マジカル・パンチライン:【インタビュー】マジパン新章へ! 過去から紐解く、継承すべきマジパン魂とグループの未来 「新しくやるからには、やっぱり今以上を目指したい。5人時代にも、4人時代にも、6人時代にも勝ちたい」

マジカル・パンチライン:【インタビュー】マジパン新章へ! 過去から紐解く、継承すべきマジパン魂とグループの未来 「新しくやるからには、やっぱり今以上を目指したい。5人時代にも、4人時代にも、6人時代にも勝ちたい」

ビジュアル最高峰と評される、アイドルグループ『マジカル・パンチライン』は、初期から活動していた、浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわりの3人が11/3にグループを卒業した。その中で、リーダーの沖口優奈、吉澤悠華、吉田優良里は、マジパン(マジカル・パンチラインの略称)に残る決断をした。そして、マジカル・パンチラインは、新メンバーオーディションを行い、これから新しいマジパンとして、動き出す。マジパン第四章、新章始まりの
前である。
今回は、11/3のライブを終え、少し時間が経ったタイミングで、インタビュー取材を敢行。メンバーの3人に加え、卒業した浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわりにも入ってもらい、マジパンの過去、今、未来について、隅から隅まで訊いてみた。このインタビューでは、マジパンらしく、笑いが巻き起こりつつも、時に熱く語ってもらった。このインタビューから、マジパンの魅力を存分に感じて欲しい。マジパンの魂は、これからも継承されていく。新章に向けて、行けよマジパン!!

(取材・文:石山喜将)

初期メンバーの4年間の振り返り

ーー11/3の浅野さん、小山さん、清水さんの卒業ライブから時間が経ちました。初期から支えている4人は、マジカル・パンチラインとして、4年間活動していました。活動を通して、思い出深いイベントなどがあれば、教えていただきたいです。

清水ひまわり(以下、清水):マジパンのYouTubeチャンネルでは、MVなどがアップされているじゃないですか。4人時代に、スマホで撮った振りのライブ映像があって、それと私たちとスタッフだけに配布されたラストライブの映像を見比べると、昔の私、こんなに下手だったんだと思いましたね(笑)。

沖口優奈(以下、沖口):いやもう本当にすごかったんですよ!(笑)

清水:ひどいよね!

沖口:逆に成長とも言えるんですけどね。ひまわりは、肘が伸びきらない子なのかというほど、振りができてなかったんです(笑)。

ーー肘が固まっているんじゃないかみたいな(笑)。

沖口:そうそう(笑)。腕を上まで伸ばしたら、爆発するんじゃないかってくらい、絶対に伸ばせなかったんですよ(笑)。

清水:なんというか、4人時代は特に、我武者羅に頑張っていたんですけど、頑張りすぎて逆に進んでなかったかもしれないなって今では思います。6人になってからは、ある意味、客観視できた部分がありますね。

ーーそれが一番最初に出て来るのはちょっと面白いですけどね(笑)。

清水:いや最近振り返った中では、一番のエピソードなんですよ。

浅野杏奈(以下、浅野):すごく些細ですけど、やっぱりミスは思い出しますよね。

沖口:ミスねぇ〜。

清水:確かにミスは思い出すね。

浅野:豊洲のららぽーとでリリイベをやった時、リーナと私で、「マジカル・ジャーニー・ツアー」の最初の立ち位置を間違えたんです。リーナとは右と左のシンメポジションになることが多いんですけど。

沖口:「パレードは続く」もそうだよね。

浅野:そうだね。二人で「やばい、やばい」となったけど、もう始まってしまってから、回る振りの時に、綺麗に交差したのを覚えていますね。

小山リーナ(以下、小山):ね!交差してたよね!

浅野:そういうのとか、曲が飛んじゃった時の対応は、今一人になっても、「あの時すごかったな、私たち」と思います。危機に瀕した時のマジパンの対応力って、思い出すとなぜかテンション上がりますし、そのような絆があったんだと思いますね。ある意味、それが支えになっていたなと思いました。

ーーそれはグループを卒業してから、徐々に思ったことですか?

浅野:正直、実感みたいなものはまだなくて。でも、自分が一人で何かに挑戦するタイミングで、「あの時そんなことがあったなぁ」とか、「やっぱりすごく楽しかったなぁ」と、全部過去形になっているとは思うんです。ただ、その記憶が支えにもなっていると思います。

ーースタートから早速、総括的なお話になっちゃいましたね(笑)。細かいことでも良いんですけど、思い出話ありますか?

清水:そういえば、銀だこにめっちゃハマっていたよね。

浅野:確かに、めっちゃハマってた。

清水:だよね! リリイベの会場で、銀だこがあると分かった瞬間、「銀だこ、お願いします!」と言ってました(笑)。

浅野:言い方が悪いかもしれないですけど、銀だこって、割と家族でも食べられるようなリーズナブルなたこ焼きじゃないですか。本場の大阪のたこ焼きとはまた違うし、東京にもいっぱいお店があって。ただ、リリイベで行く場所で、スタッフさんが銀だこを買ってきてくれることが、嬉しすぎるんですよね。小さな幸せかもしれないですけど、そういうのがすごく嬉しくて。

沖口:みんな「イェェイ! 銀だこだー!!」くらいのテンションだったよね。

清水:モールでリリイベをさせて頂く時は、その時に入っている店舗を調べるようになりました。

浅野:「あ、今日銀だこある!」みたいな(笑)。

沖口:あと、「サーティーワン入っているよ!」みたいなね(笑)。

一同:(笑)。

小山:サーティーワン入っているモールだったら、たいてい銀だこも入っているからね(笑)。

沖口:そうそう(笑)。だいたい横に並んでいるからね(笑)。

浅野:結成当初は、みんなそこまで心も開いてなかったけど、みんなが銀だこ食べて、「わー! おいしー!」と話し合っているメンバーやスタッフさんの顔を思い出しますね。

沖口:ホクホクしている。

浅野:そう。ホクホクしているなぁって。嬉しそうだなぁみたいなね。小さいことだけど、印象深いし、すごく良い思い出ですね。

沖口:リリイベでの思い出を言うと、6人になってからの幕張新都心でのリリイベで、「ぱーりないと!!」を披露した時、直射日光が照って、音出ししているパソコンが、熱で落ちちゃって、音が止まったんですよ。しかもその音が止まったのが、Aメロ始まったくらいだったんですよ(笑)。もしもそれがサビだったら、「アカペラで繋ごう!」と思えるかもしれなかったですけど、最初すぎて、「これどうしようかな?」と思いましたね(笑)。

浅野:心が挫けたよね(笑)。できなくはないんだけど、「え?」みたいな感じだったよね(笑)。

沖口:そうそう(笑)。 「これ、このままフルでやる? 」となりました。でもやっぱり曲が始まっているから、みんなの心の中では「やろう!」となり、歌い続けて、ラスサビで音が戻ってきましたね(笑)。

浅野:スタッフさんも焦ってたよね。

沖口:いやもう本当に(笑)。その場に立つとあたふたしちゃうけど、後から考えると良い思い出となるよね(笑)。

清水:言い方悪いけど、ミス好きなんだよね。

沖口:分かる。みんなで乗り越えた経験は良いよね。

清水:そうそうそう。

ーーある意味、トラブルも団結を生むし、良い思い出な訳ですね。

加入してもうすぐ2年が経つ、吉澤、吉田の活動の振り返り

ーー吉澤さん、吉田さんは何か印象深い思い出はありますか?

吉田優良里(以下、吉田):一番思い出に残っていることは、加入して初めての対バンライブですね。そのイベントで、初披露の曲が2曲あったんです。それまで私たちは、「Melty Kiss」しかパフォーマンスしていなくて、まずそれが大変でした。それに、お客さんと会うのも3回目くらいだったので、緊張しましたし、すごく怒られたという思い出もありますね。

浅野:そういえば、2回目の対バンライブで、悠華が、「ハルイロ」の立ち位置が前なのに同じところにいて、間違っているって強い視線送ったこと覚えている(笑)。

吉澤悠華(以下、吉澤):全然覚えてないや(笑)。あはは(笑)。

浅野:「吉澤、そこは違う立ち位置!」とずっと睨んでた(笑)。

吉澤:全然覚えてない(笑)。

沖口:最初の対バンライブの時、はるゆらは何も分からない状態でのライブ出演でしたし、先輩メンバー4人も4人で、メンバーが加入したマジカル・パンチラインの経験がなかったから、戸惑いがあって、全然良くなかったんです。おそらくはるゆらもスタッフさんにすごく怒られただろうし、先輩の4人も別々の理由で怒られた記憶がありますね。でもそんな状態から考えると、11/3のライブではみんなすごく遊べるほど成長したなと思いますね。パフォーマンス中に目を合わせる余裕もできて、6人のマジパンでもちゃんと出来上がっていたのだなって今考えると思いますね。

ーー確かにそうですよね。確実に成長していきましたよね。吉澤さんはいかがですか?

吉澤:リリイベやライブに行く前に、みんなでコンビニに行く時とか買い出し行く時好きだったなぁ〜。

一同:あぁ〜。

吉澤:めっちゃ好きなんですよね、あの時間が。隠れてアイス買ったり(笑)。入れちゃえ入れちゃえみたいな感じ(笑)。もちろん、ライブでもいっぱい思い出はあるんですけど、何気ない時間も楽しかったですね。

ーーライブ本番以外も楽しかったんですね。

吉澤:ライブじゃない時も、今考えても楽しい〜。

清水:楽しい〜(笑)。

ーーやっぱりマジパンでいる時間そのものが全部楽しかったんですね。

マジカル・パンチラインというグループに色が付いたきっかけ

ーーここから更に深掘りしていきましょうか。マジカル・パンチラインというグループは、2016年に結成されてから、皆さんの色がついていったと思います。その色が付いたターニングポイントはなんだと思いますか?

清水:私は、Future SEVENのイベントですね。定期公演でもなければ、クリスマスでもない、それぞれの生誕祭とか、ホーム感があってすごく良かったです。ライブでのパフォーマンスの歌やダンス以外の、トークイベントをやらせて頂いたことで、個性が出て6人の色が付いたんじゃないかなと思いますね。7月のはるゆらの生誕祭で、2人が主役だったんですけど、その時に私たちがドッキリをかけられたんですよ。ん? 逆だっけ?

沖口:ううん。はるゆらがドッキリをかけようとしたけど、私たちがはるゆらに逆ドッキリしたんだよ。悠華が難しい問題を、「そんなアホアホって私のこと言ってますけど、先輩は答えられるんですか?」みたいな企画で、私たち先輩メンバーは、答えを知っていて、予め共有しておくという逆ドッキリだね。

吉田:絵もそうでしたよね。

沖口:絵もそうだね。

浅野:先にすごく描けるようにしておいたやつだよね。アラレちゃんとかね。優奈とか私は絵が下手だから、それまでめっちゃバカにされてたからね。

沖口:必死に練習したよね。

浅野:実際に本番で描いた時は、余裕で描き上げたよね。「見てください」というスタンスで出した覚えがある。

清水:そういうイベントから、それぞれが色を出して行けましたし、自分を出せる場所を確立できたのではないかと思いましたね。

ーーなるほど。みなさん、他にターニングポイントありますか?

浅野:割と後の方なんじゃないかなと自分は思いますね。あとは、4人時代ですかね。やはりステージで頑張ろうという気持ちが強くなっていきましたね。でも、4人時代でも、前・リーダー、佐藤麗奈ちゃんの色を拭えた訳ではなくて。マジパン初期の頃、グループは、麗奈ちゃん一色だったと思うんです。4人時代、それを拭おうともしてなかった。逆にその色を持った状態で、4人がずっとあがいてたという気持ちが強かったかもしれないです。
6人になってからは、ある意味、本当に新生になった訳なんですよね。若い2人が入ってきてくれたことで、フレッシュさが追加されました。なんていうんだろう、麗奈ちゃんの時代は時代で良かったし、4人の時代は個人の色が出始めたし、6人時代になったことで、5人時代の色を振り返った時に、明確に分かるようになったんですよね。時代の区別ができるようになったのだと思います。パフォーマンス面で言ったら、初期メンの4人が打ち解けたことが発端で、カラーが出たのだと思いますね。良い意味で、楽屋のテンションをライブ中に持ってこれるようになったと思います。それは6人になってからも変わらずですね。(吉澤に向かって)人見知りみたいになりましたけど。

ーーん?

浅野:今日、最初に会った時、卒業ライブ以来のグループの稼働で人見知りのテンションだったんです(笑)。加入した当初も、そのような感じでしたけど、ひまわりの言った通り、そのイベントなどをきっかけに、二人の個性が出たことで、グループとして色がしっかりと付いたし、私にとってのマジパン最後のステージである、11/3のライブでは、全色出たんじゃないかなと思いましたね。

ーーそういうことだったのですね。最初に4人が打ち解けた、みたいなお話でしたけど、打ち解けたきっかけって、何だったんですか?

浅野:う〜んと、お互いの悪いところを言うことですかね。

ーーそういうことをあまり言わないイメージはありますけどね。

浅野:最初は全然言ってなくて、何を言っても、お互いに笑うだけとか、「そうだね」みたいな会話しかしてなかったんです。なんというか、聞いているようで聞いてないみたいな。自分の身元の話、例えば、どこで生まれたとかそういう話はしていたんですけど、
家族の話やエピソードについて話をしたことがそれまでにほとんど無くて。4人になった時に、そういう話をするようになったり、お互いパフォーマンスの悪いところを指摘し合ったりするようになりましたね。お互いのことを指摘する時って、絶対に悪い事を言わなくちゃいけないじゃないですか。きっと、お互い嫌な思いは絶対にしているはずなんですけど、それも言い合ったことで、詰まっていた何かが取れた感覚があったんです。そこからは、「今日家族でこんな話があったの」とか気軽に話せるようになりましたね。優奈だったら、ぷりんちゃんがこうだったんだ、みたいなね。

沖口:愛犬です。

浅野:「今、何々しててな〜」みたいな話をしてくれたり。それぞれが自分の話をするようになってから、通気性が良くなりましたね。それまではなんとなく詰まっていた感覚がありました。お互いに壁を作っていて、詰まってたところや思っていた部分がいっぱいあったんですけど、パフォーマンスの指摘、言い合いを通して、スッキリしました。これがターニングポイントかもしれないですね。

ーーなるほど。小山さんはいかがですか?

小山:なんだろう。自分の個性を見つけられたのは、Kawaian TVでやらせて頂いてた、「マジカルテレビ」の時かなって思いました。

沖口:小学生の感想文みたい(笑)。「思いました」って(笑)。

浅野:でもさ、本当にそうだよね。考えてみたら、マジテレでは、絶対面白くしなきゃいけないじゃないですか。だって、吉本興業さんで番組をやらせて頂いて訳なので。

沖口:芸人さんもいなかったからね。

浅野:そう。しかもある意味、絶対的に面白い人が抜けちゃったし、「どうしよ、どうしよ」って困惑した覚えはあるね。初回でマネージャーさんに怒られた記憶もあります。「あれはしつこかった、あれは良くなかった」と指摘されましたね。そこでも、メンバー同士がしっかりと話さないと面白くならないんだって思いました。お互いを知ること、打ち解けることによって、ファンの人にとっても”面白い”に繋がるのかなと思いましたし。マジラジ、マジテレのレギュラー番組のおかげで、きっと、いいパフォーマンスに繋がったんだと思います。

沖口:普段からちゃんと話してないと、突っ込む時とかちょっと照れちゃうんですけど、ちゃんと普段から話していれば、何かポロっとエピソードとかを言えるし、それを言った時に、「ねぇ! やめてよ!」みたいな掛け合いができるようになったんですよね。そういうのも含めて、収録が楽しくなってきましたね。

清水:最初はちょっと収録が怖かったもんね。怒られるんじゃないかな、とか。あと、MCが私たちに回ってくるようになったじゃん。「今日MC? できるかな? 怖い怖い怖い」という感じだったんですけど、次第に楽しみになってきたよね。

浅野:そういうのを経て、ここまで来ましたね。

ーー面白い話ですね。

マジパンの魂『団結力をジワジワと高めていったのが、マジカル・パンチライン。どこか芯の部分が一緒で、繋がっている部分がある』

ーー今までの聞いてきた中で、見つけたかったのは、「マジカル・パンチラインのアイデンティティってなんだろう」 ということです。マジカル・パンチラインって、どういうグループなのかな、と。改めて、客観的に見て、グループのことを考えたいですよね。これは、新メンバーにも受け渡さないといけないものじゃないですか。もちろん、色は変わっていくと思います。ただ、最初のうちは、”マジパンの魂”を継承していかないといけないんじゃないかなと考えています。
だから、こういうことがあってから、グループが変わっていき、その結果、マジカル・パンチライン自体がどのようなグループになって、11/3の6人での最後のライブは、どうだったのか、そしてグループはどうなっていくべきなのか、このインタビューを通してお聞きしたいです。

沖口:マジパンって個性がバラバラっていう話は、ずっと色んなところでしてきました。それぞれの好きなものや性格も、何もかもが違う。目指しているもの、最終的な最終地点もバラバラだと思っていて。価値観も、考え方もバラバラなんですね。例えば、同じ学校、同じクラスに放り込まれたとして、この6人が仲良しグループになるかと言われると、そうじゃないと思っちゃうんです。それぞれが別々のグループになるような人たちなんですよね。だけど、11/3に向けての準備やリハは、やっぱり3人(浅野、小山、清水)が卒業するということ、3人(沖口、吉澤、吉田)はグループを続けるという意味で、目指しているところが完全に違った訳じゃないですか。
もちろん、このライブをよくしたいという気持ちは、全員あったと思います。そうやって、ライブにおける目的意識みたいなものが違う中で、11/3のライブは、自分たちにとっても、すごく楽しくて、良いライブだったなって、頂いた映像を見て振り返っても、心からそう思えました。
繰り返しになりますけど、マジパンは、本当に個性も、性格も、価値観も、何もかもがバラバラですし、目指すものは違うかもしれないけど、ライブに対する気持ちが、こんなに一致して団結できるんだなと、感心しましたね。きっと考え方が一緒の人の方が、馬は合うでしょうし、もしかしたら団結力が固まるのもすごく早いかもしれないんですけど、団結力をジワジワと高めていったのが、マジカル・パンチラインです。どこか芯の部分が一緒で、繋がっている部分があるんでしょうね。

ーーコアな部分が一緒なのですね。

沖口:そうですね。

ーーどこかグループの目指す目標への共通意識はあったのかもしれないですね。タレントとしては、目指すところは違うかもしれないんですけど、きっとグループとして目指すところは、それぞれにあったのだと思います。以前から「No.1のアイドルになりたい」と公言していたと思いますが、それ以外にも何か纏まることのできる思いがあったのではないかと思います。吉澤さん、吉田さんもこれから先輩になる訳ですし、新メンバーに伝える必要があると思います。

沖口:受け継ぐってことですね。

ーーそうです。受け継いでいって欲しいなと思っています。特に卒業された、偉大な先輩メンバーもいるので、この場で討論できれば良いと思います。

清水:なんというか、途中の1年、半年くらいは、少し意地があったんですよ。ここで辞めてたまるか、みたいな。なんだろう。私がふと思ったのは、マジパンというグループ自体が、好きなんじゃないかなって思います。
マジパンのメンバーが好きとかじゃなくて、グループ自体が好きですね。グループの曲も大切ですし、グループへの思いがあるんじゃないかなと思います。

ーーそれが一番ですよね。本当に理想的だし、力になりますし。グループが好きというのは。その感覚ですよね。

沖口:ライブだと、私が一方的にこう、声をかけたり、スタッフさんが「悔いを残さないように、行ってこい」のような言葉を、伝えてくださったりしてたんですけど、みんな、ライブを楽しみたいという気持ちは、4年間を通してというよりかは、自粛期間に入って、リモートライブが始まったあたりから、すごく強くなったと思いました。それこそ、はるゆらなんて、それまではパフォーマンスすることに必死で、余裕なさそうだったんですけど。
逆にあんちゃんはライブ中、遊びまくる人なんですけどね。

浅野:はい。隙あらば(笑)。

沖口:隙あらば遊びを入れる人なんですけど、はるゆらはそういう余裕もなかった。ただ、はるゆらにも、ちょっと余裕が出てきたのは、このリモートライブからなんですよね。お客さんがいないから、前方に向かってライブをしても、画面越しに見たらなんか違うかなと思ったので、画面越しのみんなにもしっかりと伝わるように、ライブ中にとにかく遊びまくろうという気持ちが芽生えたんです。そこから本当に良い意味で、メンバー全員のネジが外れたんですよね(笑)。MCもめっちゃ長かったし(笑)。「これ、大丈夫か?」とライブ中に思うほど遊んでしまったんですけど、でもそれがファンの方にとって、「マジパンらしさが出ててすごく良かった」という意見がすごく多かったんです。その意見を聞いてから、ライブ映像を見返してみたら、みんなとにかく遊んでいるし、それまでパフォーマンスに必死だったはるゆらもすごく遊んでいましたね。これは本当に良かったです。このリモートライブをきっかけに、そこからのライブは、6人全員で良い感じで遊べるようになりました。素直にライブを楽しめるようになったんですよね、きっと。それぞれ色んな思いを抱えながら、ステージに上がっているのだと思うんですが、メンバーとして5人をパッと見た時に、すごくみんな楽しそうだな思うことが増えたんですよね。それは、ファンの方にもしっかりと伝わってたみたいで、ファンの方からもそのような意見が増えたなと思います。

ーーなるほど。自分たちもパフォーマンスしていて楽しいし、ファンが見ていても楽しい。その楽しさがあったからこそ、ここまでみんなと一緒に頑張って来れた訳ですか?

沖口:うん。これまでに楽しくなかったというか、辛かっただけの時も正直ありましたし。それこそ麗奈がいた時は、「さとれなのグループ」とずっと言われ続けてきたんです。そして4人になったから、先ほど、ひまわりが「意地」と言っていましたけど、その気持ちももちろんありました。麗奈がいなくなったから、マジパンはもうダメなんだと思われたくなかった。そのような様々な気持ちを持って、ここまでやってきたんです。麗奈がいたマジカル・パンチラインも、あんちゃんとひまわりとリーナがいたマジカル・パンチラインも、振り返ってみると全部が大切な思い出ですし、マジカル・パンチラインにとって、
辛かった時期があったからこそ、今のマジパンが成り立っているのだと思います。それは、
楽曲なども含めて。本当にこのマジカル・パンチラインという人生自体が、本当に大好きです。ただ、「もう嫌だな」って思う瞬間もありましたよ。

浅野:逃げたいなってね。

沖口:逃げたいなと思う瞬間も正直ありました。ただ、今考えてみると、その時期も含めて、本当にどれも大好きだから。だからこそマジパンを続けていきたいという気持ちになったんです。

ーーなるほど。浅野さんも、小山さんも、それは同様に思いますか?

小山:私は、昔から歌って踊ることが好きで、ステージに立つことが好きだった人間だったので。ん、人間だった・・・?

浅野:そんな人間だったねぇ〜(笑)。

小山:ステージに立って、ファンのみなさんがすごく応援してくれている姿を見ることがすごく楽しいし、嬉しかったんです。だからここまで続けてこれたのかなと思います。

ーーアイドルの醍醐味と、マジパンという居場所が好きだから、これまでやってこれた訳ですね。その気持ちは、新メンバーにも持ってもらいたいですね。

沖口:いやそれは本当に思っていますね。マジパンが好きというよりか、アイドルになりたいという気持ちの方が強い子が、新メンバーとして入ってきてくれるかもしれないんですけど、マジパンとして活動をしていく上で、本当に大事なことではあるから。麗奈含めた卒業した4人がグループに残してくれたものは、いっぱいあると思いますし、この4人がいたからこそのマジカル・パンチラインだと考えています。過去まで好きになってとは言わないですけど、きっとこれからマジパンを続けていく中で、グループ愛がある子は良いとは思いますね。それは、一緒に活動していく中で、なっていってくれたら嬉しいですね。

ーー良いお話ですね。

先輩たちの「マジパン大好き」という気持ちは、私たちにも伝わってきたから、私も「マジパンが好き」という気持ちがどんどん強くなった

ーー吉澤さん、吉田さんは、加入してもうすぐ2年が経ちます。この期間で思ったことはなんでしょう?

沖口:そうか、もうすぐで2年なんだね。

ーーお二人の年齢から考えると、2年という期間は結構大きいと思うんですよね。

吉澤:私は、マジカル・パンチラインに、ダンス、歌の経験がない状態で入ったので、不安なことも、大変なこともいっぱいありました。最初の頃は特に覚えることが沢山で。でも先輩たちの「マジパン大好き」という気持ちは、私たちにも伝わってきたので、私も「マジパンが好き」という気持ちがどんどん強くなっていきましたね。だからまだアイドルを続けたいとすごく思っていますし、この3人(浅野、小山、清水)を背負って・・・。

沖口:背負っていくの?(笑)

吉澤:(笑)。卒業したメンバーの気持ちもしっかりと持ちながら、これからも頑張っていきたいと考えています。

ーーきっと”アイドル”として活動したいというよりかは、”マジパン”で活動したい気持ちなんですかね。

吉澤:マジカル・パンチラインというグループに入ることができたからこそ、今このようにアイドルとして楽しく活動できているのだと思います。ライブはこうやって楽しむんだというのも分かってきましたね。考えて楽しむというよりか、自分達が本当に楽しい姿を見せる方が良いなって。そういうのを先輩メンバーを見て学びましたね。自分から楽しもう。自分で楽しもうと思ったら、自然と楽しい。自然と楽しい・・・? あ、ちょっと悠華も日本語がついてこないんですけど。

沖口:いつもです。

一同:(笑)。

吉澤:あれ?(笑)

ーー吉澤さんは変わらないですね(笑)。

沖口:通常営業です。続けてください。

吉澤:ライブをそうやって、自分からも楽しめるようになりましたね。

浅野:自分だけが考えて楽しいことを追求しようというよりは、自分が楽しいことを見せることで、ファンの人も喜んでくれるので、すごく良い関係が生まれています。

吉澤:そうです! ありがとうございます! 通訳。

ーー(笑)。吉田さんはいかがですか?

吉田:私も加入したての頃は、歌、ダンスが未経験な状態でしたし、本当に覚えることがたくさんでしたね。初めてのことだらけで、大変でした。学校もあるので、きついことがたくさんあった時期もあったんですけど、ワンマンライブとかで、できないことができるようになった時の達成感だったり、お客さんが「この曲、すごく良かったね」とか、「6人体制で見られて嬉しかったよ」と言ってくださったりすることが、本当に嬉しかったです。お客さんが喜んでくださるのが、自分の喜びですね。だから、ここまでやってこれたのかなと思います。

ーーやっぱりみなさん、意識はほぼ一緒ですね。今お話聞く限りだと、多分みなさんの気持ちにブレがないんですよね。だからこそここまでやってこれた。

波乱の2020年において、しっかりと楽しんで、その後に繋げたリモートライブ

ーー正直、2020年は、すごくモチベーションを失うような状況がいっぱいあったじゃないですか。それでも、これまで頑張ってこれたのは、皆さんの共通して『グループが好き』 『ライブが楽しい』。そして、『ファンのみなさんを喜ばせたい』という気持ちがあったからですね。

沖口:2020年は、大変な状況でしたけど、リモートライブは、いつものライブと違う楽しみ方ができるようになりました。

浅野:リモートライブ、超楽しかったです。

清水:今までは、一対一でふざけるってことってあったんですよ。目が合って、「お前〜!」みたいな感じで、お互い指を指したり。

沖口:目が合って、「お前〜!!」(指を指しながら)ってやってたっけ?(笑)

一同:(笑)。

清水:例えです! 一対一の絡みが多かったんですけど、リモートライブでは、全員で仕掛けるようになったよね。

浅野:うん。ファンの方々が会場にいないことは寂しいんですけど、いないから、会場の前方に意識を向けなくて良くなったじゃないですか。レスを飛ばさない代わりに、メンバーをよく見るようになりました。「あぁ〜あの吉澤、動き気持ち悪い」みたいなのとか(笑)。例えばですけど、リハでつついていくと、本番でよりそれが楽しくなりましたね。お客さんがいるライブが一番ですけど、いない中でも、メンバーのことを改めてしっかりと見ることができるので、リモートライブはすごく良かったと思いますね。

吉澤:私も、リモートライブがあったから、ライブでふざけられるようになった気がします。私、こうやって喋っている時、良くふざけるくせに、ライブだと普通で、あんまり弾けないよね、と言われたことがあったんです。振り付けとか、言われたことしかやってなかったし、ましてや自分から何かやることを全然やっていなかったんですけど、リモートライブをきっかけに、みんなでふざけあったり。絡んだりすることが増えましたね。
それができるようになってから、11/3のライブでは、楽しみながら、しっかりとパフォーマンスができるようになりました。本当に心から楽しめたのかなと思います。

ーーなるほど。

沖口:これは、マジパンのライブを客観的に見ても楽しい部分だなと思いますね。楽しい曲で、絡める時には絡んでいきたいですね。

卒業メンバーが思う、今後のマジパンの『こうして欲しい』と『こうするべき』

ーーここからあえて卒業メンバーと、現メンバーに分けて質問させて頂きますね。卒業メンバーにお聞きします。主観と客観です。自分の気持ち的に、「今後、マジパンはこうなって欲しい」という主観的な意見と、ただ「こうするべき」という客観的な意見をお答えいただければと思います。これによって、もっとマジパンが可視化されるし、鮮明なイメージを持てるようになるのではないかなと思います。まずは主観的意見からお聞かせていただけたらと思います。3人は、マジカル・パンチラインはどのように進んでいって欲しいと思いますか?

清水:対バンなどで、メインステージ常連のアイドルグループになって欲しいですね。TIFとか@JAM EXPOなど、大きなイベントでもメインを張れるアイドルになって欲しいです。

浅野:一番と言うのは、簡単なことだけど、実現するのは正直難しいじゃないですか。それは、そもそもの個性とかもそうですし、スタートからダッシュしなくちゃいけないという意味でも、すごく大変ではあると思います。個人的にマジパンは、すごく安定したグループになって欲しいと思います。「安定」には様々な意味があると思います。その中でも、「マジパンは安定して、面白い」とか「マジパンのライブはいつも安定して楽しい」と思ってもらえるグループになれば良いかなって思います。常に高い平均点を取れるグループというか。良くなかったねがあまりないグループになって欲しいです。そのような意味でも、安定しているのが一番だなと思いました。ライブのパフォーマンスとかは特にですね。パフォーマンスに波があるよりも、常にちゃんと高い水準で、安定していることは重要で。そうすると、対バンイベントとかで、「時間があるから、マジパンを見に行こう」ってなると思うんですよね。「絶対楽しいから見に行こう」みたいな。それはおそらくライブの安定がすごく重要になってくると思うので、そのようなグループになって欲しいと思いますし、メンバーそれぞれも、安定して欲しいという願いがあります。

ーー割とマジパンさんは安定していると思いますけどね。もっとその水準を上げて欲しいのですか?

浅野:そうですね。万人受けという言い方だとちょっとニュアンスが違うと思いますが、広く浅くじゃないですけど、みんなに知ってもらいたい気持ちは強いですね。最初は浅くかもしれないですけど、それが深くなっていってくれたら、素敵だと思いますね。

ーーなるほど。小山さんはいかがですか?

小山:マジパンの目標が、Zeppでのワンマンライブだったので、この3人はちょっと行けずに終わったという感じなんですけど(笑)。私的には、Zeppに絶対に立って欲しいという思いと共に、Zeppでライブをやる時は、卒業した3人で見に行きたいなと思います(笑)。

一同:(笑)。

清水:見にいこ、見にいこ(笑)。

小山:ファンとしてね(笑)。

ーーこれが主観的な意見、もしくは願いだとして、夢を叶えるためにも、「こうするべきだよね」という客観的にみた、マジパンにとって必要なことはなんだと思いますか?

小山:SNSの活用ですね。やっぱり今、なかなか会いにくい分、SNSをいっぱい使っていく時代だと思います。よくあるじゃないですか。アイドルさんでコスプレしてバズるみたいな。3人はすごく可愛いので、もっと見つかるべきだと思います。一人でもバズれば、グループ自体がバズるので、それは大事なのかなと思いますね。

ーー浅野さんはこうするべきだなということはなんでしょう?

浅野:いい意味で闘志を持つべきなんじゃないのかなって思います。それは難しいことかもしれないですし、それぞれ今まで歩んできたことによって考え方も違うかもしれないので。ただ、私は、マジカル・パンチラインで活動してきた4年間、常に闘志を抱いてやってきました。もちろん、その闘志をどこに向ける問題など、色々とありましたけど。きっとそういう思いがないといけないかなと思います。そうしないと自分とも戦えないと思いますし、他のグループさんとも切磋琢磨できないですからね。そういう意味では、誰かがやってくれる、歌ってくれる、踊ってくれるというのは良くないと思います。
成長してくれるだろうみたいな、俯瞰ですかね。メンバーだけど、俯瞰するんじゃなく、自分主体で何事も動かないと、何も進まないんじゃないかなと思います。

ーー清水さんはどう思いますか?

清水:私たちと同じ感じにはしちゃいけないと分かりつつも、私が経験したのはその道しかないので、たくさんぶつかって、話し合うべきだと思います。おそらくですけど、同じことを繰り返してしまったら、ファンの方も「またこういう感じね」となっちゃう気がするんですよね。だから、何が良いんだろうと考えつつも、新しいメンバーとの化学反応が楽しみですよね。このマジパンでのチームでの化学反応ですね。

ーー確かにそうですね。マジパンがどのように変わっていくのか、すごく楽しみですね。それを見守りたいんですね。

清水:はい。新メンバーは大事だと思います。

現メンバーに聞く、これから新しくなるマジカル・パンチラインについて

ーーこれまでは、卒業メンバーに聞きましたが、これからは現メンバーに聞きます。正直なところで言えば、以前の「佐藤麗奈が抜けたグループ」となったことに、今回、浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわりが卒業したことによって、同じように見られると思うんですよ。それはもう紛れもない事実だと思います。そして、吉澤さん、吉田さんは先輩になりますし、引き続きリーダーとして活動していく沖口さんは、身近に頼ることのできる初期メンもいなくなってしまった。ある見方をすれば、マジパンのブランドを守ることが必要だと思います。守るために、今後、どのようなことをして、どのような努力をして、マジパンとしてどこに向かって進んでいきたいですか?

吉澤:11/3を機に、6人から3人になって、みんなに物足りないと思われたら嫌だなと思います。現メンバーの3人も、3人なりに頑張っていますからね。ただ、これから新メンバーが入った時、マジパンがガラッと変わって、5人時代、4人時代、6人時代とはまた違う、新しいマジパンを見せれたら良いなとすごく思っています。正直、やっぱり前の方が良かったと思う人もいるかもしれないです。でも私たちとしては、新しいマジパンをしっかりと見て欲しいという気持ちが強いです。そのためには、いっぱいスキルアップしなくてはいけないですし、課題はいっぱいあると思います。しっかりと準備をして、良いスタートを切れるようにしたいですね。

ーーなるほど。良いスタートを切るために、何を頑張りますか?

吉澤:今までの話を聞いていて、みんなで心を一つにして、みんなで同じ気持ちを持つために、たくさん話をしたいと思います。私と優良里ちゃんは同期でマジパンに入り、優奈ちゃんは、先輩という立ち位置ですし、年齢差もありますけど、それは関係なく、話をしっかりして、スキルアップしたいと思います。個人の目標はそれぞれあると思いますが、その中でも一緒に頑張っていきたいですね。やっぱりマジパンが大好きという気持ちはもちろん、それに加えて、みんなで心機一転、一緒にスタートするという気持ちも大事だと思います。新しくなるマジパンは、新メンバーも一緒に、みんなで同時にスタートしたいです。

ーー新しくなるマジパンで、吉澤さんは自分はどのような役割を担っていきたいですか?

吉澤:吉澤さんは、しっかりしないといけないなと思います。

沖口:できる?

清水:できる?

浅野:しなくて良いと思う! しなくて良いよ。そのままで大丈夫。

吉澤:今までやっぱり、お姉さんに囲まれていたので・・・なんか涙が出てきた・・・(泣)。

ーーそうですね。お姉さん方に支えられてましたからね。

吉澤:(頷く)。

浅野:でもね、しっかりしなくて良いんだよ。それが悠華の良い味だもん。

吉澤:自分らしさを忘れないで、しっかりしたいです。先輩という立場になるので、カッコ悪い先輩には思われたくないですね。カッコ良い先輩になりたいですね。自分が教える立場になった時は、今までに私が教えてもらってきたことを、ちゃんと教えられるようになりたいです。

ーー新メンバーが入ってきた時、最初に教えたいことはなんでしょう?

吉澤:挨拶は大事だなと思うので、礼儀とかをしっかりと教えていきたいですね。

ーーそうですよね。吉澤さんは何も分からない状態から入ってきて、先輩に色々教えてもらい、支えてもらって、ここまで成長した訳ですからね。自分にしてもらったことを、新メンバーにもしてあげたいですよね。新メンバーも何も分からず入ってくるかもしれないですもんね。

吉澤:そうですね。芸能界が初めてという子もいるかもしれないので、しっかりと教えられるようになりたいですね。

ーー吉田さんはいかがですか?

吉田:3人の先輩の皆さんが卒業してしまったので、おそらく今まで通りの、全く同じ色のマジパンを作ることは不可能だと思います。ただ、それでも、新メンバーには個性をすごく大事にして欲しいなと思います。もしかしたら、杏奈ちゃんみたいになりたい、ならなくちゃいけないと思うかもしれないですけど、そんなことはないと思います。マジパンは個性がバラバラなことも特徴だと思うので、これから新メンバーとして入ってきた子には、自分らしさを大事にしてもらい、グループとして新しい色を作って、新しい章である第四章をスタートさせたいです。

ーーなるほど。その中で、吉田さんはどういう役割を担っていきたいですか?

吉田:今までは新メンバーという立場だったんですけど、これからは先輩になる訳で。先輩になるにあたって、今までは教えてもらったこと、言われなきゃ行動しなかったことがたくさんあったのですが、これから新しい子が入ってくるので、先輩である自覚を持って、しっかりと新メンバーの子を引っ張っていけるようになりたいですね。

ーー具体的に、どのような面で引っ張っていっていきたいですか?

吉田:悠華ちゃんと似た話になってしまうんですけど、気持ちの面でも引っ張っていきたいですね。まずは、感謝する気持ちがすごく大事だと思っています。CDをリリースすることができるのはレコード会社であるドリーミュージックさんがいてくれるからこそリリースできますし、ライブができるのはお客さんがいるからです。じゃないと絶対にライブはできないですからね。周りの方たちのおかげでできることがたくさんあるので、やはり感謝する気持ちを持つことが一番大事なんじゃないかなと思います。

ーーそうですね。グループ結成からここまでずっと活動している沖口さんですが、新たなマジパンでどのように進んでいきたいと考えていますか?

沖口:さっきも話に出たんですけど、マジパン結成された時、さとれなのグループだという意見ばっかりがやっぱり目に付きました。その当時は、ファンやアイドル好きな方は最初、そういうイメージを持っていたというのは実際あると思います。4人になってからも、そこまでマジパンを追ってない人からしたら、「佐藤麗奈って卒業したんだ」と、当然遅れて知ったはずなので、時間が経ってからも、そのような意見をいっぱい見てきました。4人になってからも、やっぱり「さとれながいなくて大丈夫なの?」という意見もいっぱいありました。その時、それを見て、『麗奈のグループ』と思われるのが、悔しかったんです。だって、私たちは私たちで、一人ずつライブをしているし、喋ってもいるのに、結局のところの総評、意見が多いということは、すごく悔しかったです。
そしてマジパンが6人になってから、この6人でのイメージやこの6人が大好きなファンの方が、ありがたいことにたくさんいてくださいます。3人(浅野、小山、清水)が卒業するとなった時は、みんなに大きな衝撃を与えたと思います。「えぇ〜! 一気に3人も卒業しちゃうの!?」という意見がやはり目に付いて。別にそれ自体、私は「そりゃびっくりするよな」と思っていましたが、これからマジカル・パンチラインが新しくなっていくにつれて、入ってきてくれた新メンバーには、そんな思いはして欲しくないという気持ちがあります。マジカル・パンチラインは、誰が見ても全員が全員、輝けるグループにしたい思いが強いです。卒業した4人がグループにいたことを消すということをしたいという訳ではありません。(吉澤が)さっき言ってたけど、新生マジパンより6人の時のマジパンの方が、パフォーマンス面も、雰囲気も良かったと思われるのは、悔しい気持ちにも、ふがいない気持ちにもなります。
これから続けていくということは、この3人(浅野、小山、清水)を超えていかないといけないんです。メインボーカル(浅野、小山)の二人の存在は大きいし、ひまわりの声だって、特徴的な声で、マジパンの歌には欠かせなかった。ひまわりの声があるからこそマジパンらしさが出てたと思いますし。だから、そういう面を無くす訳じゃなく、新しいマジパンで、「こんなマジパンもあるんだ」という、良い意味で前のマジパンらしさがないグループにしないと、3人には勝てないと思います。ましてや6人時代にも勝てないし、もしかしたら5人時代にも勝てなくなっちゃうから。新しくやるからには、やっぱり今以上を目指したいですし、上に上に登っていきたいなという気持ちは強くあります。今まで以上に全員が輝いて、今までのマジパンに勝てるグループに、マジカル・パンチラインをしていきたいなと思います。

ーーなるほど。おっしゃる通り、今回の状況は、4人時代になった時と似ていると思います。気合いをすごく入れないとおそらくみなさんには伝わらないですよね。どう頑張っていくか、この第一歩がすごくキーになっていくんじゃないかなと個人的に思います。ただ、みなさん表に出さないですけど、いつもどこかに気合いを感じる部分があるので、大丈夫だろうという気持ちもありますね。その情熱が無くなってしまったら、マジパンぽくないなと、逆に思いますね。内から燃やすエネルギーみたいなものが今までにも絶対あったはず。そこを常に絶やさず頑張ってもらいたいですね。それを、新メンバーにも、伝えてあげて欲しいです。じゃないと、マジカル・パンチラインという今まで積み上げてきたものを壊すことになりかねない。マジパンという看板を背負っている以上は気合いを入れてもらいたいと思います。

沖口:オリジナルメンバーとして、麗奈がいた時代も、3人がいた時代も、マジパンとして活動していく上で、全員に知っててもらいたい部分ではありますが、それを言ったからと言って、全く同じく悔しいとかいう感情になるのは、この私が新メンバーに言うだけじゃ絶対にならないと思うし、なることは不可能だと思います。それははるゆらだってそうだろうし。だから、当時の「こんな時が辛くて」という話ではなく、私が今まで歩んできたマジカル・パンチラインの歴史だったり、マジパンの良さだったり、私が個人的にすごく好きな部分だったりを、ちゃんと伝え続けていかないといけないなとは思いますね。新メンバーは、マジパンのことはあまり知らなくても、アイドルになりたい、歌を歌うのが好き、ダンスするのが好きという気持ちで入る子もいると思います。それは良いことだと思いますし、マジパンのことがまだよく分からなくても大丈夫です。ただ、活動していくにあたって、後から過去のことも理解してもらえたら良いなと思います。それは私たちがちゃんと伝えたり、そのように思ってもらえるようにするのが、今の3人のメンバーのやることだと思います。
その上で、成長していく過程というのが”アイドル”だと思いますね。

ーーなるほど。では、それ以外で、どういう方が入ってきたら良いと思いますか?

沖口:やっぱりアイドルになりたいという気持ちの熱量って、その人によって違うじゃないですか。熱量は人それぞれだと思うのですが、自分の中に芯を持ってないと、おそらく入った時にしんどくなっちゃうと思います。アイドルは、はるゆらが言ってたみたいに、最初はすごく大変ですからね。私が結成の時もそう思いましたからね。だから、挫けないような心の強い子が良いなと思います。

ーーそうですね。挫けちゃったらそれで終わりですからね。

沖口:そうですね。思っていたのと違うとなると辛く感じちゃいますからね。思ってたのと違うとなったとしても、それでも頑張るぞと思ってもらえるくらい、自分の中に芯があると良いんじゃないですかね。

第四章へ! 新生マジカル・パンチラインの目標

ーーマジカル・パンチラインは、 第四章になります。今後の目標は何でしょうか?

吉田:まずはずっと目標として掲げている、Zeppでワンマンライブすることですね。あとは、みんなから愛されるグループになることです。

吉澤:今まで通り、ライブを楽しみつつ、できることはやっていきたいです。目標のZeppでのワンマンライブを叶えたいことはそうですけど、Zeppのライブ以上のことも考えたいです。紅白歌合戦に出るくらいの目標を立てたいです。目標を高く持って、前に前に、前を向いて進んでいきたいですね。

沖口:Zeppでのワンマンライブ、1,000人キャパを超えたいという目標は、今でも叶えたいですね。この6人の時にいっぱい、それまでは立てられなかったような目標をたくさん立てるようになりましたし、叶えられた夢ももちろんありました。でも、叶えられなかった夢もいっぱいある中で、この3人の中では、Zeppでワンマンライブをしたいという気持ちは心の中で強くあります。それは、この6人で立てた目標だから。新メンバーの子達は、それを知らないと思います。だから、この思いは伝えたいと思います。この気持ちを持つことはすごく大事だと考えているので。話し合いの時、自分の意見は絶対に言って良いと思います。改めて新しいメンバーを迎え入れた、新生マジカル・パンチラインで、またみんなで1から話をして、「こういうことをしたいよね」とお互いの思いを共有しながら、新章を同時にスタートする意味においても、これからの目標をしっかり立てられたら良いと思いますね。

ーーそうですね。最後に卒業された3人のみなさん、最後に一言ずついただけますか?

浅野:先ほど闘志と言いましたが、その闘志を燃やすことは、相手を僻むとか蹴落とすとか、そのような闘志じゃなく、自分に対する熱い思いを持っていて欲しいと思います。そしてそれでいて常に楽しんで欲しいですね。辛くても、大丈夫。ファンの皆さんがいるから。楽しんで欲しいです。

清水:もう卒業した身なので、何も言えないですけど、マジパンのファンなので、MV出たらLINEください(笑)。

沖口:こっちから教えないと知らないってファン失格やん(笑)。

清水:そうだね(笑)。Twitterのフォローを、逐一見ているから、あの・・・教えてね(笑)。リリイベとかあったら行くから(笑)。

浅野:ダメだよ! この人来たら、この人のところに目線行っちゃうから(笑)。引退しているじゃん(笑)。

沖口:レアだもんね(笑)。

浅野:そう! (小山と浅野)私たちがいるよりレアだから。マジパンのリリイベじゃなくて、ひまわりの方に行っちゃうよ。

清水:うーん、じゃあ差し入れのマカロンを持ってリリイベ行くね、って前にLINEで言ったんですよ。

沖口:差し入れ持ってきてくれるなら、まぁいいや(笑)。

浅野:3回目くらいに、「ありがとう」ってそっけなくなりそう(笑)。

沖口:「あれ、また来たの?」って(笑)。

浅野:めっちゃ来るやんってなるね(笑)。でも、ひまわりだからね。

清水:暇ありなんすよ。暇になっちゃうんですよね、すんません。

浅野:すんません(笑)。

ーーいやいや、らしくて良いです(笑)。

小山:新しいマジパンが、個人的にすごく楽しみなので、頑張って欲しいです。

清水:簡潔!(笑)

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2020-12-24T20:00:39+09:002020年 12月 24日|Categories: インタビュー記事, グループ情報, マジカル・パンチライン|Tags: |