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2022.02.22
【ロングインタビュー】佐藤遥、片瀬成美、田崎礼奈 notallとしてのラストインタビュー!活動終了の経緯から、過去の振り返り、これからのnotallについてなどを訊いた、notallらしさ全開のインタビューに! :notall
▼notall インタビュー目次
notallとしての活動を続けていっても良いけど、自然と自分の今後の人生を考えるようになった
ーー久々のインタビューですね。佐藤さん、片瀬さん、田崎さんが活動終了を昨年12月に発表しました。渡邊さんの時は”脱退”という言葉を使っていましたが、今回は、”活動終了”という言葉で発表されていました。これに何か意図はあったのですか?
佐藤:これは色々と考えていて、”脱退”という言葉のニュアンスとはちょっと違うなと思っていたのと、3人が脱退、というと、すごくセンセーショナルな言い方になっちゃうなと思ったんです。「notallには”卒業”という言葉はしっくりこないよね」というのが、ちこの時もあったので、ちこは”脱退”という言い方にしましたし、今回は”活動終了”が一番しっくり来るかなと考えたんです。「notallとしての活動を、3人が終えますよ」という言い方が一番適切なのかなと思って、そのような言葉を選びましたね。
ーーなるほど。では改めて活動終了を決めた理由やきっかけを教えて頂けますか?
佐藤:私は、コロナ禍前からnotallを離れることを考えていて、本当は2021年・・・(ここで田崎がため息をつく)、ちょっと待って、LINEのことが頭から離れてない人がいる(笑)。私としては、2021年には辞めようと思っていたんです。2020年の3月くらいから、スタッフさんとは相談はしていて。2021年の2月に29歳になるのを機に20代の最後の一年は、違う道で頑張ってみたいと伝えました。ただその相談以降、新型コロナウイルスがかなり流行ってしまって、タイミングがなくなって、今という感じになりましたね。notallとしての活動を続けていくことも良いんですけど、自分の30代を考えた時に、毎週のようにライブをするという生活よりも、違うことに挑戦したいと思ったのが、きっかけの一つですね。
ーー確かに30歳は、節目ではありますもんね。
佐藤:そうですね。notallを続けたことによってできた繋がりもあるし、notallで居たいという気持ちももちろんあるので、個々で活動しつつ、必要な時にだけ集まるという方法も考えたのですが・・・。ただ、やっぱりバランスを考えた時に、新しく入ってくれた3人は年齢的にも若いし、そのような活動をしていくにはまだ早いと思ったんですよね。みんなはまだアイドルをガッツリやってた方が良いのかなって思いましたね・・・。全然、話まとまらなくてすみません・・・。
ーー全然良いですよ(笑)。いつもラフにお話しているじゃないですか(笑)。
一同:(笑)。
佐藤:あははは(笑)。だから、一生続けるか、今辞めるかだったんです! 私の中では。今辞めないんだったら、本当に・・・50、60、80・・・喜んでみたいな?(笑)その二択になった時に、今を選びましたね。ただせっかくずっとライブしてきて、お客さんの前に立つことが一番の活動だったのに、ライブをやらずして活動を終えてしまうことは本当に嫌だったので、卒業のタイミングは様子を見ていましたね。
ーー辞めたい気持ちが前に来ていた訳ではないから、コロナが流行っている間は、様子を見ていたのですね。
佐藤:そう。今すぐ辞めたいとか、時間がないから、という感じではないので、全く急いでいた訳じゃないですね。一番良いタイミングが良いなと思っていました。
片瀬:私もいつかは辞めるのかな、と漠然と思うことはあったんですけど、私としては、一生notallでいることもありだと考えてたんです。私は、ずっと夢がSMAPになりたいということだったので。
ーーあぁ〜言ってましたね。多分、一番最初のインタビューで仰っていた気がします!
佐藤:確かに、言ってましたね!
ーーなんか、フラッシュバックしました(笑)。
片瀬:そうなんですよ。夢が「SMAPみたいになりたい」だったので、まだ夢を叶えられてないと思ったから、notallを続けることも考えていたんですけど、一年、二年前ほどから、二人が辞めるかもという話は聞いていたので、「私も人生考えなきゃな」と思うようになりました。そして本格的に二人が辞めるという話になって、「あ、そっか、遂に来たか」となりました。実は、私はずっと動向を決めきれなくて、発表する1ヶ月前ほど前に、辞めるという決断をしました。本当に残るのか、辞めるのか、一年くらい悩んでいましたね。仮に私だけnotallに残ったとして、年齢差もありますしね。私は、21歳からnotallのオリジナルメンバーとして活動し始め、29歳まで続けてきました。つまり、20代のほぼ全てをnotallに捧げてきた訳です。だから、ここからが新しいスタート。30代に向けてもそうですし、きっと新しくできることが何かあるなと思ったんです。もちろん、寂しいは寂しいんですけど、新しい挑戦をしたい気持ちもあります。今はまだこの先のことは考えきれてないんですけど、お芝居も好きですし、歌も好きですし、ダンスも好きなので、何か新しい形のことができたら良いと思っています。最終的には、前向きな決断として活動終了を決めました。
ーーそうだったんですね。片瀬さん自身もアイドルがお好きで、自他共に認める、「天職:アイドル」だと思うんです。だからこそ、決断にはかなり勇気がいることだったと思います。
片瀬:めちゃめちゃ勇気が要りましたね。すっごい泣いてたんですよ。毎回ご飯いく度に泣くくらいです。
佐藤:ね。ガストでね。
片瀬:そうだね。ガストでも泣くし、3人でご飯行ったら泣く・・・みたいな。将来のことを考える度に、「辞めるのか・・・? どうしよう」と思ってしまい、悩みと不安ですぐに泣いてしまっていたんです。私、アイドルが一番向いてる職業だと思っていて。昔からお芝居が好きと言ってはいましたが、女優さんが天職だとは思っていないですし、天職でいえば、アイドルだと思っているので。そうですね〜、うーん。これからはアイドルではないですけど、自分らしく活動できる方法や場所を見つけたい気持ちです。
佐藤:「一旦、辞める方向で話を進めようよ」って提案しました。やっぱりなかなか決められないから。「辞める」という選択をしてスケジュールを組んでから、やっぱり「辞めない」というのはなんとか間に合いそうじゃないですか。逆に「辞めない・残る」という前提で準備しながら、「やっぱり辞めるよ」となると、バタバタしてしまうので色々な側面を考えて得策じゃないなって思ったんです。だから、一旦「辞める」という大きな変化の方向で決断してもらって、3人で一緒に辞めるという話を進めていき、遂に発表の日を迎え、年も明けて、今に至るという流れですね。さすがにもう3/12まで、覆らないだろうと思いますが・・・。
片瀬:やっぱり残るというのは、もうないですね。
ーーなるほど。後悔はあるかもしれないけど、発表したことで、覚悟もできますからね。それに、その後の未来は分からないですから。
片瀬:そうなんです。
佐藤:もしかしたら戻ってくるかもしれないからね。
片瀬:あぁ〜。あるかもしれない。しばらくしてからやっぱ戻ります、みたいな。
ーーでもそれはそれで熱い展開ですよね。
佐藤:熱い展開(笑)。漫画みたいな(笑)。
ーーそうそう(笑)。ワンピースでいう、昔のキャラが出てくるみたいな(笑)。
佐藤:あいつ、生きてたのか!みたいな(笑)。
片瀬:エモいですね(笑)。
ーーエモいですね(笑)。ありがとうございます。田崎さんの活動休止はアカウントが乗っ取られたからですか?
田崎:・・・心、ここにあらずです。
一同:(笑)。
田崎:私、うまく笑えていますか?
一同:(爆笑)。
佐藤:キャッチコピーみたいな(笑)。いや、素敵な笑顔ですよ?(笑)
田崎:何しているんだろうと思って。でも過去には戻れないので。
ーーそうですね。すみません、ちゃんと聞きます。田崎さんの活動終了の理由やきっかけを教えて頂けますか?
田崎:実は私はちょこちょこ辞めたいと言うこともあったんです。
佐藤:結成の日から辞めたいって言ってましたね。
ーー結成の日からなんですね(笑)。
田崎:今までもそんな感じで言ってはいたんですけど、段々と活動をしていくうちに、楽しいと思ってきて、辞めたいというのは、無くなってきたんです。「楽しい、楽しい」ってなってきて・・・目にゴミが入っちゃった。
ーー(笑)。
田崎:でもふとした時に、辞めたいという感情はやっぱりあったんですよね。ただ、決めきれず、ずっと活動していたんですね。ただ、本当に辞めるという段階までにはなりきれず、決心するまでにはならなかったんです。
佐藤:だからちこちゃんが辞める時にも残ったんですよね。辞めることはなかったんです。
田崎:こんなに「辞めたい、辞めたい」と言っていたのに、やりたいという気持ちもちゃんとあるんですよね。でも、辞めたいという気持ちが勝った時があって、その時期が苦痛だったんです。そのように思いながら活動することは嫌だなと思って、だったら、今回ちょっと思い切って決断してみようかと思って。自分の年齢のことも考えて、何か新しい一歩を踏み出してみたいなと思っていたら、LINEを乗っ取られました(笑)。
一同:(笑)。
佐藤:新しいLINEでね。
田崎:いや、今踏み出さなきゃ良かった〜(悲)。
片瀬:気持ちも新たに。LINEも新たに。
田崎:うまいこと言わないで(笑)。結構傷付いているから。
片瀬:確かに、LINEはしんどいなぁ〜。
田崎:まぁLINEじゃなくて、そう思ったのがきっかけでしたね。でも本当に悩みましたし、ずっとずっと「これで良いのかな」状態が長すぎて。でもやっぱり決めようと思って、決断して、今に至ります。
ーーなるほど。ナイーブな話になってしまうかもしれないのですが、先ほど、「辞めよう」が勝った時とお話されていましたが、どのような時だったんですか?
田崎:なんというんですかね。”勝った”というよりも、「そっちで行こうよ」と自分に言い聞かせた。勝ったという訳ではないですね。そんなに悩んでいるんだったら、一度決断してみなさいみたいな感じですかね。
佐藤:それは辞める方に?
田崎:はい。
佐藤:続ける方に気持ちは傾かなかったの?
田崎:多分、続けてたら同じ気持ちになっちゃうかなと思っちゃったんだよね。
佐藤:あぁ〜。今まで続けながらも「辞めたいな」があったからかな。
田崎:でもね、いつもふとした時言っていた「辞めたい」は本当に些細なことだったんだよね。例えば、足の指を怪我しちゃったとか。
片瀬:おまじないみたいな感じだったんだよね(笑)。「辞めたい」が(笑)。
佐藤:なるほどね。
田崎:以前までは、傷付いちゃった時に、「辞めたい、辞めたい」くらいの「辞めたい」だったんです。だけど、私も人生を考えた時に、ここで活動を終了すべきだなと思いました。ただ「(ノリノリで)辞めたいです!」みたいな感じではないです。だから、「なんで辞めるの?」と言われるとちょっと困っちゃうというのが本音ではありますね。
佐藤:分かる! 私も「なんで辞めるの?」と言われても、決定的に嫌なことがあった訳ではないので。
片瀬:私もないんですよ! 二人が辞めるから、辞めるみたいな感じで(二人の手を繋ぐ)。
佐藤:あなたは本当にそんな感じ。
田崎:思い返せば、遥(佐藤)と話してて、たまたま一緒の時期になった気がします。
佐藤:そう、同じ時期。辞めることが後ろ向きじゃなくて、前向きになったからかもしれない。それまでは、ちょっとのことで落ち込んで、「やだな〜」とか「辞めようかな」だったのが、挑戦する意味を込めた「辞めようかな」となった時期が一緒だったんです。それと、色々な要因が重なって・・・というところですね。
ーー3人で話をした結果、ちょうどタイミングがうまく重なった訳ですね。
佐藤:(田崎と)最初、もう終わりにしようかと話をしていて、色んな人に相談してから、(片瀬に)「どうしますか?」と聞いたんですよね。もちろん、残りたいという気持ちもわかっていたし。だから、残るパターンも本気で考えてたよね。
片瀬:そうだね。私だけ残って、どうするかというところまで考えましたね。両パターンを運営さんと話したり、考えたりしたんですけど。
佐藤:最初、片瀬が残る側のことを考えた時、やっぱりグループ自体を新たにしちゃった方が、ここから作っていきやすいかもしれないと思ったんです。
ーー確かに。その難しさはありますよね。グループのバランスですからね。
佐藤:そうですね。辞めなかったら、きっと「成美先生!」となっちゃうかもしれないですし。
片瀬:ふふっ(笑)。一人だけオリメンになっちゃう。
佐藤:それはそれでやっぱり気を遣うだろうし。
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