notall:【ライブレポート】全国ツアー 今一番遊べるアイドル ~CD売らなくてごめんなツアーい~THE FINAL『not all、限界などない!ツアーファイナルで見せたnotallの渾身のステージ、そして感動の4人での最後のステージ』

notall:【ライブレポート】全国ツアー 今一番遊べるアイドル ~CD売らなくてごめんなツアーい~THE FINAL『not all、限界などない!ツアーファイナルで見せたnotallの渾身のステージ、そして感動の4人での最後のステージ』

ソーシャルアイドルのnotallは『VILLAGE VANGUARD presents notall全国ツアー 〜今一番遊べるアイドル 〜CD売らなくてごめんなツアーい〜』というタイトルで昨年11月から全国を回った。4ヶ月間、様々な地域を訪れ、notallという名前を更に広めて行った。それだけでなく、notallはCDを売るのを辞め、お菓子を販売。そこについてくるおまけが楽曲という、アイドル業界でも稀に見るプロモーションを行なってきた。そして3/21、その全国ツアーはファイナルを迎えた。2月に発表された通り、notallのメンバー渡邊ちこはこのツアーファイナルを持ってnotallを脱退。4人体制としては最後のステージとなった。本編はnotallらしい、素晴らしいパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げ、アンコールでは渡邊ちこの新しい門出を精一杯祝した。何度も目頭が熱くなるような瞬間は忘れることができない。そしてこのライブでは新しいステップとして、前代未聞であり驚愕のnotall100人体制を目指すという『notall100』と発表した。”革命”を起こすというnotallの新しい取り組みにも今後注目していきたい。
今回はそんな今までのnotallから新しいnotallへと生まれ変わった、節目となる全国ツアーファイナルの様子をレポートしていく。

notallの全国ツアーファイナルは品川インターシティホールで開催され、開演前から多くの人が集まっていた。この日、東京では、桜の開花宣言がされ、現体制最後の餞をしているようだった。そして開演前から、この最後を見守ろうと、観客みんなが緊張と期待に入り混じった感情になっていた。

メンバー登場の前に、ムービーが流れた。まずは、アニメーションの紙飛行機でメンバーが全国ツアーの軌跡を辿っていく。その後、メンバーの写真、名前が表示され、ツアーファイナルのテロップが出て、このライブがスタートした。

そしてnotallお馴染みのSEが流れ、スタートから観客は大きくコールしていった。メンバーは普段、一人一人で煽りながら登場するが、この日は4人が一気に登場した。そしてツアーファイナルは幕を明けた。

1曲目はメッセージ性の高い楽曲「その先へ」。ハモりや力強い4人の歌声が会場に響き渡った。そしてサビでは拳を振って、観客も同様に振っていく。また躍動的なダンスと、手を合わせるなどnotallのチームワークの良さを披露していった。

2曲目はキラキラとしたラブリーな楽曲「君にDA-DA-DAN」。田崎と佐藤、渡邊と片瀬が2人1組でハートを作るなど、ラブリーな世界観にラブリーなダンスを魅せていく。サビでは手を伸ばし、観客もクラップやフリコピを行なって盛り上がりを高めていった。4人はこの楽曲中、終始楽しそうだった。観客もその様子は同様だった。このツアーファイナルを全力で楽しみ、4人で完走するという意気込みが感じられた。

3曲目は「マジ」。アレンジを加えたり、ファンの様子を見つつパフォーマンスしたりする姿は、ライブに絶対的に自信を持っているnotallらしさが全開だった。ファンも体を揺らし、手を叩き、楽しんでいる様子が全面的に見られた。

3曲を連続で披露すると、MCとなった。挨拶とツアーとファイナルに来てくれたことに対して感謝の意を述べた。自己紹介ではかなりの歓声が上がり、大盛り上がりの様子を見せていた。

そして再度楽曲へと戻った。ここからはCDを売るのを辞めて以来、VILLAGE VANGUARDから発売された、メンバー自身がプロデュースしたお菓子に付属されている楽曲を披露していった。

楽曲の披露の前にメンバープロデュースしたお菓子に合わせたテーマで企画に挑戦するムービーが流れた。

まずは片瀬成美がプロデュースした『一番アイドルの味がするチョコレート』に合わせて、一番アイドルの味がするのはどれか?を検証、という名の激辛チョコを食べさせるドッキリだった。片瀬は一口食べると「辛い!」悶絶。その辛さは驚くべきものだったらしい。

そしてVILLAGE VANGUARDコラボ楽曲第一弾、「白黒つけてよ恋の天下一舞踏会〜あーだこーだ言われてもそーだそーだというのがパンダ〜」を披露した。この楽曲の振り付けは片瀬が行なっている。アイドル好きの片瀬だけに、この曲でのダンスはアイドルファンが大好きな、非常に盛り上がる楽曲である。この日も非常に高い盛り上がりを見せた。また、この楽曲では小学生くらいの可愛いダンサー達がバックダンサーを務めた。ステージを駆け回り、非常にメンバー、観客も非常に楽しげな様子が見られた。

次は第二弾の佐藤プロデュースの商品『一番ナメられないアメ』がフューチャーされた。企画は牛乳を口に含み、笑いに耐える『根性試し』というもの。しかしnotallのギャグメーカー(??)、田崎のギャグで牛乳を飲んでしまい、終了してしまった。

そしてこの商品の付属曲「the Present」。佐藤自身が気持ちを込めて作詞した当楽曲は、notall MUSIC AWARDでも一位に輝いた人気曲。高いメッセージ性をメンバーは気持ちを込めて歌い上げてく。観客をそんな美しいパフォーマンスを引き立てるようにクラップしながら見守っていった。端麗な歌声、ダンスをnotallは魅せ、会場を熱くさせていった。

次は渡邊がプロデュースした商品『一番ご飯に合うグミ〜焼肉風味〜』をムービーで紹介した。その企画は一番ご飯に合うグミは本当にご飯に合うかどうか。梅風味のグミもご飯に合うと渡邊は話していたが、やっぱり渡邊が考案した『一番ご飯に合うグミ〜焼肉風味〜』が一番合うと思ったそう。ホルモンみたいと話していた。

そしてライブの6曲目になる「AM6:30」を披露した。メロコア調の楽曲合わせてメンバーはアクティブにダンスしていった。胸に手を当て、ジャンプするフリが特徴的で、このダンスを観客も真似していた。サビではファンも大きく声を出して歌えるポイントがあり、観客の大きな歌声が会場に響き渡っていた。メンバー、ファンはリズムを刻んで、会場は一つになっていった。

最後のムービーは田崎のプロデュース商品『一番笑えるラスクスクスクスクス・・・」。企画は『一番笑えるラスク選手権』だった。田崎以外の3人がお題を出し、田崎が即興でダジャレを言う企画である。しかし、与えられたテーマに対して、全くダジャレになっておらず、最終的には「中止だ!中止!」メンバーが去ってしまい、終了してしまった。

そして7曲目は「蛍火」。非常にエモーショナルなナンバーをメンバーは気持ちを込めて歌い上げていった。楽曲披露の前に会場のスクリーンには、この楽曲中スマホのライトを点灯して欲しいとのお願いがあり、観客は全員それを行なっていた。このメッセージ性のある、エモいナンバーが、このライトの点灯によって更に引き立てられていた。その風景は素晴らしく、圧巻だった。

この後のMCでもその綺麗な風景だったとメンバーは感動していた。ちなみにこのスマホライトの点灯の案は渡邊が考えたそう。ソーシャアイドルらしくスマホを使うこと、そして「蛍火」というタイトル通り、少しでも蛍に見えたらいいなと思い考案した。

ここで、プレゼントコーナーに突入し、全国ツアーで全面的に協力してもらったVILLAGE VANGUARDの店員を呼ぶことになった。メンバーはステージを後にし、VILLAGE VANGUARDの店員にステージを任せることになった。
VILLAGE VANGUARD店員によるプレンゼント抽選大会となった。VILLAGE VANGUARDの店員がくじで番号を引き、選ばれた人にはメンバー着用モデルのエプロンや先ほど紹介したコラボ商品がプレゼントされることになった。選ばれたのは1人の女性。特技はHIP-HOPダンスということで、ステージ上でダンスを披露してもらうことになった。音楽が流れ、女性がキレキレのダンスを踊る。するとVILLAGE VANGUARDの店員も踊り始め、結局ステージ上の全員が踊り始めてしまった・・・。

・・・・そうこれは事前に企画されていた”フラッシュモブ”で、店員もVILLAGE VANGUARDの店員ではなく、プロのバックダンサーを仕込んでいたのであった。そのバックダンサーの中にワロップ放送局の後輩グループにあたる「DiBLack」のメンバーも参加していた。

そんな勢いのまま、notallのメンバーも登場しnotallの楽曲へ繋がっていった。「ボクのカケラ」の序盤を歌うと、楽曲はMIXされ、「フィルター」へ。「フィルター」を披露していくと三度楽曲は変更。「UNU」となった。そう、notallでは珍しい、メドレーを披露したのである。フラッシュモブを含めたこの演出に会場は熱狂した。実はnotallはステージから去った際、早着替えを行い、青色のクールな新衣装となっていた。この衣装、青森中央文化専門学校との産学連携プロジェクトで、ツアーファイナル用に制作してもらった衣装とのことだった。これまでにも様々な企業や学校とコラボを実施してきた、まさに“みんなでつくる”notallらしい取り組みだ。衣装のお気に入りポイントについて、「スカートが可愛い」や「フリルが可愛い」と話していた。

MCを終え、ライブは後半戦へ突入。
9曲目はnotallが非常に大事にしている、心に響く楽曲「蝉時雨」を披露した。綺麗なメロディーに乗せたメッセージ性の高いこの楽曲を、歌唱、ダンスを通して美しく魅せていった。感情を込めて力強く、全員の心に響くように歌い上げた。そんな心に刺さるような表現力の高いパフォーマンスもできるのは、notallの強みの一つだろう。

10曲目はパワフルなパフォーマンスが特徴のキラーチューン「肉Deナイト☆センセーション」を披露した。前述の通り、パワフルなパフォーマンスはもちろんこと、この曲での盛り上がりも圧巻だった。本来渡邊の歌唱パートである”神戸牛”と歌うところでは1人1人歌い、最後に渡邊がパワフルな歌唱を魅せ、会場を更に熱くさせていった。後半戦でも熱量は落ちることはない。

その後のMCでは盛り上がりの更なる高みを目指すため、メンバーがコールアンドレスポンスを行なった。

ライブも終盤になった。
11曲目はライブでの定番曲「#ハッシュタグはつけられない」。メンバーは変わらず、躍動的なダンスを魅せていき、そして観客は大きく声を出していった。そしてこの楽曲の特徴とも言えるコールアンドレスポンスならぬ、”ポーズアンドレスポンス”では、ジャンプしたり、クラップしたり、手を上げてたりと観客が真似をし、一体感を高めていた。最後の最後までメンバー、観客共にジャンプして熱狂した様子が見られた。

12曲目、熱狂の渦へ巻き込むナンバー「ウサギツンデレラ」では拳を上げ、パワフルにパフォーマンスをしていく。サビ前では観客がヘドバンをするところがあるのだが、この日、観客同士が肩を組み、観客席で輪を作り、ヘドバンをしていった。この輪は楽曲が進むごとにどんどん大きくなっていき、notallファンの団結力が見られた。そしてメンバーもその団結を更に強めるように煽り、パワフルに楽曲を魅せていった。大熱狂の渦がそこにあった。

13曲目は「my baby,my lover」。ラブリーな楽曲に対して、キュートをダンスを披露していく。観客から熱量そのままに大きなクラップ、コールがされ、ボルテージはMAXだ。

14曲目の「JUST NOW★」ではメンバー、観客も大きくジャンプをしていく。終盤でも盛り上がりは落ちることはない。

本編は全国ツアーへの感謝を述べるように”ありがとう”としっとり歌っていく「Thanks a million〜ありがとう〜」を披露し、幕を閉じた。

すぐさまアンコールされると、数分後にムービーが流れた。それは今までのnotallの歴史を振り返るムービーだ。オーディションの時やデビューした時の4人の映像、周年記念のライブ映像などが流れた。名前すらなかったグループ、そしてアイドルの経験すらなかった4人が出会った奇跡、そしてここまで歩いて来た軌跡を全員で振り返っていった。そしてこのムービーでは渡邊ちこという存在、そして彼女が持つ情熱があったと流れた。渡邊は音声で「夢って叶わないと思っていた。だけどファンの皆さんを前にしてステージに立つと、夢は本当に叶うんじゃないかと思えるようになってきた」、「見つけてくれたことに感謝を伝えたい」と話した。最後に渡邊の音声からは「有難う以上の言葉が見つからない。だからステージを通して感謝を伝えたい」と話した。このムービーの最後はテロップが表示され、「夢は諦めるものじゃない。1人で叶えられなくても、みんなとなら叶えられるものだから」と締め、ムービーは終了した。

そう。渡邊ちこは歌って踊ることが好きだったが、アイドルになる前まではその活動はできてなかった。しかし縁があって、notallというアイドルになり、歌って踊るという夢をまず叶えた。そして更に切磋琢磨し、一つ一つ夢を叶えてきた。現実として、渡邊が叶えたかった、Zepp TOKYOでのライブも実現できた。そしてこの日まで歌って踊って、アイドルとして全うしてきた。それは偶然ではなく、必然。ここまで続けてこれたのも、この4人だったから。この4人だからこそ、渡邊の持つ情熱を存分に注ぐことができたに違いない。「notallはこの4人以外考えられない」。それまで渡邊がずっと言ってきた言葉だ。それくらい4人の絆は強く、渡邊も情熱と愛情を注ぐことができた。前述の通り、この4人だからこそ、渡邊は諦めず、夢をどんどん叶えていけたのだろう。

そしてメンバーが再登場すると、アンコールでは、そんな気持ちを代弁するように「Don’t Give Up」を披露した。気持ちを前面に出し、メンバーは力強く歌い上げていく。観客はオレンジ色のサイリウムを点灯させ、会場全体がオレンジ色になっていた。会場にいた全員の気持ちは一つで、今までのnotallのそれぞれの思い出を噛み締めているようだった。

そしてMCとなり、アンコールの感謝を述べた後、佐藤、片瀬、田崎の3人が渡邊への思いを吐露した。

片瀬成美「notallは4年9ヶ月になるんですけど、側から見たら順風満帆だと思うんですね。フランスに行ったり、Zeppでワンマンライブができたりとか。でも決して全てが順風満帆ではなく、お客さんが増えない時期もあったし、全然うまくいかなくて、みんなで立ち止まったことも沢山あったんですけど、こうやって時間を作ってくれて、今日、このツアーファイナルに集まってくれたのは本当にすごいことだなと思っていて、一人一人に支えられています。ありがとうございます。
(渡邊に向けて)ちこちゃん、ちこちゃんがいなくなると困ることが沢山あって、遠征に行ったら洗濯誰がやるんだろうとか心配なんですけど・・・それは嘘だとして、ちこちゃんは情熱的で、いつもみんなのことをすごく見ていてくれていて、いつも褒めてくれて、私が自身ない時とかもちこちゃんは褒めてくれるから、頑張ろうと思えたことが沢山ありました。最近、歌がうまくなったね、って褒めてくれて。ちこちゃんのお母さんも褒めてくれて、家族でなんていい人何だろうって思っています。本当に優しくて、人情があって、人間として尊敬できる所が沢山あります。多分、学校で同じクラスだったら仲良しにならかったと思うんですけど、こうやってnotallで一緒になれたから、友達になれて、すごく良かったなって思います。多分notallがなかったら知り合ってなかっただろうし、性格もnotallの中で真逆だから、不仲説と言われたこともあったけど、本当にそんなことないんだよね。すごく語ってくれたりして、辞めると聞いた時も薄々気づいていたけど、もうすぐ5周年だったから・・・。4人で5年間過ごしたかったし、辞めて欲しくなかったけど・・・ちこちゃんは前を向いてこの決断をしたから。notallは3人になるけど、これからもちこちゃんの夢を背負ってnotallの未来を築いていきたいと思います。おばあちゃんになってもnotallを思い出して、あんなことあったなとか思い出して、一緒にご飯を食べれる仲になれたらいいなと思います。これからのちこちゃんの幸せを願っています。ちこちゃん推しの皆さんは、会えなくなる人もいるかもしれないけど、どこかでnotallを見ていて下さい。私たち3人でnotallを築き上げていきます。」

田崎礼奈「今日は来てくれてありがとうございます。こんなに来てくれる人がいて嬉しいなと思います。この(MCの)時間のこと考えてなくて、考えたらちこちゃんが居なくなっちゃうんだと思うと、何も言いたくないんですけど・・・今でも本当に辞めないで欲しいなって思っているし・・・辞めないで欲しいです。辞めないで下さい。辞めないって言ってください。もう本当に実感がなくて。ちこちゃんが居なくなるのが。今まで当たり前のように居たのが当たり前じゃなかったんだなと思って・・・。色々あったけど、沢山ありがとう。最初の頃とか注意とかしてくれた時に『なんでこんな言い方するんだろう』とか何度か思ったことはありました。でも今となっては、そうやって言ってくれることのありがたさが分かります。辞めないで下さい。でも辞めるんですよね・・・。辞めないで〜。(この後泣きながら、『辞めなで』と何回も言う)でもおめでとうございます。」

佐藤遥「今日は来てくださりありがとうございます。色んな思いがあったと思うんですけど、生で一緒にこの瞬間を過ごしてくれてありがとうございます。ちこはすごい目が大きくて、私、目が大きいねって人生で結構言われてきたんだけど、ちこちゃんの目が大きいから、目が大きいなと思いました。notallに関わってくれた人、沢山いると思うんですけど、それでも多分、遠征のホテル先が一緒だったりとか新幹線も飛行機もタクシーも一緒に乗ったの一番多くて、とにかくnotallとして、ちこと一緒に過ごした時間は遥が一番長いなって思っています。年も同じだし、色んな話もしたし、お互いよく気づく方だから、ちこがきっと悩んでいるんだろうなというのも去年の早い段階から気づいていて。でもそれを口に出して確かめるのが、すごく怖かったから、何も聞いてあげられなかったし、支えてあげられなかったなってちょっと後悔しています。でも去年ノタフェスをやった時に、最後にちこちゃんが『ノタフェス2019もやります!』って言ってくれて。Zeppとか色んなことを言葉にして叶えてきたから、『ノタフェスも一緒に過ごせるんだな、夏までは一緒にいるかな』って思ったのに・・・辞めないで下さい。ノタフェスも一緒にやってください。でも一緒に過ごしてきたら、辞めるという気持ちも分かるし、それをしっかり形にしたちこは、”やっぱりちこだな”と思っています。そういうところも大好きです。皆さんはnotallは4人のまま、大丈夫だろうと思ってたと思うんですけど、こういうことになってみんなにすごく悲しい思いをさせたと思います。でもこのことがあったから、notallの曲がすごく胸に響くなって思う時があります。notallは笑っているところをいっぱい見せてきたグループだから、こうやって悲しみを一つ、みんなと共有して、また絶対強いnotallになるなと私は確信しています。ちこちゃんはそんなこれからをファンの代表として、一番notallを気にして、応援してくれると嬉しいです。ありがとう。」

3人はそれぞれの渡邊への思いを口にし、その言葉には涙を涙を流さざるをえなかった。それはメンバーもファンも。

そして渡邊が皆さんに向けて言葉を残した。

渡邊ちこ「2019年3月21日、品川インターシティホールに来てくれて本当にありがとうございます。notallとして活動してきた4年9ヶ月は本当にあっという間で、代々木公園でデビューをして、全国ツアー、海外遠征、フランスのJAPAN EXPOへの出演、Zepp TOKYOでのワンマンライブ、本当に色んな場所に行って、色んな人と出会って、色んな経験をしてきました。ステージから見えていた景色って私だけじゃなくて、いつでもどんな時でもはーちゃんとなーちゃんとたさきょと、ずっと4人で見てきたんだなって、今日ここインターシティホールのステージに立って、改めて思いました。私は小さい頃から歌とダンスが好きで、アイドルになりたくて、アイドルになって。本当に小さい夢、大きい夢を叶えてきました。この4年9ヶ月、ずっと同じメンバーで、過ごせて、活動できたのは、ファンの皆さんのおかげ、そしてメンバーのおかげだと思います。たさきょが言ってたけど、最初の頃すごいトゲトゲしていて、ひどい言い方をして、すごいツンツンしていたんですけど、この3人には言うの違うなと思って、一人一人の個性を認めてあげて、尊重してこそのグループだなということを学びました。アイドルとして、活動してなかったら、私は今、どんな27歳になっていたのかなって想像すると、多分20歳くらいから何も変わらない、本当に世間知らずな子になっていたと思います。悔しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、本当に私がnotallで沢山学んできました。この約5年間で一番学んだことは夢は1人で叶えるものじゃなくて、みんなで叶える物なんだなっていうことを学びました。どんな時もファンの人がきてくれて、今、映像を流してくれている照明さんがいて、音楽を流してくれるPAさんがいて、カメラマンさんとかいて、本当に沢山の方々に支えられて生きていることをこの5年間ですごくすごく学びました。このnotallとして過ごした5年間を宝物にして、今日来てくれた皆様、そしてnotallを応援してくれる皆様、そしてちょっと変わり者の渡邊ちこ推しの皆様、本当に本当に出会えて良かったです。このnotallの活動を宝物にして、私はみんなに恥じないような人生を歩んでいきたいと思います。今日は終わりじゃなくて、notallの新しい始まりの一歩だと思うし、私も第二の人生の新しい一歩だと思います。本当にこんな大好きなメンバーに送り出されて、幸せ者すぎるので、この幸せだなという気持ちを沢山の人に届けて、ちこといると笑顔になれるなとか、些細なことでも良いので、貢献していけるような、1人の人間として、生きていきたいと思っています。アイドルとファンという方で出会ったんですけど、私は1人の人として、沢山の人に出会えたなと思っています。みんなのこと一生忘れないし、私のことは心の奥底にしまって置いてくれたら嬉しいです。本当に今日は来てくれてありがとうございました。これからもnotallの応援をよろしくお願い致します。ありがとうございました。」

そしてその後、渡邊は、観客に向かって、「あなたもnotallです。みんながnotallだと思っています。」とコメントし、「n、o、t、a、l、l」と聞き、観客は「notall!」と返した。

次に披露された楽曲は「We are notall!!!!」。『この会場のみんなでnotallです!』と言わんばかりに、魂の篭ったようなパフォーマンスをしていった。この曲、メンバーそれぞれが自身を紹介していく部分があるが、渡邊へのメッセージを交えていった。そして観客も渡邊を気持ちよく送り出すべく、コールをし、サイリウム、手を振って、会場を盛り上げていった。会場の熱量は最高潮だった。最後の瞬間まで気持ちを込めて。

「We are notall!!!!」を披露すると、メンバーからサプライズでお花をプレゼントすることになった。約5年の思いを詰め込んだら、花束ではなく、スタンドフラワーになってしまったとのこと。それほど3人は渡邊へ強く思いを寄せていた。

そしてこのライブも本当に最後1曲になってしまった。最後はソーシャルアイドルらしく、SNSをテーマにした楽曲、「きらめけ☆tweet girl!!」を披露した。サビではメンバー、観客の会場全員がタオルを振って、ジャンプして、大きく声を出して、大熱狂の様子が見られた。この4人の最後の曲には目頭が熱くならざるをえず、グッと来てしまった。それはメンバーもそうで、泣かないと決めていた渡邊も泣いてしまっていた。本当にそれくらい心を動かされるパフォーマンス、会場の様子だった。

最後に会場からは『べちこ』コールが起こり、それに応えるように、渡邊は観客に手を振り、感謝を述べていった。ステージの去り際、「幸せでした」と一言残して、この日のライブ、そして渡邊のnotallとしての活動は終了した。この最後の言葉には感謝と幸福の気持ちが本当に詰まっており、忘れられない言葉となった。

notallには、頭が良くて機転が効いてリーダーとして統率を取りつつ、どこか人間味があって親しみやすい佐藤遥がいる。マイペースさとその高いアイドル性を発揮し、自分の世界を広げつつも、周りの空気をしっかり感じる片瀬成美がいる。ギャグや思いもつかない発想で、notallという存在を唯一無二にしつつも根には真面目さがある田崎礼奈がいる。そして・・・歌、ダンスと圧倒的なスキルを持ち、常に先頭に立って発言や新たなコンテンツを発信してきて、尚且つ決して自身の情熱や思いは周りに流されなかった強い思いを持った渡邊ちこがいた。

この4人だからこそ『notall』というグループはみんなにとって、特別な存在になっていた。この4人だからこそこの4年9ヶ月、notallは変わらず、活動してこれた。上を見て、夢を叶え続けてこれた。前述の通り、そんな4人が集まったことは奇跡みたいなものだが、紛れもない現実で、輝かしい時間だった。

ここからは3人と渡邊ちこは別々の道を歩むことになるが、notallの魂=not all(それが全てではない)はずっと持ち続けるだろう。限界などない。上を目指し、明るい未来を目指していく。notallはまた新たな夢を叶えていくために、活動を続けていく。そして渡邊ちこも自身の夢に向かって自分の人生を歩んでいくのだ。その活動を我々は全力で応援していくべきだ。それまでにnotallから”エール”をもらった人は沢山いるはずだから。

そして同じく4年9ヶ月、共に歩んできたプロデューサー・山本氏もnotallのInstagramにて思いを綴った。

渡邊には「笑いながら泣こうぜ」と話し、この日、その言葉通り、笑って泣いていたそう。
そして付け加えて、「『夢はみんなで叶えるもの』、その言葉通り、ちこの夢も背負いながら、notallは再び歩き出していきます。」

と綴っていた。

▼notallI公式Instagram

https://www.instagram.com/p/BvUGRlinCMI/

これには本当に涙が出た。最後の最後まで、notallファミリーは一つだった。そしてメンバー、山本氏の言葉通り、これからは渡邊の夢も背負いながら、notallは更に進んでいく。

ライブは、最後に発表があった。

・4/20に渋谷 WOMBにてワンマンライブを開催
・notall、100人体制を目指してメンバーを募集する「notall100」が始動。

後者の発表には観客は驚きを隠せなかった様子だったが、not all=それが全てじゃないというのがnotallのモットー。これからは革命と題し、また型にとらわれない活動をしていくことになるだろう。そんなnotallを変わらず応援していこう。夢はみんなで叶えるものだから。

最後に渡邊ちこ、卒業(アイドル的には卒業というのが良いのかな)おめでとうございます。あなたの人生が更により良いものになっていくことを願っています。

取材・文:石山喜将(@rayiris_yi) / 写真:平田桂樹(@katuragiheita)、名和洋助(@yousuke7nawa)

【セットリスト】

OPSE
1.その先へ
2.君にDA-DA-DAN
3.マジ
MC
4.白黒つけてよ恋の天下一舞踏会〜あーだこーだ言われてもそーだそーだというのがパンダ〜
5.the Present
6.AM6:30
7.蛍火
MC
8.ボクのカケラ〜フィルター〜UNU
MC
9.蝉時雨
10.お肉Deナイト☆センセーション
MC
11.#ハッシュタグはつけられない
12.ウサギツンデレラ
13.my baby, my lover
14.JUST NOW★
15.Thanks a million〜ありがとう〜
ーアンコールー
16.Don’t Give Up
17.We are notall!!!!
18.きらめけ☆tweet girl!!

【information】

▼「notall100」詳細ページ

https://www.notall.jp/revolution

年齢、性別、国籍不問で募集中!
メンバー100人集めて、前代未聞の超絶エンターテイメントへ!!