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【ライブレポート】Nagoya dela Two-man vol.1 |2022.03.26開催:dela・パラディーク

【ライブレポート】Nagoya dela Two-man vol.1 |2022.03.26開催:dela・パラディーク

2022年3月26日、ついに多くのファンが待ち望んだであろう「dela」と「パラディーク」のツーマンライブが名古屋インターナショナルレジェンドホールにて開催された。

現在パラディークに所属する近藤真琴と神田風音は2020年までdelaに所属しており、まさに今回開催されたdelaとのツーマンは、凱旋ライブとなる対バンイベントだ。愛知県出身の両名は、自身のアイドル人生の礎を築いてきたdelaとのツーマンを地元で開催するということもあり、開演前から気合十分な様子だった。

ファンもこの”アツい”ツーマンを心待ちにしていたようで、開場前から多くのファンが開場付近に集っていた。

 

Nagoya dela Two-man vol.1 パラディーク編

【パラディーク メンバー】

  • 前田 彩佳

    前田 彩佳

  • 新谷 真由

    新谷 真由

  • 近藤 真琴

    近藤 真琴

  • 神田 風音

    神田 風音

  • 岩澤 美潤

    岩澤 美潤

まず「Welcome to Nagoya. Welcome to dela」というメッセージと共に、メンバー紹介の映像が流れ、ファンも拍手で迎える。近藤と神田の紹介映像パートでは拍手の音量も一際大きくなり、完全にウェルカムモードでステージの幕が上がる。

可愛らしくもアップテンポで力強さもあるSEと共にメンバーがステージに登場。1曲目「Brand New Future」が流れ、前奏部分で近藤が「みなさんこんばんは、パラディークです!delaとのツーマンライブ、一緒に盛り上がっていきましょう!!」とはつらつとした煽りを入れて盛り上げる。勢いのあるアップテンポな楽曲で、サビ部分の素早く手を左右に動かすフリが印象的だ。ファンも綺麗に振りコピで応えていた。

2曲目は「ちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡ぱにぱ♡」。今回の前奏部分では新谷が「ここにいるみんなで最後まで一緒に楽しんでいきましょう!」と煽る。当楽曲はパラディークのキラーチューンとも呼べる一曲で、メロディー、歌詞、ダンス全てにアイドルらしさが凝縮されている。テンポの良い楽曲なので耳にメロディーが強く残り、ライブ終わりも脳内ループ間違いなしの一曲だ。

3曲目は「サマーラブラバー」。サビ部分で手を上げるフリがあり、ファンも振りコピで応える。メンバーのフリに合わせ宙へ出入りするカラフルなサイリウムがチカチカと輝き、アップテンポで明るい当楽曲を後押しする。

続いて披露したのは「パンパンパラディーナ」。この楽曲もノリの良いパラディークらしい一曲で、ステージを広く使いファンへたくさんのレスを送る。そしてここでは新谷に注目したい。激しいダンスの多いパラディークだが、全く疲れを見せず各シーンで会場にいる一人一人に最大級の笑顔でレスを送る新谷は、”これぞアイドル!”という言葉を体現していた。彼女のレスに心を撃ち抜かれた人は少なくないだろう。

ここでMCを挟み自己紹介を行う。近藤がdelaのVIPエリアを指差し「こっち側はよく見た顔ぶれだ(笑)」と語り、会場の笑いを誘う。続けて神田が「私たちもずっとdelaとツーマンしたいなって言ってたんですが、ついに実現することができまして。こんなにたくさんの人に来て頂けて本当に嬉しいです、ありがとうございます!」と述べる。その後グッズのイラストがぶさかわで愛着が持てるという話に触れ、再び最後に神田が「今日のdelaとのツーマンライブを最高の一日みんなでしたいと思います!最後まで宜しくお願いします!!」と締めた。

5曲目に披露したのは「キミルート」。爽やかな曲調が印象的な一曲だ。そしてここでは近藤に注目。近藤は歌、ダンス、トークともにレベルが高くパフォーマンスが安定しており、アイドルとしてのスキルの高さを感じさせる。そしてさらに近藤は安定感だけでなく表現力溢れるパフォーマンスを披露する印象だ。その根源にあるのは”表情の豊かさ”だろう。明るくパッと弾けるような笑顔を見せたかと思えば、流し目で心の奥を揺さぶられるような艶やかな雰囲気で歌うこともある。ステージに彩りをもたらす近藤の一つ一つの表情や表現に注目し、パラディークのステージをご覧頂きたい。

6曲目には「エリンジウム」を披露。新谷が「ここから一緒にハートを作ってパラディークと両思いになっていきましょう!」と煽り、ファンも手でハートを作り一緒に楽曲を盛り上げる。女性目線で恋心を可愛らしく描いた楽曲で、パラディークにぴったりな一曲だ。キュートなメロディと相まって、曲中で繰り返される「ねぇ、好きです大好きです」という歌詞が脳内をループする。

7曲目は「ハピハピランチャー」。続けて新谷が「ここからはオッケーマークを作って一緒に盛り上がっていきましょう!」とファンに伝える。軽快なメロディの疾走感溢れる楽曲で、サビ部分のコミカルなダンスが印象的だ。ここでは神田に注目したい。神田のパフォーマンスはクールビューティーな見た目とは良い意味でギャップがあり、力強さと華麗さの両面を持ち合わせている。パフォーマンスのクオリティの高さはもちろんのこと、全力で楽しむ姿は人々の心を打つ。当楽曲でも満面の笑みで髪を振り乱し、誰よりも激しく軽快なダンスを踊る。神田の楽しそうな表情を見ていると、こちらも自然と明るい気持ちになり、心の底からパフォーマンスを楽しませてくれる。人に元気を与えることができる存在、それが神田風音だ。

8曲目は「Remake Me!」を披露。ここでは岩澤に注目。岩澤の魅力はなんと言ってもしなやかなダンスだろう。全体的にパラディークは運動量の多い楽曲が多い印象があるが、当楽曲のダンスは激しいフリが多い一方で、特に緩急も必要とされる。難易度は高いはずだが、岩澤は長い手足を存分に活かしながら、指先まで意識された美しいダンスを難なく披露する。岩澤は激しいフリを踊っても全く”りきみ”がなく、それでいて伸ばすところは伸ばし、止めるべきところはしっかりと止める。柔らかさと正確さがダンスの美しさを際立たせ、まさに芸術作品を眺めているような、幻想的で高尚な感覚さえも受けた。

9曲目「バトルクライ」。当楽曲はデビュー日のお披露目ライブ1曲目に歌われたパラディークの始まりを象徴する一曲。パラディークとして歩む決意を歌ったような歌詞が印象的で、アイドルという混沌に見える世界を、仲間やファンと一緒に突き進んでいくという思いが込められているように感じる。

最後の曲となる10曲目には「ジェジェジェットファイター」を披露。疾走感溢れるかっこ良い曲調で、クラップ部分もあり勢いとパワーのある楽曲だ。最後は前田に注目。前田はライブアイドルとしてのパフォーマンスももちろん一流だが、時折ふと女優のような側面を感じることがある。というのも本来どの楽曲にも曲調や間合いなどで”表現すべき感情”があるはずで、前田はその感情を理解した上で、さらに自分の感情を乗せてパフォーマンスを行っているように感じるからだ。楽曲理解度が高く、さらにそこに入り込み自分なりの表現を加えることができる。言うならば”アイドルIQが高い”といったところで、前田のパフォーマンスは人を引き込む力を持っている。

そして続くMCでは、4月3日(日)白金高輪SELENE b2にて新谷の生誕祭が開催され、誕生日当日なので是非きて欲しい旨と、4月9日(土)に1周年記念ライブがSpotify O-WESTにて開催されるという告知を行い、神田が「本日は最高に楽しかったです!」と締め、パラディークのライブは一旦幕を閉じる。

トップクラスのルックスに、全員が高いレベルで歌って踊ることができるパフォーマンス力、際立つ一人一人の個性。そして何より全員がパフォーマンスに手を抜かず、全力でライブを楽しんでいる姿に心を打たれた。メンバー同士の仲の良さも随所に感じられ、絆の深さも感じる。ここからさらにパラディークが高みに登っていくのは間違いないだろう。

筆者のプロフィール

森部 竜也

セカイべの代表、森部竜也です。客観的かつ臨場感溢れるライブレポートや、個人の印象が伝わるインタビュー執筆を心がけています。「アイドルは人を救う」をテーマに、一人でも多くの方にアイドル情報をお届けすべく、日々頑張っております。

こんな記事を書いて欲しい、こんなアイドルを取り扱って欲しいなど、ご意見やご感想を頂けると嬉しいです!

Twitter:@Tatsuya_Moribe

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