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【ライブレポート】 『elsy 新体制 お披露目ライブ!』|22.04.13開催:elsy

【ライブレポート】 『elsy 新体制 お披露目ライブ!』|22.04.13開催:elsy

2019年10月20日にデビュー以降、多くのライブフェスへの出演を果たし順調に成長をし続け、多くのファンを魅了し続けているアイドルグループ「elsy」。

2月7日に1人のメンバーの卒業を見送り、そこから2ヶ月間、デビュー時からグループを支える愛森 ちえ、新井 椎夏、そして途中加入ながらグループの中心として躍動する橋本 せいなの3名での活動となっていた。

そして3月28日にelsy公式Twitterより今日のライブの発表がされ、「超超超重要ライブ」と題された内容となっており、細かな詳細は知らされず行われたライブイベントとなった。

筆者自身このelsyは、2019年のデビューライブの撮影・編集をしたグループで、その頃ぶりとなるライブ鑑賞に懐かしさも感じるグループだ。そんな彼女たちの新たなステージへと向かう「elsy 新体制 お披露目ライブ!」の模様、そしてリハーサル前に行ったインタビューの模様とそれぞれ記していきたい。今回は、前回「インタビュー」でメンバー達が語ってくれた想いを感じ取りながら観た「お披露目ライブ!」についてレポートしていく。

【メンバー】

  • 愛森 ちえ

    愛森 ちえ

  • 新井 椎夏

    新井 椎夏

  • 橋本 せいな

    橋本 せいな

  • 白羽 まい

    白羽 まい

  • 塩野 響子

    塩野 響子

「5色の色」が重なり合ったelsyのライブを観て、個々のメンバーへの筆者の客観的総括を書く

インタビューを終えすぐに行われたリハーサルは、セットリスト順に冒頭から全曲行われ、メンバーも本番さながらのパフォーマンスで立ち位置や振りの確認をしていく。白羽は3週間で詰め込んだという振付を頭の中で一つ一つ絞り出している様子で、愛森がそっと正しい立ち位置に移動を促す様子も見られた。2階席から観ていたのだが、メンバーは客席にファンがいることを意識し、細かなレスを送っているようだった。特に橋本はパフォーマンスをすることを心から楽しんでいる様子が見て取れ、本番で更にパフォーマンスレベルが上がることが非常に楽しみだ。

給水を挟みながらMCは省略して進められたリハーサルは、およそ50分もの時間をかけてみっちりと行われた。アイドル歴の長い塩野からは時より笑みを溢れるなど、これといった問題点もないように伺える姿に貫禄すら感じられた。

「惚れた病に薬なし!」を終えたタイミングでスタッフから再度給水を促され、「残り4曲頑張ろう」と励まし合う光景も。随所に先程のインタビューで橋本からもあったように、「職業アイドル」としての姿勢を感じ、各メンバーから可愛らしさ以上に女性としてのカッコ良さを感じた。最後の曲が終わり、橋本を中心にスタッフへ挨拶をしてリハーサルは終えられた。リハーサルで発見した修正点や、各々が感じたことを、残りの1時間で話し合うのだろう。

18:00に開場の刻を迎え、地下に位置するライブフロアへ多くのファンが入場してくる。優先で先に入場してきたファン達は、やはり知り合いが集まったのか、談笑して開演の時を待つ姿が見られた。多くのアイドルライブの現場でも観られる光景ではあるが、特にリアルな会話の声が響き渡り、多くのelsyのライブを共に観てきたのだろう。こうした彼ら、彼女達がこのアイドルシーンを支えているのだと改めて感じたのと同時に、先ほどリハーサルを終えたメンバー達、特に新メンバーの二人がどのように受け入れられるのか楽しみでもあった。この日集まったファンは、この【新体制のお披露目】を楽しみにして来場してきたことは間違いなく、そんな目の肥えているであろうファンにどのような感想を抱かせるのか、といった視点でも注目してライブを観ようと思った。

ここからいつもはセトリ順に曲を追っていき、気付いたポイントを記述していたが、今回は先に総括というか、グループとメンバーの個別の感想を記述し、その後セトリ順に詳しく追っていこうと思う。あくまで1人のライターの感想であり全てではないので、変わった感想を抱いた方は是非、TwitterのリプやDMで教えてもらえたら幸いだ。

まず愛森は、インタビューのときから感じていたが、非常に責任感が強く、設定した目標がブレていないことで人間としての芯の強さも感じた。これは何事においても、特にエンタメで表舞台に立つ者としては非常に強い武器になっていると思う。
パフォーマンスにおいてもどの曲を披露しているときも、彼女自身の根底にあるものは変わらず、感情の起伏で表現が大きく変わったりすることもないだろうなと、私は感じたのと同時に、新井と共に【会場を支配するチカラ】を持っていたように思う。センターというポジションではないかもしれないが、彼女がいないとelsyというグループそのものが違うグループになってしまう、それくらいの影響力があった。

次に新井は、”天真爛漫” という言葉がピッタリ当てはまり、そして彼女の最大の魅力は【自由に枠に囚われない】ということで、パフォーマンスにおいても非常に輝いていた。だが本当は人の目や、そのときの反応を敏感に感じ取るようタイプだと思う。この日はelsyのライブを観に来たファンだけで会場が埋まっており、いわば “ホーム” だったわけだが、今後の対バンライブやフェスでどのように表現していくのか私は気になるポイントだ。
そして愛森同様、【会場を支配するチカラ】を持っていた。2人が2年半かけて築き上げてきた “elsyカラー” は絶対的に自信を持って良い魅力的なものだった。

続いても既存メンバーである橋本。メンバーの中でも中和剤のように柔らかく出来るとても優しい雰囲気を持ち合わせているなと、私自身インタビューのときにも強く感じた。パフォーマンスにおいては、「推しカメラ」として彼女を1曲追い続け、どこを切り取ったとしても魅力的に見えるのではないかと感じるほど、1時間のステージで常に輝きを放っていた。頭と身体の連動が器用にこなせるタイプなのだろうし、きっと日々のレッスンだけでなく、ライブの映像なども見返して研究しているのだろう。インタビューでの強い言葉通りのパフォーマンス力で、「また観たい」と思わせる魅力があった。

そして新メンバーの白羽。恐らく緊張が最後まで続いてしまったことと、まだ振付や歌詞を頭で追いながらパフォーマンスしている段階だったと思う。アイドル未経験の彼女が3週間で詰め込んだことを考えると十分すぎるほどだが、歌声も少し震えている場面があったり、今後のライブの中でも毎回課題は見つかっていくだろう。それでも緊張さえなくなれば、彼女自身透き通った綺麗な声で他のメンバーとも違った “色” を出していけると思う。既存の3人の個性がかなり強く反映されたelsyの為、彼女の個性が垣間見えるまで少し時間はかかりそうな気もするが、それでも随所に魅力を感じた瞬間はあった。この後セトリを追っていく中で記していく。

最後に塩野。彼女はアイドル歴の長い新メンバーであるが、他の4人とも全くタイプが重ならず、とにかくオールラウンドに高い出力を出せる稀有な存在だ。インタビューの中でも、私が求めた難しい質問に対しても柔軟に答えることが出来る賢さがあり、MCでも関西弁を交え、絶妙なリズムで観客に心地良さを与える。そしてパフォーマンスでは圧倒的な歌唱力に加えて、頭から足の先まで全神経を研ぎ澄ませたように煌びやかに表現出来る器用さを併せ持ち、これを3週間という短い期間で表現出来るまでに持っていった彼女にただただ驚かされた。彼女のことを書き出すとザッと小論文ほどの文字数になってしまいそうなので、他のメンバーと同様セトリ順に追っていきたい。

グループとして真っ先に感じたことは、「5人がベストな人数構成なのではないか」ということだ。人それぞれ感じ方は違うため、私という第三者が感じた一つの感想だが、愛森と新井という2人が作り上げたelsyの色、それはどんなメンバーを新しく迎え入れることになっても、彼女達2人の魅力が消えることがないようにすることが求められる。6人以上になると彼女達の魅力、もしくは新メンバーの存在感が薄まる。そして4人ではなく5人であるからこそ、ステージを広く使ったパフォーマンスで、ファンとメンバーが個々にレスを交わし合うような楽しさを共有出来るライブとすることが出来る、と私は感じた。

そしてこの日は新メンバーの2人がお披露目となる初ステージだったこともあるが、このグループにはまだまだ伸び代があり、もっと向上させられる余力を感じた。メンバー自身もインタビューの中でもその一端は垣間見せており、現時点でも貪欲に上を目指している姿には華があり魅力的に映えていた。その上で彼女達には「人間味」を強く感じ、人を惹きつけることが出来る魅力がある。elsyのライブを観る前日に私自身がコラムとして「私が感じる魅力的なライブパフォーマンス」として【その場にいる】ことを挙げていたのだが(投稿はせず下書きに入れていた)彼女達はまさにそんなパフォーマンスを見せてくれ、私は終始感情を溢れ出しながら鑑賞させてもらった。彼女達もその魅力を自覚出来ている部分が大きく、またステージ(舞台)に立ちたいと考えている私としては色んな部分で学ばせてもらうことが出来た。

前触れのような総括のようなものが長くなったが、ここから開演後の今ライブを1曲ずつ追っていこう。

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筆者のプロフィール

山本 智貴

初めまして、山本智貴です。私自身も芸能活動をしながら「セカイベ」にて様々な芸能関連事業に携わっています。代表より「お前も記事を書け」とお達しがあったため、不慣れではありますが頑張って執筆していきます。是非記事を読んで頂き、感想を頂けたら嬉しいです。

今後現場に足を運ぶ機会増えると思いますので、お気軽にお声がけください!

Twitter:@tomotakakuuun11

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