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【ライブレポート】Appare!、ついに念願のステージに降り立つ!!『Appare!やったれ日比谷野音~最高の今日になる~』|22.09.19開催:Appare!

【ライブレポート】Appare!、ついに念願のステージに降り立つ!!『Appare!やったれ日比谷野音~最高の今日になる~』|22.09.19開催:Appare!

2016年の結成以降、順調な成長曲線を描き、ファンネーム『竹の子』と共に一つ一つ “夢” を叶えてきた、7人組アイドルグループ『Appare!』。

昨年には『IDOL OF THE YEAR 2021』で優勝を果たし、更なる躍進を続けていた彼女たちが次なる “夢” として語っていたのが、今回のワンマンライブの舞台である、【日比谷野外音楽堂】でのワンマンライブの開催だった。およそ1年2ヶ月前から口にしてきた場所に、2022年9月19日、彼女たち7人はついに降り立つ。

彼女たちのこの日に向けた想いは、Appare!の公式YouTubeチャンネルにてコメントが掲載しれている。そちらも改めて、チェックした上でライブレポートを見ていくと、より楽しめるだろう。

■朝比奈 れい ”みんなの心を動かす日”
https://youtu.be/kRksQKfMrw4

■永堀 ゆめ ”一緒に夢を叶える日”
https://youtu.be/m1w0xthUqOU

■藤宮 めい ”たくさんの幸せと笑顔を届ける!”
https://youtu.be/HwSAgN-sV1k

■七瀬 れあ ”希望・感動を与えるステージに・・・!”
https://youtu.be/w_pdozovWD8

■藍井 すず ”今までの人生で一番楽しくて幸せな日に”
https://youtu.be/5x2HL_jaVfU

■工藤 のか ”君と前に進めるように”
https://youtu.be/hfopdqXecm0

■橋本 あみ
https://youtu.be/R6h8hBNS1xM

 

撮影:真島洸

文:山本 智貴

当日はあいにくの雨・・・だがAppare!・竹の子の想いが届いたのか?!最高のコンディションで夢のステージの幕が上がる!!

この日、2022年9月19日は日本列島に大型の台風14号が接近しており、いよいよ夏の終わりを感じさせていた一日であったが、今回のワンマンライブの舞台、日比谷野外音楽堂(以降、『日比谷野音』)は文字通り野外ステージである。そのため開催自体も不安視されていたが、彼女たちに「中止」や「延期」という考えは全くなかった。必ず天気は好転すると信じてこの日を迎え、竹の子族も、天候に関係なく彼女たちの『夢の舞台』を “チケット売り切れ” という形でお膳立てした。そんな想定外の災害もあり、様々な想いが交錯する舞台、日比谷野音に開場のおよそ1時間前に足を運んだ。

リハーサルは野外ということもあり、ややボリュームは絞った中で行われた。雨で湿っているのも影響してか、メンバーの足音が「キュッキュッ」と響き渡っている。大きい会場ということもありスタッフの数も多く、各セクションが滞りなく本番に向けた準備を進めていた。

この日は台風14号の影響で、西日本では中止となっているライブがあるなど、アイドルシーンにも少なからず影響を与えていた。ここ東京では常に雨が降りしきっているわけではなく、時より日差しが差し込むなど天候も時間ごとに様子が変化し、既に入場口に列をなしていたファンもヤキモキさせていたことだろう。

座席後方側にはのぼり旗が鮮やかに飾られ、また多くの関係者からのスタンド花が飾られるなど、アイドル業界が注目するワンマンライブとなっていた。

開場の時間になるとファンの方々が作ったという、てるてる坊主の効果も発揮したのかすっかり雨が止んでいた。広い会場を竹の子たちも揚々と歩を進めて前方の席から埋めていった。この日のライブを記念した白のTシャツに身を包むファンが多く、座席の7割近くが真っ白に染まっていた。チケットがSOLDOUTしていたように、空席などまるでないほどに竹の子たちが、彼女たちの夢のステージを目に焼き付けようと足を運んだ。

開演までの間、モニターには、クマリデパートやDevil ANTHEM.などのアイドルグループを始めとした関係者からの祝福のコメントなどが寄せられた映像が流され、会場には徐々に「いよいよ始まるな」といったワクワク感も漂っていた。

声出し解禁ライブということもあり、SEが始まると同時に竹の子たちの大音量のコールが日比谷公園全体に轟くような迫力があり、一瞬にして鳥肌が立ちあがった。普段より長めのSEとなり、映像に合わせて一人ずつメンバーがステージへと登場。

そして1曲目の『さんざめく』で会場中に集まった全ての人々の「夢のステージ」が幕を開ける。いつものAppare!の熱いステージだけでなく、七瀬が語っていたように指先まで想いを乗せて披露するパフォーマンスに、オーディエンスの心は一気に揺れ動かされていく。落ちサビでの朝比奈の表情も、この日の景色を見ての喜びが存分に映った、とても晴れ晴れとしたものだった。

この日の藍井の煽りも絶好調だった2曲目『スカイラインファンファーレ!』。オーディエンスのコールのギアももう一段階上がり、このときは降り止んでいた雨が例え降り出しても、この空間だけはその雨を弾いてしまうのではないか、というくらいの熱気に包まれていた。「みんなで飛行機!」のときは彼女たちにとっても今までで一番気持ち良い景色が広がっていたに違いない。

まだまだ彼女たちの勢いはこんなものではない。3曲目に用意したのは更にオーディエンスの心を躍らせていく楽曲、『アッパレビバディ』。随所に 7人の絆を感じさせ、この日のパフォーマンスは「誰が輝いていた」という言葉が不要なほどに7色の原石が宝石へと変わっていき、眩いほどにキラキラとステージで輝いていた。竹の子たちもほぼ全員がフリコピし、彼女たちを全力で後押ししていく。キャッチーで真似しやすい振付だが、ここまでの大人数が一斉に全力で踊っている光景は圧巻だ。

イントロがかかり始め、大歓声が沸き起こった『アッパレルヤ』。揺れるわけがないのだが、会場中の人々が一斉にジャンプする姿は、地震が起きたと感じさせるほどの迫力があった。広い会場でも七瀬を中心に隅々の竹の子たちまでしっかりとレスを届け、「最高の一日」を共有していく。スモッグも焚かれ、最高の景色を演出した。

そしてこの日最初のMCでは、七瀬の「皆さん楽しんでますかー!?」の問いかけに竹の子たちが大歓声で応えるところから始まった。そして同じく七瀬がチケットが完売したことについて、改めて感謝を伝えた。てるてる坊主についても触れ、このとき雨が止んでいたことも
そして3年ぶりの “声出し解禁” 、橋本が加入後 “初” の声出しということで、橋本も思わず「泣きそう」とこぼす。それくらい彼女にとっても待ち望んだ声出し可能ライブだったのだろう。

その後一人一人の自己紹介では、それぞれ言ってもらいたいワードを竹の子たちに叫んでもらい、その大音量の歓声に満足そうな表情を浮かべ愛くるしい笑顔を振りまいていた。声出しが出来ないライブのときよりも、やりたいことをたっぷりと盛り込んだボリュームのあるMCとなった。その後も、「初めて来た人ー?」や「久々に来てくれた人ー?」、「いっつも応援してくれてる人ー?」と問いかけていくと、その全てに応えていく竹の子たち。温かな竹の子たちの雰囲気にも自然と私自身も笑顔がこぼれた。

「最高の今日にするぞー!」という掛け声から始まった『パレリラパレリラ』。永堀の歌声もいつも以上にノリノリで楽しげに聴こえ、メロディーにも絶妙に乗っていた。Aメロでは竹の子たちが綺麗に揃ったMIXを奏で、楽曲に花を添えていく。3年ぶりという声出しを彼らもずっと待ち望んでいたのだろう。この3年の間にファンになった人もいただろうが、それでもこの日は全てのオーディエンスが全力で声を出してライブを楽しんでいた。この辺りからすっかり陽も沈み、照明によってステージは幻想的に照らされていく。

続いては陽の入りも計算されていたように、モニターもカラフルな映像によって演出した『カラフルミラクルディスカバリー』。いつも、誰よりも楽しそうにパフォーマンスする姿が印象的な藍井は、この日もキレキレのダンスを披露。彼女を見ていると自然と元気をもらえる魅力がある。優しく気配りのできる彼女の人間味の深さが、随所にパフォーマンスにも反映されていた。細かな振りなどを見ていても、この日に向けて更にパワーアップした姿が見られ、彼女たちの、全てのオーディエンスを巻き込んでいくような、楽しませていく力強いパフォーマンスが更にもう一段スケールアップし、まさに “野音仕様” になっていたのではないだろうか。

彼女たちのステージは本当にあっという間に過ぎ去り、早いことで7曲目の『パヤパヤ』へ。加入後初の声出しライブの景色に、終始目をキラキラさせてパフォーマンスする橋本。私自身も同じく、胸のドキドキが止まらず、取材として入らせてもらったのだが、仕事を忘れるほど楽しんでいた。後方の竹の子たちもペンライトを照らしながら振りコピする姿に、彼女たちのパフォーマンスにも熱がこもっていく。小柄な藤宮にもいつも以上のパワーが備わっていた。

続いては『キミだけのワンダーランド』。「お〜れ〜の!」というお決まりの大音量のコールが聞き心地が良い。フリコピをする竹の子たちは、彼女たち同様に、隣のファンと手を繋ぎグルグルと回る姿も見られるなど、文字通り野音が【ワンダーランド】が広がっていた。メンバーたちも確実に気持ちは高揚していただろうが、七瀬はその中でも冷静にオーディエンスの空気感を的確に感じ取りながら表情を作っていた。MCも中心に回している彼女は、どんなステージに立っても頼りになる存在だ。

続いては『原宿サニーデイ』。中盤戦は人気曲の一つでアクセントを加えていく。朝比奈のダンスにも躍動感があり、この日にかけてきた想いを全身で表現し、オーディエンスを魅了していく。不安な気持ちも抱えていたという工藤も、この日のステージからの景色に、すっかり自信に満ち溢れた充実した表情になっていた。色んな表現で見るものを惹きつける力がある彼女だが、やはり不安な表情は似合わない。この日見せた姿が一番、彼女が輝く姿だろう。

そして二度目のMCでは、この日メンバーはイヤホンをしながらのパフォーマンスだったが、その上でも物凄いコールの声が聞こえてくるということで、一度そのイヤホンを外して竹の子たちの大歓声を聞いていく。朝比奈からは、この日比谷野音への道が始まった企画について話を回していき、全国47都道府県にこの日のポスターを貼り付けていった話も交えるなど、改めて彼女たちが、この日のワンマンライブへの想い、絶対に成功させたい強い気持ちを感じたMCとなった。

中盤戦は夏にピッタリな曲、『センチメンタルプリズム』で始まった。幻想的な照明に照らされ、先ほどまでの勢いから一転、オーディエンスをうっとりとさせる楽曲を届ける。彼女たちのこれまでのドラマが垣間見えるようで、パフォーマンスの中にも人間味が溢れ出ていた。

11曲目は『2020』を披露。工藤の透き通る歌声は、この広い野外ステージでは壁に防がれることなく、心地良さそうにどこまでも響き渡っていく。「強くなりたい」という歌詞のように、メンバーたちの強い想いがメッセージとして、メロディーに乗せられ届けられていく。しっかりと来場した竹の子たちに、その想いは届いていただろう。関係者席に座る業界の人々も、着席しながら鑑賞するものがほとんどだったが、確かに心が揺れ動かされていたのは肌で感じた。

続いて『イロハニホヘトチリマセン』、『サビからはじまるyoursong』と続けて披露。キャッチーな中にも、エモさも感じさせるパフォーマンスでライブに抑揚を加える。ラストサビではメロディーに合わせるように涼しい風がなびいていく。やや寒さも感じさせるほどで、秋の香りも運んでくるよう。彼女たちを、また新たなステージへと送り届けていくように季節の変わり目を猛烈に感じさせた瞬間だった。

続いての曲は、竹の子たちが持つカラフルに光り輝くペンライトにも力強さが込められていた、『激奏!アンサンブル』。常に可愛らしさがあり、ユーモアも兼ね備えるメンバーたちだが、とにかくエネルギッシュで、そのパワーは底が知れないほど。そのエネルギーを最大限に発揮できる楽曲がAppare!には数多く存在し、この楽曲もその一つとして、広いステージを余すことなく使って魅せていくパフォーマンスにファンも魅了されているのだろう。

その流れを引き継ぐように始まった中盤戦最後の曲、『決勝戦はエブリデー』。前回のレポートでも少し触れたが、永堀は更に大人びた表情を作り、歌声にも強い意志を乗せて歌っていく。ステージには火花を散らす演出で、彼女たちのパフォーマンスを更にパワーアップさせていく。すっかり夜空が広がり、会場はお祭りのような空間と変貌を遂げていた。曲数的にも、終わりが近づいていることは誰しもが感じていただろうが、ずっと続いてほしいと願いたくなるほど、楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていく。

そして曲が終わり3度目のMCへ。ここではメンバーたちも水分補給をしながら進行され、すっかり雨が降っていない現状についても話していく。火花についても「触ったら痛いんだってー」と悪戯っぽく話すなど、彼女たちらしさも見せながら、終始温かな雰囲気の中進められる。この日のために遠方から駆けつけた人もいるということで、「どこから来たのー?」と問いかけると、一斉に竹の子たちも立ち上がりながら応え、何を喋っているかわからない状態に(笑)やはり声出しが可能なライブは、こうしたコール&レスポンスが出来ることも魅力の一つだ。

そして「VS野音」で披露出来なかった新曲も披露していく、という話もし、ここからいよいよ終盤戦へ。スタートは『アガレ!!』で、MC終わりの一旦沈んだボルテージをもう一度引き上げていく。この日、彼女たちが叶えた一つの夢、それを自ら祝福するような曲にも感じられ、コールなどで盛り上がりつつも、そんな姿を優しく見つめる竹の子たちの表情も温かさに満ちていた。

続いては『虹をかけろ!』を披露。雨予報をすっかり飛ばしてしまった彼女たちは、きっと消えない “虹” も鮮やかに描いていけることだろう。7色のキャンパスが雨上がりの日比谷公園に遊び心満載に彩りを描いていった。後半戦に入っても藍井を筆頭に、Appare!らしくオーディエンスに元気を届けていく。そこに竹の子たちも必死に食らいついていくような構図で、ライブの醍醐味を凝縮したような時間だった。

『アイネクライネ幼き恋だね』、『Wai Wai ダンスフィーバー』、『絶対猛信デイドリーマー』と熱いナンバーを続けて届けていき、スペースに気をつけながらだが、ジャンプで彼女たちに負けないようなエネルギーをぶつけていく竹の子たちの姿も多く見られるようになった。可愛らしくフワッとした印象もある永堀だが、更にこの日は表現に抑揚もつけたパフォーマンスを見せてくれ、私自身も楽しい気持ちになっていくのを感じた。彼女が持つ独特な空気感は一度ハマったら抜け出せない。私自身も心の3割くらいは持っていかれている気がする。ここからもう一段階上がれるのか、と驚くほどにギアをもう一つ上げてラストスパートに向かっていく。朝比奈の「何かひとつ、心を動かされるものを持って帰ってほしい」という言葉が思い出されるように、オーディエンスのハートに届けていくようなパフォーマンスで、竹の子たちの思い出の1ページに確実に刻み込んでいく。

『アッパライナ』ではステージ上でも火花が上がり、メンバーたちのボルテージは最高潮に。オーディエンスもその熱気に押されるだけではなく、負けじと押し返していく。このバチバチの攻防を俯瞰して見る景色が、取材に出向いた時に何よりも楽しく感じることができる光景だ。今のアイドルシーンにここまで熱いライブを展開できるアイドルがどれほど存在するのだろうか。疾走感もありつつ、しっかりとハートに届くパフォーマンスを披露してくれる彼女たちは、やはり今のアイドルシーンの最前線をひた走っているのは間違いない。曲が終わったときの大きな拍手がそれを物語っている。

本編のラストは新曲、『青いフレア』で締めくくった。「最高の今日になる」という今回の公演タイトルにもなっているフレーズが含まれ、一つ一つの歌詞を丁寧に届けていく。客席の一人一人の顔を見ながら、しっかりと感謝の想いを伝えているようで、きっとこの先もずっと、皆に大切にされ、愛されていく一曲となるはずだ。

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