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【ライブレポート】功夫少女 単独公演『赤壁閃電』|22.06.18開催:功夫少女

【ライブレポート】功夫少女 単独公演『赤壁閃電』|22.06.18開催:功夫少女

およそ2年間にも渡って猛威を振るい、アイドルシーンに様々な苦難をもたらしてきたコロナも一定のところまで落ち着きを見せ、新たにデビューするアイドルグループを数多く目にするようになった。今回取り上げる『功夫少女(カンフーガールズ)』も、5/14に渋谷VISIONにて産声を上げた。デビューして間もない彼女たちだが、すでに数々のライブイベントへの出演も果たし、破竹の勢いでアイドルシーンを席巻しようとしている。そんな彼女たちのデビューライブ以来となる単独公演が6/18、新宿WALLYにて開催された。気になる【楽曲】や、彼女たちの【パフォーマンス】は一体どんなものなのか。また彼女たちに声援を送る【ファンの熱量】を体感するべく現地へと赴き、当日の模様を記していく。

【メンバー】

  • 兵頭 妃華

    兵頭 妃華

  • 藍谷 依茉

    藍谷 依茉

  • 姫翠 瑛梨依

    姫翠 瑛梨依

  • 白城 胡桃

    白城 胡桃

  • 緑川 希星

    緑川 希星

  • 宮瀬 由菜

    宮瀬 由菜

  • 咲月 仁乃

    咲月 仁乃

デビューして1ヶ月、今急上昇中の大注目アイドル『功夫少女(カンフーガールズ)』。初の単独公演が新宿WALLYで開幕!!

筆者自身、何件かのBBQの予定が入るなどして夏の訪れを実感しているこの日、土曜ということもあり、都内を中心にどこの会場でもライブイベントが開催され、各地で様々なドラマが生まれている。

開場のおよそ1時間前、私は会場へと到着し、本番前に行われたリハーサルの模様も見学させてもらった。頭から順に行われたリハーサルは、スタッフが行なった幕の開閉で笑いを誘うなど和気藹々とした雰囲気も交えながら進んだ。

藍谷を中心に煽りも加えたパフォーマンスで、MCの段取りも確認しながらの本番さながらのリハーサルとなっていた。多くのメンバーが時より上手に設置されているモニターを確認しながら踊る姿も見られ、客観的な視点での確認も行なっていた。

二度目のMCの段取り確認では、トークに自信があるという緑川が笑いを取るという宣言にも似た発言をして、まずはリハーサルで笑いを取った。対バンでは限られた時間でなかなか個性を見せることが出来ないが、彼女たちだけに許されたこの公演では、自由に時間を使うことが出来、ファンにとっても単独公演ならではの楽しみだろう。リハーサルはその緑川が中心となって様々な確認を行い、時より藍谷が提案していく構図となっていた。落ち着きのある真面目なメンバーたちで、誰かが発言している際はきちんと聞き耳を立てて参加している様子が印象的で、本番にも大きな期待を抱かせるリハーサルとなった。

この時期はまだまだ陽も沈み切らなくなった18:00。開場の時間を迎えると多くのファンが続々と来場した。女性ファンもちらほら見られるなど幅広いファン層が集い、グループのオリジナルTシャツを着用するファンなどが談笑する姿も見られた。客電も赤一色でファンを迎え、細かな部分にも運営陣の “こだわり” が感じられる。

スクリーンに中華街を舞台としたオープニング映像が映し出され、最後にお決まりの中華風ドラの音が鳴り響く。円陣を組む声がフロアにも聞こえ、いよいよ開演の刻を迎えた。

まずは『功夫物語(カンフーストーリー)』からスタートし、キャッチーなサウンドと振付でオーディエンスを一気に惹きつける。功夫少女(カンフーガールズ)は緑川が176cm、兵頭が146cmとメンバーの身長差が極端に開いていることも特徴の一つ。そんな7人がフォーメーションを入れ替えながら見せるステージは奥行きも感じさせ、更にダイナミックに立体的に観ることが出来る。兵頭・白城・宮瀬の小柄な3人が躍動感のあるダンスを見せることで、キャッチーな楽曲が一段と迫力のあるパフォーマンスとして色付けされていく。
人気メンバーの担当カラーに集中することも多いファンの持つペンライトの色も、この日の会場はかなり満遍なく彩り豊かに輝いていた。そんなファンの反応を見てみると、まだフリコピも完璧にこなせない姿が見られるなど、一気にボルテージが上がったというわけではなさそうだ。デビューライブからこの日までも数回のライブ出演に留まっていたようで、まだまだファンも探り探りなのかもしれない。だがこれから半年、1年と経った際、どのような変貌を遂げるのかも楽しみなポイントだ。間奏では藍谷の煽りによって一斉にクラップで盛り上がる。彼女自身が何より楽しんで、明るく加える煽りは要所で効果的に会場の空気を変えていた。

クールに可憐に魅せる咲月や、ダンスにも随所にキレの良さを見せた姫翠、前方のファンにも熱烈なレスを送ってファンと一体となってライブを楽しむ藍谷など1曲の中でもメンバーの個性が垣間見える瞬間は観ることが出来た。

続いては、”やっチャイナ” のフレーズが耳に残る『獅子奮迅(ししふんじん)』。更にテンポを上げた楽曲に釣られファンの身体も小刻みに揺れ動いていく。無邪気な表情でパフォーマンスし、愛くるしさを感じさせるメンバーだが、その中でも宮瀬は感情が見えるようなバリュエーションに富んだ表現を見せてくれ、私の視線は釘付けになった。後半は兵頭と白城が並んだ下手に注目して観ていたが、彼女たちが見せるパワフルなパフォーマンスに、観客もエネルギーを届けられていたことと思う。彼女たちの “見せる” というよりも “届ける” といった抽象的で難しいニュアンスだが、そういったパフォーマンスに心動かされる。最後の決めポーズでバランスを崩した白城の姿も何とも可愛らしかった。

曲が終わると1度目のMCへ。中央に立った緑川を中心にまずはテンポよく自己紹介をしていく。言葉のチョイスがなかなかに秀逸な緑川は、「緊張してるから・・・解く儀式」と話しメンバーからすかさずツッコミを受ける。続けて、「緊張をしてるといつものギャグセンの高い希星(きらら)が出せないので!一番面白いんですけど!!」と話し会場からのざわつきと共に「自分で言うなよ」とメンバーから再びツッコミが入る。この日は単独公演で自分たちだけを観に来ているライブということで、姫翠も「今日は私たちの味方しかいないから」と話し、藍谷は客席のファンを一人一人チェックする仕草を見せる中、緑川は手を振りながら「みんなバイバイ」とお別れを告げてしまい、隣にいた白城は堪えきれず大爆笑していた。続いて緑川は、「功夫少女(カンフーガールズ)は対バンとかそんなに回数出ていないので今日も緊張していて。それでも楽屋はいつも “女子高” みたいなんですよ」と語り同調するメンバーもいる中、下手側にいた姫翠が「本当にうるさいよ」とかなりガチトーンでツッコミ、藍谷・姫翠vsその他5人という構図になる。そして緑川が「何言ってるかわかんない(笑)」と言うように、楽屋での風景のように言葉が入り乱れる事態となり、単独公演ならではのメンバーたちの姿をファンも微笑ましく見ていた。普段は “若い年頃の女の子” といったように、様々な話題が飛び交い、和気あいあいとした空気で活動をしているようだ。
話は次のブロックへの振りへと移っていくのだが、誤って緑川が、「あ、そうだ!新曲だ!・・・違う間違えたごめん!」と誤って先にサプライズを言ってしまうハプニングも。それを爆笑するメンバーと、ひたすら「バカー!」と叫ぶ姫翠で、緑川を中心に破天荒なMCが展開されていく。私はこうした段取りっぽくないMCの方が好きではあるが・・・(笑)仕切り直してサプライズとして新曲発表することを告げ、虎のようなポーズを真似してほしいとファンへお願いした。

そうして波乱万丈なMCが終わり、この日お披露目した新曲、『虎虎老虎(トラトラタイガー)』へ。出だしから早速、先ほど話していた “虎ポーズ” を見せる。こうした会場中を大いに盛り上げていく箇所と、キメキメに魅せていく箇所と緩急がついた疾走感のある楽曲となっていた。今作も『チンジャオロース』や『杏仁豆腐』など中華料理の名称が歌詞に含まれているなど、”チャイニーズっぽさ”は継続されており、一貫した楽曲のコンセプトにハマるファンも多いだろう。終始弾ける笑顔を見せていた白城が眩い輝きを放っていた。

続けて『舞踏遊宴(ぶとうゆうえん)』。サビでメンバー間でアイコンタクトが取られると一気に会場中が和やかな空間へと彩られ、彼女たちも更に輝きを増していく。新曲の披露で若干だが緊張もあったのかもしれないが、それも解けてリラックスして歌唱するメンバーたちのありのままの姿が、何よりも可愛く、美しく映えていた。

そして2曲の歌唱を終え、再びMCへ。リハーサル時に緑川が自信を持っていたことも踏まえて振り返ってみよう(笑)

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