。歌声にも艶やかさが込められ、自然と彼女に惹きつけられていく。

そのディープな世界観は続いての『SHANDY』でも引き継がれる。村田・若松・今田・松島・山吹・山川の7人でのステージでより個々のメンバーにも注目して観ることができた。ここで更に力強く振りの一つ一つに意志を持たせて表現する後藤や、繊細な振りにもどことなく彼女の “らしさ” を垣間見せ独特な世界観で惹きつける松島など、同じステージ上でパフォーマンスしていても個々の色は随所に見ることができるのもdelaの良さだろう。中でも若松の身体は小さいながらも内に秘めるエネルギーを感じさせるパフォーマンスは、個人的にも注目させて観させてもらい、16歳らしからぬ色気も感じさせた。今後更に表現の幅も広がっていくであろう彼女に是非注目していきたい。

そして筆者も好きな曲の一つ、『抱いてファンタジア』では、より一層オーディエンスのクラップがリズミカルかつ楽し気な感情を持って響き渡る。ダンスが苦手と話していた森本も先輩たちに引っ張られるようにステージで躍動する。メンバーも少しずつ入れ替わりながら曲は進んでいくが、この曲でもセンターの村田を中心とした構成は変わらない。そして、やはり村田・若松・山吹の3人で構成されるセンターの熱量やキレには圧倒される。「この時間が永遠に続けば・・・」なんてことをふと感じたことを記憶している。

メンバーが捌け再びスクリーンに映像が流れる。新曲、『Time Capsule』のダンスVerのMVがフルで公開され、オーディエンスは静かにその映像を見つめていた。最後に『完全版ミュージックビデオ COMING SOON』とあったように、このMVはまだYouTubeなどでは公開されていないが、近いうちにこのポップな作品がどこかで見られるだろう。

「後半戦まだまだ盛り上がっていきますよー!」と煽りながら15人で始まった『MAWARE』。それぞれメンバーカラーの衣装に身を包み、橋本と滝沢は猫耳も付け可愛さが何百倍も増していた。

後半「サインボールを投げます!」と若松・山吹・村田の順でフロアへやや大きめのサインボールを投げ込んでいく。本来であればゲットしたいはずのボールだが、勢いよく顔近くに向かってくると人は反射的に手で打ってしまうのだろう。その後、何人かがトスしていったことで少しボールが宙を舞っている瞬間があり、最前列に飛んできたところで無事ボールも着陸した。村田も「サインだよ?!サインいらないの?!」とやや慌てたコメントも残し笑いも起こったシーンだった。

『Orange blossom』では、一曲通してカラフルに15色の輝きを放ち、”これぞdela” というような躍動感があった。この日は声出し不可のライブであったが、叫びたくなるような楽しさがあり、会場によっては大きく飛び跳ねたくなる一曲だろう。私の主観だが、本当に良い、圧巻のパフォーマンスをするアイドルは、ステージ上で見せる熱量はフロアにいるオーディエンスにも伝染させ、会場中を巻き込むことが出来ると思っている。単に盛り上がる曲だけではないが、温度が一定になっていく。このときはまだコロナ禍での制限もあったことを差し引いても、熱量はかなり伝染していっていたように感じた。インタビューで “今年成長したことは?” という問いかけをしたが、今年1年かけてグループとして成熟させた成果でもあったのではないだろうか。

村田・早川・山吹・若松・橋本・松島・河村の7人で披露した『ためらいRetweet』。複雑な女の子の心情を描いた一曲は、彼女たちらしくそれぞれに異なる表現でオーディエンスへ届けていく。中でも橋本はフワッとしている印象もあったが、表現の一つ一つに説得力もあり、改めて彼女の魅力にも気付けた瞬間だったかもしれない。

ピアノのイントロから村田のソロパートで始まる『バレないようにキスをして』は、2020年12月に同じダイアモンドホールで行われた21st Liveで初披露された、まさに「村田バージョン」といえるもので、これを最後に再び聴かせてくれたことはファンへの最高のプレゼントだろう。村田の優しさの中にも決意が込められた力強い歌声で一気に世界観を変化させる。Bメロ~サビまでの流れは圧巻の一言だ。

15人でのステージでは初めて目にした一曲だが、改めてこの曲は奥が深く、delaの楽曲の中でも一番表現が難しいと私は感じた。そんな中でもやはり今田や後藤など、いわゆる “大人メンバー” は足のステップ一つにしても、その中にストーリー性を垣間見せるような動きにも見えた(あくまで個人的な主観だが)。彼女たちの成長と共に見え方も変化する一曲だと感じたのと同時に、それでもきちんと自分なりの表現で魅せることができる若いメンバーたちが凄いと感じた一曲ともなった。

ここで二度目のMCとなり、村田が「ここまでたくさんの曲を披露してきましたが、皆さん楽しんでいただけてますかー?!」とオーディエンスへ尋ねると大きな拍手で応える。delaの10周年についても触れ、先輩メンバーやファンへの感謝の想いも村田の口から告げられ、その10周年を記念した新曲『Time Capsule』へ。各メンバーが自身が一番可愛い魅せ方をし、一曲全てが見どころで、何度でも観たい一曲だ。韓国アイドルのようなキャッチーさがあり、10周年を迎えたグループが新たなステージへと昇っていく予感を感じさせ、間違いなく今後のdelaの代表曲の一つになっていくだろう。カラフルに彩られているのはステージだけでなく、フロアで輝くサイリウムも彩り豊かに彼女たちのパフォーマンスを後押しする。メンバーたちだけでなく、この場に居合わせた全ての人にとって、かけがえのない【思い出の一ページ】になっていくだろう。

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筆者のプロフィール

山本 智貴

初めまして、山本智貴です。私自身も芸能活動をしながら「セカイベ」にて様々な芸能関連事業に携わっています。代表より「お前も記事を書け」とお達しがあったため、不慣れではありますが頑張って執筆していきます。是非記事を読んで頂き、感想を頂けたら嬉しいです。

今後現場に足を運ぶ機会増えると思いますので、お気軽にお声がけください!

Twitter:@tomotakakuuun11

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