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【ライブレポート】1周年記念ライブ「ともだち100⼈できるかな」 2022年9⽉29⽇(⽊) AKIBAカルチャーズ劇場:wqwq

【ライブレポート】1周年記念ライブ「ともだち100⼈できるかな」 2022年9⽉29⽇(⽊) AKIBAカルチャーズ劇場:wqwq

「個性を武器に戦う」プリンセスアイドル『wqwq』が、9月29日AKIBAカルチャーズ劇場にて、1周年記念LIVE「ともだち100⼈できるかな」を開催した。

【参加メンバー】

  • 山口 恋生

    山口 恋生

  • 寺尾 日女香

    寺尾 日女香

  • 倉田 つきみ

    倉田 つきみ

  • 松藤 瑛瑠

    松藤 瑛瑠

白いTシャツに白いミニスカートという、wqwq最初期の衣装で登場した4人。1曲目に始まったのは『はじまりのメロディ』。すでにクライマックスのような、涙腺を刺激する歌詞で、記念すべき日への期待をぐっと高めていく。Cメロ終わりのサビ部分では、振りに合わせて客席のサイリウムが一斉に掲げられ、会場がファンでいっぱいであることが見て取れる。

「ようこそ、wqwqの1周年記念LIVEへ!皆さんのことを幸せにします!」という寺尾の声で始まったのは、2曲目『大好きだ、何度でも』。サイリウムの輝きのような映像に照らされた4人が眩しい。会場を揺らすようなギターソロから始まったのは、3曲目『とけない魔法』。「常に頭の中に思い描く私は完璧」という歌詞の部分で見せる、全員の自信に満ちた表情が印象的だ。少しレトロな曲調とダンスが、手の届きそうで届かないアイドルとしての魅力を引き立てる。

「めっちゃたくさんの人いるね!」「今まで見たことない景色」「人の数が異常です!」と口々に感想を言い合う4人。「今回のライブタイトルが『ともだち100人できるかな』ということですが、お友達になるにはまず何が大切ですか?」という松藤の巧みなトークから、ライブは自己紹介パートへ。

「今日は1周年ライブにこんなにたくさんの方が来てくれて嬉しいです! 1周年ライブ楽しむココ~!」と大きく飛び跳ね、ハイテンションで挨拶をしたのは山口恋生。あまりのハイテンションに、「最初にそこまでやられると、次(寺尾)がしんどいから」とツッコミが入る。

次の寺尾は「今日は盛りだくさんなので楽しませられるように頑張りたいと思います! 最後まで瞬きをせずに見てください!」と、山口に負けじと元気な挨拶。しかし、挨拶途中にもかかわらずファンサービスをし続ける倉田を見つけ、「ちょっと? 人が喋ってるときに何してるのかな?」と、客席から倉田を引き剥がす羽目に。

「あなたの暮らしに倉田~?(くら子~!)私とあなたで倉田~?(くら子~!)」というお決まりのコール&レスポンスで会場を楽しませた後、「どうも、村方乃々佳です」と思い切りボケる倉田。ボケと同時に偶然BGMがやみ、会場が完全に静けさに包まれ、倉田は崩れ落ちた。

「1周年~になったら♪」と『一年生になったら』の替え歌でステージセンターに移動していく松藤。松藤の自己紹介中に、そっと松藤から距離を取る他メンバー3人。「結構勇気出してやったんだけど!?」と抗議する松藤だったが、「大丈夫! おうた上手だったよ!」「私(倉田)が結構スベったのによくやったなと思って」と分かりやすく慰められていた。

「この後私たち(松藤・倉田)やりづらいね」「初っ端から飛ばしすぎてメンタルがやられた」と言いながらも、ライブはまた楽曲パートへ。松藤の曲フリで始まったのは、4曲目『恋のプラットフォーム』。ピンク色と青色の柔らかなライトに照らされ、山口と寺尾が腕でハートを作る。「恋人気分でコッソリと」と歌いながら倉田の腰に手を回す松藤。この1曲で、グループ全体の仲の良さが垣間見える。

6曲目の『純情マーメイド』では、先程のおふざけモードから一転した倉田に目を奪われる。動き回っているはずなのに安定感があって丁寧な歌声から、第一印象では気付くことができない倉田の新たな魅力が覗いていた。

その後、ステージが暗転。海の波のような音が聴こえ、ステージが明転すると、白いワンピースを着たボブカットの女性が現れる。元『ハコイリ♡ムスメ』の我妻桃実だ。我妻は、夏の間に片思い中の男性に思いを伝えられなかった、という寸劇を始める。

「もう私は一生恋なんてできないのかな」と泣き出す我妻。そこに、「そんなのらしくないですよ!」「悲しい顔は似合わないココ!」と、衣装チェンジした寺尾・山口・倉田が登場。我妻は感動し、「そうですよ、ぽにょ(我妻)さんは……」と入って来た松藤を完全に無視。3人に感謝を述べた後、はっと気付いたように「あっ、松藤さんお疲れっす! すいません全然気付かなくて! おはようございます!」と深く頭を下げ、「ところで夏の思い出何かあった?」と話を変えてしまう。寺尾は「かき氷食べました!」、山口は「プリキュアのおもちゃ買ってもらった!」、倉田は「海行きました!」と答え、やはり松藤の番は回ってこない。「え、私いるよね?」と小さな声で呟く松藤に、会場は笑いに包まれた。

「夏の思い出といえばやっぱりwqwqのライブを見ることでしょ!」という我妻の曲フリからスタートしたのは、ハコイリ♡ムスメの楽曲であった『夏に急かされて』。昭和レトロなアイドルソングを思わせる曲調で、会場は一気にサマーバケーション気分に。途中から我妻も再度登場し、5人で客席を盛り上げていく。

曲が終わり、改めてゲストとして我妻が紹介され、我妻への質問コーナーがスタートした。倉田の質問は、「『夏に急かされて』を歌うのはいつぶりですか?」。「卒業してからなので3年ぶりくらいかなぁ」と答える我妻に、「3年ぶりとは思えないキレでしたよ」とメンバー全員が驚く。

寺尾は「最初に会った頃からwqwqの印象は変わりましたか?」と質問。wqwq結成前にメンバーと会ったことがあるという我妻は、「ワクワクっていうよりモヤモヤだったよね」と当時の印象を語る。「まさか一年経ってこんなコント集団になってるとは思わなかった」と言われ、メンバー全員が「違う違う!」とツッコむ。そのツッコミの速度がまさにコント集団を思わせた。

現在大学生をしているという我妻に、「学業とアイドルの両立ってどうしてるんですか?」と質問する山口。「学校の勉強は学校だけでするって決めて、家に宿題をなるべく持ち帰らないように心掛けていた。勉強できなくても気合でなんとかなるから大丈夫」と我妻は回答し、メンバーから口々に「すごい」という声が上がる。

最後は松藤が、「ハコイリ♡ムスメさんの1周年ライブはどんな感じだったんですか?」と質問。「それこそ、『夏に急かされて』を初披露した気がする。しかもここ(AKIBAカルチャーズ劇場)で」と答えた我妻に、メンバーも感動。「今日の気持ちは覚えてた方がいいかも、私も少し忘れちゃってて残念だなと思うから」という我妻の言葉に、メンバー全員が大きくうなづく。

「ここからもっと大きくなってね。私も応援しているよ」という我妻の言葉で質問コーナーは終了し、我妻はステージから退場した。

ここで松藤から、「新カバー曲が増えました!」という嬉しいお知らせが。「皆さん予想しながら聴いてください」と期待を高めて始まったのは、『さんみゅ~』の楽曲『Cherry on top』。客席から自然と手拍子が始まる。可愛い楽曲では、山口のダンスがとても映える。表情や動きの全てに『可愛い』が研究し尽くされており、山口の存在そのものから『可愛い』が溢れ出しているのが分かる。

『Cherry on top』の魅力についてメンバーが話をしていると、どこからともなく「あんたらかい? さんみゅ~の曲をカバーしてるっていうのは!」「wqwqちゃんの歌唱力、見せてもらったで……」という声。真っ白いラストライブ衣装に身を包んだ、元『さんみゅ~』の⽊下綾菜と⼩林弥⽣がステージ上に登場した。お互いがお互いの告知をしながら喧嘩をする、という高等技術を披露し、客席を笑わせる。

「この1周年ライブ、大成功させることはできるんですか?」と尋ねる小林に、「確かにうちらだけじゃ成功させられるかごっつ不安やさかい……」と答える倉田。「せやからこのライブにはお二人の力が必要なんやって!」という寺尾の言葉に、「せやな、こんな可愛い後輩らに頼まれたら、協力するしかないなぁ」と答える埼玉出身の木下。5人に増えたボケをどうにかこうにか処理する忙しそうなツッコミ・松藤に客席も大盛り上がりだ。

二人も加わって、8曲目『真夏のファンタジー』がスタートする。サビで腕を回すメンバーに合わせて、客席のサイリウムもぐるぐる回る。ビタミンカラーのライトと、ふいに見える線香花火の映像が夏のポップさと切なさを演出する。
木下・小林が一旦退場し、9曲目『WBC』。何度かやってくる松藤センターのフォーメーションに、大きな安心感を感じる。メンバー全員が松藤に大きな信頼を寄せているのが感じられて微笑ましい。

曲が終わり、改めて木下・小林・我妻の三人が登場。「せっかく久しぶりに衣装で出て来たのにコントさせられるとは」とぼやきつつも、wqwqメンバーのマリン風新衣装に触れる木下。全員セーラー服のような衣装だが、松藤のみ少し衣装が違う。「当初は帽子かぶる予定だったんですけど、帽子かぶったら私(松藤)が船長であとのメンバーが船員みたいになっちゃって……」と、衣装の裏話も飛び出した。

「こんなに豪華な1周年ライブができて本当に嬉しいです、ありがとうございます」と松藤が頭を下げると、会場は温かい拍手に包まれた。

木下・小林・我妻も加えた7人で、最後の曲『そっと、ぎゅっと、もっと、ずっと』。ステージ上で自由に動き回る楽しそうなメンバー。「告白よ ずっと ずっと」の歌詞の部分では、告白するように寺尾が山口に手を差し出し、山口がそれを握り返すシーンも。最後は7人全員がステージ中央で肩を組んでライブ本編は終了した。

客席の手拍子に応え、アンコールで登場したwqwqメンバー4人。現衣装に着替えたアンコール1曲目は『君へのメロディ』。「はじまりはいつも君へのメロディ」と、さらに成長していくwqwqへの期待が高まるような歌詞が続く。

アンコール2曲目は、事前に告知されていた新曲『my shy boy』。切なさが目立つような高音ピアノが耳に心地よい。細かい振りが印象的なこの曲では、寺尾の洗練されたダンスに注目したい。軸が全くブレず、肩の使い方が美しい寺尾のダンスが、見る人の目を釘付けにする。

最後の曲の前に、メンバー一人一人が、1周年記念のコメントを発表した。

山口は、「まずは、ここに来てくれた皆さん本当にありがとうございます! 1周年ライブが始まるまではすごく緊張してドキドキしていたんですけど、今日は本当に楽しかったです! 皆さんも『デリシャスマイル!』になれましたか? これからも2周年に向けて、みんなワクワクで頑張っていくココ~!」と最後まで元気いっぱいに飛び跳ねる。

倉田は、「私は大阪出身で、大阪から一人で出てきたんですけど、今日こんなにいっぱいお友達ができてすごく嬉しいです。皆さんこんなに集まってくれてありがとうございます!」と頭を下げた。

寺尾は、「皆さん、今日は来てくださりありがとうございます。想像以上に人が集まってくださってびっくりです。これから2周年に向けてさらにパワーアップしていけそうな気合でいっぱいになりました! ありがとうございました!」ファンに語りかけるようなコメント。

最後に松藤が、「皆さん本当にありがとうございます」と話し始めると、ざわざわし始める他メンバー3人。「なんか卒業発表するのかと思っちゃった」と倉田が言い、「大丈夫! しないよ! しない!」と慌てて修正する。最後までいじられ続ける松藤だったが、「こんなにたくさんの人がいるって全然思ってなくて、出てきた瞬間すごいびっくりしました。みんなwqwqのこと好きでいてくれてると思うので、私たちもこれからもみんなに大好きを伝え続けていきたいと思います! 2年目も応援よろしくお願いします!」と、しっかりコメントをまとめた。

「私たちが初めていただいたオリジナル曲です」という松藤の曲フリで、最後の曲『ドリームチェイサー』が始まる。「プロローグはじまってんだ 全力で走りだせ」と、今日のライブを総括する。それぞれがバラバラの振付を踊っているのになぜか統一感のあるダンスが、個性豊かだが同じ道を突き進むwqwqのこれからを示しているようだった。

これまでもずっとファンを魅了し、ワクワクさせてきた『wqwq』。2周年に向けて突き進み始めた彼女らから、これからも目が離せない。


Information

公式サイト

https://fc.sunmusic-group.com/w9w9

 

Twitter

公式:@wqwq_official5

山口恋生:@coconaco4524

寺尾日女香:@wq_mek

松藤瑛瑠:@EruMiruku

倉田つきみ:@kurako0328

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筆者のプロフィール

本間 海鳴

フリーライター。脚本・小説なども一生懸命執筆中。アイドルとお酒とお笑いが生きる希望です。

Twitter:@_mazireal_

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