アイドルを広告塔に活用しませんか?アイドルによるPRサービス「セカイべ・プロモーション」はこちら!

【ライブレポート】 『elsy 新体制 お披露目ライブ!』|22.04.13開催:elsy

【ライブレポート】 『elsy 新体制 お披露目ライブ!』|22.04.13開催:elsy

「新生elsyの幕開け!!」elsyのライブはとにかく “楽しめ!!”

この日初お披露目となる新しいSEで登場し、一人ずつステージへと姿を現す。最後の5人目として塩野が登場すると歓声のような笑いのような盛り上がりを見せた。この後のMCで彼女達が触れていくのだが、ファン達は「やっぱり」といった反応を示していたようだ。elsyカラーでもある薄水色の衣装に身を包んだ彼女達は、ここでは上品な佇まいで振りをこなし、このライブの始まりを告げる。

1曲目に披露したのが「ずっと前から好きでした!」。橋本から「elsyの新体制お披露目ライブ、最後までみんなで一緒に楽しんでいきましょー!みんなクラップお願いしまーす!」と出だしに相応しく明るい笑顔で晴れやかに会場を煽る。彼女の笑顔でステージ上が一気に太陽の如く明るく照らされ、その煽りに対してファンも一斉に手拍子を始める。この日披露した楽曲全てで感じたのだが、ファンの手拍子に寸分の狂いもなかったことが物凄く印象として残っている。ここまで多くの観客が手拍子を行うと、多少なりともズレが生じるのは当たり前のことだと勝手に思っていたのだが、この日のライブではそれを感じさせない見事なまでの一体感があった。きっとそれはメンバー自身も感じることだと思うし、自慢のファンなのではないだろうか。

歌い出しから橋本→塩野と高い歌唱力を持ったメンバーのパートで惹きつけられるのだが、改めて塩野はこの日がお披露目という事実を全く感じさせないほど、ステージ上に馴染んでいた。

サビ前の「止まっていた秒針が」という歌詞の部分でメンバーもストップモーションになる箇所があるのだが、片足を上げて止まりながらそのパートを歌う新井はバランスを崩して笑みをこぼす場面があった。彼女のタイプ的にも非常に可愛らしく見えた場面で、私も自然と楽しい気分にさせられた。

王道系といった言葉が当てはまる爽やかなメロディーとなるサビも橋本・新井の飛びぬけた笑顔が非常に際立ち、自然と視線も彼女達に引き付けられた。時より足元を見て立ち位置の確認をしながらではあったが、塩野も彼女が持つ大人な雰囲気で、一つ異なるアクセントを加えられていたように思う。落ちサビで手を差し伸べる動作一つにしても上品さと華やかさがあり、既存メンバーの3人とまた違った良さを十分に見せていた。

ラストサビで橋本のギアが1段、いや3段くらい一気に上がり、隣で歌唱する新メンバーの白羽もそれに釣られるように少し表情が明るくなっていったように感じた。圧巻の後半のパフォーマンスにファンの熱気も更に高まり、曲が終わると、大きな拍手で改めて新メンバーの二人を迎え入れた。

2曲目には「トドケトドケ」を。デビュー時から彼女達、そしてファンが大事にしている曲の一つであろう一曲は、フォーメーションでの見せ方にも繊細さが見え、新メンバーを迎えたこの日のライブでも美しく見せることが出来ていた。目線の位置なども細かくこだわっている部分も垣間見え、サビとその他で表現にも抑揚を付けていた印象も見られるなどかなり見応えのある一曲になっていた。落ちサビの愛森のパートも、彼女の溢れ出るエネルギーを強く感じられるポイントで、観るものを笑顔にするだけでなく力を届けるような、曲名にもピッタリと当てはまる見どころの一つだ。

メンバーがそれぞれ、ファンに対して思うがままに気持ちを「トドケる」といった描写にも見られる一曲となっていたが、所々、愛森と新井の表情もシンクロする瞬間も見られ、この楽曲に対しての二人の想いも感じることが出来たような気がした。

そして1曲目から続いていたが3曲目も丁寧に曲振りがされ、新井の力強くも切なさを感じさせる歌い出しから始まる「君の目に映るのは」へ。一転して赤を基調とした照明に照らされたステージで、「大切な人を失った」ような悲しみに近い表現で見せていき、一曲通してドラマを見せてくれてるかのように一人一人がヒロインとなって演じていた。特に橋本からは、本当にストーリーにしているかのように一つ一つの目線や振りの強弱、歌い方など全てにおいてこだわりを感じることが出来、先ほどまでの弾けるような笑顔とのギャップに正直一番驚かされた。

どのメンバーもきっと、その時々によって微妙に表現が変わっていく一曲なのではないかと思うし、それこそ女優のように、自身の生きてきた背景がパフォーマンスの中にも反映されていくだろう。その上で、このときもまだ緊張の色が見られた白羽が、今後メンバーとも絆を深めていき、振付や歌詞も身体に100%落とし込めたとき、どのように表現していくのか非常に楽しみだ。

続けては「#はぴちゅ」。冒頭から歌唱中の橋本にいたずらっぽく駆け寄っていた新井は、一曲通して「次はどんなことをするんだろ?」というくらいワクワクさせてくれるパフォーマンスを見せてくれた。とにかくメンバー達の可愛さが凝縮された一曲で、観客もテンションを極限まで高めて一緒に楽しまないともったいないと思えるくらいだ。先ほどまでの繊細さもここでは一度全て取っ払う。頻繁に♡を形作った振付があるように、ラブをたくさん客席へと送っていく。塩野も知っているファンがいたのだろう、多くレスを送っているように見受けられ、素敵な可愛らしい笑顔を多く見せてくれた。

白羽のソロパートで大きな手拍子が起こり、彼女の力みも取れていくのが見て取れた。彼女にとってはこの先も忘れることのない景色となるだろう。

2番が始まると何人かのファン達が勢いよくジャンプを始め、更に熱を帯びていく様子が見られた。特にサビ部分は手を左右に大きく振っていく動きをほとんどのファンがフリコピしていたように、間違いなく楽しい空間に出来る最高の楽曲とパフォーマンスだった。それは彼女達の明るさだけでなく、遊び心や器用さ、優しさや気持ちの強さなど挙げたらキリがないほどの要素が合わさって生むことが出来る「楽しさ」であると感じたし、更に新メンバーの2人も含めて成長していく楽曲だろう。

【関連画像 (10枚)】

  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像
  • 関連画像

筆者のプロフィール

山本 智貴

初めまして、山本智貴です。私自身も芸能活動をしながら「セカイベ」にて様々な芸能関連事業に携わっています。代表より「お前も記事を書け」とお達しがあったため、不慣れではありますが頑張って執筆していきます。是非記事を読んで頂き、感想を頂けたら嬉しいです。

今後現場に足を運ぶ機会増えると思いますので、お気軽にお声がけください!

Twitter:@tomotakakuuun11

お問合せ

  • メールでお問合せ

    掲載依頼や記事に関するご意見やご相談はメールにて直接ご連絡ください。

    お問合せページ
  • お電話でお問合せ

    お電話にて直接のお話をご希望の方はこちら。
    ※諸事情によりお電話に出にくい場合がございます。その際はお手数ですがフォームより再度ご連絡ください。

    050-5362-3319