マジカル・パンチライン:【ライブレポート】@ JAM EXPO2019 ブルーベリーステージ『最初から最後まで会場をマジパンワールドに染め上げた、全身全霊・気合いの入ったパフォーマンス』

マジカル・パンチライン:【ライブレポート】@ JAM EXPO2019 ブルーベリーステージ『最初から最後まで会場をマジパンワールドに染め上げた、全身全霊・気合いの入ったパフォーマンス』

清水ひまわり、吉澤悠華、浅野杏奈、小山リーナ、吉田優良里、沖口優奈の6人組アイドルグループ、「マジカル・パンチライン」は昨年に引き続き、日本のアイドル業界における代表的な夏フェスの一つ『@JAM EXPO 2019』に出演。マジパン(マジカル・パンチラインの略称)は2日目の8/25に出演した。

昨年の@JAM EXPOことを思い返せば、レコード会社の契約がなく、単独公演も開催ができていない、かなり苦しい時期であったが、それでも@JAM EXPOのステージをなんとか盛り上げていたことを思い返す人も多数いることだろう。それに比べて今年はドリーミュージックという素晴らしいレーベルと二人三脚で歩み出し、単独公演、素晴らしい楽曲のリリース、2019年2月には吉澤悠華、吉田優良里の2名が加入、7月には東京、大阪のワンマンライブをソールドアウトで大成功させるなど、昨年になかった環境と勢いを付けてこの2019年の@JAM EXPOのステージに立った。

沖口優奈は以前のインタビュー取材で「考えると、去年の夏からかなり状況が変わったと思うんです。このように良い環境に居させて頂けるということに感謝しつつ、この夏も全力で、この6人で挑んでいき、新しく幅広いアイドル好きの方たちを味方にしたいです」と語っていた。これは紛れもない事実で、マジパン熱も非常に高まっている。そしてこの夏に勝負もかけていることもまた事実だ。

今回はそんな@JAM EXPOのブルーベリーステージの様子をレポートにてお届けしたい。

マジパンの@JAM EXPO2019でのステージがいよいよ始まる。開演直前に6人の掛け声が舞台袖から聞こえ、気合いが入っているのが非常に伝わった。そして開演の合図を告げるOVERTUREが流れた。現在、マジパンには数種類のOVERTUREがあるが、この日は6人体制となってから初めて作られた、神々しいサウンドのOVERTUREだった。そしてメンバーがゆっくり登場。マジファン(マジカル・パンチラインのファンの総称)がクラップと声援でメンバーを迎え入れた。

1曲目に披露したのは、ラブリーでありながら盛り上がり必至のナンバー「Melty Kiss」。スタートで小山リーナが挨拶がてら「ブルーベリーステージ、最初から声出して盛り上がっていきましょう!」とコメント。そしてメンバーはピースをしたり、キュートな表情を見せながらステップしたり、観客に指指しをしたりと躍動的でありながら、要所でマジファンへのサービスも忘れないパフォーマンスを行っていた。それもプラスされ、観客は大きく盛り上がり、コール、クラップなどで、マジパンのステージの熱を更に上げていく。そしてサビではキスを連想させるように手で投げキッスのようなフリで観客のハートを掴む。清水ひまわりによる「HEY!HEY!」という煽りももちろん健在。その呼び掛けに観客は反応し、応えていく。フォーメーションを変えつつ、一人一人が流動的なパフォーマンスを魅せて、観客を一気にステージに引き込んでいった。終盤では一人一人が美しい歌声を出しながらメンバー同士、観客とアイコンタクトを取って気持ちを一つにしていった。時に歓声を煽り、ブルーベリーステージの熱量をどんどん高めていく。その後、小山リーナの落ちサビからラスサビで更にエンジンが掛かり、エネルギー溢れるパフォーマンスを魅せていた。観客もマジパンのパフォーマンスに負けない盛り上がりを見せていた。

2曲目は何もかも忘れてひたすら盛り上がるこのできるタオル曲「ぱーりないと!!」をアクト。スタートからタオルを持ち、タオルを振りながら生き生きとしたパフォーマンスを魅せていく。観客も大きく声を出してメンバーのパフォーマンスを更にアシストしていった。サビでは会場全員が大きくタオルを振り、一つになっていく。もちろん、観客はコールを間で挟みながら。メンバーは会場のみんなが楽しそうにしているのを確かめながらパフォーマンス。途中、沖口優奈はそんな楽しそうな雰囲気を更に高めるため、歌声を強くしていた。これも非常に印象的だった。ジャンプしたり、タオルを振ったり、全てを忘れることができるこの曲のパワーは相変わらず凄まじい。終盤では小山リーナの歌唱から浅野杏奈へ歌唱をバトンタッチ。そして「回せー!!」と大きく煽っていった。最後の最後まで気持ちを解放してとにかく楽しんでいる様子が全員に見られた。マジパンの可愛さと圧倒的な盛り上がり。これは今のマジパンの勢いを象徴している。

3曲目はマジパンにとって、キラーチューンでもありアンセムとも言える楽曲「ONE」を投下。CD音源とは少し異なり、イントロが長くなり、ドラム・ギターのクールなサウンドが追加されていた。そこから気持ちの込められた歌唱を披露していく。浅野杏奈は情熱的に、気合いが入った熱唱を魅せる。そしてメンバーのダンスのキレも凄まじく、非常に気合いが入っている様子が見られた。吉田優良里も笑顔でありながらこのパワフルなアクトを見事にこなしていく。サビでは人差し指を頭上で振り、タイトル通り会場は一つになっていった。この一体感、いつ見ても素晴らしい。最後まで勢いは衰えない。むしろ上昇していく。蹴り上げるフリや拳をあげるフリで盛り上がり、観客を圧倒。この日もマジパンのパフォーマンスは圧巻で、この会場にいる人をマジパンワールドに引き込んでいた。それくらい力強い「ONE」だった。最後に後ろ向きになり斜め上に人差し指を翳し、終了した。

MCでは簡単な自己紹介を行った後、沖口優奈が煽っていくが・・・『ブルーベリー』を噛んでしまった。すかさず浅野がツッコミを入れる。そんなお茶目なところもマジパンの魅力だ。そしてブルーベリーステージでのライブはラスト1曲となった。

最後はエモーショナルで、今のマジパンにとって非常に大切な楽曲「今日がまだ蒼くても」を披露。小山リーナの会場に響き渡る、迫力がある圧巻な歌い出しから楽曲がスタート。
綺麗なサウンドに、細部まで拘りを見せるダンス。このエモーショナルなナンバーを歌とダンスで表現していく。この想い、世界観をステージ上で広げていく。サビでは大きく手を上げながら3:3の前後の入れ替えを行う。勢いと流動性。そのパフォーマンスの美しさはマジパンの楽曲の中でも屈指である。吉澤悠華はマジパンの中で”ふわふわ担当”となっているが、この曲ではキリッとした勇ましい表情で、力強くパフォーマンスしているのが印象的だった。これも惹かれるポイントだ。
緩急をつけたパフォーマンスを最後まで魅せていく。6人の歌声のユニゾンは圧巻で、会場に綺麗なハーモニーが響き渡っていた。終始、全身全霊のアクトを魅せ、会場の熱量は凄まじいものとなっていた。こうして最高のパフォーマンス、力量を最後まで魅せて、マジパンのブルーベリーステージのライブは幕を閉じた。

全員の気持ちが前面に出たパフォーマンスであった。最高な夏にしたい。そんな想いがマジパンを強くさせ、輝かしいパフォーマンスにしていたに違いない。去年も素晴らしいパフォーマンスを魅せていたが、今年も最高のステージを展開し、昨年を更新した。夏が終わっても、これからもマジカル・パンチラインの勢いは更に高まっていくことだろう。ぜひ今後もマジパンの動向には期待したい。まだまだ6人は高みを目指す。

取材・文:石山喜将(@rayiris_yi) / 写真:名和洋助(@yousuke7nawa)

【セットリスト】

OVERTURE
1.Melty Kiss
2.ぱーりないと!!
3.ONE
4.今日がまだ蒼くても