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2023.05.12
【ロングインタビュー】マジパンが変化や成長、Zeppワンマンライブへ向けてのグループ方針を熱く語るーー明るいの未来への第一歩「みんなで挑んでいけたら良いし、やれることはやらないといけない」:マジカル・パンチライン
▼マジカル・パンチライン インタビュー目次
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- 沖口優奈:『色々な出来事が自分を成長させてくれたから、8年目を迎えられている』
- 沖口優奈:『マジパンでやってきたという自分なりのプライドもあったし、ここまで作り上げてきたものを壊したくない』
- 吉澤悠華:『以前に比べてアイドルらしくなったし、考え方もすごく変わった』
- 山本花奈:『作るんじゃなくて、自分を受け入れてもらおうという気持ちになれたのが、2年目からだった』
- 益田珠希:『人と関わる機会が増えたから、自分のことを見つめ直す機会もできたし、もっとこうした方が良いんだろうなと成長できる部分もたくさん見つけられた』
- 宇佐美 空来『これから何年経ってもこの新鮮な気持ちとか最初の頃に思っていたことを忘れちゃいけない』
- 大変さを知っているからこそ、この期間でやれることはやらないといけない
- ドームツアーができるようなでっかいグループになりたい気持ちはもちろんある。すごく難しいことだと思うけど、その景色を見てみたい
- 沖口優奈:『色々な出来事が自分を成長させてくれたから、8年目を迎えられている』
人と関わる機会が増えたから、自分のことを見つめ直す機会もできたし、もっとこうした方が良いんだろうなと成長できる部分もたくさん見つけられた
ーー益田さんはいかがですか?
益田:アイドルをする前は普通の高校生で、部活動をすごく頑張っていたんですよ。団体で目標に向かって何かを成し遂げて、喜びを分かち合ったりしてたんですね。負けず嫌いなところとか、メンタルの強さとかをそこで鍛えてきたつもりだったんですけど、加入した当時の初めてのリハーサルの時は、緊張したけど、新しいことだから「やってやろう!」みたいに結構前向きな感じだったんですよね(笑)。雰囲気は怖かったんですけど。
(Kマネ):雰囲気怖かったよね。失敗したもん。
一同:(笑)。
山本:あははは(笑)。
沖口:私がブチギレたやつだ。
吉澤:え?
沖口:初めて3人と会った時、ドキュメンタリーを撮ってたんですよね。3人はめちゃくちゃ頑張ってリハやっていたんです。でもうちらは3人との初対面と聞いていたから、明るい感じで行ったんですよ。蓋を開けてみたら、「何ですか?」みたいな空気感になっていて、私ブチギレ。「聞いてた話と違うんですけど」みたいな(笑)。(吉澤に向かって)こっちも気を遣ったんだよね!
吉澤:めっちゃね。「え、どうしたら良いんだろう?」みたいな。
沖口:ね!バラエティのテンションで行ったのに、ドキュメンタリーだったみたいな(笑)。
吉澤:3人が踊っているところとかを見せてもらったけど、どういう顔して良いのか分からなかったよね。「わぁ〜」みたいな感じかと思ったら。
沖口:そう、「わぁ〜すご〜い!」っていくつもりだったのに、ガチで「やるよ」みたいな感じだったので、「何これ」みたいな。
(Kマネ):違う、違う。3人がリハをやっている時だけがガチだったんだよ。
沖口:そうそう。だから、「何?」みたいな。
(Kマネ):「うぇ〜い」という絵も撮りたかったんだけどね。
沖口:なんか、方向性の違いでしたね。
ーー方向性の違い(笑)。
山本:最初さ、私たち3人も会った時に「わぁ〜」ってなったんだけど、花奈たちにも急に「はい、リハやるよ」って言われて。
益田:だから、(先輩二人と)「わぁ〜」っていうのができなかったよね。
ーーえぇ〜。
吉澤:メンバーが決まってからの最初の対面じゃなければさ、「あ、そういう系ね」ってなるけど、(メンバーが)決まって初めて3人になる時だったからさ。
沖口:そんな感じ?ってなったよね(笑)。あはは(笑)。
ーー確かに。
益田:3人もそのリハーサルの前は楽しく喋ってたけど、着いた瞬間に・・・。
(Kマネ):なんかリハーサルが楽しくないみたいな。
益田:いや、(あの時は)楽しくはなかったですよ。
一同:(笑)。
沖口:まぁ楽しくはないよね(笑)。
益田:もう自分のことで頭がいっぱいになっちゃったんですよね。最初はやってやろう!みたいな気持ちだったんですけど、歌とダンスがある程度できるようになって、振りもしっかりと覚えたタイミングで、5人で合わせるとなった時から、良くならないというか。そこで止まっちゃう。あまり成長できない感覚がありました。ライブとかでやってもあんまりしっくり来なかったんです。私は上京しているので、周りの友達もあまりいなかったんです。通信の学校に通っていたので、友達もいなかったし、家族とも離れてたから、相談できるのがメンバーしかいなかったんです。よくその周りの人から「すごい、珠希頑張っているね」と言われても、なんか素直に受け取れなかったんですよね。苦労してるの分からないんだろうなってくらい、ちょっと捻くれてんですけど。分からないクセに、とか思っちゃって。
沖口:それはめっちゃ捻くれているよ(笑)。あはは(笑)。
一同:(笑)。
吉澤:「頑張っているね」に対してそれは(笑)。
益田:違う、違う!
沖口:当時はそれくらいネガティブになっちゃってたってことだよね?
益田:そうそう!(指差しながら)
(Kマネ):言い方だよ(笑)。
沖口:余裕がなかったんだ、褒めを素直に受け取れられるほど。
益田:そうです、そうです。余裕がなかったんですよ。その事も一年目だからみんなに話せる訳でもなく。最初の一年はあんまり手応えがある感じじゃなくて、楽しいことよりも大変だなと思うことがあったんです。ただ、2年目からは少しずつ新規の方とかも来てくれるようになり、そこで私の自分の良さだとかに気付かされましたね。今までは自分と向き合う機会があんまりなくて、機会がなかったというよりかは、あまり自分を見たくなかった。高校の頃の団体でも、立ち位置的にあまり何もしない、一番楽な立場にいたので、目立つことがあまり好きじゃなかったんです。
マジパンに加入してから、慣れないことが多かったんですけど、人と関わる機会が増えたから、自分のことを見つめ直す機会もできたし、もっとこうした方が良いんだろうなと成長できる部分もたくさん見つけられたので、すごく良かったなって思いますし、ある種成長したかなと思います。
ーー今では、楽しさはありますか?
益田:はい! 楽しいですよ。それに人として、ちょっとだけですが、さらに強くなった気がします。
沖口:今はちゃんと「頑張っているね」と言われて、喜べる?
益田:あ、喜べる! その時、頑張ってたけど、あんまり納得はいってないかな。元々ネガティブな性格なんですけど、その最初の一年はもう沈んでってましたね。
ーーへぇ〜。
益田:家ですっごい泣いてましたし。
(Kマネ):そういう時には、花奈とか空来の同期メンバーにも相談しなかったの?
益田:最初はあんまり・・・。してなかったよね?
山本:うん。あんまり言われたことない。
沖口:人前で泣いたりしないんですよ、絶対に。
宇佐美:でも、たまに電話とかでしてたよね。3人のLINEのグループとかで、ちょろっと話をしたりはしましたね。
益田:LINEでめっちゃ話した! 電車でさ、空来ちゃんがいきなり泣き出したりとか。
山本:え、怖っ!!
一同:(驚)。
ーーぜひ聞きたいお話です。
益田:なんかその日、暗かったよね。いつも喋るのに、下を見てズーンとなってた。
山本:(宇佐美は)すごくわかりやすいんですよ。もう、今日はちょっと嫌なことあったんだろうなと思いつつ、触れないでいると、急に多分自分の感情が出てきてしまう。
宇佐美:3人で帰ってた時に、私が最初に泣いて、電車を降りたんです。その時、みんながバラバラになった後、グループLINEで、「なんか分からないけどなんか涙出てきた」って(笑)。
益田:あ、それ私だ!!
山本:そうじゃん!!
益田:言った!! もらい涙しちゃうから。(宇佐美が)電車降りてからね。
宇佐美:色々泣いちゃいました。
ーーすごい話ですね。
宇佐美:これは言ったことなかったですね。
ーー全然良いと思います! 3人のグループLINEではどういうことを話していたんですか?
3人:何話してたんだろう・・・?
益田:何話したっけ? グループLINEだよね。愚痴とか話してた?
ーー愚痴!?
一同:(笑)。
益田:いや違う、グループに対してとかじゃなく、自分に対して?
宇佐美:そう、自分たちのやったことに対して言ってたよね。
益田:なんて言うんだろう?
宇佐美:なんだっけ?
山本:何話してたんだろう?
宇佐美:分かんない。
沖口:まぁきっとそんなに深い話はしてないんだね。
一同:(笑)。
宇佐美:今日、自分にあったこととか、普通の友達みたいな感じで話してました。
益田:ここが間違っているよという暇も余裕もなかったですし、それすら自分も間違っているから、言えなかったよね。自分のことでいっぱいみたいな。
これから何年経ってもこの新鮮な気持ちとか最初の頃に思っていたことを忘れちゃいけない
ーー宇佐美さんはいかがですか?
宇佐美:2年間が本当にあっという間でしたね。私は中学一年生の終わりに入ったのに、もう高校生になったんです!
山本:やば〜い!
宇佐美:びっくりしているんですけど、本当にあっという間でしたね。でもこの2年間、良い意味で、まだ慣れなかったので、全部が新鮮でした。本当に色んな経験をさせてもらって、どれも新しく感じました。ただ、これから何年経っても、この新鮮な気持ちとか、最初の頃に思っていたことを忘れちゃいけないなと思っています。そして!
ーー演説みたい(笑)。
一同:(笑)。
(Kマネ):それか作文じゃん!
ーー確かに(笑)。そして!
宇佐美:(笑)。ちょっと柔らかめに話します(笑)。加入する前、たまにYouTubeとかで昔のマジパンの映像を見るんですよ。この時、自分はまだ小学2年生だったなとか、こん時、自分はまだ小学校4年だったなとか思って見たんです。そんなマジカル・パンチラインにまさか自分が入るとは思ってなかったし、私、アイドルについてほとんど知らなかったんですよ。もちろん、AKB48さんとかはテレビとかで見てて、「わぁ〜可愛いな」と思っていたんですけど、マジパンというグループを知らなくて、アイドルとはなんだろう?というところから始まって、本当に最初はなんだろう・・・。
山本:空来ちゃん、上を向いた方が良いんじゃない?
宇佐美:(上を向きながら)なんか自分がアイドル・・・うぅ〜(涙)。
(テッシュで涙を拭う)
吉澤:あ、そのティッシュ、お茶拭いたやつ!
山本:(笑)。お茶が(笑)。
宇佐美:あぁ〜〜(涙)。私なんかがアイドルになれるとは思ってなかったですし、「できるのかな?」と、最初のレッスンの時とかも不安でしたね。元々、ダンスはやっていたんですけれど、アイドルの踊りが分からなくて、本当にゼロから始めたスタートだったので、訳が分からないまま、とりあえず突っ走ってたという感じだったんですよ。でもやっぱり2年が経って、元々ウクレレシンガーとして歌ってたという経験もあるので、人前で歌うことがすごく好きだし、歌うのはすごい楽しいし、自分で歌を届けたいという気持ちもあったことと、踊ることも大好きで、楽しくやれています。1年目はそれで良かったと思いますし、とりあえず成長していこうで良かったのかもしれないんですけど、でも2年目はそこからまた上に行かないといけないなと思います。
私は歌が好きだから歌を歌っているんですけれど、アイドルとして、マジパンの一人として歌う時に、アイドルらしい歌い方が難しいと感じちゃったんです。どうやって歌ったら良いんだろうって。自分一人だけで歌っているんだったら、気にならないけど、でも5人の歌でのバランスを見た時、自分だけなんかちょっと違うなと思うことが、ちょっとずつ増えてきていて。2年目に入ったばかりの時は「どうしよう、どうしよう」となってたし、今でもいっぱい自分のことで思うことがあるんです。ただ、そこら辺に自分で気付けて、改善しようと思えたことは成長ですし、改善をしていって、少しずつですが、掴めてきたかと思うので、それは成長かなと思います。
ーーなるほど。
宇佐美:みんなからの目線では分からないけど、でも自分の中では、色々と考えて、できるようになったことが多いと思います。人に言われたことがあるんですけれど、私の声ってアイドルという感じの声よりかはアーティストに近い声らしいんですよね。自分では良いと思ってたけど、周りから見たらそう見えてるんだなって思ったんです。じゃあ自分がアイドルらしく歌おうとした時、今も実践しているんですけれど、アイドルらしく、可愛らしい表現や歌ができるように頑張っているところですかね。
沖口:全然そのままで良いと思うけどね。空来が言ってたみたいに、みんなと違うから良いこともあって、みんなに合わせてたら一緒になっちゃうからね。
ーーそうですね。せっかくの個性がね。
沖口:うん。歌が上手だから、今のままでよいと思うよ。空来が歌いたいように歌えば良いと思いますけどね。でも悩んでからその後に成長するのが空来だから。できる子だと思うので、悩んでいることがスッキリしたら、もっと良い空来になるんじゃないかなと思います。
ーー間違いなく、そうですよね。ただ、ここまでの2年間で培った力はすごいと思うんですよ。スピードが早いと思います。ここから自分の個性だったり、オリジナルという部分を積み上げていければ良いのかなと思います。それはきっと、グループとしてもさらに勢いが増していくんじゃないかなって思っております。
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