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2022.02.22
【ロングインタビュー】佐藤遥、片瀬成美、田崎礼奈 notallとしてのラストインタビュー!活動終了の経緯から、過去の振り返り、これからのnotallについてなどを訊いた、notallらしさ全開のインタビューに! :notall
▼notall インタビュー目次
佐藤、片瀬、田崎がnotallでの活動を終了したあとのこと「notallの経験があったからこそ、なんとかなる」
ーー佐藤さん、片瀬さん、田崎さんにお聞きしますが、活動終了後に、今後やりたいことなどをお聞かせ頂けますか?
佐藤:私、本当に全然何も考えてないんです。というのも、この経験上、考えてもしょうがないなと思って。私大学を2014年の3月に卒業したんですけど、芸能活動をやろうと思っていたまま何もほぼ決まってないのに、大学を卒業してしまって。
ーーそういえば、就活をしてなかったんですよね。
佐藤:そうです。「あ、やばい」と思って。5月にオーディションを受けて、6月にnotallになったんですけど、その時には良い意味で、こうなるとは思ってなかった訳ですよ。活動を7、8年やるとはnotallの結成当初、全く思っていなかったですし、こんなに仲良くなると思ってなかったです。でも、振り返ると、大学卒業する時も、不安で不安でしょうがなかったです。
ーーそうですよね。
佐藤:同級生のみんなは、ちゃんと就職していますし。逆に私は、誰もいないようなところでライブをやっていて。社会人になったみんなは、社会の歯車を懸命に回しているのに、私は何をしているんだろうと思った時期はありました。でもそこから良いこともたくさんあったので、今、本当に生きていけるのかって不安はすごくあるんですけど、過去の経験も踏まえて、やれることを一生懸命やっていきたいという気持ちはありますね。ただ、映画が好きなので、映画には出たいと思っています。
ーー佐藤さんのイメージだとMCが強いと思いますが、そこもやっていきたいんですか?
佐藤:そうですね。ただMCの仕事は、芸能のお仕事をやりたいと思った時に一切やろうとも思ってなかったし、やりたいともあまり思っていなかった職種なんですけど、こうやってnotallで活動させて頂いた中で、もしかしたらそのようなことも向いているかもと気付かせてもらって、MCなどのお仕事も頂けるようになったので、それは一つ、自分の強みとして活かしていきたいなとは思っていますね。
ーーなるほど。片瀬さんはいかがですか?
片瀬:私もあまり考えられてないんです。今までは、notallで生きることしか考えてなかったので、辞めるとなって、これからどうするかと、あまり自分の中で、はっきりと自分が何をしたいとか、どう生きていくかを考えられてないんですけど、先ほどもお話した通り、歌うこと、踊ることがやっぱり変わらず好きなので、何かで続けていけたら良いなと思います。そして、notallに居る時から、お芝居をさせてもらっていたので、その活動も続けていきたいなと思います。やりたいことをやりたいです。何かに捉われず、まだ可能性を信じていきたいです。
ーー可能性の方が大きいと思いますよ。
佐藤:そう言ってもらえると、安心する。
ーー可能性は、生きている限りあると思いますので。
佐藤:そうそう。考えて不安になってもしょうがないなというのは、自分に結構言い聞かせていますね。だって、こんなんになると思ってなかったから。(大学を)卒業した時も。
ーーそうですよね。あと不安な時、「なんとかなる」と思うと、意外となんとかなったりしますよね。
佐藤:え、そうそう! そうなんです!
片瀬:今でもめっちゃ不安ですけどね。
佐藤:いや、分かるよ。
田崎:不安だよね。
片瀬:ですよね。そうなんですよ。本当に不安なんですけど、notallでできなかったことをやってみたいなと思いますし、notallにいたから、できなかったこともやりたいです。
佐藤:何?
片瀬:分かんない(笑)。でも何かあるはずだと思うので、これから探していきたいですね。とりあえず自分の人生なので、自分のやりたいように、できたら良いな、と。失敗しても良いので、やりたいことをやろうと思います。やりたいことの可能性を信じてみたいですね。
ーー本当に仰る通りですね。田崎さんはいかがですか?
田崎:私はやっぱり・・・さとはるとかがいなくなってもね、LINEを・・・。これはダメだということを、分かるような人間になりたいですね。
ーーまずはそこですね(笑)。
田崎:まずはそこをちゃんとしっかりしようと思います。
佐藤:でも田崎は、周りに面倒みてくれる人が現れるタイプの人だから、大丈夫だよ。
田崎:それ、誰かにも言われたんだよ。アパホテルの社長っぽい。
片瀬:えぇ〜!?
佐藤:確かに、アパホテルの社長は周りに助けてもらっている人らしいからね。
田崎:そう、助けてもらっているから。(佐藤に)じゃあ、よろしく・・・。
佐藤:はい、いつでも呼んでください。
田崎:私もやりたいことがまだ思い付かないしないし、不安です。でも、あんまり不安でいたら、余計に不安になっちゃうと思います。
佐藤:そうそう。これって、notallで学んだことなんだろうなと思うんです。今までだと、フワフワとなっていたけど、notallでもなんとかなったじゃん。
片瀬:「なんか大丈夫」という気持ちもあります。
ーー確かにnotallの活動をして、そのスピリットのような感覚はあると思うんですよね。
佐藤:そうかもしれない。お客さんのいないライブとかを経験していたから、頑張れば、ここまで来れるんだというところはありますね。
片瀬:どん底を一回経験してますからね。
佐藤:あははは(笑)。あれ、どん底だったんだ!
片瀬:辛かったですよ!! だってライブ出ても自分たちのファンがいないんですよ!
ーー確かに、辛いですね・・・。
佐藤:びっくりしたよね、本当に。思い出ですよ。2015年2月28日だっけ?
片瀬:ペンギンの時でしょ?
佐藤:そう。「ペンギン人間」の6曲入りのミニアルバムのリリース日に、ライブに来てくれたお客さんは5人だけだったんです。特典会には3人か、4人くらい?
ーーすごい時代ですね・・・。
佐藤:結果、お話会みたいになっちゃったんです。しかも新曲発表が控えてたし、アルバムに入っている曲を全部やろうとしてたんですよ。
片瀬:しかも無料ですよ!
佐藤:そうだよ! 無料ですよ!! 「え!?」っていうさ。受付とかでも、人がいる気配が全くしなくて。裏で控えている時も、「人いるかな?」みたいな話になって。マネージャーさんもソワソワしてて。人がいなかったから、焦ってたと思うんですけど、私は逆にサプライズかなと思ったんです!
ーードッキリみたいな(笑)。
佐藤:そう! いない雰囲気を出しておいて、出たら「めっちゃいるよ!」だと思ったんです。だから隠しているのかなと考えるくらい、なんか異様な空気だったんですよ。そして出てみたら・・・。
片瀬:ねぇ〜。本当にいなくて。
佐藤:ポツンポツンポツンって。
片瀬:ガラガラ。
佐藤:あぁ〜、みたいな。
田崎:私、そのライブの記憶ないんだよね。特典会の記憶はあるんですけど、嫌すぎて記憶から消しているんです。出て行った瞬間の記憶はなくて、特典会の記憶があるの。
佐藤:本当? 私は、ライブの感じも覚えている。
田崎:よく覚えているね。ショックだったから、本当に覚えてない。
佐藤:なんか記憶が黄み掛かっているもん。
ーートラウマみたいになっているんですね(笑)。
片瀬:私ある日の対バンの記憶が消えないもん。それはnotallのファンの方が、一人しかいなかった対バンライブでした。notallの番になると他のグループの方のファンが全員後ろに下がっているんですよ。
佐藤:そう! だからライブやっている時、前方が本当に空洞になってしまって!でも、その時はまだマネージャーさんがライブに関して「グイグイいけ」 「負けるな」みたいに言ってくれたから頑張れました。でもすごく悲しかったな(笑)。あはは(笑)。今思い返せば、笑い話ですけど。これでも頑張らないといけないのかと思いながら、ライブしたよね。
田崎:心ここにあらずだったよね。
片瀬:そしたら、ファンの人が途中から来たんです。走ってきて、思いっきり(ファイトポーズ)をしてて(笑)。その節は、ありがとうございました!
田崎:本当に!
ーーヒーローですね(笑)。
田崎:ヒーローでした(笑)。
佐藤:本当、どっちが!
ーーどっちが元気を与えていて、どっちがアイドルなんだろうみたいな(笑)。
片瀬:本当に(笑)。
田崎:あったね(笑)。
佐藤:でもそれを経験しているから、これからも『なんとかなる』と思いますよね。
ーー広山さんも音井さんもこの話を聞いて、すごいなと思いますよね。
広山・音井:はい。
佐藤:今じゃ考えられない。
ーー話は逸れましたけど、田崎さん、やりたいことはなんでしょう?
田崎:今は本当に自分が何をやりたいか分からなくて。「私、何をやりたいんだろう」と考えたら、こんな私でも楽しく生きていくということを、伝えられる人になれたら良いですね。あとは感謝を忘れずに生きていきたいです。基本的には楽しく生きたい。
佐藤:初心もね。
田崎:はい。初心も本当に大事にします。終わった後にやりたいことは、とりあえず海外に行きたいですね。まぁご時世が分からないので、様子を見つつですけど、旅行にいきたいですね。あとはまぁ、(片瀬、佐藤の)家に突撃しちゃおうかなみたいな(笑)。そんくらいですかね。あとは、バンジージャンプしたいなくらい。
ーーさらっとすごいこと言いますね、バンジージャンプ(笑)。ちなみに行きたい国はどこでしょうか?
田崎:私、オランダに行きたいんですよ。
一同:なんで〜?
田崎:綺麗だったの。googleで調べたら、綺麗だったんですよ。見に行きたいんです。
佐藤:ヨーロッパの方、綺麗だもんね。
田崎:フランスがすごい綺麗だったから。
佐藤:綺麗すぎて疲れたもん。
広山・音井:ヘぇ〜。
佐藤:建物が全部すごかった。
片瀬:本当、全部が美術館みたいなんだよ。歩いたら全部、美術だった。異世界という感じ。
音井:確か、保護されているんだもんね。ちゃんと残されるように。
佐藤:確か、そうだね。
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