アイドルを広告塔に活用しませんか?アイドルによるPRサービス「セカイべ・プロモーション」はこちら!

【ライブレポート】CUPIDOLIC 2ND ONEMAN LIVE -1mm ahead-|22.03.27開催:クピドリック

【ライブレポート】CUPIDOLIC 2ND ONEMAN LIVE -1mm ahead-|22.03.27開催:クピドリック

3月にワンマンライブを行った、「未完成リップスパークル」や「ブルーなままで」などを手掛けるアクセルグロー。そして3人組グループとして活動する「CUPIDOLIC」もまた、再結成して二度目のワンマンライブを迎えた。

アイドルとしての活動歴も長い、「YURI」「MOMOKO」の二人と、学業と両立してアイドルをする「ASKA」。それぞれに紆余曲折あり迎えたこのライブでは、いったいどんなパフォーマンスを披露し、私を含めたファンの心をどう動かしていくのか。個人的にも親交のあるグループ、何度も鑑賞したことのあるクピドのライブを今回初めてレポートしていく

【メンバー】

  • MOMOKO

    MOMOKO

  • YURI

    YURI

  • ASKA

    ASKA

“この日を最高の1日に”クピドのステージ開幕!!

東京都内でも所々で桜の開花も見せ、まん延防止等重点措置の解除もされ、特に週末は渋谷の街にも人の活気が戻りつつある。ライブハウスでも同様に収容人数の制限が解除され、今後も声出しの禁止やアルコール消毒等の対策は継続して行われるものの、更にエンタメを盛り上げるべくアイドル業界でも様々な施策が行われていくだろう。

今回取材で入ることになった「CUPIDOLIC」もこの日のワンマンライブに向けて、『CUPIDOLIC ADVENTURE』と題したOne Live記念企画、「無銭4MAN LIVE」を複数回に渡り開催するなど、大いに盛り上げた1ヶ月だった。

そしてこの日は、事務所主催の対バンイベントが1部で行わていたところから現地へ赴き、1部の終演後物販が終わった後、やや駆け足でCUPIDOLICのリハーサルが行われた。

1月の生誕公演も伺ったのだが、リハーサル前にはメンバーのMOMOKOが丁寧に挨拶へと来てくれた。アイドルとしての歴も長い彼女がこうした立ち居振る舞いをすることで、グループに携わる全ての方が気持ち良く仕事を進めていけるだろう。こうした些細な一コマが物凄く印象として残るため、私自身より一層良い記事を書こうと身が引き締まったのを覚えている。

リハーサルでは、ワンマンライブ特有の映像を使用した転換が何度かあるため、その確認に重点を置き、プロデューサー主導の元程よい緊張感を漂わせながら進められていく。

3人がそれぞれに指摘し合い、振りの確認を行っていく。その後はキッカケとなる箇所を中心に進められ、途中から使用するマイクスタンドもメンバー自身が準備し、スムーズに転換が行われた。

駆け足気味ではあったが濃密な、緊張感もあるリハーサルだった。

17::45に開場の刻を迎えると、開演を前にしても熱気に溢れたクピドリアンズ(クピドのファンネーム)が入場してくる。GRITの構造で、客席は3段に分かれた造りとなっており、一番後方の3段目には他の別グループのメンバーが観覧するなど注目度の高いライブが幕を開けようとしていることが開演前から伝わった。

そして18:30にOPとなる映像が流れ、映像が終わると拍手が沸き起こり、手拍子でメンバーを迎えていく。

MOMOKOの「最高の1日にしましょう!」の煽りで、一気にファンのボルテージも最高潮に達する。「SOULMATE」で幕を開けた2ND ONEMAN LIVE。手拍子やサイリウムの動き一つ一つを見ても、いきなりトップギアで盛り上がっており、メンバーも一段とテンションが上がっていくのが伝わった。サビでは再びMOMOKOが「回せー!」と煽ると、驚くほどサイリウムが大きく揺れていく。次に「飛ぶよー!」と煽ると、メンバの動きに合わせて大きくジャンプしていき、地下の会場ではあるが揺れが心配になるほど、一体感のある盛り上がりを始まってまだ1分足らずで見せてくれた。

コロナの影響で色んな制限がかかり未だに声出しを行うことが出来ないなど、以前ほどライブで盛り上がることが出来ない昨今だが、ライブの楽しさを改めて思い出させてくれるようなクピドのステージで、的確で意思のあるMOMOKOの煽りによって、ファンと共に最高のライブの幕開けをした。

続いて2曲目は「KOIHANABI」を披露。3人の中では妹的存在であるASKAの愛くるしい笑顔が印象に残ったイントロから始まり、一転してポップな一曲となった。ロックな激しい曲も目立つクピドの中では、随所にエモさも感じる楽曲で、どのメンバーを中心に観るかでも感じ方が少し変わってきそうとも感じた。3人とも共通して笑顔の奥に少しの切なさを感じ、人間的な魅力が伝わってくる。「雨上がりの~」というフレーズのときには空を眺めるようなシーンがあり、細かな点で言うと、メンバー毎に観ている視点がほぼ統一されているのもドラマチックに表現出来ている要素だと感じた。照明もそんな “エモさ” を助長するような幻想的に演出され、ファンには会場毎、ライブ毎にも異なる感情をもたらす一曲なのではないだろうか。

そして曲が終わると一度目のMCへ。ASKAが「お客さんからの圧がすごーい!」とステージからの2曲を終えての感想を語ると、MOMOKOも「負けてられへんな!」と逆に圧を押し返すような意気込みを語った。クピドの3人はカッコよくキレキレのパフォーマンスでライブでは魅了するのだが、MC含め喋り出すと基本的に空気感としては緩めになる。段取りっぽさを感じさせない彼女たちの魅力の一つだと思うし、ファンも彼女達が好きな理由の一つなのだろう。

そしてYURIから今着用している衣装が旧衣装であることが告げられ、ASKAもこの衣装が長袖であるため既に暑いようだ。昨年の8月もこの衣装で乗り切ったようで、MOMOKOは「よう頑張った、色あせててなこの衣装」と真っ白な衣装が故に苦労した思い出話も語った。

また、ライブタイトルとなっている「1mm ahead」についてYURIが話し始め、「ahead」の意味が「先に」ということを説明し、「凄いでしょ、YURIわかるんですよ!」とドヤ顔で語った彼女に対しファンも温かな拍手で応えると、MOMOKOがすかさず本当はプロデューサーに教えてもらったのでは?と確認すると、「ううんGoogle翻訳使った」と話のオチをきちんと(?)付けていた。またYURIから「1mm aheadっていうのは1ミリでも先にって意味なんですね!これはですね、遠く手の届かない未来を目指すよりも、『1ミリでも先の未来を掴んでいこう』という意味が込められています」とタイトルに込められた彼女達の想いが語られた。エンターテインメントにおいて、そうした “コツコツ” と進んでいくことはどんな人でも途中で挫けそうになるだろうし、周りと比較して自己嫌悪になる瞬間もあると思う。だが、彼女達にはそれをも乗り越えていくんだというような強い意思も感じられ、この日のライブだけでなく今後の彼女達にも注目したいと思わせるようなMCでの3人の姿だった。

MOMOKOから「すごいみんなが温かい目で観てくれてさ、なんか私泣いちゃいそう。まだ2曲しかやってないのにね」と語り、涙を堪える一幕も。果たしてMOMOKOはこのライブで泣いてしまうのか、そんなところもまだまだ続く今日のライブの注目ポイントとして挙げたい(笑)そしてファンネームが「クピドリアンズ」ということが語られ、ここからはこの記事においてもそう記載していこう。

そんな「クピドリアンズ」と今後何がしたいかというお題に、

YURI:YURIはクピドリアンズのみんなとラーメンが食べたい!

MOMOKO:ラーメン部

ASKA:私はクピドリアンズのみんなと泳ぎたいです

MOMOKO:おー泳ぐの?

ASKA:(MOMOKOへ)どうぞ!

MOMOKO:私はやっぱりね、クピドリアンズのみんなと、ビールが飲みたーい!

とここがキッカケ台詞となり、BGMが流れ始める。客席を縦に3ブロックに分け、それぞれ「ASKAブロック」「MOMOKOブロック」「YURIブロック」に分かれる。そのメンバーがブロック毎に煽り、ファンも手拍子で応えていく。最後は全員で手拍子をして更に会場を一体感で埋め尽くすと、次の曲となる、「”CUPIDORIAN’S”」へ。MCの盛り上がりをそのまま引き継いでいったため、終始熱気に包まれているかの盛り上がりを見せる。2番では各メンバーが合いの手を入れていく箇所があり、各ライブでも恐らく異なる箇所で見どころの一つだろう。パフォーマンスの中でもメンバー間のアイコンタクトが頻繁に行われ、同様に最前列を中心としたクピドリアンズともレスを交わし合う姿が多く見られた。3人ともピースポーズで終わり、最後までハッピーな気持ちになれた一曲だ。

【関連画像 (9枚)】

  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像

筆者のプロフィール

山本 智貴

初めまして、山本智貴です。私自身も芸能活動をしながら「セカイベ」にて様々な芸能関連事業に携わっています。代表より「お前も記事を書け」とお達しがあったため、不慣れではありますが頑張って執筆していきます。是非記事を読んで頂き、感想を頂けたら嬉しいです。

今後現場に足を運ぶ機会増えると思いますので、お気軽にお声がけください!

Twitter:@tomotakakuuun11

お問合せ

  • メールでお問合せ

    掲載依頼や記事に関するご意見やご相談はメールにて直接ご連絡ください。

    お問合せページ
  • お電話でお問合せ

    お電話にて直接のお話をご希望の方はこちら。
    ※諸事情によりお電話に出にくい場合がございます。その際はお手数ですがフォームより再度ご連絡ください。

    050-5362-3319