GANG PARADE:【詳細ライブレポート】ワンマンライブ「GANG 2」@Zepp DiverCity(TOKYO)『一番になるための第一歩』

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GANG PARADE:【詳細ライブレポート】ワンマンライブ「GANG 2」@Zepp DiverCity(TOKYO)『一番になるための第一歩』

2018年4月17日(火)、GANG PARADEのワンマンライブ「GANG 2」がZepp DiverCity(TOKYO)で行われた。前回のツアーファイナル「MAKING THE ROAD」から約2ヶ月が経ち、カミヤサキがGANG PARADEに復帰、更に3月に行われた「WACK 合同オーディション」の合格者、月ノウサギ(合宿時名:ヨコヤマヒナ)、ハルナ・バッ・チーン(合宿時名:リソリソ)の2名が加入。GANG PARADE、9名という新体制が当公演からスタートした。”GANG PARADEが一番になる”そんな気持ちが込められたステージは非常に熱く、素晴らしいものとなった。GANG PARADEの更なる躍進への第一歩のステージを今回はレポートしていく。

史上最大規模会場でのライブ、そして新たに2人のメンバーを加え、新たなスタートを切るGANG PARADEを見ようと、会場には多くの遊び人(=GANG PARADEのファンの呼び名)が駆け付けた。
18:30過ぎ、会場の照明が消え、真っ暗となった。新たなスタートの幕開けに胸を躍らせた観客から大きな歓声が飛んだ。OPSEが鳴り響き、メンバーが登場。挨拶をした後、すぐに1曲目の「Beyond the Mountain」を披露した。

イントロのエモーショナルな歌い出しから徐々にエンジンがかかっていく。サビでは力強い歌唱に合わせて、手を上に翳し、パワフルさを存分に魅せていた。そして月ノウサギ、ハルナ・バッ・チーンの歌唱パートでは観客のコールがより強くなっていた。負けじとユメノユアが感情の篭った歌唱を魅せる。新しいメンバーと在籍メンバーの融合という新体制に対して何も不安はなかった。

2曲目の「イミナイウタ」ではスタートにココ・パーティン・ココが連続側転を披露。アクロバティックなパフォーマンスに観客から大きな歓声が沸いた。ゆらゆらと手を振るフリや間奏の入れ替わりソロダンスで楽曲のダークでありながらも心躍る世界観を見事に表現した。

3曲目の寿司を彷彿とさせるフリが特徴的の”SUSHI SONG”、「とろいくらうに食べたい」、4曲目では一緒に歌うことができる、軽快なステップとジャンプのフリが特徴の「Are you Kidding?」を披露。観客はフリコピをし、会場が大きく揺れていた。会場の熱量が徐々に高くなってきた。

4曲の楽曲を披露すると、MCへと移った。一人一人の自己紹介を行った。新メンバーの二人が自己紹介をすると温かい歓声が送られた。各々、自己紹介を終えた後、ココ・パーティン・ココから「今日、新生GANG PARADEの最初の目撃者である皆さん、今夜は一瞬たりとも目を離さないでください!ここにいる9人と会場の皆さんで最高の遊び場を作りましょう!」とコメント。その後すぐに5曲目の「GANG PARADE」のイントロが掛かった。

セルフタイトルの「GANG PARADE」はギャンパレを象徴する様な躍動感溢れるパフォーマンスを披露。サビ前では、テラシマユウカがクールな表情で歌い上げた後、サビで5:4のフォーメーションで入れ替わりながら熱く歌い上げた。間奏では激しくシャウトしたかと思えば、その後はキャン・GP・マイカ(注:WACK合同オーディション時に改名、GPは『GANG PARADE』の意)の美しい歌声で会場を魅了した。全員のパワフルな歌声、スピードとキレが共存するダンスで観客全員を圧倒。そんなパフォーマンスに負けないように観客も力強くコールを送っていた。

6曲目では4/17時点の最新シングル「BREAKING THE ROAD」を披露した。メロコア調のサウンドに合わせて、イントロではセンターポジションに立つカミヤサキを中心にノリノリで両手を振り、楽曲のスピード感を助長した。また2人1組での掛け合いのダンスも非常に面白かった。サビでは、ココ・パーティン・ココとヤママチミキが力強く歌いあげ、ユイ・ガ・ドクソンの美しいファルセットが会場に響き渡る。楽曲の途中にある「Looking for 勇者」では観客も共に歌いあげた。この楽曲をライブで見る上で楽しめるポイントの一つだ。

その後、優しく歌い上げるAメロ、Bメロに対し、サビで大きく盛り上がるギャップが特徴の「I need you I love you I want you」、幾多のフォーメーション移動で流動的なパフォーマンスが魅力の「ペニンシュラ」、ポップなサウンドに合わせて楽しそうに踊る「Happy Lucky Kirakira Lucky」、ゆったりとしながら綺麗なダンスでピースフルな雰囲気を醸し出す「普通の日常」、随所に魅せるキレのあるダンスが際立った「Barely Last」と続いて披露した。どの曲も隙がなく、観客を満足させるパフォーマンスだった。

その後突然ユイ・ガ・ドクソンがお金の話をし始めた。キャン・GP・マイカはお金の話は辞めるように注意するも、ユイ・ガ・ドクソンは「お金が欲しい」と言い出す。するとキャン・GP・マイカ以外もお金が欲しいと言い出してしまった。テラシマユウカは以前のツアーMCと同様に強くお金が欲しいと話し始めた。ギャンパレはもういい、と。

しかしキャン・GP・マイカは「みんなの笑顔があればそれで良い」と話す。ここでユイ・ガ・ドクソンが月ノウサギに悪態をつけ始めた。「お金要りませんみたいな顔してる!」
もちろん月ノウサギは否定をするが、ユイ・ガ・ドクソンの攻撃は止まらない。「私みたいに苦労してへんやろ!」するとハルナ・バッ・チーンから「ツッキーはお金を持ってます。だって7000円のトリートメントを毎日使っているから。」とカミングアウトされる。
それに対し、ユイ・ガ・ドクソンは激怒。「私みたいに苦労してないのに!お金くれ!!」と言うと、メンバーの周りを「お金欲しい!」と言いながら回り出してしまった。

そんな中、冷静なカミヤサキはキャン・GP・マイカに賛成をする。暴走していたユイ・ガ・ドクソンがカミヤサキに激突。カミヤサキはひるんでしまう。ハルナ・バッ・チーンとキャン・GP・マイカが慰める。「坊主でもアイドルだから!そう!私たちはアイドルだから!」とキャン・GP・マイカが話す。するとGANG PARADEマネージャーが登場。マネージャー「マイカさんは正真正銘の本物のアイドルです。どんな格好をしようともアイドルです。ではこちらをお被りください。」
パンストが登場。そのまま12曲目の「WE ARE the IDOL」の披露した。

「WE ARE the IDOL」を披露を終えると、キャン・GP・マイカは「こんなことされてもマイカはGANG PARADEが大好きだ!!」とコメントし、MCからの流れは終了した。

その後は再び連続して楽曲の披露を行った。独特なサウンドが特徴の「UNIT」、全体的にキュートなダンスとサビで指を”3”と示すフリが特徴である「3rd FLOOR BOYFRIEND」、爽やかなサウンドと幸せな日常を描いた「sugar」、リズミカルなダンスとサウンドで観客がビートを刻んだ「QUEEN OF POP」、サウンドの疾走感が、『冬から必ず春が来る=前向き』というメッセージ性にマッチした「WINTER SONG」と続いた。このブロックでの楽曲はピースフルに溢れかつ盛り上がるナンバーで会場を温めていた。

そして再度MCとなった。「WACK合同オーディション」参加者のキャン・GP・マイカが話し始めた。

キャン・GP・マイカ「今日二人が加入しました。オーディションで初めて出会ったんですけど、参加者の中でも、個人的に闘志を燃やすタイプでした。刺激を受けるところが沢山ありました。だからGANG PARADEに加入が決まった時は本当に嬉しかったです。加入が決まってから1ヶ月という短い期間にも関わらず、死に物狂いでぶつかってきてくれました。本当に感謝しています。また最終日は私は改名をして、”GP”が付いたんですけど、そこから1ヶ月経って、リーダーのことなのかな?とか考えましたが、そうではなく、私はパフォーマンスでGANG PARADEを一生背負って行きたいと思っています。みんなの遊び場を最高にして、今が一番最高だって言えるようにします。GANG PARADEはこの9人で頑張っていきます。」

堂々と話すと、観客からは大きな拍手が巻き起こった。

キャン・GP・マイカのMCを終えると、「TIE」を披露した。当公演も終盤となった。
サビで激しいエビ反りをし、観客もフリコピで応えた「pretty pretty good」、緩急のあるダンスが素晴らしい「CAR RADIO」を披露した。

本編の最後は「FOUL」を披露した。この楽曲は以前まで曲中に『BODY&7SOUL』とファンと共に合唱するパートがあるが、この日より9人体制になったことで『BODY&9SOUL』に変更になった。9人の魂が今後、パフォーマンスに込められるということを約束してくれるだろう。こうして本編は終了した。

すぐにアンコールの「まだ足りない!」コールがされ、数分後にメンバーが再登場した。
ここでお知らせを挟んだ。以前からアナウンスされていたユイ・ガ・ドクソンのソロデビュー曲の発売日とタイトルが決まった。タイトルは「Like a virgin」で、6/12に発売する。そしてGANG PARADEからは夏からツアーが行われることが発表された。7/1沖縄を皮切りに全9都市、ファイナルは9/20ZEPP TOKYOで行われる。(ツアー名:REBUILD TOUR)

改めて新メンバーの月ノウサギ、ハルナ・バッ・チーンがコメントを残した。ここからはコメントの要点をまとめて記載する。

月ノウサギ「GANG PARADEでエースになる訳でも一番になりたい訳でもなく、GANG PARADEを一番にしたいです。私はそのために必要な存在になりたいです。強い個性とかもなく、努力しかできないけど、GANG PARADEに必要な存在になるために死ぬ気で頑張ります。これからも宜しくお願いします。」

ハルナ・バッ・チーン「私がオーディションを受けたのは自分に自信がなくて沢山苦しい思いをしたことがあって、そんな自分を変えたかったからです。受かってから1ヶ月経ちましたが、気持ちがついていかなくて、沢山迷惑をかけましたが、メンバーが優しくて強い姿を見たから頑張ろうと思いました。これからはGANG PARADEとして必要とされたいし、GANG PARADEを一番にしたいです。」

二人は心境と意気込みを涙ながらに話した。そして5/29に発売される新曲「GANG 2」を披露した。
当楽曲は非常にエモい楽曲で、今のGANG PARADEにマッチした歌詞だ。この強いメッセージに対して感情を込めて歌っている姿が見られた。手を上手く使ったダンスでこの楽曲のエモーショナルさを見事に表現していた。音楽に込められたパワーは強い。そしてまたこの楽曲に込められたパワーは非常に強い。その思いを噛み締めながらパフォーマンスしているように見えた。非常に心を動かされた楽曲、パフォーマンスだった。確実に彼女たちは”最高”を更新している。しかしまだ足りない。その向上心こそがGANG PARADEの強みだと筆者は思っている。

そして当公演の最後はGANG PARADEのアンセム曲である「Plastic 2 Mercy」。メンバー同士、観客同士が肩を組み左右に揺れるパートでは一体感を生み、盛り上がりは最高潮に達した。サビでは全員が手を翳し、揺れている様子が見られた。9人になったことで更に迫力が増し、圧巻のパフォーマンスだった。新体制になってもこの楽曲は特別であり、これからもずっと最も重要な楽曲の一つとして歌われていくだろう。最高の熱量を保ったまま、当公演は幕を閉じた。

新体制の最高のスタートだった。1ヶ月間の短いスケジュールの中で素晴らしいクオリティを出せるGANG PARADEはやはり素晴らしい。彼女たちの遊び場及び遊び人への気持ちの強さ、そして向上心の表れだと考えている。

GANG PARADEにとってここ数ヶ月は激動だった。心が折れてしまう可能性もあったかもしれない。しかし彼女たちは前を向き続けた。「まだ足りない」。その意欲は彼女たちをもっともっと成長させるだろう。この日から新たなスタートが切られた。9人体制として再構築(=Re Build)し、どのように良くなっていくのか。不安はないだろう。前へ進むだけだ。彼女たちが一番になるまでは目を離すことはできないだろう。一番になるのは時間の問題かもしれない。その日が来るまで楽しみにしていようーー。

(文:セカイベ編集部 石山 喜将 / 写真:名和 洋助平田桂樹

【セットリスト】

OPSE
1.Beyond the Mountain
2.イミナイウタ
3.とろいくらうに食べたい
4.Are you Kidding?
MC
5.GANG PARADE
6.BREAKING THE ROAD
7.I need you I love you I want you
8.ペニンシュラ
9.Happy Lucky Kirakira Lucky
10.普通の日常
11.Barely Last
MC
12.WE ARE the IDOL
13.UNIT
14.3rd FLOOR BOYFRIEND
15.sugar
16.QUEEN OF POP
17.WINTER SONG
MC
18.TIE
19.pretty pretty good
20.CAR RADIO
21.FOUL
-Encore-
MC
22.GANG 2
23.Plastic 2 Mercy

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2018-04-24T12:24:21+00:002018年 4月 24日|GANG PARADE, ライブ・イベント情報|