12月9日にマジカル・パンチラインが渋谷O-WESTにて2ndワンマンライブ「DANCE DANCE ROMANCE」を行った。その様子を今回はレポートしていく。

ピアノのイントロから始まるミステリアスな雰囲気のSEが流れると、モニターにはメンバーの名前が映し出され、一人ずつ登場した。

早速1曲目「Magiかよ!?BiliBili ☆パンチライン」を披露した。激しいイントロのダンスから流動的なダンスを披露した。転調が多く聴き応えのあるミュージックに合わせ、ラップなど様々なパフォーマンスを披露した。グループ名の「マジカル・パンチライン」をパワーワードとして用いるのも印象的だ。当楽曲披露中のアウトロで突然音が止まってしまうハプニングが発生したが、佐藤麗奈はハプニングに慌てることもなく、アウトロを口ずさみ、5人で最後までパフォーマンスを続けた。その冷静な対応にファンは心底感心していたようだった。1曲目からクラップが飛び交い、会場の盛り上がりにエンジンがかかってきた。

続いて2曲目の「Happy New Kitchen」を披露。キュートなダンスが特徴であり、ポップな楽曲に非常にマッチしていた。可愛いだけでなく、歌詞に合わせたラインが美しいダンスも注目ポイントである。特に歌詞にある「美味しくなるおまじない!」では魔法をかけるフリがあり、そのキュートさにドキドキとさせられた。転調やリズム変更などを行うバリエーション豊かな楽曲と連携の取れた美しいダンスはマジカル・パンチラインのパフォーマンスの最大な魅力だ。

3曲目に披露したのは「108 煩悩 BOMB」。ミラーボールが点灯したイントロで会場の雰囲気は一気にディスコのような雰囲気になり、マジカル・パンチラインの世界観に染まった。ラップから始まるリズミカルな当楽曲に合わせてリズミカルで軽快なダンスを披露。2人1組でのダンスの掛け合いを行う点も見ていて非常に面白さがあった。

3曲を披露した後、MCへと移った。一人ずつの自己紹介と当ワンマンライブにかける意気込みを話した。メンバー全員が「今日のワンマンライブを最高の思い出にしましょう!」とコメントし、再び楽曲の披露へと移った。

Jazzっぽさが溢れる楽曲と乙女っぽさが溢れるガーリーなダンスと楽しそうな表情がとての印象的だった「マジック☆ガール」、レッスン1、2・・・とストーリー仕立てで構成され、ラッパのメロディーに合わせてラッパを吹く真似をするフリ等、歌詞を忠実に再現したダンスが特徴的な「小悪魔 Lesson 1・2・3♪」、5人の高い歌唱力が存分に活かされたメロディーと、5人の楽しそうな表情が印象的だった「Prologueは摩訶不思議」「Prologueは摩訶不思議」、体全体を使いながらリズムが強い当楽曲をリズミカルに歌い上げた「パレードは続く」と披露した。キュートでポップなナンバーを連続で披露。大きなコールとクラップでファンは応え、会場に熱が帯びていた。

4曲を披露した後、再度MCへと移った。今回のMCでは新グッズの発売の告知を行い、会場には大きな歓声が飛んだ。生写真に関して中国でライブの様子の写真が販売される。グッズも是非とも注目したいところだ。

当MCが終了後、小山リーナと清水ひまわりのみのステージとなり、いきものががりの「気まぐれロマンティック」を披露した。2人の綺麗な歌声が会場に響き渡り、観客はクラップで応えた。2人のコンビ『ひまわリーナ』はブルーレイを発売するなど、マジカル・パンチラインの中でもコンビを組むことが多いが、なかなかライブでデュエットすることがなく、その新鮮さにファンも歓喜したことだろう。2人も話していたが、メンバーカラーのサイリウム(緑・黄色)が会場全体を輝かせていたことは非常に印象深かった。その後、浅野杏奈、佐藤麗奈、沖口優奈の3人にバトンタッチし、Paletの「ダイスキっ!!~恋のSeason~」を披露。爽やかな疾走感溢れる当楽曲を見事にパフォーマンスで表現していた。途中、ファン同士が肩を組み、ヘドバンをすることで盛り上がりをさらに助長した。

ユニットとして交互に披露した後、5人が再集合し、「2年F組 Fit’s組」についてコメントをした。「2年F組 Fit’s組」とは彼女たちが出演しているロッテのチューインガム『Fit’s』の
CMで組まれているグループだ。今回はそのCMで起用されている「LOVE&JOY」、「誇り」、「走れ!」を披露し会場を沸かせた。楽しそうに歌うメンバーの無邪気な姿に引き込まれ、観客も純粋にパフォーマンスを楽しむことができただろう。

カバーコーナーが終了すると、メンバーが一旦退場。モニターには最新シングル「DEUS EX MACHINA」の製作のドキュメンタリー映像のダイジェストが流れた。当楽曲は『AI-CD β』というCMのクリエイティブディレクションを行なう人工知能を使用している。ミュージックビデオを先行で製作し、その後で楽曲を製作するという前代未聞のプロジェクトだった。新しい試みにメンバーは苦労したが、その力作には注目が集まる。以下のリンクではその様子のyoutubeリンクがあるので、是非ともご覧頂きたい。

マジカル・パンチライン:異なる4曲すべてが同じミュージックビデオ!? 人工知能のディレクションによるクアトロA面シングル「DEUS EX MACHINA」全曲MV公開!

セーラー服にアレンジを加えた衣装を身に纏い、再びメンバーが登場。「DEUS EX MACHINA」の中から「私が私を燃やす理由」を披露した。クールな楽曲にクールな表情。ターンなど激しくかっこいいダンス。今まで披露した楽曲と違ったテイストを見事に表現していた。ここからはクールなナンバーが並んだ。ガーリーな楽曲からクールな楽曲まで様々なパフォーマンスを見せることができるのはマジパンの強みだ。

「万里一空 Rising Fire!」では静かな出だしから壮大なサウンドへと変化し、それに合わせて力強いパフォーマンスを披露した。特に間奏での激しいダンスは圧巻だった。「那由多不可思議ソウルライブツイスター」では力強い拳を突き上げるフリがあり、オーディエンスもそのフリを一緒に行って、一体感、盛り上がりは最高潮となった。「ミミガミ・ラビリンス」でも盛り上がりを落とさず、満足度の高い本編は最後の一曲となった。「マジカルジャーニー」では笑顔でノリノリで踊る様子に、メンバーは心から楽しんでいるように見えた。最後に明るい楽曲を選曲し、盛り上がりの余韻を残しつつ本編は終了した。

すぐさまアンコールがされ、衣装替えしたメンバーが登場。メンバーが着ていたスウェットは新グッズであり、アパレルブランドとコラボしていることもあり、非常にクールな出来となっている。合わせてご確認頂きたい。

マイクスタンドが用意され、アンコール一曲目は「手のひらがえし」が披露された。激しいギターサウンドのイントロから力強い歌唱を魅せた。次曲に「Never Ending Punchiline」を披露。5人の連携の取れた美しいダンスで会場を再度魅了した。特に間奏での白鳥の舞のような美しいダンスは圧巻だった。そして当公演で披露する最後の楽曲は「謎から謎めくMystery」だった。ファン同士が肩に手を置いて左右に移動する、マジパン内で言われている”列車”により会場の一体感、盛り上がりは再びMAXとなった。盛り上がりの余韻を残しつつライブパフォーマンスは惜しまれながら終了した。

最後にメンバーから今回のワンマンライブを終えて一人ずつコメントを残した。感極まり、涙を流しながらメンバーは当公演の感謝とこれからの抱負をコメントした。「マジカル・パンチラインでアイドルのトップを目指します!」と最後にメッセージを残し、非常に満足度の高いマジカル・パンチライン2ndワンマンライブ「DANCE DANCE ROMANCE」は幕を閉じた。

マジカル・パンチラインは2016年2月に結成され、まだ年数は経っていないが、そのポテンシャルの高さには驚嘆させられる。パフォーマンスのバリエーションの多さや楽曲の特異性はまさに”魔法”にかけられたように陶酔させられる。今後のマジパンの成長に大きな期待が持てる。是非とも今後の「マジカル・パンチライン」の動向を見守って頂きたい。

(文:セカイベ編集部 石山 喜将 / 写真:オフィシャル提供)

【フォトギャラリー(全32枚)】